メルカリで値下げ交渉についてアンケート
メルカリで出品をすると、値下げの交渉を申し込まれることがあります。そんな時、値下げ交渉への対応方法に迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで、物販総合研究所ではメルカリで出品経験のある人を対象に、アンケートを実施。値下げ交渉への対応方法について調査をしてみたところ、以下の結果を得られました。
それぞれの詳細を、解説します。
値下げは「要望金額より少額で応じた」「断った」人が最多
アンケートの結果、値下げ交渉をされた際の対応方法として「要望された金額よりも少額で応じた」と答えた人が全体の36%、「要望された金額に応じた」と答えた人が全体の22%でした。この結果から、半数以上の人が値下げの交渉に応じていたことがわかります。
値下げ交渉に応じた理由は「早く売りたかったから」
値下げ交渉に応じた理由は、「早く売りたかったから」という回答が最多でした。
【体験談】
「3,300円で出品していた書籍について、3,000円の値下げ交渉が来たので、応じました。
「いいね!」をしてくださる方はいるものの、なかなか売れずに早く売りたいという気持ちが強まっていたからです。売れたときは、ホッとしました。」
(女性 50歳〜60歳未満 パート)
【体験談】
「AirPods Proを3,000円くらい値下げしたのですが、その時はAirPods ProがAmazonやヨドバシカメラなどで5,000円以上安くセールをしていたので早く買ってもらいたいと思い値下げ交渉に応じました。」
(男性 40歳〜50歳未満 飲食業)
「値下げ交渉に応じないと、いつ売れるかわからない」という焦りから交渉に応じる人が多いことが、アンケートの回答内容から伺えます。
値下げ交渉を断った理由は「商品の価値を維持したかったから」
値下げ交渉に応じない人は、全体の35%ほどでした。応じなかった理由として多かったのは、「商品の価値を維持したかった」というものです。
【体験談】
「あんまり安い価格で交渉されるとがっかりする。ある程度の価格で売りたい。」
(男性 40歳〜50歳未満 アルバイト)
【体験談】
「1万円の物を9,000円にと連絡が来るも、確実にこの価格で売れるものと自信があることから、その方には丁寧にお断りしました。」
(男性 50歳〜60歳未満 会社員)
【体験談】
「ほぼ未使用のアウトドアブランドのジャケットを出品した際に、半額にしてくれたら購入すると言われた。新品同様なのに半額というのは納得できなかったので丁重に断った」
(女性 20歳〜30歳未満 会社員)
この回答結果から、商品が売れる自信のある人ほど値下げ交渉に応じない傾向にあることがわかります。商品のニーズや相場価格を理解することで、価値と金額の見合わない値下げ交渉に対し、強気の姿勢を保てるのでしょう。
【劇的変化】メルカリのやり取りがこんなに変わる!コピペで効率化する手法を試してみませんか?
物販総合研究所では、メルカリのやり取りをすべてコピペで解決できる「最強フレーズ集」を今だけ無料で配布しています。
- メルカリの値引き交渉を上手に断りたい…
- メルカリで良い評価を獲得する秘訣を知りたい
上記に当てはまる方に大変おすすめの内容です。興味がある方は、ぜひ以下のバナーから無料でダウンロードしてください。
メルカリの値下げ交渉があった場合、出品中なら価格変更可能
メルカリの値下げ交渉に応じる場合、商品の価格を変更しなくてはなりません。価格変更をできるのは、出品中の商品のみです。
購入済みの商品は価格の変更をできないため、よほどの事情がない限り、値段交渉に応じるのは出品中の商品のみにしたほうが良いでしょう。
メルカリで出品中の商品を値下げする方法
メルカリで出品中の商品を値下げする方法は、以下の3つです。
それぞれのやり方を見ていきましょう。
出品中の価格変更方法
出品中の商品の価格を変更する場合、まずはマイページを開きます。その中にある、「出品した商品」をタップし、出品済み商品の一覧を開きましょう。
一覧の中から、値下げしたい商品を選び、「商品を編集する」をタップ。表示される商品編集画面で、販売価格を変更します。
値下げ交渉に応じて金額変更をする際は、商品名も「〇〇様(交渉した人の名)専用」と変更しておくと安心です。購入者名をわかりやすく表示しておくことで、ほかのユーザーが購入してしまうのを防げます。
一括値下げ機能
複数の商品を値下げする場合、1つずつ価格を設定し直すのは手間がかかります。「一括値下げ機能」を使うことで、まとめて価格を変更でき、値下げ作業の手間を軽減できます。
まとめて値下げをする方法は、「マイページ」から「出品した商品」をタップ。画面右上の「一括設定」から、「一括で値下げする」を選びます。
