一番くじ転売は儲からない?
結論からお伝えすると、一番くじの景品の転売は、正しいやり方で実践すれば、しっかりと利益を出すことができます。
人気が高いアニメやキャラクターのくじであれば、根強いファンもいて、需要もあるので、高値で販売することが可能です。
数百円で仕入れたフィギュアが数千円で売れることも、決して珍しいことではありません。
しかし、中には人気のない一番くじもあり、そのような景品は高値で売るのは難しいでしょう。
どのキャラクターならば人気があるのか、グッズショップやインターネットで事前に情報を収集して、相場がわかるようになっておくと良いです。
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そもそも一番くじとは
そもそも、一番くじとはどのようなものなのか、よく分からない人もいるかもしれません。
ここからは、一番くじがどのようなものなのかについて、価格や景品、商品展開の内容を含めて紹介していきます。
一番くじを転売したい人は、まず、一番くじについて詳しく知ることからはじめましょう。
名称について
一番くじとは、キャラクターグッズが当たるくじ引きのことで、株式会社BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)が販売をしています。
どのくじを引いても、はずれが無く、何かしらの景品をもらえるのが特徴です。
一番くじは、2003年に人気アニメの1つであるポケットモンスターの景品があたるシリーズを売り出したことが始まりとなっています。
その後、ポケットモンスターだけでなく、ガンダムやリラックマ、ディズニーキャラクターなど、幅広い客層から支持を集めるようなテーマのものが販売され続けているのです。
一番くじは全国のコンビニエンスストアや書店、ゲームセンターなどで販売されているので、見たことがある人も多くいるでしょう。
ちなみに、一番くじという名称は商標登録されているのです。
そのため、ほかの会社からも、一番くじと同じような、はずれ無しのくじが展開されていて、それらには、それぞれ異なる名称がつけられています。
しかし、転売で扱う商品としては、同じようなくじも含めて「一番くじ」と呼んでいるのです。
価格と景品について
一番くじの価格は、1回600~700円前後のものが多くなっています。
安くないと思う人もいるかもしれませんが、はずれが無いことを考えると、お得ともいえるでしょう。
景品については、A賞~F賞、G賞くらいまで設定されていて、レア度はA賞が一番高いです。
レアな商品であれば、700円以上の価値があるので、お得感を得られるでしょう。
景品はフィギュアやタオル、クリアファイルといったものがあります。
ラバーストラップやビジュアライズボードといわれる台紙つきのポスター、マグカップなど多岐にわたるのです。
最後の1個を引いた場合のみについてくる、ラストワン賞があります。これは、最後の1つを引いた人にしか与えられないものなので、A賞と同等のレアなアイテムといえるでしょう。
また、ダブルチャンスキャンペーンもあります。くじについているキャンペーンナンバーを使って応募すると景品が当たる可能性があるキャンペーンのことです。
A賞やラストワン賞の景品が当たることが多いので、1回で2度チャンスがあるくじとなっています。
商品展開について
一番くじの商品展開としては、主にアニメやコミックを扱ったものが多いのが特徴です。
ポケットモンスターやワンピース、ガンダムなどのテレビ番組とのコラボ商品が展開されることが多くなっています。
また、ムーミンやディズニーなどのキャラクターを扱った景品もあるのです。
バンダイスピリッツから販売されている一番くじだけでも、月に10種類程度か、月によってはそれ以上が販売されることもあります。
ほかの会社から販売されるくじと合わせると、ひと月で数多くのくじが商品展開されているということが分かるでしょう。
そのため、一番くじの景品は転売する商品として、仕入れのチャンスが多いといえます。
一番くじの仕入れ方法
一番くじの景品を仕入れる方法には、3パターンがあります。
ここでは事前予約をしてロット買いする方法・通常購入する方法・販売終了品を中古ショップから仕入れる方法を、それぞれ紹介していきます。
事前予約してロットで買い占める
1つ目は、発売より前に一番くじを予約でロット買いする方法です。ロット買いとは、箱買いのことです。
