ラクマとは?旧フリルと旧ラクマが統合して誕生
ラクマは、楽天が運営するフリマアプリです。
もともと「ラクマ」はフリマアプリとして存在しましたが、日本初のフリマアプリ「フリル」を2016年9月に買収し、「新生ラクマ」として生まれ変わりました。
システムは旧フリルが名前を変えてラクマとして引き継がれているため、旧ラクマのアプリは2019年7月1日で機能を停止しています。
過去に旧ラクマを使用していた人は、現在は使用できなくなっているため注意しましょう。
ラクマの転売が人気の理由
ラクマでの転売はなぜ人気なのでしょうか。
ラクマで転売するメリットを探ることで、人気の理由を知ることができます。
【ラクマの転売が人気の理由】
- スマホで気軽に始められる
- 手数料が安い
- ライバルが少ない
- 売れる商品をリサーチしやすい
スマホで気軽に始められる
ラクマはスマホさえあれば簡単に始めることができます。
仕入れからリサーチ、出品など、転売に必要な作業がすべてスマホ上で行えるので、移動時間や休憩時間、家事の合間など、ちょっとしたスキマ時間を有効活用できます。
転売のためにまとまった時間を作らなくてもよいので、忙しい人でもストレスになりません。
スマホ1台あれば、時間や場所を問わずに稼ぐことができる気軽さが、ラクマの魅力です。
手数料が安い
ラクマのようなフリマサイトを利用して転売を行う場合、商品が売れたら、販売手数料を支払う必要があります。
ラクマの手数料は、販売した商品価格の6.0%(税抜)です。
フリマアプリ最大手のメルカリの手数料10%(税込)と比較すると、約4%安くなっています。
販売手数料がいくらかかるかによって、実際に手元に入ってくる売上金に大きく差が出るため、手数料は重要です。
手数料の安さも、ラクマの魅力のひとつです。
ライバルが少ない
ラクマは、人気も認知度も伸びており、ユーザー数も増えていますが、メルカリに比べれば利用者は少ないです。
転売で大きく儲けようと思っているライバルは、ラクマよりユーザー数の多いメルカリを選ぶ傾向があります。
このため、ラクマには転売のライバルが少なく、出品した商品が売れやすくなっています。
ライバルの少ないラクマでニーズの高い商品を出品すれば購入してもらいやすくなり、効率的に利益を出すことができます。
売れる商品をリサーチしやすい
ラクマを利用している人の多くは、ビジネスとして儲けようとしているわけではなく、不用品の処分が目的です。
このため、商品の相場を意識することがあまりなく、売れそうな値段で適当に値付けされた商品が多くなっています。
転売でよく売れる人気の商品が、相場より大幅に安く出品されていることも珍しくありません。
タイミングによっては、そのような商品を格安で仕入れることができます。
出品前に知っておきたいラクマの基本情報
まずは、出品者として知っておくべき、ラクマの基本的な情報について解説します。
ラクマ全体の取引の流れを簡単に説明!
- 商品の写真を撮影する
- 説明文を入力して出品
- 購入されたら発送
- 商品が届いたら購入者から受取評価が届く
- 購入者を評価する
- 売上金として反映される
詳細な手順は後述します。
登録無料!ラクマの出品にはお金がかからない
フリマサイトを利用するにあたって気になるのが、登録料や月額使用料です。
せっかく安く購入できたり、高く売ることができたりしても、登録料や月額使用料があったら「お得感」や利益も少なくなってしまいます。
ラクマの場合は、登録料・月額使用料どちらもかからず無料で利用することができます。
たとえば商品を購入した場合、送料込みの商品であれば、その代金以外にかかるコストはありません。
ただし、自分が出品したものが売れたときは所定の手数料が発生します。
この手数料についてはこのあと解説します。
ラクマの出品にかかる手数料
ラクマで出品したものが売れた場合に発生する可能性があるものは、販売手数料、決済手数料、振込手数料の3つです。
販売手数料は商品が売れた時に限り、商品価格の6.0%(税別)がかかるもので、必ず発生する費用です。
しかし、ラクマの販売手数料は他のフリマサイトと比べても低率なのが特徴です。
フリマサイトでは、出品した商品が売れて売上金がたまったら、振込申請をして出金します。
その際にかかるの振込手数料が、ラクマでは1件210円となっています。
