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任天堂スイッチの転売が巻き起こした社会現象から学ぶ「ゲーム転売」の話

船原徹雄
2020年1月27日

この記事の内容

2017年に任天堂が発売したゲーム機「任天堂スイッチ(Nintendo Switch)」は、爆発的な人気で大きな社会現象となったことは記憶に新しいのではないでしょうか。

このことは、転売ヤー(転売屋)の将来にも少なからず影響を与えたことでしょう。

この記事では、任天堂スイッチ転売の一連の経緯や今後のゲーム転売で知っておくべきことなどについて解説します。

ゲーム転売で稼ごうと考えている人はぜひ参考にしてください。

 

任天堂スイッチ転売の主な経緯

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任天堂スイッチの転売に関しては、ほんの数カ月の短い期間にさまざまな大きな動きがありました。

時流の波にうまく乗れた転売屋はかなりの利益を上げたことでしょう。

一方で、売買のタイミングを誤り苦い思いをした転売屋もいます。

人気で品薄の任天堂スイッチなら確実に儲かると思われていたはずが、なぜこのような事態になったのでしょうか。

そこでまずは、一連の経緯についてポイントをまとめて説明していきます。

 

2017年3月:任天堂スイッチ発売

任天堂スイッチは、2017年3月3日に発売されました。

2012年12月に発売された前作のWiiUの特徴を受け継いだ上位機種という位置づけで特別な目新しさはないものの、発売と同時に飛ぶように売れたのです。

初回に予定していた販売台数の在庫は瞬く間になくなり、販売店では次回の入荷は未定という状況になりました。

WiiUからの乗り換えを控えた消費者の需要と、ローンチタイトルの高評価レビューの話題性などの追い風が功を奏し、1カ月足らずで販売台数200万台を超える爆発的ヒット商品になったのです。

その結果、任天堂スイッチ本体に必要な電子部品の増産が間に合わず、スイッチの生産が追いつかないため品薄の状態が続くこととなったわけです。

一刻も早く任天堂スイッチで遊びたい消費者の需要が高まったことで、定価2万9980円(税抜)のスイッチがさらに高値で取引される事態になるのはもはや必然でしょう。

このとき世間では、転売目的でスイッチを買い占めた転売ヤー(転売とバイヤーを合わせた言葉で転売屋の意味)への批判が集中すると同時に「スイッチ転売」という言葉が使われるようになったのです。

 

2017年4月:転売価格が一時的に暴落

爆発的な売れ行きの任天堂スイッチでしたが、その後は次第に影を潜めていきます。

発売から1カ月が経過したあたりの4月には、高値で取り引きされていた価格が下落し始めました。

あれだけ品薄で今後も多くの需要が見込まれると予想していた多くの転売ヤーの思惑とは裏腹に、全盛期の高値では任天堂スイッチが売れなくなったのです。

その原因のひとつとして考えられるのが、任天堂スイッチで遊べるビッグタイトルのゲームが発売されなかったという点です。

実際はローンチタイトルとして、歴代の最高傑作との呼び声も高い「ゼルダの伝説ブレスオブワイルド」の発売がスイッチ本体の発売と同時に行われました。

これにより、往年のゼルダシリーズのファンだけでなく新規のファンを取り込むことにも成功し、世界累計でシリーズ初の1000万本もの売上を達成したわけです。

しかし、当時はそのほかに任天堂スイッチで遊べるビッグタイトルのゲームがなく、爆発的勢いのあった売れ行きも段々と下火になっていきました。

そのため、転売価格は新品でも一時定価割れの2万円前後まで暴落する事態になりました。

このまま下がり続けると予想されたスイッチの在庫を大量に抱えるわけにも行かず、定価から1万円以上もの損害を出しながらも安く出品せざるを得ず、大赤字に涙をのんだ転売ヤーもいたのです。

 

2017年5~6月:転売価格が徐々に高騰

一時は売れ行きも途絶えたかのように思えた任天堂スイッチですが、実はその後5月あたりから再び勢いを取り戻します。

4月頃のスイッチの転売価格の大暴落で大惨事を経験した転売ヤーも出現しましたが、一転してスイッチの取引価格がまた高騰し始めたのです。

というのも、超ビッグタイトルの人気アクションシューティングゲームの2作目「スプラトゥーン2」の7月発売が決定したからです。

前作はWiiU専用ゲームでしたが、新発売になる2作目は互換性のない任天堂スイッチ専用のソフトということもあり、ゲームを買ってもスイッチ本体がなければプレイできません。

