経費って全額計上できないの?

busokenadmin | September 28, 2015

こんにちは、相川哲也です。

 

今日の横浜はからっとしたいい天気で過ごしやすいです。
これからレジャーシーズンで、ハロウィンもあり、年末商戦もある中で、
それに向けて仕入れをがっつり計画している方も多いことでしょう。
さて、きょうは前回お話しした経費の話をもう少ししようかなと思います。
前回経費について何を話したかといえば、
どんなものが経費になりますか?っていう疑問についてでした。
実は、もう一つ考えないといけませんことがあります。
それは・・・
経費を落とせるタイミング(年度)です。
つまり経費にはなるんだけど、全額今年の経費になるんだろうか?という問題です。
たとえばありがちなのが、物販塾の料金です。
たとえばこんなものがあったらどうでしょうか。
2015年10月から2年間の塾で、2015年9月に2年分100万円を一括前払いで支払いました。
こういうケースです。
もちろん物販塾なので、自分のビジネスを向上させるための料金として
経費になることは当たり前ですよね??
このように経費になるかならないか、という問題はクリアしているわけです。
でも100万円を全額2015年分の経費にできるか、となるとまた別問題なのです。
ぼくも税務を習いたての時、はあ??なにそれ?と思いました。
だって2015年に払ってるんだから、2015年の経費でしょ?
って感じで。。。
でも税務の世界ではそれは通用しません。
あくまで経費にできるのは、24ヶ月分(2年分)のうち、2015年10月〜12月分の3ヶ月分だけです。
100万円×3ヶ月/24ヶ月
この数式で計算される金額だけが2015年分の経費になります。
2016年分の経費は?
100万円×12ヶ月/24ヶ月
ですね。
では2017年分の経費は??
100万円×9ヶ月/24ヶ月
ですよね。
こんな感じで経費計上を分けていかないといけないのです。
考えてみると当たり前で、塾に申し込んでお金を払ったといえども、2015年中に塾サービスを受けたのは3ヶ月分だけですよね?だから3ヶ月分しか経費にできない、という理屈なんです。
これは税務のとても大事なルールです。
税務ではお金を払ったかどうかはあまり重要ではないのです。払ったタイミングで経費になるという考え方ではないのです。
これは法人税(法人)も所得税(個人事業主)も一緒です。
税務の考えでサービス料金の経費を考える時には、かならず
 「役務(サービス)の提供が完了しているか」
完了してたら経費としていいよ、というルールが存在します。
一ヶ月ごとにサービス提供が完了していくわけですから、1ヶ月ごとに経費計上していく、そんな考え方なわけです。
上記の事例がまさしくこのケースに該当します。
はい、今回のまとめとしては、経費計上を考える時には二つのことを考えないといけないというお話しでした。
・そもそもそのコストが経費になるかどうか
・経費になったとして、全額が経費になるのかどうか
この視点で経費を考えないと税務調査が来た時、えらく追徴課税されることになりますので、十分ご注意ください!
こういう点は、Fre⚪︎eや⚪︎Fクラウドなどのクラウド会計ソフトが自動で対応してくれないところです。
クラウド会計ソフトは便利ですが、同時に簿記や税務の知識がないとかなり危険な面も出てくる、ということです。
単純にクラウド会計ソフトを利用してるから、会計税務対策は万全だ、なんて考えているそこのあなた!!
とても危険な考えなのでぜひこの機会に考え方を改めてみてください。
今度クラウド会計ソフトの危険性をまとめてみたいなーと思っていますので、
そのようなソフトの導入をお考えの方は、ぜひ楽しみにしててください。
それでは!
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この記事の著者: busokenadmin