eBay輸出で販売を継続していくと、時々キャンセル依頼がある場合があります。キャンセルと言っても、1つではなく様々なパターンがあります。では、どのようなキャンセル依頼があるのか、複数のケースを紹介します。
入札のキャンセル
オークション形式の商品に入札が入った後に、やはり入札をキャンセルしたいと言われる場合です。
入札のキャンセルのことを、「cancel bid」と言います。
入札キャンセルの主な理由は、以下が考えられます。
- オークションに入札したが金額を間違えて入札してしまった
- 気が変わった
- 誤って違う商品に入札してしまった
- ライバルの出品者の最低落札価格を把握するために入札した
- 複数の同じ商品に入札をしておき、一番安く買えるものを購入、他はキャンセルするつもり
入札キャンセルの対処法
eBayでは原則、入札のキャンセルは認められておりません。しかし、例外として以下の理由の場合はキャンセルが可能です。
キャンセルが認められる理由(英語)
- You accidentally enter a wrong offer amount (for example, you submitted an offer for $9.50 instead of $99.95).
- The description of an item you have placed an offer on has changed significantly.
- You cannot get in touch with your trading partner by email or telephone.
キャンセルが認められる理由(日本語訳)
- 桁を間違えて入札してしまった
- 入札後に商品画像や説明が変わった
- 出品者と連絡がとれない
これらは自己申告ですので、いずれかを選択すればキャンセル自体はできてしまいます。
尚、キャンセル処理は、入札者自身が行います。よくあるのが、入札者が出品者に連絡をして「キャンセルして」と直接依頼することです。
キャンセルの操作は入札者しかできません。親切な出品者であれば手順を教えてくれるかもしれません。
(参考)以下のURLから自身が入札した商品のキャンセル処理が可能です
https://offer.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?RetractBestOfferShow&guest=1
該当のitem numberを入力する必要があります。
落札後のキャンセル
商品が落札された後にキャンセル依頼が来る場合があります。パターンは大きく2つです。
- バイヤーからキャンセルすると連絡してくる場合
- 落札されたが入金がなく、キャンセルせざるを得ない場合
一番多いのは後者の方で、落札が成立したが入金がない、連絡しても音沙汰がないというパターンです。
落札後のキャンセル/取引不成立の場合、出品者は放置をせずに、出品者側から入金を促す、入金がない場合はキャンセル処理を行う必要があります。
なぜなら、キャンセルをしないと、落札手数料(Final value fee)がしっかり取られてしまうからです。
キャンセルするには、Resolution Centerから手続きが可能です。
I sold an item. の理由を「I haven't received my payment yet.」(支払いがまだありません)とします。
ここでセラー都合のキャンセルにしてしまうと、アカウントに欠陥が残ってしまい方々に影響が残ります。キャンセル時の理由は間違えないように注意が必要です。
まとめ
このように、キャンセルと言っても、様々なパターンがあります。取引でキャンセルとなった場合は手順通りに処理を行えば何も問題ありません。キャンセル処理は、数回経験すると手順はマスターできます。
eBay輸出をされる方はキャンセル方法について把握しておきましょう。
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