PayPal海外支払いの手数料の種類
PayPalの海外支払い時の手数料は、次の2種類があります。
- 標準レート
- マーチャントレート
通常は「標準レート」が適用されます。「マーチャントレート」は大口顧客向けであり、標準レートよりも有利な「割安レートが適用」されます。
受け取り金額が大きい方はマーチャントレートになる可能性がありますが、利用するためには事前申請が必要です。
手数料と諸条件とは
最新のPayPal海外決済手数料は以下の通りです。(2018年5月10日改定後)尚、マーチャントレートは月間売上高により3ランク存在します。前月の売上高により翌月のレートが適用される仕組みです。
《標準レートの手数料》
4.1%+40円(月間売上30万円以下)
《マーチャントレートの手数料》
3.4〜3.9%+40円
└ 3.4% + 40円(月間売上1,000万円超)
└ 3.7% + 40円(月間売上100万円超 1,000万円以下)
└ 3.9% + 40円(月間売上30万円超 100万円以下)
なお、40円は、固定手数料のことであり、国によって変わります。2018年時点で、「日本は一律40円」と規定されています。
マーチャントレートの申請の条件と手順
月間のペイパル受取総額が30万円以上の方は、マーチャントレートの申請ができます。
申請には条件があります。次の2点を満たした時点で申請をしておきましょう。
《マーチャントレート申請条件》
- アカウントに問題がない(制限などがかかっていない、未解決のチャージバックなどがない)
- 前月(月初~月末)のペイパルによる売上高が30万円以上
申請の手順
下記URLからPayPalにログインして、申請できます。
https://www.paypal.com/jp/cgi-bin/webscr?cmd=_merchant-app
事業内容や販売エリアなど、簡単な質問が表示されますので、選択して申請します。
マーチャントレートの申請は、月1回までとされていますが、一度申請をしておき認められれば問題ありません。
月の売上高が変動して、30万円前後を行き来する方でも、先月は標準レート、今月はマーチャントレートと前月の売上高により毎月該当のレートが適用されます。
よって、前月の売上高が30万円を超えたタイミングで、マーチャントレートの申請を行っておきましょう。
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