Yahoo!オークション (ヤフオク)とは?
Yahoo!オークション (ヤフオク)は、1998年にアメリカ合衆国にてスタートしたオークションサイト。
1999年には、Yahoo! JAPANにより日本向けのオークションサイトとして「Yahoo!オークション」が開始されました。
Yahoo!オークション (ヤフオク)は現在、国内最大のオークションサイトに成長しており、その利用者数は1,000万人以上、出品商品は常時7,000万点超となっています。
自宅の不要品など、身近な日用品だけでなく、レア物のコレクターグッズ、さらには自動車まで、出品商品も多種多様です。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の出品方法は2種類
Yahoo!オークション (ヤフオク)では現在、以下の2種類の販売形式から選んで出品することができます。
- オークション出品
- フリマ(定額)出品
この2つの出品方法についてさらに詳しく見ていきましょう。
Yahoo!オークション (ヤフオク)のオークション出品
Yahoo!オークション (ヤフオク)と言えば、オークション出品。オークションと言えば、高額商品を競り落とすといったイメージが強いでしょうか。
ですが、実際Yahoo!オークション (ヤフオク)での落札額は、6割程度の商品が3,000円以下となっています。
「オークション出品」というのは、出品者が開始価格を設定し、そこから落札希望者に入札をしてもらい、商品を競り落としてもらうスタイル。
例えばある商品を開始価格3,000円で出品した場合、落札したい人が復数いれば、3,100円、3,500円、と少しずつ入札額を上げながら競っていき、最終的に最高入札額を入れた方が落札できる、という仕組みです。
また、Yahoo!オークション (ヤフオク)では開始価格を1円に設定する「1円オークション」も多く見られます。
1円オークションとなると、その安さから目を引きますよね。開始価格をあえて1円に設定することで「多くの落札者に出品を見てもらい、入札に参加してもらおう」という狙いがあるのです。
1円スタートであっても、入札が進むにつれ、商品の相場までは自然と価格が競り上がっていくことが多いので、集客目的としても有効な手法と言えるでしょう。
ただし、安い価格で落札される可能性もあるので、初心者がいきなり挑戦することはおすすめできません。
Yahoo!オークション (ヤフオク)のフリマ(定額)出品
Yahoo!オークション (ヤフオク)のもう1つの出品方法であるフリマ(定額)出品。
フリマ出品は、出品者が決めた価格、つまり定額で出品するスタイルのことであり、オークションのように、入札で価格が変動することもありません。
フリマ出品の場合、終了する日時として最大7日後までの日付を設定することになります。この期間に売れなかった場合は、再出品が必要となります。
オークションでは、どこまで入札額がアップするかわからない、予測のつかない面がありますが、フリマ出品ならそういった不安がありません。
フリマ出品は、転売やせどりで確実に利益を出したい人や、高額商品を出品する人にとって、安心感があり使い勝手のよい方法といえるでしょう。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の出品で知っておきたいこと
Yahoo!オークション (ヤフオク)に限らず、スタート前に基礎的な情報を知っておくことは大切です。
そこで、Yahoo!オークション (ヤフオク)の出品前に押さえておくべきポイントをご紹介します。
15歳以上(中学生は不可)なら誰でも利用可能
Yahoo!オークション (ヤフオク)は、15歳以上から利用が可能です。ただし、下記に注意しましょう。
- 中学生は不可
- 出品機能は使えない
- 保護者の許可が必要
- 部入札できないカテゴリーがある
- 入札・落札上限は5万円まで
また、入札できないカテゴリーは、下記6つです。
- 自動車・オートバイ
- コンバイン・トラクターなどの農業機械
- ナイフ(アウトドア用でも不可)
- トイガン
- アルコール
- 成人向け商品
これらは、Yahoo!オークション (ヤフオク)でなくとも未成年の購入が禁止されている商品です。
「年齢を偽って登録すれば買えるのでは?」と考える人がいるかもしれませんが、登録には身分証明書の提示が必要なので、ほぼ不可能でしょう。
なお、18歳以上20歳未満は出品機能が使えるようになりますが、保護者の許可が必要でアルコールの入札は禁止されています。
出品にかかる費用は基本的に落札時の手数料のみ
