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【体験談あり】ドロップシッピングで失敗する原因と対策6つ

更新日:2024年10月7日
【体験談あり】ドロップシッピングで失敗する原因と対策6つ

無在庫販売の一種であるドロップシッピングで失敗する原因の例は、以下のとおりです。

  • 品切れ商品が多い
  • 集客ができない
  • 値下げが原因で利益が出ない
  • 広告コストのかけすぎ
  • 商品の品質が低い
  • 利用サービスが終了した
  • 規約違反だった

この記事では、ebayで1万1,000件もの評価を集め、無在庫ebay輸出のノウハウを開発した尾藤が、ドロップシッピングで失敗する原因と対策について詳しく解説します。

記事の最後では、自動化ツールでリスクなく稼げる無在庫輸出ノウハウが学べる「ebay無在庫輸出 WEBセミナー」を今だけ無料で開催しています。興味がある方は、ぜひ最後までご確認ください。

尾藤淳
物販総合研究所 ebay輸出講師
この記事の著者:尾藤 淳

1978年生まれ、埼玉県在住。会社員として50万円稼ぎ将来に何の不安もなかったが、給料激減をきっかけに2012年から物販を始める。特に、日本の伝統工芸品やアニメ・ゲーム関連商品などを海外の人に販売する、ebay輸出が得意。ebayでの評価数は1万1000件を超える。現在は、ツールを使って無在庫で実践できるebay輸出のノウハウを開発し、物販総合研究所のスクールで多くの人に伝えている。
▶Twitter: https://twitter.com/bitojun
▶YouTube: 尾藤淳 [物販総合研究所]
尾藤 淳のプロフィール

この記事の内容

100人に聞いたドロップシッピングの失敗した経験がある人が全体の25%

100人に聞いたドロップシッピングの失敗した経験がある人が全体の25%

ドロップシッピングとは、販売者が商品を自分で在庫管理せず、注文を受けると仕入先から直接顧客に商品を発送するビジネスモデルです。

そんなドロップシッピングに関するアンケートを100人に対して実施したところ、回答者の25%が「ドロップシッピングで失敗した経験がある」と答えました。そして、失敗者の割合は4人に1人と比較的低く、全体の75%の人は成功していることから、適切な準備や戦略を取ることで成功の可能性が高まると考えられます。

ドロップシッピングで成功するには、失敗を糧に改善し、しっかりと対策を立てることが非常に重要です。

(関連)ドロップシッピングとは?副業に取り入れるのは正解?仕組みやデメリットを紹介

100人に聞いたドロップシッピングで失敗した体験談

100人に聞いたドロップシッピングで失敗した体験談

100人を対象に行ったアンケートで、ドロップシッピングで失敗した理由として最も多かったのは「品切れ商品が多くなった」でした。次に多かったのが「集客ができなかった」や「値下げしすぎて利益が出なかった」といった理由です。

こうした問題が、ドロップシッピングの失敗につながるパターンであることがわかります。以下では、実際の体験談とともに、よく見られる失敗のパターンについて詳しく紹介していきます。

品切れ商品が多くなってしまった

ドロップシッピングでは、販売者が自ら在庫を管理する必要はありませんが、仕入れ先での在庫切れが発生する場合があります。需要の高い商品をリサーチして出品していても、予想以上の需要により仕入れ先で商品が売り切れ、在庫切れの状態に気づかずに出品を続けてしまうことがあります。

その場合、商品が売れても発送ができず、最終的にキャンセル対応をせざるを得ない事態に陥ります。キャンセルが続くと顧客からの信頼が低下し、ショップ全体の評価に悪影響を及ぼす可能性があります。

【体験談】

需要のある商品をリサーチして出品していたが、売り切れになってしまい、出品を取り消さないといけないが、気づかずにそのままにしていたら売れてしまい、発送できずにキャンセルしました。

(男性 20歳〜30歳未満 会社員)

集客ができなかった

ドロップシッピングは、在庫を持たずに始められるため、仕入れ資金も必要なく初心者でも始めやすいビジネスモデルです。しかし、商品を出品するのみでは商品が売れないため、集客が不可欠です。

ターゲット層に対して効果的なマーケティングを行わなければ、サイトへの訪問者数が増えたとしても商品が購入されません。広告費用だけがかかってしまい、結果的に利益がほとんど出ないまま終わってしまうこともあります。

【体験談】

仕入れの費用や管理費用もかからないので、簡単に始められるところにメリットを感じたが、実際は集客がうまくできず、まったく利益を上げられなかった。

(男性 50歳〜60歳未満 自営業)

値下げしすぎて利益が出なかった

ドロップシッピングを国内で行う場合、競合が多く、価格競争が激化しやすい傾向があります。そのため、とくに人気商品ではライバルよりも安い価格で販売しなければならない状況に陥ることがあります。さらに、価格設定の際に、送料やプラットフォームの手数料を十分に考慮していないと、結果として利益が出なくなるケースも発生します。

【体験談】

あまり売れなかったので値下げをして対応しましたが、そのせいか利益がほとんど出ない状態になってしまい失敗しました。

(男性 40歳〜50歳未満 会社員)

