転売で売れるブランドの特徴とは?
ブランド品の転売で成功するためには、売れるブランド品の特徴を認識しておくことが欠かせません。
特徴を把握しておけば、効率的に転売を進めることができるようになるでしょう。
ここでは、売れるブランド品の特徴について説明します。
転売で売れるブランドのジャンル
ブランド品の転売で継続的に利益を得ていくためには、転売で売れるブランドのジャンルを確実に把握しておくことが大切です。
売れるブランドのジャンルは主に2つあります。1つは、若い世代に人気のあるストリートブランドです。
転売を行う場合、転売サービスを行っているサイトを利用することになります。
使っているサイトの利用者に若い世代が多い場合は、利用者の世代に合わせて若い人が好むストリートブランドの出品を行うことがポイントです。
もう1つのジャンルは、どの世代にも人気があるハイブランドです。
多くの人が知っている有名ブランド品を出品することで、幅広い世代の人にアピールできます。
幅広い世代の人が登録しているサイトの場合は、ハイブランドを出品するとよいでしょう。
ストリートブランドやハイブランドなど誰でも知っているものを出品すれば、おのずと多くの人に興味をもってもらえます。
ブランド品の転売を始める場合は、まずブランド品のジャンルについてよく検討するとよいでしょう。
転売で売れるブランドはどれ?
具体的に転売で売れ行きがよさそうなブランドを知っておきたいという人もいるでしょう。
売れる主なブランドとしては、ルイヴィトンやプラダ、グッチ、ポールスミス、エイプ、さらには、ディーゼル、Nike、Supreme、adidasなどがあげられます。
いずれも名の知られたストリートブランドやハイブランドばかりですので、購入者の興味を引けることがメリットです。
また、これらのブランドはいつでも需要があるという特徴があり、継続的に転売することで安定した売上につながる可能性がある点も見逃せません。
これらのブランドの中古品を扱う場合は、偽物ではないということを証明することも大切なポイントになります。
本物であれば、売れる確率はかなり高くなるでしょう。
ブランド品を取り扱う場合は、これらの売れるブランドに関する最新動向を常にチェックするように心がける必要があります。
限定品などを仕入れることができれば、より確実な売上確保につながります。
ブランド品の仕入れと販売方法
ブランド品の転売を行う場合、仕入れと販売を繰り返すことになります。
この作業手順を理解しておくことも、転売で成功するための重要なポイントです。
そこで、ブランド品の仕入れと販売の方法について解説します。
ブランド品の仕入れ
ブランド品の仕入れとは、販売するためのブランド品を手に入れることです。
具体的には、適切な仕入れ先を見つけて商品を仕入れることになります。
仕入れたものが販売できなければ、仕入れ代金を回収することができず大きな損失につながる可能性があります。
人気のないブランド品を仕入れてしまうと販売につながらず不良在庫になってしまうでしょう。
特に、複数の商品を仕入れる場合は、細心の注意を払う必要があります。
転売においては仕入れは重要な作業だと認識することが大切です。
効率的に売れる商品を仕入れるためには、複数の仕入れ先を知っておくことも欠かせません。
たとえば、リサイクルショップやヤフオク!、メルカリ、さらにはブックオフやハードオフなどが仕入れ先の候補となります。
これらの仕入れ先から商品を探せば、豊富な品ぞろえのなかから狙ったブランド品を継続的に手に入れることが可能になるでしょう。
それぞれ品ぞろえに特徴があるため、自分に適した仕入れ先を見つけることも必要です。
商品を仕入れたらどこで販売すれば良いの?