Yahoo!オークション (ヤフオク)は、基本的に落札時の手数料のみが必要で、出品だけなら無料です。
ただし、バイク・車・船などを出品する場合は、別途手数料が発生するので注意しましょう。
また、落札時の手数料は通常会員とプレミアム会員とでは異なります。通常会員の場合は10%負担となりますが、プレミアム会員の場合は8.8%で落札手続きが可能です。
出品数が多い場合は、プレミアム会員での登録を検討しましょう。
Yahoo!オークション (ヤフオク)で出品できない商品
成人していれば、出品機能・入札機能ともに制限なく使えます。
しかし、そもそも出品禁止となっている下記のような商品もあるので利用前にチェックしておきましょう。
- たばこ
- 医薬品等
- 化粧品
- 危険ドラッグ
- 著作権を侵害する商品等
これらはYahoo!オークション (ヤフオク)で出品が禁止されています。
ここであげた商品は一部なので、自分が出品しようとしている商品は問題ないかをしっかり確認しておきましょう。
Yahoo!オークション (ヤフオク)で出品するためのアカウント登録の手順
Yahoo!オークション (ヤフオク)を始めるためには、まずアカウント登録が必要です。
そこで、ここではYahoo!オークション (ヤフオク)を利用するまでの登録手順を紹介します。
Yahoo! JAPAN IDを作ろう
まだYahoo! JAPANのIDを持っていないという人は、まずそちらの登録から始めましょう。出品・入札ともにIDが必要になります。
Yahoo! JAPANのIDの登録は、下記の手順を参考にしてください。
まずYahoo!のトップページの右上にあるハンバーガーメニューをタップします。
続いて、Yahoo! JAPANのID欄の「ID新規取得」をタップ。
携帯の電話番号を入力して「次へ」をタップ。
登録した電話番号あてに届いたSMSに記載されている、確認コードを入力して「確認する」をタップ。
性別・生年月日などの属性について入力します。
メルマガやグループ企業との連携が必要な場合にはチェックを入れて、利用規約などを確認のうえ「登録する」をタップ。
端末ごとに確認の画面が表示されます。
登録が完了すると、ログインに使用する電話番号とヤフーのメールアドレスが表示されます。
ID登録がすべて完了するとオプション設定の画面になりますが、PayPay利用手続きやTポイント利用手続きなので、後からでも設定可能な項目です。
なお、Yahoo!オークション (ヤフオク)ではSNSのようなニックネームでの利用も可能で、登録後でも変更できます。
出品利用登録をしよう
Yahoo!オークション (ヤフオク)で落札されると、落札者に出品者の氏名・住所などの情報が共有されます。
場合によっては配送業者にも情報が送られるので、正しく記載しましょう。
未入力の初期設定状態だと、Yahoo!JAPANのID登録で入力した情報が表示されます。
Yahoo!ウォレットを登録しよう
落札時の取引には、Yahoo!ウォレットの登録が必須です。ここで登録することは、利用者の基本情報、支払い方法、受取口座になります。
Yahoo!ウォレットのトップページにアクセスした後、基本情報を入力。
※確認コードが必要な場合があります
支払い方法を登録します。
受取口座を登録します。
それぞれ未登録の場合、登録を求める旨の表示が出るので、それにしたがって住所や氏名を登録しましょう。
特に落札者がYahoo!かんたん決済で支払った場合、受取口座が登録されていないと現金で受け取れないので注意が必要です。
Yahoo!オークション (ヤフオク)アプリをインストールしよう
一通り登録が完了したら、Yahoo!オークション (ヤフオク)アプリもインストールしておきましょう。
アプリを入れておくと、時間や場所を選ばずに好きなタイミングで出品・入札が可能です。
落札時にはプッシュ通知で知らせてくれて、迅速な対応も可能になります。
商品画像をスマホで撮影して、そのまま出品ということもできるので、多くの商品を効率よく出品したい人におすすめです。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の出品手順
Yahoo!オークション (ヤフオク)の登録が完了したら、いよいよ出品です。
不用品販売でメルカリを使ったことがある人も増えていますが、「オークションは敷居が高い」と感じているかもしれません。実はアプリを使うと簡単に出品できてしまいます。
出品作業をスムーズに完了させるためにも、事前に手順を把握しておきましょう。 下記の動画で出品実演も行っていますので、こちらも参考にしてみてください。
