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投げ銭アプリで稼ぐコツとは?法律違反でトラブルになるケースも解説

更新日:2023年9月6日

コロナ禍により在宅で楽しむエンターテイメントが広がりを見せつつある昨今、配信アプリを楽しんでいるときに投げ銭が飛び交っているのを見たことはありませんか?

この記事ではそんな投げ銭を行える投げ銭アプリの仕組みや楽しさを紹介し、おすすめの投げ銭アプリおよび配信者として稼ぐためのポイントを紹介します。

船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

投げ銭アプリってどんなもの?

投げ銭アプリとは、そもそも何をするどんなものなのでしょうか。

仕組みやハマるポイントも合わせて見ていきましょう。

 

そもそも投げ銭とは

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投げ銭とは、本来大道芸人やストリートミュージシャンに対してお捻りとして金銭を投げ入れることを指します。

転じて、今ではインターネット上でコンテンツを提供した人に金銭を払うシステムの呼び名として使われているのです。

投げ銭ができるアプリには、映像などのコンテンツを配信してその中で投げ銭ができるものと、投げ銭をすることに特化したアプリがあります。

直接的に金銭を送るだけではなくアプリ内で購入したギフトを贈るなど、システムによって投げ銭の形態は様々です。

最近では新型コロナウイルスの影響で観客を入れたイベントが開催しづらくなったこともあり、プロ野球やJリーグなどのプロスポーツでも、投げ銭システムを取り入れるコンテンツが増加傾向にあります。

 

投げ銭アプリの仕組み・システム

投げ銭には大きく分けて二つの仕組みがあります。それぞれの仕組みについてまずは理解をしておきましょう。

【投げ銭アプリの仕組み2つ】

  • 都度課金タイプ
  • チャージ課金タイプ

 

都度課金タイプ

都度課金タイプとは、閲覧している人が投げ銭をしたいときに、クレジットカードで決済をして支払うタイプの投げ銭です。

好きなタイミングで投げ銭が出来るので、閲覧していて気持ちが高まった時など、よりリアルタイムで支援することが出来るのが特徴です。

しかし、クレジットカードの決済情報の入力を最初に課金する際に行う必要があるため、初回のみ投げ銭をしたいタイミングとずれるデメリットがあります。

 

チャージ課金タイプ

チャージ課金タイプとは、始めにポイントなどを購入してチャージしておき、チャージしたポイントで交換したギフトやアイテムを、相手に送るタイプの投げ銭です。

ライブ配信アプリに多いタイプの投げ銭で、事前にチャージをしておけばいつでも投げ銭できるため、閲覧者にとってはよりリアルタイムに投げ銭がしやすいシステムとも言えます。

ただ、直接金銭を送るわけではないため、お金を贈っているという感覚になりにくいとも言い換えられます。

 

投げ銭にハマるのはなぜ?

なぜ投げ銭にハマる人が続出しているのでしょうか。

配信者、閲覧者それぞれのハマるポイントを見てみましょう。

 


配信者がハマるポイント

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配信などコンテンツを提供する側(配信者)は、これまでの配信方法では広告料が主な収入でありましたが、見ている人から投げ銭をもらうことで直接的な収入を得ることが出来るようになりました。

また、見ている人の反応を投げ銭という形で直接もらえることも、コンテンツを配信するモチベーションに繋がるようです。

コンテンツを自分で作る夢や理想を持っていた配信者の場合、アルバイトなど別な収入源を持って夢の実現に向かって努力をしていることがほとんどでしたが、投げ銭によってコンテンツを提供することで直接的な収入が得られるため、夢への努力と収入源を同時に得ることが出来るメリットがあります。

 

閲覧者がハマるポイント

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コンテンツを閲覧している人にとって、投げ銭はリアルタイムでコンテンツの配信者に送金できるため、よりダイレクトに配信者を支援をすることができます。

また、ライブ配信アプリなどの場合、投げ銭をすることで配信中に配信者に名前を呼んでもらえたり感謝をされることもあり、閲覧者にとっての喜びに繋がっています。

配信者が日々新しいことに挑戦をしたり、閲覧者が増えてコンテンツが成長していく過程を見守ることで、成長過程を疑似体験することが出来ることも魅力と言えるでしょう。

 

投げ銭アプリは稼げる?

