Amazonには返品リスクがある
Amazonでは、扱っている商品の多くが返品OKとなっています。これは、マーケットプレイスの出品者が出品している商品にも適用されます。
そのため、Amazon出品をしていれば、返品のリスクを完全に避けることはできません。
購入者はAmazonの注文履歴のぺージから、簡単に返品リクエストができるようなシステムとなっており、購入した商品に不具合ある、気に入らない、思っていたのと違う、など様々な理由で返品が発生するのです。
Amazon出品で回避することのできない返品について、出品者として知っておくべき事項をまとめましたので、出店時の参考にしてください。
Amazon返品後の流れ
Amazonで購入された商品が返品されたら、どのような流れで処理されるのか、Amazonの出品タイプ「自己発送」と「FBA出品」の場合でそれぞれチェックしていきましょう。
Amazon返品|自己発送の場合の返品方法・流れ
Amazonに自己発送で出品している場合、返品が発生すると、そのメッセージ対応なども全て出品者が行うことになります。
そのため、返品の際の返品先住所も、出品者が設定している返送先住所で指定されます。
Amazonの自己発送の場合は、商品が売れたら出品者が自分で梱包や発送をするシステムとなっており、返品処理も全て出品者が行うこととなるのです。
Amazon自己発送の場合は、注文や発送と同様に、返品でもAmazonが直接関わることはありません。
Amazon返品|FBA利用時の返品方法・流れ
AmazonのFBA利用で出品している場合の返品は、全てAmazonが対応するシステムとなっています。
返品商品の宛先はAmazonですので、出品者に直接届くことはありません。購入者との連絡や返金処理もAmazonが対応します。
AmazonのFBAで商品を出品するということは、ほぼ全てAmazonにお任せ、ということ。Amazon倉庫に商品を置き、販売してもらい、売れたら発送、返品にも対応してもらえます。
ただ、FBA利用の場合は、このように完全にAmazonが返品対応をするため、セラーが返品に気づかないことがあります。実はこれ、ちょっとデメリットになることがあります。
というのは、時に、納得の行かない理由で全額返金されることがあるから。
FBA出品を利用している場合は、こまめに返品がないかチェックして、必要な場合は返品して状態をチェックすることをおすすめします。
返品された商品を確認して「全額返金が間違っている」と思われるような場合、Amazonに連絡すれば、半額返金に変更してもらえることもあります。しっかり確認して少しでも損失を抑えたいですね。
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Amazon自己発送時の返金・返品の仕方
Amazonの自己発送では、返品の返金処理もセラー自身が行います。
具体的には
- 返品理由に応じた返金額の算定
- 返金処理
- メッセージ対応
などが必要となります。
AmazonFBA利用時の返金・返品の仕方
AmazonのFBAでは、返金処理もAmazonが対応してくれます。
先にも解説しましたが、AmazonFBA利用の場合「商品返品に気づきにくい」というデメリットがあります。うっかりすると、気づかないうちに数ヶ月が経過することも珍しくないのです。
ここで注意したいのは、Amazonに返品された際、その商品が保管状態となるケース。この場合、AmazonFBAの在庫保管手数料として、余計な費用が発生してしまうのです。
この予防策として、FBAでは返品商品の自動返送設定というのがあります。これをあらかじめ設定しておけば、返品商品に気づかずに、長期保管状態で無駄な経費を支払う、なんてことにはなりません。
Amazonで返品された商品は再販売できる?
Amazonで返品されても、また出品し直すことができれば良いですよね。ですが、返品された商品のコンディションによって、また売ることができるかどうか、明暗が分かれるのです。
Amazonの返品商品をまた売ることはできる?
FBA利用の場合、返品された商品をAmazonが受領すると、Amazonにて「販売可」もしくは「販売不可」で、商品の振り分けを行います。
ここで「販売可」と判断されれば、また販売できます。
Amazonの返品|開封済みなら再販売は不可
Amazonの判断が「販売不可」であった場合、更に「販売不可のコンディション別」で分類されます。
- 開封済み
- 不良品
- 配送による破損
- 賞味期限切れ
商品自体は新品でもパッケージが開封されていると開封済みとなり、新品としての販売はできなくなります。また売るにしても、中古としての出品になりますね。
明確に破損しているか、購入者が欠陥があると主張している場合は、不良品として販売不可となります。
配送による破損が発生した場合、Amazon出荷であれば、Amazonが責任を負うこととなりますが、販売不可となります。
賞味期限・消費期限については、Amazonにて以下のように記載があります。
FBAで出品するには、賞味/消費期限のある商品は、各在庫の消費期限を記録し、フルフィルメントセンターに在庫商品を搬入した時点で、残りの保存可能期間が60日を超えていなければなりません。納品時点で賞味/消費期限までの日数が45日以下の商品は、Amazonでは廃棄対象とみなされます。
Amazonで返品された商品がこの基準を満たしていなければ、販売不可となってしまいます。
Amazon返品|破棄か返送か
販売不可となった商品は、手元に返送するか、破棄するかをセラー自身で決定します。返送/破棄、どちらも手数料が掛かります。返送/所有権の放棄にかかる手数料は、小型の商品で1商品あたり数十円、大型の商品でも数十円から数百円と、重量によって設定されています。
FBA利用の場合は、Amazonで返品された商品について「FBAの設定」画面で「返送/所有権の放棄」の自動化設定が可能。
販売不可在庫の自動返送/所有権の放棄ないし周期を事前に指定することができます。自動返送を有効にした場合、最長でも月に1回のペースで返送先住所に返送されます。
Amazonで商品が返品されたら適切な対応をとろう
Amazonで商品が返品されたときの流れや仕組みについて説明しました。
Amazonで商品が返品されたときは、「自己発送」か「FBA」で返品の対処方法が違うことを理解しておきましょう。
また、返品された商品が再度販売できるかどうかは必ずチェックしておきましょう。
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