パソコンまたはアプリから「出品」を選択する
パソコンまたはアプリから「出品」を選択し、フォームの指示に従って入力を進めます。パソコン・アプリのいずれも、出品ボタンはカメラのマークが目印です。
または「マイオク」ボタンからも出品は可能なので、好きな方から出品ページに移動しましょう。
出品したい商品を撮影する
Yahoo!オークション (ヤフオク)では、画像を10枚まで登録できます。
よりその商品の魅力を閲覧者に知ってもらうためにも、10枚マックスでの登録をおすすめします。
撮った写真はパソコンならドラッグ&ドロップまたはファイルを選択で登録できます。
アプリの場合は、「写真を登録」ボタンをタップするだけで、スマホ内の画像はもちろんそのまま撮って登録も可能です。
商品情報を入力する
商品情報ページでは、下記の4つを入力していきます。
- 商品名
- カテゴリー
- 商品の状態
- 説明文
商品名は、そのままオークションのタイトルにもなるので、重要なポイントです。
また、商品の状態は正直に記載しておかないと、トラブルの原因にもなりえます。自分で長く使っている場合は、未使用以外を選び、仕入れたばかりの商品がアンティーク加工されている場合は、新品の状態と比べてどうなのかを確認しておきましょう。
説明文には、スペック・商品の魅力・取引について記載します。詳細なサイズや重量などの、画像だけでは伝わりきらない情報をなるべく詳細に記載しましょう。
下記の動画では、確実に売っていくために必要な商品情報を入力するときのポイントを紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
商品の配送方法や送料などを選択する
自宅または、所有している倉庫・営業所などの配送元住所を都道府県のプルダウンから選択します。
次に、送料の選択です。これは、送料の負担を落札者にするか出品者にするかを選ぶものですが、出品者にしておいた方がセラーの印象はよくなります。
ただ不用品を売りたいというだけなら落札者負担でもよいですが、物販の手段として継続的な利用を検討するなら、出品者負担をおすすめします。
配送方法は、商品の大きさなどによって選択可能です。Yahoo!オークション (ヤフオク)は匿名配送が可能ですが、自分の名前を記載して送りたいなら、「その他の配送方法」を選択して記載しましょう。
商品の掲載期間を選択する
Yahoo!オークション (ヤフオク)での商品掲載期間は最大7日間です。開始から7日間で都合のよい日を選びましょう。
より落札額を伸ばしたいという人は、終了までの5分間で最高落札額を更新すると自動的に延長される自動延長機能もおすすめです。
また、Yahoo!プレミアム会員なら、オークションが終了しても落札者が現れなかった場合に、自動で再出品してくれる自動再出品機能も利用できます。
販売形式と商品価格を設定する
販売形式には、「オークション出品」と「フリマ出品」があります。
フリマ出品は出品者が提示した金額で固定されますが、オークションの場合は設定した開始価格よりも高い値段で購入してもらえます。
自分の言い値で出品したい人はフリマ出品、さらに上の金額での落札を希望するなら、オークション出品がおすすめです。
出品者情報を確認して出品
事前に出品者情報を登録しておけば、自動的に入力された状態で表示されます。記載漏れはないか・情報に誤りはないかなどを丁寧にチェックしましょう。
出品者情報が間違っていると、落札者や配送業者に間違った情報が送られることになるので、トラブルの原因になる可能性もあります。
出品情報のみ入力して下書き保存も可能なので、「あとで落ち着いて確認したい」というときには活用してみましょう。
Yahoo!オークション (ヤフオク)で出品した商品が落札後の手順
落札後も、いくつかのステップがあります。入金から配送までがスムーズだと、落札者からの印象もよいので事前にチェックしておきましょう。取引ナビで落札者とやり取りを行う
Yahoo!オークション (ヤフオク)で落札されると、出品者のもとに通知メールがきます。
落札者からも取引ナビで取引情報が記載されたメッセージが届くので、それを待ってから、必要に応じて送料を伝えましょう。
すでに送料が提示されている場合や、出品者負担の場合は落札者が取引を始めてすぐに代金の支払いに進みます。
入金を確認する
落札者の支払いが完了したら、支払い完了の連絡がきます。このとき、送料が落札者負担の場合は、送料込みの金額が支払われているか確認しましょう。
注意したい点は、この時点ではまだ出品者のもとに入金はされていないということです。基本的にYahoo!オークション (ヤフオク)で落札者が支払った料金は、Yahoo! JAPANを介して出品者に入金されます。