そのような背景もあり、スイッチ本体をゲームの発売前にはどうしても確保したいと思う消費者の需要とマッチした結果のスイッチ転売価格の回復でした。

4月の転売価格の大暴落にも耐えて動かず在庫を抱えたままだった転売ヤーのなかには、価格回復のタイミングで売り切って大赤字を免れた人もいたのです。

 

2017年7~11月:「スプラトゥーン2」発売でスイッチ特需

結局は、2017年7月21日に任天堂からスプラトゥーン2が発売されても相変わらず品薄状態は続き、定価2万9980円(税抜)のスイッチは、4万円を超える価格で転売されるようになりました。

当時、販売累計台数は発売から3カ月ほどで500万台の大台に迫っていました。

数字だけを見ると、前作のWiiUの総販売台数の約3分の1を、たった3カ月で売り上げたことになります。

いかにスイッチの需要がこの時期に集中したかがわかるでしょう。

しかし、それでもスイッチが欲しい人すべてにスイッチ本体が供給されたわけではありません。

なぜなら、スイッチ本体を完成させるために必要な部品が入手困難であったため、品薄状態が長く続いたからです。

とにかく、量販店などでスイッチ本体を入荷したとしても、すぐに売り切れてしまいます。

当時の任天堂の代表取締役社長の君島氏によると「スイッチ本体は多くの部品を必要とし、部品メーカーに増産してもらうのも大変」とのこと。

つまり、任天堂としては生産量の見立てが甘く、想定外の世間のスイッチ需要に対して供給が追いつかないのは、部品不足が原因であるとの見解を示しました。

この部品不足の状態は長く続き、任天堂スイッチを手に入れられない人は「スイッチ難民」と呼ばれるようになったのです。

このスイッチ特需の時期、供給が追いつく前に強気すぎない価格でスイッチを売った転売ヤーは大きく儲けることができました。

 

2017年12月:スイッチ転売の終焉

これだけ市場を盛り上げた任天堂スイッチの転売は、12月に入って終わりを迎えることになりました。

あれだけ需要があり売上を飛躍的に伸ばしたスイッチが、この頃を境に売上が落ちていきます。

売上が落ちるというのは語弊があるかもしれません。

このころには、スプラトゥーン2による特需が一段落して落ち着いたと見ることができます。

つまり、スプラトゥーン2をスイッチでプレイしたかった人たちの手にひと通り行き渡ることになるのです。

というのも、このころにようやく部品が必要数を確保できるようになり、無事に生産が追いついたわけです。

となると、定価より高値で取り引きされることもなく、販売店の新品の在庫で賄えるようになったため、わざわざ高いお金を払って転売品を購入する人がいなくなるのも頷けます。

12月のクリスマスシーズンには、プレゼント用として今までのように定価よりも高いスイッチをわざわざ買う必要がなくなったわけです。

そのため、転売ヤーも定価よりも価格を下げなければ見向きもされないため、大きく儲けることは難しくなったのです。

 

任天堂スイッチ転売の明暗を分けたもの

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任天堂スイッチの転売では、品不足やビッグタイトルのソフト販売などが原因で、大儲けした人もいれば大損した人もいて、明暗がはっきり分かれることになりました。

この勝敗を分けた要因は何だったのでしょうか。以下で説明します。

 