いきなりロット買いをするのは、ハードルが高いと思う人もいるかもしれません。
転売することを目的で購入する人のなかには、顔が利くコンビニのオーナーに話を通して手に入れている場合もあるようです。
転売したときに利益が出ると見込みのあるような、人気の出そうなシリーズなどの場合は確実に景品を入手できるので効率が良いでしょう。
しかし、この方法を実践するには、コンビニのオーナーに知り合いがいるなど、コネが必要になります。
そのため、知り合いにコンビニオーナーがいない人には難しい方法です。
通常購入する
ロット買いはハードルが高いと思う人には、コンビニなど、一番くじ売り場でくじを通常購入する方法があります。
あらかじめロット買いなどの予約ができない場合は、一番くじの景品が欲しいお客さんと同じようにくじを購入すると良いです。
この方法であれば、転売の仕入れだと気づかれることも少なく、誰でもできるのでハードルが低い仕入れ方法でしょう。
自分でできる努力としては、景品を手に入れたらできるだけ早いタイミングで転売できるようにすることです。
販売開始の0時にくじを購入するなど、スピード感を意識することが必要になります。
なお、お店のなかには、販売開始0時に箱買いさせてくれる店舗もあるのです。
そのような場合であれば、予約購入するのとほぼ同じでかなりのメリットがあるでしょう。
販売終了品を中古ショップから仕入れる
ほかにも、発売されたばかりの景品を転売するのではなく、すでに販売が終了している一番くじの景品を販売する方法もあります。
その場合は、ブックオフやセカンドストリート、駿河屋などの中古ショップで、過去に一番くじの景品として出されていたものを仕入れると良いです。
販売終了品はこのような実店舗で購入できるほか、インターネット上でも探すことができます。
しかし、インターネット上で見て購入すると、商品の状態がよく分からないまま仕入れる心配があるのです。
実店舗で仕入れる場合は商品が確認できるのがメリットなので、状態をしっかり見ておくようにしましょう。
また、未開封品であれば特に状態が良いので狙い目です。
お店によっては、未開封品であることを提示してくれるところもあります。
提示されていない場合は、お店の人に未開封かどうかを確認してみると良いです。
一番くじの販売方法
一番くじの景品を手に入れたら、仕入れた商品を販売をしていきましょう。
一番くじの販売先はオンラインが基本
仕入れた一番くじの賞品は、オンラインで販売するのが基本になります。
具体的には、Amazon、ヤフオク、メルカリ、ラクマなどのオークションサイトやフリマサイトで販売することになります。
仕入れ値と相場から売値を検討する
オークションサイトやフリマアプリで販売する場合は、ライバルの出品状況や価格の相場などを見ながら、値段をつけていくのが良いです。
ライバルがつけている値段よりも高すぎると売れなくなり、安すぎると利益が見込めないので、ちょうど良い値段をつけるのがポイントになります。
A賞の景品など、レアなものはすぐに売れやすいという傾向があるものの、レア度の低い景品は売れ残ってしまう可能性もあるのです。
売れない商品への対処法
売れない商品への対処方法は、2つあります。
1つは、ヤフーオークションなどでまとめて出品してしまう方法です。
1つずつ出品して売れないものは、まとめて売ると売れやすくなります。
もう1つは、中古ショップに買い取ってもらう方法です。
この方法であれば、落札者とのやり取りが発生しない点がメリットとなっています。
一番くじの転売の利益
一番くじの景品を転売する場合は、A賞、B賞とラストワン賞の景品が高額になりやすいという特徴があるのです。
特に、人気キャラクターのA賞の景品であれば、ヤフーオークションで1万円以上の値段がつくこともあります。
そのため、人気キャラクターのシリーズであれば、箱買いしても利益が出る可能性が高いのです。
箱買いをしない場合は、いつ高額で販売できる見込みのある商品にあたるか分からないというリスクがあります。
仕入れにどれくらいの金額をかけるのかにもよりますが、箱買いに比べて、高い利益率をあげることは難しい転売手法になってしまうでしょう。
一番くじの転売のコツ
ここからは、一番くじの転売を行う際のコツについて紹介していきます。