広告にコストをかけすぎた

商品の売上を増やすために、広告に大きなコストを投資することはよくある戦略です。しかし、広告費をかけたにもかかわらず、期待したほどの売上につながらないケースも多々あります。

広告を通じて集客はできても、広告の効果や費用対効果を十分に計算していないと、広告費が利益を圧迫し、結果として利益がほとんど残らない状況になり得ます。

【体験談】

ヨーロッパ在住の友人から情報を貰って、仕入れる商品を決めています。その後派手にECサイトに広告を出して集客します。ただ広告費用が気が付いたら高額になっていて、ほとんど利益が出ないようになったことがあります。

(女性 40歳〜50歳未満 自営業)

商品の品質が低かった

ドロップシッピングや無在庫転売は、在庫を持たずに商品を販売できるビジネスモデルのため、商品が自分の手元に届かず、事前に品質を確認できないという特徴があります。そのため、仕入れた商品の品質が低い場合、購入者の期待に応えられず、クレームや返品につながるケースが少なくありません。また、品質が劣る商品は、顧客からの評価が悪化し、リピーターの獲得が難しくなり、結果的に長期的な売上に悪影響を及ぼします。

品質に対するリスクを減らすためには、まずは一度自分で商品を仕入れて検品することが推奨されます。事前に品質を確認することで、購入者の期待を裏切らない商品を提供でき、信頼性を高めることが可能です。

【体験談】

衣類系を低価格で販売していましたが、売れ行きが良くなく利益が上がりませんでした。商品の品質が悪く、地味な衣類が主だったので販売商品をリニューアルしました。

(男性 50歳〜60歳未満 自営業)

利用サービスが終了してしまった

利用していたドロップシッピングのサービスが突然終了してしまうこともあります。このような事態が発生すると、商品を販売する手段が失われるため、早急な対応が必要になります。しかし、新しいプラットフォームへの移行には時間とコストがかかるため、その間に売上が停滞してしまうことが多いです。

規約違反だった

出品していた商品や販売方法が、利用しているプラットフォームの規約に違反していることがあります。規約を十分に確認せずに販売を続けてしまうと、このようなことが起きる可能性があります。

【ドロップシッピングが禁止されているサイト】

  • Yahoo!ショッピング
  • ヤフオク(Yahoo!オークション)
  • メルカリ
  • メルカリShops
  • 楽天ラクマ
  • 楽天市場

【無在庫販売が許可されているサイト】

  • Amazon
  • ebay
  • BUYMA

規約違反があると、違反商品の削除や、アカウントの停止などの措置が取られることもあり運営が滞る可能性があります。ドロップシッピングを行う際は、各プラットフォームの規約をしっかりと把握し、違反のないように注意することが重要です。

失敗から学ぶドロップシッピングで失敗しないためのコツ

失敗から学ぶドロップシッピングで失敗しないためのコツ

ドロップシッピングは在庫管理の手間が少なく、初心者でも取り組みやすいビジネスモデルです。しかし、成功を収めるためには前述のような失敗を未然に防ぐ必要があります。

ここでは、よくある失敗を踏まえた上で、ドロップシッピングで成功するための具体的なコツをいくつか紹介します。

集客・マーケティングをしっかり行う

どれほど魅力的な商品を取り扱っていても、集客が不十分だと売上にはつながりません。そのため、ターゲット層を明確に設定し、適切な集客施策を行うことが重要です。以下のマーケティング手法を活用して、効果的な集客やリピーター獲得を目指しましょう。

集客におすすめのマーケティング施策

マーケティング施策 概要
SNSマーケティング Instagram、Twitter、Facebookなどで商品の魅力を発信し、ターゲット層への認知度を高める。
コンテンツマーケティング ブログや動画を通じて商品の価値を伝えることで、検索エンジンからの集客を狙う。
広告(リスティング広告、SNS広告) ターゲット層に向けた広告を出稿し、効率的に集客する。費用対効果を意識しながら運用する。
インフルエンサーマーケティング 影響力のあるインフルエンサーと連携し、商品を宣伝してもらうことで認知拡大を図る。

これらの施策を組み合わせて実施することで、ターゲット層に効率よくアプローチし、集客を最大化することができます。

リピーターを増やすためのマーケティング施策

マーケティング施策 概要
メールマーケティング 購入者に対して定期的にメールを送り、特典や新商品の案内を行うことで、再購入を促進。
特典キャンペーン 割引やクーポンなどを提供し、既存顧客の満足度を高めつつ、リピート購入を促す。
顧客アンケートの実施 顧客のニーズや不満を把握し、それに基づいてサービスや商品の改善を行うことで、顧客満足度を向上させる。

これらの施策を取り入れることで、顧客との長期的な関係を築き、リピーターを増やすことが可能になります。また、競合のマーケティング戦略を分析し、優れた点を参考にして自社の施策に反映させることも、さらなる成功へのカギです。