情報収集と相場価格

圧倒的人気の任天堂スイッチが入手困難という事態は、何とかして入手したい、買えるなら手段は厭わないという社会現象を巻き起こしました。

そのため、世間では「圧倒的人気の商品」「クォリティの高さ」など、それまでケームに関心のなかった層に対して大きな宣伝効果にもなったわけです。

そのような相乗効果もあり、任天堂スイッチの転売価格は今までに類を見ない値動きをするに至りました。

スイッチ本体だけでなく、これから発売されるゲーム情報を集めて相場に見合った価格設定をした転売ヤーは難なく儲けることができました。

しかし、それらの情報をうまく活用できなかった転売ヤーは大損する結果になったのです。

成功例を挙げると、スイッチを定価の税込価格3万3000円程度で買って、4万円で売ったケースだと、プラス7000円の利益が出たことになります。

また、スイッチの市場価格が暴落した2017年4月に2万円前後で仕入れて、後に4万円で売ったケースでは、プラス2万円の利益が生じたことになります。

これらのケースは単にタイミングが良かった、運が良かったと一言で言い表せるものではありません。

このようにうまくいったケースは、決してビギナーズラックというような偶然の産物ではないのです。

つまり、うまく世の中の動きを読んだ転売ヤーだからこそ可能なやり方と言えるでしょう。

一方、この流れにうまく乗れず、大失敗をした例もあります。

要は、2017年4月時点での想定外のスイッチの値下がりに焦って、安く売ってしまったケースです。

とはいえ、見る見るスイッチの需要が減って市場の取引価格が暴落の一途を辿れば、我慢できずに少しでもましなうちに売ってしまいたくなる気持ちもわからなくはありません。

まして、ゲーム機本体はゲームソフトとは違って、一家庭や一個人がプレイするために複数台所有することは稀だからです。

ここで、不良在庫となり得るスイッチを2017年4月の時点で焦って安く売ってしまった転売ヤーが失敗したというわけです。

その後の転売価格高騰を見て後悔したことは想像に難くありません。


一方で、2017年7月前後の特需のタイミングまで我慢して在庫を抱えていたのに失敗してしまったケースもあります。

社会現象にまでなったスイッチの爆発的人気を良いことに、転売価格の世間相場からはかけ離れた6万円以上など強気の価格設定をしてしまったケースです。

今ならいくら高くても需要があると勘違いしてしまったために起きた悲劇と言えるでしょう。

結局は、ほかの安い価格で出した転売屋に客が殺到することになり、見向きもされず売れ残ったわけです。

結果、定価3万円ほどのスイッチ1台につき1万円以上のマイナスを出した人もいます。

 

トレンド商品への依存度

任天堂スイッチの転売の明暗を分けた要因として「トレンド商品への依存度」が挙げられます。

トレンド商品とは、メディアなどで話題となり、短期間で爆発的にヒットする商品のことを指します。

メディアとは、テレビやラジオ、新聞や雑誌だけではなく、FacebookやTwitter、InstagramやYouTubeなども含みます。

このようなメディアで大きな話題になり大勢に注目されたトレンド商品は、一時的に大きく儲けることが可能です。

そのため、転売などでもこぞって広く扱われることになります。

しかし、その話題性はあくまでも一時的なもの。

話題が下火になった後は、値崩れのリスクは避けられません。

大きな話題を呼んだスイッチの転売は、トレンド商品に分類されることになります。

そのため、スイッチに注力してスイッチへの依存度が高かった転売ヤーは、他ジャンルの商品群で赤字をカバーできなかったケースが頻出しました。

大きな社会現象を呼んだトレンド商品であっても、それだけで勝負をかけるのはあまりにもリスクの高い行為となるのです。

 

今後の新作ゲーム機転売は「仕入れ難」予想

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2017年のスイッチ転売は社会現象を巻き起こすほど話題性が高いものでした。

転売ヤーの今後にも影響を与え得る大きな出来事だったと言えます。

スイッチ転売では、転売ヤーのスイッチ買い占めによって、純粋にゲームで遊びたい人たちが商品を手にできなかった事態が発生しました。

その結果、転売ヤーがネットの巨大掲示板やSNSなどで叩かれたり攻撃の対象となったりしたため、つらい思いをした人もいるのではないでしょうか。

これにより各小売店は、新作ゲーム機の販売で転売ヤー対策を強化することが予想されます。

対策方法の一例として、1人につき1台のみの販売形式としたり、事前に抽選券を配布して当選した人にのみ販売したりする方法が採用されるかもしれないのです。

このような転売不可の対策が進んだ場合、新作ゲーム機を大量に買って大きく儲けるという転売の形は縮小していく可能性があると言えるでしょう。

 

人気ジャンル「ゲーム転売」で大損しないコツ

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新作ゲーム機はトレンド商品の代表格なので、転売には一定のリスクはつきものです。

とはいえ、ゲーム自体は転売ヤーたちのあいだで稼げると評判の、大人気のジャンルであることは言うまでもありません。

そこで、ゲーム転売で大失敗しないためにはどうしたらいいのか、そのコツを紹介します。

 