転売のためのブランド品を仕入れたら、次は販売です。商品を転売する場合は、転売に適したプラットフォームを利用します。
転売におけるプラットフォームとは、転売業務に必要な仕組みを備えたサービスサイトのことだと理解しておけばよいでしょう。
プラットフォームを利用すれば、出品管理や販売管理を簡単に行うことが可能です。
主なプラットフォームとしては、4つあげられます。
1つ目は、メルカリです。比較的若い世代の利用者が多いことが特徴です。
世代に合わせたストリートブランドなどを出品すると効率の良い販売が期待できるでしょう。
2つ目は、ヤフオクです。オークション形式であることが特徴となっています。
また、多くの世代が利用しているため、ハイブランドを取り扱うと高く販売できる可能性が高まります。
3つ目は、ラクマです。販売手数料が安い、購入前申請を行えばほかのサイトにも同時出品できるなどの特徴があります。
4つ目は、Amazonです。Amazonも比較的多くの世代が利用しているサイトになります。ただし、転売に関する制限もあるため注意は必要です。
ブランド品を販売する際のポイント
ブランド品を販売する場合、ポイントを知っていれば効率的に販売につなげることもできます。
また、注意すべきことを知っておくことも大切です。
ここでは、ブランド品を販売する場合のポイントや注意点について説明します。
ブランド品を販売するためには?
ブランド品を販売する場合は、主に4つのポイントを認識しておくようにしましょう。
1つ目は、ロゴが入った紙袋(ショッパー)や商品購入の際に付随していた粗品も合わせて確保しておくことです。
これらのショッパーや粗品などにも希少価値があるため、高額で売れるケースがあります。
2つ目は、ハイブランド商品を取り扱うケースでは、資金負担に注意することです。
新品でも中古品でも仕入れ価格が高くなる傾向があるため、販売までの期間が長くなると資金負担が増加します。
資金がショートしないように管理する必要があるでしょう。
3つ目は、人気があり需要が見込める商品を取り扱うことです。
自分がよいと思う商品ではなく、購入者の目線で仕入れ商品を選ぶことが販売につながります。
4つ目は、偽物をつかんでしまわないようにすることです。
偽物を販売すると違法行為になってしまいます。
適切な販売を継続するためには、仕入れの段階から細心の注意を払うことが欠かせません。
ブランド品を販売する際の注意点
ブランド品の販売を行う場合は、いくつかの注意点を守ることも必要です。
具体的には、偽ブランドの販売を避けることが注意点になります。
仕入れたブランド品が偽物だった場合、販売してしまうと罰せられるケースがあることです。
偽ブランド品の販売は、それと知らずに購入した人が損をしてしまいます。
また、偽ブランドと知っていて購入する人がいると、偽ブランド品の横行に拍車がかかってしまい正規品の販売が減少するという状況が生まれてしまうことも問題です。
そのため、偽ブランドの販売は法律で禁じられています。
この点を十分認識して、ブランド品の転売を行うことが注意点です。
偽ブランド品の販売を避けるためには、仕入れ段階で正規品なのか並行輸入品なのかを見極めることが重要になります。
正規品であれば偽物をつかむリスクはなくなるでしょう。並行輸入品を取り扱う場合は、見極めが重要です。
また、Amazonでは、偽ブランド品の取引が含まれないようにするためにブランド品の転売が禁止されていることも知っておく必要があります。
ブランド品を転売するメリットとデメリット
ブランド品の転売を始めるにあたっては、メリットとデメリットの両方を認識しておく必要があります。
メリットだけに目を奪われることなく、両面を理解しておくことが転売の成功への近道です。
そこで、ブランド品転売のメリット・デメリットについて解説します。
ブランド品を転売するメリット
ブランド品の転売を行う主なメリットは、4つあります。
1つ目は、商品の回転が速いため、比較的在庫を抱えるリスクが少ないことです。
仕入れた商品が比較的早く販売につながれば、仕入れ代金の支払いから販売代金の回収までの期間が短くて済みます。
その結果、資金負担が軽くなることがメリットだといえます。
2つ目は、ブランド品は広い保管スペースを必要としないことです。
ブランド品は、比較的小さい商品が多いという特徴があります。