一番くじの転売のコツとしては、早く売り抜くこと、むやみにくじを引かないこと、場合によっては長期戦を行うことがあるのです。
売るタイミングに注意する
一番くじの転売を行う際のコツ1つ目は、手に入れた景品をできるだけ早く売ってしまうことが挙げられます。
商品の価格は時間の経過につれて変わってしまうので、商品によっては時間が経つと価値が下がってしまうものもあるのです。
確実に商品が入手できる場合に限られてしまいますが、一番効率が良いのは発売開始前に予約販売してしまう方法でしょう。
予約販売の場合は、高値で取引することができます。
また、発売当日に売り出すのも、予約販売ほどではありませんが、高値で販売可能です。
なお、販売から2日目以降は徐々に価格が下がる傾向があるので、できるだけ早くに売り抜くようにしましょう。
利益が出る狙い方を身につける
むやみにくじを引かないのもコツの1つです。
箱買いではなく、単発でくじを引いて転売商品を狙う場合は、上手に上位の商品を当てて転売できれば、利益をあげられるでしょう。
売り場で「くじの残り枚数」と「狙った賞の残り本数」を調べ、当たるまでにかかる金額を計算します。
市場価格で売れた場合のプラスマイナスを確認し、利益が出ると見込める場合のみくじに挑戦するのがおすすめです。
特に、残り枚数が少なく上位賞が残っている場合狙い目となります。
さらに、ラストワン賞を狙って残り全部買い取る方法もあるのです。
ラストワン賞は高額で売ることができるので、利益を出せるかもしれません。
上位の景品がどのくらいの確率で当たるかを計算しないまま、むやみに引いてしまうと、仕入れにかかる金額のほうが転売での利益より上回ってしまう危険もあります。
せっかく転売しても赤字になっては意味がないので、よく考えてくじを引くようにしましょう。
出品のタイミングをあえてずらすのもあり
一番くじで手に入れた景品は、基本はスピード感を持って売り切るのが良いです。
しかし、上位商品が売れ残ってしまった場合は、焦って値段を下げてはいけません。
レアな商品であれば時間が経ってから買い手が現れることもあります。
そのため、長期戦のつもりで高めの金額のまま、徐々に売っていくのもおすすめです。
箱買いなどで大量に仕入れた場合であれば、この時点で元手が取り戻せている状態であればなお良いといえるでしょう。
時間が経ってからプレミア価値がつくことも考えられます。
すぐに売れないからといって値段を下げてしまうと後悔することになるかもしれません。
よく考えて長期戦に持ち込むことも視野に入れておきましょう。
中古の一番くじ転売は古物商がないと違法になる
古物商許可証とは、転売などで中古品を扱う際に必要になる資格のことです。
一番くじの景品を転売する場合でも、中古品を取り扱うのであれば、例外なく古物商許可証が必要になります。
古物商許可証は、各都道府県の公安委員会から許可を受けるのですが、申請は所轄の警察署に申し込むようにしましょう。
許可が下りるためには試験などはなく、必要な条件を満たしていれば取得することができます。
中古品の場合、盗難品のおそれがあるのです。
それらが不正に売買されるのを防止するため、そのような転売をする人は古物商許可を取得する決まりになっています。
なお、取得しないで営業しているとみなされた場合は3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられるので、事前に申請して転売をするようにしましょう。
一番くじのせどり転売は儲かる
一番くじの景品を転売するには、いくつかの注意点やコツがありますが、仕入れが比較的簡単なので、転売初心者でも挑戦しやすいでしょう。
ラストワン賞だけを狙うやり方であれば、一番くじを扱っているコンビニを多数回る必要はあるものの、簡単に利益を上げることも可能。
ここで紹介した一番くじの景品を転売するコツを参考にしつつ、チャレンジしてみてください。
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一番くじの商品もAmazonで販売することができ、フリマアプリよりもAmazonのほうが販売価格が高いことがほとんどなので、販路として利用しない手はありません。
さらに、一番くじと合わせて別の商品も販売することで、大きな収入アップになるでしょう。
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