商品のジャンル・テイストを統一する

商品のジャンルやテイストを統一することで、ブランドイメージが明確になり、顧客に強い印象を与えられます。一方で、複数のジャンルに手を広げすぎると、ターゲット層がぼやけ、集客やマーケティングが難しくなるリスクがあります。

そのため、特定のジャンルに特化することで、競合との差別化がしやすく、信頼性の高い専門店として認識されやすくなります。加えて、商品ラインナップの統一は、仕入れや管理の効率化にもつながり、運営の安定性を向上させる効果もあります。

需要のない商品はすぐに売るのをやめる

需要のない商品を売り続けると、広告費に無駄なコストがかかり、結果として利益を圧迫する原因になります。そのため、人気のない商品には固執せず、トレンドや顧客のニーズに合った商品へと柔軟に切り替えることが重要です

市場調査や売上データを定期的にチェックし、商品の需要を見極め対応することで、効率的な運営を目指しましょう。

一点集中せずにさまざまな商品を扱う

定期的に売れている商品が1種類しかない場合、その商品のみを売り続けていると、トレンドの変化などで急に売れなくなったときに利益が一気になくなるリスクを伴います。複数の商品を取り扱うことで、リスク分散が可能となり、安定したビジネス運営を実現できます。

一部の商品が売れなくても、他の商品でその損失を補えるため、全体の売上を維持しやすくなります。また、市場や季節ごとのニーズに合わせて商品ラインナップを柔軟に変更し、競合他社との差別化も図れます。

適正な価格設定をする

商品の価格設定は、利益を確保しながら、顧客にとっても魅力的な価格であることが求められます。過度な値下げは、一時的に売上を伸ばすかもしれませんが、最終的には利益を圧迫するため、慎重な判断が必要です。

そのため、競合他社の価格を参考にしつつ、自社商品の価値に見合った価格を設定することが重要です。とくに、送料や手数料、広告費などのコストを十分に考慮し、それらをカバーできる価格でなければなりません。プロモーションやセールを行う際も、利益が確保できる範囲での値引きを心がけ、収益バランスを保つことが大切です。

諦めずに継続する

ドロップシッピングは、一朝一夕で大きな成果が出るビジネスではありません。粘り強く続けることが成功の鍵となります。商品の選定、マーケティング戦略、集客方法を継続的に見直し、状況に応じて柔軟に改善を続けていく必要があります。また、失敗や課題は、成功へのステップと捉え、そこから学んだことを次の挑戦に活かす姿勢が重要です。

 

 

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よくある質問

よくある質問

以下では、ドロップシッピングに関するよくある質問をまとめています。

ドロップシッピングを始めるメリットは?

  • 初期コストが低い:商品の仕入れ費用を前払いする必要がないため、低リスクで始められます。
  • 在庫管理不要:在庫を持たないため、在庫管理にかかる費用や手間が発生しません。
  • 発送作業が不要:商品の梱包や発送は仕入れ先が行うため、作業の手間を省けます。
  • 人件費削減:発送作業がないことで人件費が削減され、運営コストが抑えられます。
  • スケーラビリティが高い:自分の手間が増えないため、規模の拡大が比較的容易です。

ドロップシッピングには、初心者でも低リスクで始められるいくつかの大きなメリットがあります。まず、商品の仕入れ費用を前払いする必要がないため、初期コストを抑えられます。また、在庫を持たないため、在庫管理にかかる費用も発生せず、管理コストを大幅に削減できます。

さらに、商品の梱包や発送は仕入れ先が行うため、自分でこれらの作業をする手間が省けます。その結果、人件費も削減でき、運営コストを抑えた効率的なビジネスが可能です。

ドロップシッピングの集客方法は?

  • SNSを活用する(Instagram、Xなど)
  • Google広告やFacebook広告で特定のターゲット層にアプローチする
  • 商品のプロモーション動画を作成して視覚的に魅力を伝える

ドロップシッピングは、仕入れや発送の手間がない分、集客に力を入れることが重要です。まず、InstagramやXなどのSNSを活用し、商品を投稿することで認知度を高めるのは効果的です。視覚的なコンテンツやハッシュタグを活用して、ターゲット層にリーチしましょう。

さらに、広告を出して、より広範囲の顧客にアプローチすることも重要です。Google広告やFacebook広告を使えば、特定のターゲット層に向けたプロモーションが可能です。また、商品のプロモーション動画を作成して、視覚的に商品の魅力を伝えることで、顧客の関心を引きやすくなります。

ドロップシッピングの利益はどれくらい?

ドロップシッピングの利益は、販売価格から卸売価格と送料や広告費、プラットフォーム手数料などの諸経費を差し引いた金額となります。利益を増やすには、販売価格を上げつつコストを抑えることが大切です。

また、ドロップシッピングは販売者側の裁量が大きいため、特典を付けたり、アップセルを促すなどのオプションを追加して利益を最大化することが可能です。

ドロップシッピングはコツを掴めば失敗を回避できる!

この記事では、ドロップシッピングで失敗する原因や失敗しないためのコツについて詳しく解説しました。

上記のコツを理解して、ドロップシッピングにチャレンジしてみてください。

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