では、実際投げ銭アプリではどのぐらい稼ぐことができるのでしょうか。

また投げ銭を換金する際に重要な「還元率」についても説明をします。

 

実際にどれくらい稼げるの?

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動画配信で投げ銭をもらえるアプリでは、閲覧者から送られる投げ銭以外にも、視聴者数や視聴回数によってアプリ側から収入を得ることが出来るものも多くなっています。

アプリによっては、アプリ内で行われるイベントで賞金を得ることが出来る場合もあり、稼ぐ方法は様々です。

具体的に配信者の収入を見てみると、利用者の多い17LIVEのトップ配信者は投げ銭を含めた収入が年収5000万円を超えることもあるそうです。

始めから高収入は望めずとも、配信を増やしてファンを増やしていくことで一カ月で1万円前後の収入を見込むことが出来ます。

中位ライバーと呼ばれる程度の人気を得ると、年収100~1000万円、ランキングで常に上位に入れるようになれば年収1000~5000万円も夢ではありません。

 

投げ銭の還元率はアプリごとに異なる

投げ銭は閲覧者が支払った金額がそのまま配信者に支払われるわけではなく、アプリ側で差し引かれた金額及び手数料を引いた金額を現金などで受け取ることが出来ます。

投げ銭の金額のうちいくら受け取れるのかは「還元率」と言われ、アプリによってその割合はまったく異なります。

高い還元率を誇るアプリの中には100%全額を受け取れるものもあれば、10%台しか受け取ることが出来ないサービスもあるのです。

代表的なアプリごとの還元率は以下の表の通りになっています。

それぞれのアプリについては次の段落でご紹介します。

 

稼げる!人気の投げ銭アプリ

現在、日本では約20以上の投げ銭を得られるアプリが配信されています。

その中でも特に投げ銭で稼ぎやすい配信アプリを5つ紹介していきます。

【稼げる!人気の投げ銭アプリ】

  • YouTube LIVE
  • SHOWROOM
  • 17LIVE(イチナナライブ)
  • HAKUNA LIVE(ハクナライブ)
  • Pococha(ポコチャ)

 

YouTube LIVE

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YouTubeはインターネットにおける動画配信サービスの草分け的存在であり、認知度が高いためもともとの閲覧者が多いのが特徴です。

このYouTubeで配信を行うサービスが「YoutubeLIVE」です。

投げ銭のことを「スーパーチャット(スパチャ)」と呼び、100~50000円の中から1円単位で投げ銭をすることができます。

金額によってチャットへの表示に違いがあり、金額が高い投げ銭をした人ほどコメントの色が派手になり長時間コメントが上部に固定されるなど目立つ設定となっています。

YoutubeLiveの還元率は50~70%で、受け取る際に別途手数料が必要になります。

2020年10月時点で、世界のYoutube全体の累計スパチャ金額上位10人のうち、8人が日本からの配信であり、日本でも人気がある投げ銭システムである。

配信者がスパチャを受け取る配信を行うためには、いくつかの条件をクリアしなければならず、チャンネルを開設してからすぐにスパチャ配信を行えるわけではないため注意が必要です。

 

SHOWROOM

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SHOWROOMは投げ銭機能の付いた動画配信アプリで、乃木坂46などのアイドルや人気芸能人、著名人の配信が多く行われているのが特徴です。

利用者数は400万人前後と見られ、アイドルの配信も多いため利用者は女性より男性の比率が高い傾向があります。

SHOWROOMの投げ銭システムは「ギフティング」と呼ばれ、閲覧している人はSHOWROOM内の仮装通貨ShowGoldを購入し、それを使って購入したギフトを配信者に送ります。