そのため、落札者のもとに商品が届いて、落札者がYahoo! JAPANに商品受け取りの連絡をしたあとに出品者に入金されます。
商品を発送する
お互いに気持ちよく取引を行うためにも、落札者から支払い完了の連絡がきたら、可能な限り早く商品を発送しましょう。
支払い完了から1週間以上発送がされないと、キャンセルされる場合もあり、出品者の評価に悪影響となる場合もあるので注意が必要です。
商品を発送したら、発送の連絡も忘れず行いましょう。
【プロが解説】Yahoo!オークション (ヤフオク)で落札されるためのコツ
出品すれば、必ず落札されるかというとそうではなく、Yahoo!オークション (ヤフオク)で商品を落札してもらうためにはコツがあります。
特に中古品を販売する場合には、新品のように値段だけで判断する購入者は減っていきます。
以下の動画では、落札されるために必要なポイントを仕入れの観点から解説していますので、ぜひ参考にしてください。
商品タイトルにこだわる
メルカリなどとは違い、Yahoo!オークション (ヤフオク)は閲覧者の検索時に商品説明文に書いてあることまでは抽出しません。そのため、検索されるであろうキーワードを予想して商品タイトルに含めておくと、検索に引っかかりやすくなります。
ただし、65文字までしか入力できないので、最も関連性の強そうなワードを厳選して選びましょう。
以下の動画では、オークションで販売してくために必要な要素であるタイトル設定について解説しています。
クリックしたくなるキーワードをタイトルに含めるコツも紹介していますので、参考にしてください。
商品説明文にこだわる
出品商品のスペックなどを記載する商品説明文では、主に下記のような情報を入力します。
- ブランド名
- 商品名
- 状態
- 素材
- 型・形状のタイプなど
- サイズ
あくまでも情報を記載するというイメージで書き、閲覧者に伝えたいセールスポイントは「商品の魅力」欄に書きましょう。
さらに、商品のブランドの魅力や特徴などを詳しく記載すると、より閲覧者に興味を持ってもらいやすくなります。
「商品の魅力」欄では、その商品の魅力のすべてを伝えるイメージが大切です。「一言では語りつくせない」という人は、まずその商品の特徴を箇条書きしてからまとめるとよいでしょう。
送料が出品者負担の場合は、送料無料という記載もしておくとアピールになります。
また、「商品到着後に何かありましたら取引ナビからお気軽にお申し付けください」という一文も載せると、対応のよさからリピーターになってもらえる可能性があります。
値段にこだわる
開始価格は、なるべく低い金額を入力しましょう。
まず売ろうとしている商品の過去相場を調べて、さらにほかのセラーでどのくらいの値段で売られているかも調べると設定しやすいです。
その際におすすめなサイトがオークファンです。オークファンでは、ECサイトや大手インターネットショップでの相場情報が検索できます。
こうした、販売価格に役立つサイトやツールを活用して値段を決めていきましょう。
写真にこだわる
さまざまな角度から細部まで撮影し、入札者が安心して落札するためにも多くの画像を載せることが重要です。
例えばアクセサリーや服であれば、可能な限り実際の着用画像などを掲載すると購入後のイメージもしやすく落札されやすいでしょう。
画像のきれいさよりも、閲覧者の知りたい情報が写っていることを重視して撮影することがポイントです。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の出品で知っておきたい機能
Yahoo!オークション (ヤフオク)には、出品時に役立つ便利な機能がいくつかあります。
ここでは、それぞれの機能とメリットについてご紹介します。
出品者評価について
Yahoo!オークション (ヤフオク)には、落札者が届いた商品や取引をとおして感じた出品者への評価が可能です
この評価は、取引終了後に入力ができ、評価と合わせてコメントも添えられます。 出品者評価は、出品者情報欄に記載されるため、入札者のなかにはそこで信用の有無を判断する人も少なくありません。
多くの人の目に触れるため、氏名や住所などの個人情報・不適切なコメントの記載は厳禁です。
また、出品者側も誰かに依頼して評価を入力してもらったり、ほかの出品者を批判するような内容は禁止されています。
万が一、禁止行為をした場合、アカウント削除される可能性があるため注意しましょう。
出品取消について
出品した商品が、破損などの何らかの理由で落札されても発送できない状態になった場合、オークションの取り消しが可能です。