振込先を楽天銀行にして、1万円以上の振り込みとすれば、手数料が無料になるのでお得です。
ほかにも商品購入の際に支払方法にコンビニ・郵便局/銀行ATM・d払い・携帯キャリア払いを選択した場合、1件ごとに100円の決済手数料がかかります。
住所・氏名等の本人情報の登録は必須
ラクマで出品、買い物をするためには住所や氏名等の本人の情報を登録する必要があります。
初めて出品・購入をするときに、「連絡先・住所の設定」という画面が表示されます。
過去に使用歴のある人でも、すべての項目に登録されていない場合は、同画面が表示されます。
【登録項目】
- 氏名(カナ)
- 電話番号
- 生年月日
- 郵便番号
- 住所
出品禁止商品あり!「禁止商品リスト」をチェックしよう
禁止されている商品を出品すると、出品が制限されたり、アカウント停止や退会処分になったりすることがあります。
禁止リストを事前に確認しておきましょう。
【禁止商品リスト】
- ブランド商品の類似品、偽造品、レプリカ商品
- 第三者の知的財産権を侵害しているもの
- 法令に違反している商品 、医薬品・医療機器など
- 特定の食料品および飲料品など
- 公序良俗に反するもの
- 金券・チケットなど ・その他の禁止されている商品
ラクマの出品方法と商品ページの編集・停止方法
商品の出品方法と商品ページの編集方法、出品を停止する方法をそれぞれ解説します。
出品の流れ
出品の流れは以下のとおりです。iOSとAndroidでは若干表示が異なりますが手順は同じです。
- 下部メニューの「出品」をタップ
- 左上の四角内の「+マーク(IOS)」または「カメラマーク(Android)」をタップ
- 保存済みの写真を使う場合は「アルバム(IOS)」または「上段の真ん中(Android)」、新しく写真を撮る場合は「カメラ(IOS)」または「上段左のカメラマーク(Android)」をタップ
- 使用する写真を最大4枚選択、または撮影する
- 必要に応じて画像の加工をし「次へ」をタップ
- 最後の画像の加工が終わったら「完了」をタップ
- 商品名を入力
- 商品説明を入力
- 商品情報を選択 ・カテゴリ ・ブランド(任意) ・商品の状態
- 「配送について」の情報を選択 ・配送料の負担 ・配送方法 ・発送日の目安 ・発送元の地域
- 「購入申請について」あり/なしを選択
- 商品価格を入力
- 「確認する」をタップ(すぐに出品しない場合は「下書きに保存する」をタップ)
- 内容を確認して「出品する」をタップ ・出品時の入力や選択に迷ったら、画面の「?マーク」をタップすると選び方や説明のガイドが見られるため参考にしましょう。
ラクマに出品した商品ページを変更・編集したいとき
- マイページの「出品した商品」をタップ
- 編集したい商品をタップ
- 右上の「・・・」をタップ
- 「編集」を選択
- 内容を編集する
- 「確認」をタップ
- 「更新する」をタップ
取引中、売却済みの商品ページは編集できません。
購入申請が入っている商品を編集すると、すべての購入申請が取り消されるため注意しましょう。
出品した商品を取り消し・キャンセルしたいとき
- マイページの「出品した商品」をタップ
- 編集したい商品をタップ
- 右上の「・・・」をタップ
- 「編集」を選択
- 「下書きに戻す」
上記手順で、商品の出品を取り消して下書き状態に戻すことができます。
完全に商品ページを削除する場合は、上記手順4で「削除」を選択します。
出品から取引完了までの流れ
出品した商品が売れたあと、取引完了までの流れを紹介します。
- 購入申請の通知が届く
- 購入申請者を選んで承認する
- (購入申請なしに設定している場合は3から) 購入者が購入手続き・代金の支払いを行うため、支払われたことを確認する
- 商品を梱包する
- 指定していた発送方法で発送する(「未定」にしていた場合は任意の方法で)
- 発送通知
- 商品が到着すると購入者から受取評価が届く
- 購入者を評価する(売上金が反映される)
ラクマの自動出品ソフトを使えば手間がかからない
これまで説明してきたように、商品を出品したり、編集・再出品などをしたりする場合、それなりの手間がかかってしまいます。
出品する商品が少ないうちは手動で作業をこなすことができるかもしれません。