業界情報に詳しくなる

今回のスイッチ転売の明暗を分けた原因は、スプラトゥーン2の発売情報から市場予測ができたかどうかという点に尽きると言えます。

つまり、大損しないためには、ゲームジャンル全体を見て世間の情報と動向を集める必要があるのです。

いくらゲームプレイヤーの期待の大きい人気ゲームではあっても、ゲーム機本体の単体ではなく、ほかの影響も考慮して勝負時を判断することが大切です。

そのためには、業界情報に詳しくなることが一番のコツと言えます。

今の時代、個人がSNSなどで自分の意見を発信できる時代であり、自分の好きなことや興味のあることに関して自由につぶやくことが多い状況にあります。

そのなかには、ゲームに関する考えや主張なども溢れています。

大勢の共感を呼んだ意見はバズって多くの人の目に触れることとなるのです。

そのような現状を鑑みれば、業界情報や世間の動向を調べることは決して難しいことではありません。

各方面にアンテナを張り巡らした情報収集力が今後の明暗を分けることになるでしょう。

 

ゲーム機本体にこだわらない

今回の一連のスイッチ転売の動きを振り返り、多くの転売ヤーが「ゲーム機本体にこだわらない」という教訓を得たのではないでしょうか。

ゲーム転売で扱う商品は、ゲーム機本体のみにこだわらないほうが値崩れリスクを回避しやすくなることを実感したことでしょう。

そこで考えたいのがコントローラー単体での販売です。

今回のスイッチでは、ジョイコンストラップを逆に付けてしまったために、力ずくで外そうとしてコントローラーが壊れた事件が多発しました。

人気のユーチューバーもスイッチ開封10分で危うく壊しそうになっていました。

そこに目をつければ、コントローラー単体で販売するのも効果的です。

苦労して入手したスイッチを購入初日で壊したとあっては、結局は手に入れてないも同然です。

目の前にあるのに実際に遊べないのでは余計にストレスも溜まるでしょう。

修理に出すにしても、スイッチ本体が品薄のときに、どれだけのスピードを持って修理にあたってくれるのか、その辺の予測がたちません。

修理が終わったコントローラーの返送をただ待つよりも、安価で別のコントローラーを入手できるならば、至急購入したい気持ちにもなるでしょう。

そのような人たちに単体のコントローラーの需要があるわけです。

また、人気シリーズのゲームソフトの初回限定版なども需要があります。

通常版よりも付加価値が高く、高値で取り引きされることがほとんどです。

これらの商品はゲーム機本体よりも小さいので管理がしやすく、プレミア化しているものでない限りは仕入れ値も低めになっているためおすすめです。

 

売り方を工夫する

人気ゲームの転売で大損しないコツとして、購入者の利便性を考えたうえで「売り方を工夫する」のが有効です。

つまり、忖度が大切ということです。たとえば、スイッチ本体だけでは遊べません。

ビッグタイトルの新作ゲームを楽しみたいがためにスイッチの購入を検討するユーサーが多いことを考えれば、任天堂スイッチの本体とスプラトゥーン2のソフトをセットにして販売するのは理に適っています。

このセット販売のメリットは、セットの組み合わせの内容が良ければ買い手がつきやすい点です。

単品での売れにくさを感じたときは、色々と世間の動向を察知して工夫してみることが肝心です。


ロングセラー商品も扱う

1つの商品だけに限定した転売ヤーはいないでしょうが、話題のトレンド商品を主力にしたいと考える人は多いでしょう。

新作ゲーム機などのトレンド商品だけを扱っていると、人気のあるときは良いですが、旬を過ぎるとそれ以降は損が出る可能性もあるものです。

そのようなリスクを覚悟で売れるときに高値で売るという姿勢では、早晩立ち行かなくなってしまうでしょう。

どう転ぶかわからない新商品に賭けるのもありですが、一方で赤字をカバーできるロングセラー商品も扱うなどして、常にリスクの回避策を講じておくのが得策です。

ロングセラー商品は、単体での利益は小さくても旬に関係なくよく売れるので収入が安定しやすいメリットがあります。

 

任天堂スイッチ転売を教訓にして戦略家になろう!

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任天堂スイッチについては、品薄で入手できない消費者の不満が募り、世間を賑わす社会現象にまで発展しました。

不満の矛先が転売屋に向けられれば、従来の転売の仕組みが変わることにもなりかねません。

そうならないためにも、常に最新の情報にアップデートしていく必要があるのです。

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