大型商品を取り扱うと、自宅スペースではおさまらず別途倉庫を借りるなどの対応を迫られる場合も珍しくありません。
しかし、ブランド品であれば自宅で保管することも十分可能です。
3つ目は、ブランド品は単価が高く、高い利益が狙えることです。
単価が高いため、少ない数量でもまとまった利益につながる可能性があります。
うまく転売を継続できれば、高額の利益を継続的に得ることも夢ではありません。
4つ目は、一般的なほかの商品よりも作業時間と送料を節約できることです。
ブランド品は大型商品でないため、発送作業や送料の負担は軽くて済むでしょう。
ブランド品を転売するデメリット
ブランド品の転売には、メリットだけでなくデメリットもあります。
1つ目のデメリットは、出品時に記載が必要となる項目がたくさんあることです。
撮影した写真や商品説明、採寸、さらには細かいコンディションなどを記載する必要があるため、手間がかかります。
2つ目は、販売した商品の梱包から発送までの作業をすべて自らが行う必要があることです。
Amazonが発送代行してくれるFBA(Fullfillment by amazon)のサービスは使えないため、地道な作業が必要になります。
3つ目は、販売できなかった場合の赤字幅が大きくなるリスクがあることです。
ブランド品は単価が高いケースが多いため、販売につながらなかった場合は大きな損失が生じる可能性もあります。
4つ目は、仕入れ数量の見誤りです。
売れる可能性がある商品であっても、過大な数量を仕入れしてしまうとすべてを売り切ることは難しくなるでしょう。
売れ残れば、損失になってしまいます。仕入数量の見極めも重要なポイントです。
ブランド品のなかでも優秀な商材とは何?
ブランド品といっても、さまざまな種類があります。
どのようなブランド品を扱うかによって、売れ行きは大きく変わってくるでしょう。
ここでは、ブランド品のなかでも優秀な商材について紹介します。
ブランドスニーカーはプレミア価格になりやすい
ブランド品における優秀な商材としては、ナイキなどのスニーカーがあげられます。
スニーカーは、単に履いて使用するというだけでなく、コレクターアイテムにもなっている状況です。
そのため、良い商品を出品すれば、スニーカーを収集している人が購入してくれる可能性が高くなります。
つまり、スニーカーは需要がある高回転商材になりうるということです。
また、同じスニーカーでも、ナイキエアマックス95エッセンシャルなどのように有名人が履いていたものと同タイプのスニーカーは人気が出ます。
そういった商品をうまく仕入れることによって、効率的に利益を獲得できる可能性を高められるでしょう。
さらに、addidas YEEZY BOOSTシリーズのように抽選でのみ販売されたものについては、プレミアプ価格で販売できる可能性が高いです。
常に仕入れ先をチェックし、優秀な商材を取り扱うようにしましょう。
ブランドスニーカーを転売する注意点
転売でブランドスニーカーを取り扱う場合は、主に4つのポイントを理解しておくことが重要になります。
1つ目は、平行輸入品や偽物を販売しないようにすることです。
正規品を取り扱うことによって、不良品や偽物を販売してしまうリスクを抑えることができます。2つ目は、サイズです。
商品が魅力的でもサイズが合わなければ購入してもらえません。
実際に履く目的で購入しないコレクターであっても、自分に適さないサイズのものは購入しにくいものです。
27cm前後が最も需要が高いことを認識しておきましょう。
3つ目は、人気商品を手に入れる方法を研究しておくことです。
人気商品や抽選販売は争奪が激しく簡単には手に入れられません。
ときには、購入を外注するなどの工夫も必要になります。4つ目は、オークションの活用です。
オークションでは、価格が高騰するケースもあります。
高い破格で販売を実現したい場合は、ヤフオクなどオークション形式のプラットフォームに出品することもポイントです。
売れやすいブランドものを見極めて転売してみよう
ブランド品の転売は、高額の利益が狙える可能性があるというメリットがあります。
また、比較的小さい商品が多いため保管スペースの心配もそれほど必要ではありません。
しかし、単価が高いため売れ残ってしまうと多額の損失につながるリスクもあることに注意が必要です。
売れやすいブランドを把握して適切な数量を仕入れるなどの注意点を守り、ブランド品の転売に取り組んでみましょう。