しかし出品する商品数が増えてくると、かなりの手間となってしまいます。
その場合、自動出品ソフトを活用すると自動で出品や取引メッセージなどを行ってくれて手間を省くことができます。
ラクマの自動出品ツールには「フリマっち」「Black Cat」「キッカ」「ラクフリ」などがあります。
自動出品ツールを使って節約できた時間の分だけ、今度は出品する商品集めに注力できます。
ただし、自動出品ツールの利用はラクマの規約で禁止されています。
ツールを用いた出品が発覚すると、アカウントの利用が制限されるリスクがあることを覚えておきましょう。
出品者に嬉しい匿名配送の「かんたんラクマパック」について
出品している人の中には、購入者に住所・氏名などの個人情報が知られてしまうのを不安に思う人も多いです。
そんなときには、かんたんラクマパックを利用するのがおすすめです。
かんたんラクマパックは匿名配送サービスで、出品者・購入者お互いの個人情報が相手に伝わることのない便利なサービスです。
ここからはかんたんラクマパックについて説明します。
郵便局とヤマト運輸で発送できる
かんたんラクマパックは、日本郵便とヤマト運輸で取り扱っている匿名配送サービスです。
日本郵便のサービスには、ゆうパケット・ゆうパック、ヤマト運輸のサービスには、ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便があります。
どちらもQRコードを発行するだけの簡単ステップなうえ、コンビニから発送が可能です。次の段落で詳細と具体的な手順について説明します。
ローソンもOK!コンビニでもラクマの配送手続きが可能
いずれのサービスも、配送の手続きは、郵便局・ヤマト運輸の営業所・コンビニから行えます。
郵便局のゆうパケット・ゆうパックは、郵便局またはローソンから発送が可能です。
取引ページの「発送場所」で「郵便局」もしくは「ローソン」を選択し、QRコードを発行します。
ヤマト運輸のネコポス・宅急便コンパクト・宅急便は、ヤマト運輸の営業所またはファミリーマートで発送が可能です。
日本郵便のサービスと同様、取引ページの「発送場所」で「ヤマト運輸」を選択し、QRコードを発行します。
ただし、Loppiが設置されていないローソン店舗、ネコピットを置いていないヤマト運輸営業所、Famiポートが設置されていないファミリーマート店舗ではかんたんラクマパックを利用できないので注意しましょう。
売上金の利用や入金・受け取り方法
出品した商品が売れたら、売上金が利用できるようになります。
買い物に利用する方法と現金で受け取る方法について紹介します。
買い物に利用する
売上金を利用してラクマ内で買い物をすることができますが、一度「楽天キャッシュ」にチャージする必要があります。
楽天キャッシュはラクマだけではなく、電子マネーとして「楽天ペイ」が使える街の店舗やネットでの支払いにも利用可能です。
一度楽天キャッシュへチャージしたら、その後現金で受け取ることができなくなるため注意しましょう。
現金で受け取る
現金で売上金を受け取るためには「振込申請」を行います。最低額は1000円からです。
振込申請手順は以下のとおりです。
iOSとAndroidでは若干表示が異なりますが手順は同じです。
- マイページ(iOS)またはメニュー(Android)の「売上・ポイント管理」をタップ
- 「振込申請(現金で受取)」をタップ
- 受取口座の情報を入力し、「口座を登録する」をタップ
- 内容を確認して間違いがなければ「登録する(iOS)」または「OK(Android)」をタップ
- 手数料や振込スケジュールなどの注意事項を確認
- 振込金額を入力
- 振込手数料210円が差し引かれた金額が表示されるため、確認して「振込内容を確認する」をタップ
- 振込内容を確認し、「ないようを確認しました」にチェックを入れて「振込申請をする」をタップ
1万円以上かつ受取口座が楽天銀行の場合、振込手数料は無料です。
振込先の情報を間違えると、振込手数料210円が差し引かれた金額が売上金に戻り、再度手続きをやり直す必要があるので間違いがないようにしっかり確認しましょう。
ラクマの出品で楽天ポイントが貯まる?
ラクマの運営元は楽天です。ということは、ラクマで出品することによって、楽天ポイントがたまるのでしょうか?
