きかんしゃトーマスとかやめてよ

船原徹雄 | May 12, 2015

昨日、きかんしゃトーマスというテレビ番組から
いろんな示唆が得られたという記事を書いたところ・・・

意外と大反響でした(笑)

子供向けの番組ですが
真剣に見ていると面白いものです。

「また、トーマスかよ。やめてよ」
と思われる方もいるかもしれませんが、
ちょっと気になったことがあったので、
もう少しお付き合いください。

昨日も書いたのですが、
きかんしゃトーマスとその友達たちは
「役に立つ」
ということを目的に働いています。

僕らからすると、
「ふーん、で、何がもらえるの?」
と思ってしまうのですが、
トーマスたちは何かをもらうために働いているわけではありません。

というのも、
トーマスたちは毎日、
動くことに十分な石炭を与えられるし
(たまに質の悪い石炭をくらう)
故障したらビクターが修理してくれるし
(ただし、ビクターはたまにスペイン語を話す)
車輪にかぼちゃがべとついても、
駅員さんがゴシゴシ洗ってくれるわけです。

つまり、
トーマスたちは生きていくために
コレ以上の何かを必要としないわけです。

イノベーションが進み、
蒸気機関車が一掃されて、
トーマスたちが将来的にお払い箱になるということは、
(悲しいですが)
この際は無視することにします。

日常生きていくために、
特別なにも必要なくなった場合。

十分な食料や環境が、
働く、働かないにかかわらず与えられた場合、
僕らは何を求めるのか?

という、
ちょっと難しいことを考えてしまいますね。

このあたりは共産主義の話を紐解いていけば書いてあるのですが、
人間、生きていくための食料や環境を十分に与えられた場合は、
共同体のためになることに精を出すとされています。

つまり、
「誰かの役に立つ」
ことを目指すのです。

美しいですねぇ。

ただ、
こういう理想は人間には当てはまらず
(トーマスには当てはまっています)
十分な食料や環境が与えられたとしても
人はまだまだ利己的なことを望むんですよね。

もっといい石炭を、
もっといい客車を
もっといいホイールを、
欲するわけで、
そのために働くのです。

この「欲」が
社会のイノベーション(革命)を生み出しているとも考えられるので、
一概に悪いとは思いません。

もっと、上を。

もっと、もっと、上を。

これが僕らの原動力なのかなと。

ただ、
この「上」という表現ですが、
よく言われるように
「欲」
には段階があります。

マズローの欲求5段階説というのがありまして、
簡単に言うと

(1)生理的欲求
(2)安全欲求
(3)社会的欲求
(4)尊厳欲求
(5)自己実現欲求

この順番で、
欲が上がっていくという仮説です。
(本当かどうかは謎です)

トーマスに関して言うと、
(1)(2)は完全にクリアしてます。

(3)に関してですが、
トーマスは友達を作るのが大好きで、
あれだけ多様な機関車の名前をすべて覚えているのです。
(トーマスとエドワードの見分けがつくのです)

(4)の尊厳欲求ですが、
つまりは他者から認められたいということなのですが
「役に立つ」ことによって、
デブのトップハム卿に褒められると
ポッポーと大きな汽笛を鳴らすので
尊厳欲求はあると思われますね。

(5)の自己実現ですが、
正直、トーマスたちが何を実現したいのかは不明で、
とにかく役に立って、
ソドー島を機関車アイランドとして盛り上げていくことが
彼らの目標なのかなと。

さて、
マズローの欲求5段階説ですが、
実はこの続きがあるのはご存じですか?

wikipediaの説明を読むと、
以下のように書いています。

【自己超越】

マズローは晩年、5段階の欲求階層の上に、さらにもう一つの段階があると発表した。
それが、「自己超越」(self-transcendence)の段階である。
自己超越者(transcenders)の特徴は

「在ること」(Being)の世界について、よく知っている
「在ること」(Being)のレベルにおいて生きている

統合された意識を持つ
落ち着いていて、瞑想的な認知をする
深い洞察を得た経験が、今までにある
他者の不幸に罪悪感を抱く
創造的である
謙虚である
聡明である
多視点的な思考ができる
外見は普通である(very normal on the outside)

マズローによると、このレベルに達している人は人口の2%ほどであり、
子供でこの段階に達することは不可能である。
マズローは、自身が超越者だと考えた12人について調査し、この研究を深めた。

まさに、トーマス・・・

いや、どうだろう?

つまりは
自分を超越して、
他者を幸せにしたいと、
そういう段階っぽいですが、
これはまさに
「役に立つ機関車」
であるトーマスたちの状態をさすのかもしれません。

そんなことを考えながら
深くトーマスを見ていると、
トーマスがバスのバーティーと競争をして
勝とうと焦って違う線路に入り、
脱線してお客さんに迷惑をかけているのを見て、
そんなに崇高なキャラではないのかもしれないと
混乱してしまいました。

以上です。

追伸

ちなみに
息子はトーマスはすでに飽き気味で
最近はYoutubeでこういう動画を見ています。

LittleBabyBum

ChuChu TV Kids Songs

Super Simple Songs

これは・・・
ものすごいビジネスです。

ちまたのyoutuberさんたちが
尻尾巻いて逃げ出すレベルの凄さですね。

再生、4億回超えですからね・・・

Twinkle Twinkle Little Star

再生回数は置いておいて、
Youtubeにアクセスしてきた人を
どうやってマネタイズするのか、
この会社がやっていることをみると参考になりますね。

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この記事の著者: 船原徹雄 船原徹雄
物販総合研究所所長 2007年より、資金たった3万円の状態から物販ビジネスを始め、1年で年商7000万円を達成する。その後、会社を成長させ、現在では年商14億円のグループにまで育て上げる。 得意な物販はeBayやヤフオクを使ったビジネス。