ギフトは価格ごとに7種類あるから選ぶことが出来ます。

還元率は公表されていないものの、配信者によっても還元率は異なっており、20~35%程度の還元率と見られています。

送られたギフト以外にも、コメントも報酬となるために比較的稼ぎやすいアプリです。

 

17LIVE(イチナナライブ)

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17LIVEもSHOWROOMと同様に、投げ銭機能の付いた動画配信アプリです。

しかし、SHOWROOMと違って一般の配信者が多く活躍しているのが特徴です。

また、イチナナの事務所に所属している配信者は公式配信者として「イチナナライバー」と呼ばれています。

台湾発のアプリで世界9カ国で配信されており、利用者数は全世界で4000万人を超えていると言われています。

利用者の男女比は同じですが、SHOWROOMに比べて利用者の年齢が高い傾向があります。

17LIVEは閲覧者が事前に購入したポイントからギフトを送る、チャージ課金タイプのアプリです。

還元率は視聴者数、視聴時間、ギフト数によって変わるため、配信者により異なっています。

還元率は公表されていませんが、有名な配信者になれば還元率は5割程度、初心者は1.3~3割程度と見られています。

 

HAKUNA LIVE(ハクナライブ)

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HAKUNA LIVEは2019年7月に配信が開始された、動画配信アプリの中でも比較的新しい日本発のアプリです。

まだ新しいサービスのためユーザー数は他のサービスに比べて少なく、500万人程度と見られています。

投げ銭機能の付いた動画配信アプリになっており、ダイヤと呼ばれるアプリ内通貨を購入し、そのダイヤを消費してギフトを配信者に送るチャージ課金タイプです。

貰ったギフトはスターというポイントに換算され、1スター1円として配信者は換金することが可能になります。


2020年7月のレートで計算すると、還元率は40%弱。

還元率は公表されていますが、米ドルへの換算を挟むため還元率は米ドルのレートに左右されます。

他の配信アプリと大きく異なる点として、動画だけではなく音声のみの配信もできることが挙げられます。

またリスナーを配信に招待して一緒に配信するユーザー参加型配信も人気です。

 

Pococha(ポコチャ)

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Pocochaはゲームアプリの配信などで有名なDeNAが提供する日本製のアプリです。

2017年から提供されておりユーザー数が他の配信アプリに比べてもあまり多くない分、配信者のライバルも多くなく人気を得やすいと言えます。

有名な配信者(ライバー)がPocochaのテレビやラジオCMに出演したり、雑誌でモデルをしたりと、タレント活動のような売り出し方もしているのが特徴です。

無料のユーザーもログインやコメントなどでもコインを得られ、課金して購入したコインと同様に配信を盛り上げるためのアイテムを入手できます。

アイテムを使用して動画を盛り上げることで、盛り上がりに応じて配信者は「盛り上がりダイヤ」をもらうことができます。

また、配信した時間に応じてもらえる「時間ダイヤ」があり、この得られたダイヤを換金することで収入を得ることが可能です。

1日の最高配信可能時間は4時間で、時間当たりでもらえるダイヤは配信者のランクによって異なります。

 

人気ライバーを目指すには?たくさん投げ銭をしてもらうためのコツ

いざ配信を始めても、最初から簡単に投げ銭をしてもらうのは難しいものです。

ここではより多くの投げ銭をしてもらうために4つのコツを紹介していきます。

【たくさん投げ銭をしてもらうためのコツ4つ】

  • コメントや投げ銭へのリアクションはしっかり取る
  • 自分に合った投げ銭アプリを選ぶ
  • 配信以外のメディアも利用する
  • 毎日定時に配信をする

 

コメントや投げ銭へのリアクションはしっかり取る

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アプリによって異なる者の、投げ銭をされると画面にエフェクトがかかったりアイコンが飛んできたりと、配信者やリスナーに投げ銭が見えることがほとんどです。