「一括値下げ」の設定画面では、商品すべての値下げ額を一律で設定できます。出品中の商品すべてを値下げする場合は、右上の「すべて選択する」にチェックを入れましょう。
個別で値下げ金額を反映させる場合は、値下げしたい商品の右側にあるボックスにチェックを入れます。
希望価格の登録機能(購入者側)
メルカリで値下げ交渉をしたい購買者側の人は、「希望価格の登録機能」を活用すると便利です。
希望価格の登録機能とは、簡単に言えばメッセージのいらない値下げ交渉のことを言います。「いいね!」をした商品を「この金額にしてほしい」と、希望価格のみを出品者に知らせる機能で、挨拶や交渉などのやり取りはできません。
出品者が希望価格に応じて価格変更をした場合、購入者側に通知がいきます。希望価格になったからといって自動で購入はされないため、通知を確認したら横入りをされる前に、購入手続きを済ませましょう。
希望価格の登録方法は、まず欲しい商品に「いいね!」をします。その後、「マイページ」の「いいね!一覧」をタップ。
商品の右側に「希望価格」が表示されているので、一覧から希望金額を選択します。希望金額を自分で設定したい場合は、「希望金額を入力する」をタップし、下部に書かれている値段の範囲で希望金額を入力します。範囲外の価格には設定できないので、注意しましょう。
また、1,000円以下の商品やメルカリshopの商品、すでに値下げ済みの品などは希望価格を設定できません。これらの値下げ交渉は、コメントのやり取りで行ってください。
メルカリで値下げ交渉をされないためにできる対策
メルカリで値下げ交渉のやり取りを手間と感じる人もいると思います。
メルカリで値下げ交渉をされない方法として、以下が有効です。
それぞれの内容を、確認してみましょう。
プロフィール・商品説明文に「値下げ不可」を記載する
「値下げ不可」の文言をプロフィールや商品説明文など、購入希望者の目に止まる場所に記載しておくことで、値下げ交渉の機会をぐんと減らせます。
値下げ不可を明記しているのにも関わらず、交渉が発生した際も「記載内容の通り、値下げには応じられない」と断りやすくなるでしょう。
値下げ交渉を避けたい人や、交渉のやり取りの手間を少なくしたい人におすすめの方法です。
「出品したい商品の価格を調べる」と商品検索で相場の価格を把握しておく
出品ページに表示される「出品したい商品の価格を調べる」機能から、商品の価格の相場感を調べることも大切です。同時に、商品名で検索をかけて、現在出品されている同じ商品の平均的な価格も確認しておきましょう。
相場に近い価格かそれ以下で販売することで、値下げ交渉を希望する人を減らせます。
ちなみに、以前はAIが自動で売れやすい価格を設定する機能が実装されていましたが、2024年7月現在では削除されているようです。少し手間ではありますが、売れやすい金額を自分で調べ、設定しましょう。
「値下げ交渉」を考慮した価格設定にしておく
値下げ交渉を避けた戦略を練っても、交渉を希望する人が現れることもあります。
値下げ交渉を断るのが苦手な人は、販売予定額に10%ほど上乗せした金額で、出品すると良いでしょう。値下げ交渉に応じても想定していた利益を得られるため、断る手間や断ることで生じる心理的なストレスを減らせます。
メルカリの値下げ交渉役立つコメント例文
メルカリの値下げ交渉をどのように断れば良いのか、迷ってしまう人も多いと思います。
ここからはメルカリ経験者の体験談を元に、メルカリの値下げ交渉を断る際に役立つ例文を以下の3つのパターンでご紹介します。
コメントで値下げを断る場合の例文
【お断り例文】
「コメントありがとうございます。こちらは希少価値が高く状態も良好なため、○○円での販売を考えております。ご希望に添えず申し訳ございませんが、現在の価格でご検討いただけますと幸いです。」
(男性 50歳〜60歳未満 自営業)
【お断り例文】
「コメントいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、送料や梱包材費を含めた低価格にての出品なのでお値下げは難しいです。ご希望に添えず申し訳ありません。」
(女性 30歳〜40歳未満 自営業)
値下げ交渉のコメントが送られてきた場合は、例文のように返答すると良いでしょう。ポイントは、値下げ交渉に応じられない旨をていねいに伝えることです。また、値下げをできない理由もしっかり説明することで、相手も納得しやすくなります。
そのほかに、以下のようなシンプルな例文も有効です。
- 「しばらくお値下げは検討しておりません。よろしくお願いいたします」
- 「お値下げを考慮した上での金額です。どうぞご了承ください」
値下げ交渉を断る方法については、以下の記事も参考にしてください。
(関連)「メルカリ 値下げ 断る」