しかし、このときに最高金額で入札されていても落札できないことを踏まえて取り消し手続きをしましょう。
入札があったにも関わらず、取り消しが必要な場合には、出品取り消しシステム利用料が1出品あたり550円(税込)がかかります。
自動車・オートバイに分類される商品は3,080円(税込)とかなり高額になるので注意が必要です。
また、入札者が入札を取り消しても利用料は発生し、出品システム利用料や注目のオークションの利用料は返金されません。
即決価格を設定しての複数出品の場合、1つでも落札されるとこの機能は使えないため、早期終了しか手段がないので気をつけましょう。
入札取り消しについて
入札を取り消すためには、出品者への質問を利用します。その際、下記の情報も併せて伝えましょう。
- 入札したときのYahoo!JAPAN ID
- 取り消したい理由
- 質問への回答が必要か不要か
手数料はかかりませんが、入札を取り消した場合、同じオークションで入札できなくなるので慎重に判断しましょう。
プレミアム会員のオプション機能について
プレミアム会員になると、下記のオプション機能が使えるようになります。
- 自動延長のオンオフができる(無料)
- 入札者認証制限(無料)
- 注目のオークション(有料)
自動延長は、オークション終了までの5分間で最高落札金額が更新された場合に自動で延長してくれる機能です。
入札者のなかには、オークション終了間際を狙って金額提示をする人も少なくないため、より高い利益を出したい人におすすめです。
入札者認証制限では、下記条件を満たした人のみがオークションに参加できます。
- SMS認証済み、またはSMS認証が不要なID
- Yahoo!レミアム会員
- 2013年10月6日以前にYahoo!オークション (ヤフオク)の利用経験がある
こうして制限をかけることで、取引の安全性をサポートしてくれます。
注目のオークションは、商品カテゴリーページで自分のオークションを宣伝できる機能です。
「1日当たりの設定金額×オークションの残り日数」で利用料が算出され、1日当たりの設定金額は、1~20円から選べます。より高い金額にするほど、上位に掲載されます。
ブラックリストについて
トラブルや理不尽なクレームなどによって、取引したくない相手がいる場合、ブラックリストに登録すると、入札・質問などを拒否できます。
相手に通知はいきませんが、入札しようとしたときに「出品者のブラックリストに登録されているため、入札できません」と表示されます。
ブラックリストに登録したいときは、下記の手順で行います。
- マイオークションのその他設定を選択
- ブラックリストをクリック
- ブラックリストに登録欄から登録したいIDを選択し、「ブラックリストに登録」をクリック
また、「ブラックリストに登録されているYahoo! JAPAN IDの一覧」から削除も可能です。
Yahoo!オークション (ヤフオク)で出品をする際の注意点
Yahoo!オークション (ヤフオク)で出品する前に、いくつか注意しなければならない点があります。
予期せぬトラブルに見舞われる前に、しっかりと確認しておきましょう。
非会員は同時に1個までしか出品できない
プレミアム会員ではない場合、同時にYahoo!オークション (ヤフオク)に出品できる商品は1個までです。
プレミアム会員で、評価が11以上の場合は複数出品が可能なので、複数出品したい人はプレミアム会員の登録を検討しましょう。
プレミアム会員は、498円(税込)の手数料がかかりますが、落札システム手数料が安くなったり、配送方法の設定も複数選択できるようになったりするのでおすすめです。
海外から落札される可能性もある
Yahoo!オークション (ヤフオク)は、Yahoo! JAPAN IDを持っていれば誰でも利用できるので海外からの落札者も珍しくありません。この場合、配送先は当然海外になります。このとき確認しておきたいのが、輸出入の法律です。
輸出するには、外国為替及び外国貿易法(外為法)に沿った発送が前提となり、事前に経済産業大臣の許可が必要となる場合があります。
落札された商品を海外に発送する場合にも適用されるので、無許可輸出にならないように注意しましょう。
→ 安全保障貿易管理 個人輸出(経済産業省)
よくある質問
Yahoo!オークション (ヤフオク)初心者や始めたばかりの人のなかには、「まずは基礎的な疑問から解決しておきたい」という人もいるのではないでしょうか。
そこで、よくある質問と回答をご紹介します。
Yahoo!オークション (ヤフオク)とメルカリの違いは?