そのため、投げ銭への感謝や喜びはしっかりリアルタイムで閲覧者に伝えると良いでしょう。

コメントをしてくれた人の名前を読み上げたり、感謝の気持ちを伝えることは、閲覧者にとっては投げ銭のメリットと言えます。

しっかりリアクションを取ることで自分のファンになってもらい、次の配信の閲覧へと繋げることが重要です。

また、毎回投げ銭をしてくれるようなヘビーリスナーには、個別に感謝のメッセージを伝えるなどのフォローも必要になります。

 

自分に合った投げ銭アプリを選ぶ

一言で投げ銭アプリと言っても、それぞれ異なる特徴があるため、より自分に合ったアプリを選ぶことが大事になります。

年齢層や、男性向けか女性向けかなど、自分が行いたい配信内容に合わせて、閲覧する人を想定しましょう。

その想定した閲覧者が多く利用しているアプリを選ぶのがポイントです。

また、投げ銭でしっかりと収入を得たいのか、マイペースにお小遣いを稼ぎたいのかによっても選ぶアプリが異なってきます。

アプリによって還元率も異なるため、納得のできる還元率のアプリを選びましょう。

 

配信以外のメディアも利用する

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投げ銭アプリで配信を行うだけではなくSNSやブログなど配信以外のメディアで情報を発信することで、自分自身のファンになってもらうこともリスナーを増やし投げ銭を増やすための重要な方法と言えるでしょう。

Instgram、Twitter、Tiktokなど、自分の配信を見てくれる人、また見てほしい人が利用していそうなSNSで情報を発信し、集客に繋げましょう。

 

毎日定時に配信をする

毎日決まった時間に配信をすることも重要です。

配信の想定した閲覧者がアプリを見やすい時間帯に毎日定時配信することで、閲覧者の目に留まりやすくなり、結果的にファンも増えやすくなります。

例えば10~20代向けの配信なら21~23時ごろ、主婦向けの配信なら13時~15時などを狙うと良いとされています。

また、Youtubeも毎日投稿することで閲覧数が増え、関連動画としてサムネイルが表示されやすくなることもあります。

毎日投稿することで動画が検索でヒットする確率もあがるのです。

 

投げ銭アプリで法律違反?トラブル・違法にならないための注意点!

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閲覧している人に楽しんでもらい、自分の収入にもつながる投げ銭アプリはメリットばかりに見えますが、利用する際には注意も必要です。

注意点を大きく2つ解説します。

【投げ銭アプリで稼ぐときの注意点】

  • 投げ銭をむやみに煽らない
  • 確定申告は忘れずに

 

投げ銭をむやみに煽らない

必要以上に閲覧者に投げ銭を煽ることはトラブルのもとになりやすいので行ってはいけません。

金銭をむやみに要求すること自体が軽犯罪法で乞食行為として禁止されており、実際に過去に生配信で「お年玉をください」と路上配信した人が逮捕されているケースもあります。

投げ銭は直接的な金銭ではないものの、閲覧者は実際にお金を払って投げ銭をするため、閲覧者のことをきちんと考えて投げ銭を煽ることはしないようにしましょう。

 

確定申告は忘れずに

投げ銭で得た収入も、金額によっては確定申告をする必要があるので注意しましょう。

投げ銭で収入を得た場合、配信以外に仕事を持っていて年間の投げ銭などの仕事以外の収入が20万円を超えたら、確定申告が必要になります。

配信以外に仕事が無い場合は、基礎控除額(令和元年以前は一律38万円、令和二年以降は収入によって0~48万円)を越えた場合に確定申告が必要です。

うっかり忘れて脱税をすることにならないように、収入の計算は正しく行いましょう。

 

人気の投げ銭アプリで稼げる配信者になろう

投げ銭アプリも上手に活用することで多くの収入を見込むことができます。

今すぐに人気配信者になることは難しいですが、地道に活動を続けて稼げる配信者を目指しましょう。

もし、投げ銭以外の収入を考えているなら、転売・せどりの物販ビジネスを始めてみるのはどうでしょうか。

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