プロフィールで「値下げ不可」を記載する場合の例文
【お断り例文】
この商品に関しては基本的に値下げをする意向はありません。
(男性 40歳〜50歳未満 自営業)
【お断り例文】
送料などもありますので申し訳ありませんがお値下げには対応出来ません。
(男性 30歳〜40歳未満 製造業)
プロフィールにあらかじめ値下げ交渉に応じない旨を記載しておくのも、値下げ交渉を防ぐ有効な手段です。プロフィールを閲覧してくれた人に悪い印象を与えないよう、柔らかい言葉を選びましょう。
それでも値下げ交渉が生じた際は、プロフィールを見てもらえるよう、以下のように誘導するのも良い方法です。
- 「プロフィールにある通り、お値下げはお断りしています。ご了承ください」
- 「コメントありがとうございます。お値下げに関しては、プロフィールにお断りの旨を記載しております。お手数ですが、ご確認をお願いします。」
値下げ交渉がしつこい場合に穏便に断る例文
【お断り例文】
「申し訳ありませんが、その価格での値下げは厳しいです。〇〇円でしたら対応可能ですので、一度ご検討下さい。」
(男性 30歳〜40歳未満 会社員)
【お断り例文】
「一定期間売れなければご希望に応じますが、まだ出品してから日が経っていないため、しばらくは今の価格のままで販売させて頂こうと思います」
(女性 30歳〜40歳未満 イラストレーター)
アンケート結果には、あまりにしつこい交渉に辟易し、出品を取り下げた経験を持つ人もいました。
しつこい値下げ交渉が発生した場合、毅然とした態度で断ることも大切です。以下のようにこれ以上の連絡を拒否する旨を伝えたり、登録機能を促したりすることで、納得してくれるケースもあります。
- 「しばらくは値引きを行うつもりはございません。値引きを行うタイミングは未定ですので、これ以上の交渉のご連絡はお受付できません。」
- 「ご希望価格の登録機能をご活用ください。ご希望の価格に値下げをした際に、通知がいきます」
また、それでも値下げ交渉を続けるユーザーには、ブロック機能を活用すると良いでしょう。ブロックすることで、対象のユーザーはコメントや「いいね!」、購入などができなくなります。
ブロックされた相手にブロックの通知はいきませんが、何らかの問題が発生した際は、運営事務局に相談しましょう。
以下の記事でもしつこい値下げ交渉の撃退術を解説しています。あわせてご覧ください。
(関連)メルカリの値下げ交渉がしつこい…!避けるためにできること6選
メルカリの「値下げ」の最適なタイミング
値下げのタイミングは、週末や休み前などがおすすめです。
週末や休み前など、メルカリを楽しむタイミングは、リラックスしている時間が多い傾向にあります。そのタイミングで値下げ通知を送ることで、購買意識を刺激できます。
また、同じような商品の出品が目立ってきた際も、値下げのタイミングです。価格を下げることで、競合と差別化できます。
そのほかにも、長く売れ残っている商品を値下げをすることで購入者希望者が現れることもあるでしょう。似た商品の売れ行き状況を確認しながら、商品ごとにベストな値下げのタイミングを探してみましょう。
よくある質問
ここからは、メルカリの値下げに関するよくある質問に回答します。
メルカリの値下げはいくらが妥当ですか?
メルカリの値下げ価格は、1〜2割程度が一般的な交渉価格です。それ以上の値下げは利益度外視になってしまうこともあるため、断ったほうが良いかもしれません。
上述した例文を参考にして、お断りのメッセージを送りましょう。
メルカリは早い者勝ちですか?
メルカリは「早い者勝ち」が基本的なルールです。そのため、値下げ交渉に応じ価格を下げた「専用ページ」を作成しても、第三者に横入りされることがあります。しかしメルカリのルール上、横入りに関して特にペナルティなどは設定されていません。
ペナルティがなくても、本来の購入希望者を含めたトラブルに発展する可能性があります。専用ページの作成時は「横入り禁止」などの文言を加えて、交渉をしてきた人以外の購入を防いだほうが良いでしょう。
メルカリの値下げ交渉を避けるには事前対策が必要
この記事では、メルカリの値下げ交渉への対応について詳しく解説しました。
- プロフィールや商品説明文に「値下げ不可」と記載しておく
- 相場並みもしくは相場以下で出品する
- 「値下げ交渉」を考慮した価格に設定しておく
上記の対策を講じることで、メルカリの値下げ交渉や、値下げを断る手間から開放されます。
物販総合研究所では、メルカリのやり取りをすべてコピペで解決できる「最強フレーズ集」を今だけ無料で配布しています。
- メルカリの値下げ交渉をうまく断る裏技
- メルカリで良い評価を得る簡単な手法
などについて詳しく紹介しています。興味がある方は、ぜひ以下のバナーから無料でダウンロードしてください。