大きな違いとして挙げられるのが、販売方法です。
メルカリがフリマ形式のみであるのに対して、Yahoo!オークション (ヤフオク)にはフリマ形式に加えてオークション形式もあります。
そのため、販売価格を決めて出品しても、オークションにより落札価格が大幅に上がる可能性もあります。
また、一度に出品可能な商品の数にも違いがあります。メルカリは1回の出品につき1つの商品のみですが、Yahoo!オークション (ヤフオク)の場合は、複数出品も可能です。
売れやすい商品の特徴として、メルカリはアパレルや家電・ハンドメイドなどの安価なものが多く、Yahoo!オークション (ヤフオク)はレア商品やヴィンテージなどの高価なものが多い傾向にあります。
そのため、高価な商品の物販の場としてはYahoo!オークション (ヤフオク)の方が適性が高いといえるでしょう。
以下の動画では、不良在庫が残らず、的確な金額で売れていく理想の物販運営について解説していますので、ぜひご覧ください。
Yahoo!オークション (ヤフオク)でおすすめの発送方法は?
Yahoo!オークション (ヤフオク)でおすすめの配送方法は、下記の2つです。
- ヤマト運輸のお手軽配送
- 日本郵便のお手軽配送
これらは「追跡・匿名・補償」の3つのサービスがそろっており、送料も安いので、出品者、落札者の双方にとってメリットが大きいでしょう。
以下の記事ではヤフオクの発送方法について詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
Yahoo!オークション (ヤフオク)でよくあるトラブルと対処法は?
Yahoo!オークション (ヤフオク)でよくあるトラブルの例として、下記があります。
- いたずら入札
- 嫌がらせ質問・評価
- すり替え返品
- ナイジェリア詐欺
- 違反申告
入札して落札したにも関わらず、支払いされないいたずら入札があったときは、一度連絡して返事がなければ落札者都合で削除して再出品してしまって大丈夫です。
出品とは関係のない暴言や不当な評価・嫌がらせ目的で行われた違反申告は、すべて無視しましょう。
言い争いは避け、運営に通報したり、ブラックリストに登録するなどなるべく関わらないようにすることが大切です。
なかでも、落札した商品とはまったく違う商品を返品して、返金を要求するすり替え返品やナイジェリア詐欺のような悪質な利用者もいます。
これらは、どんどん運営に通報または、ブラックリスト登録して自分の身を守りましょう。
以下の動画では、オークションで起こりうるトラブルや対処法を初心者にもわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ヤフオクの出品は難しくない!まずは出品してみよう
不用品の出品はもちろん、物販の手段としても有効活用できるYahoo!オークション (ヤフオク)は、登録に手間がかかるもののコツさえつかめば高い値段で落札してもらえます。
出品時には商品情報などを工夫して、便利な機能なども活用してみましょう。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の仕入れ先として有用なのが、eBayという海外オークションです。
eBayで仕入れてYahoo!オークション (ヤフオク)で販売するというeBay転売は、副業にも本業にもなりえるシンプルなビジネス方法として注目されています。
物販総合研究所では、そんなeBay輸入の完全マニュアルを期間限定で無料配信しています。ぜひこの機会にダウンロードしてみてください。