結論をいうと、ラクマで出品することによって楽天ポイントがたまることはありません。
しかし、楽天ポイントが付与される出品キャンペーンや、友達を紹介することで楽天ポイントが付与される友達紹介キャンペーンが開催されている場合がありますので、楽天からのキャンペーン情報に注意しておきましょう。
ラクマで出品するときの値段の付け方・値下げのタイミング
フリマアプリでは値段の付け方が重要になってきます。
値段の付け方を誤ると売れ残ってしまったり、安く買われてしまったりする恐れがあります。
誰しも、出品する場合は、少しでも高く買ってほしいものです。
続いては、ラクマで出品するときの値段の付け方・値下げのタイミングについて解説します。
値段のつけ方
ラクマでは、出品した商品の値段を300円〜200万円の間で自由に価格を設定することができます。
しかし、何の下調べもなしに売りたい価格で出品していては、売れ残ってしまう可能性が出てきてしまいます。
反対に、安い値段をつけすぎてしまい、すぐに売れたのはよいものの、もっと高く価格を設定しておくべきだったと後悔するのは避けたいものです。
値段をつける目安になるのは、「元々の購入価格」「商品の状態」「同じ商品の過去の取引額」です。
特に過去の取引価格に関しては、ラクマには売れ筋価格が自動でわかる機能があるので活用しましょう。
出品商品の情報を登録していくと画面の下部に「過去に売れた価格から売れ筋価格は〇〇円です」と自動で表示されます。
これは出品画面で設定された内容をもとに算出される仕組みです。
また、フリマアプリは配送料も出品者負担が多いことも考慮しなければなりません。
配送料が出品者負担であれば、配送料と販売手数料を除いて、いくら手元に残るかも考慮しましょう。
値下げのタイミング
出品した商品の値下げをするタイミングのひとつとして、値下げ交渉がきたときや「いいね」が減ってきたときを利用するという方法があります。
値下げ交渉は断ることもできますが、応じることで商品が売れる可能性が高くなります。
もし売れ残ってしまったときに、「あのときの値段交渉に乗っておけばよかった」と思うことがないように応じておくのが得策です。
また、いいねが減ってきたときは、購入者の興味がなくなってきたり、ライバルが好条件で出品していたりすると考えられます。
こういった場合は、市場価値が下がる前に値下げをして売り切ってしまうのがおすすめです。
ラクマの転売で売れる!出品のコツ
ここからは、ラクマで出品した商品を売るためのコツについて解説します。
【ラクマで売れる!出品のコツ3つ】
- 分かりやすい商品説明にする
- 状態がひと目で分かる商品画像を選択する
- 売れやすい時間・時期に出品する
分かりやすい商品説明にする
ラクマで出品商品を売るコツのなかでも最も基本的なことは、わかりやすい商品説明にすることです。
ユーザー目線に立ち、ユーザーが欲している情報を簡潔に説明するのがポイントです。
具体的には、ブランド名・商品名・商品の状態・サイズ・カラーなど基本的な情報を記載するほか、プラスアルファの情報として、ペットの有無や喫煙者かどうかも記載するとアレルギーのある人やニオイに敏感な人も安心して購入しやすくなります。
状態がひと目で分かる商品画像を選択する
フリマアプリで出品するにあたって状態がひと目で分かる商品画像を撮影することが重要です。
1枚目の写真には、商品の様子がひと目で分かるものを選びましょう。
例えば洋服であれば全体が写っているもの、ブランド品ならロゴやそのブランドだと分かる写真、マンガならタイトルや何巻かが分かる写真がおすすめです。
2枚目以降には商品の側面や裏側の写真のほか、トラブル回避のためにも、傷や汚れのある部分の写真も載せておきましょう。
写真は暗いと商品の状態が分かりにくいため、明るい場所で撮影するのもポイントです。
またピントが合っていない写真もユーザーがどのような状態か判別しにくいため、売れにくくなってしまいます。
ユーザーの立場に立って知りたい情報をクリアに写すようにしましょう
売れやすい時間・時期に出品する
商品には「売れやすい時期」があります。
特にシーズン用品は売れやすい時期がはっきりしています。
例えば水着や浴衣は6〜7月、コートやマフラーは10〜11月に売れやすいので、その時期を見計らって出品すると良いです。
また「売れやすい時間帯」というものもあります。
ラクマのお知らせブログによると、売れやすい時間は夜の19〜23時で、この時間は多くの人が商品を見ているので目に止まりやすく、売れやすいとされています。
ラクマで売れやすい人気商品
ラクマにも「売れやすい商品」「売れにくい商品」が存在します。
ラクマで売れやすい商品の特性を知って、他のフリマアプリと使い分けるというのも賢い方法です。
2018年のラクマ公式ブログの情報によると、ラクマで売れやすいものは、コスメやファッションアイテム、エンタメグッズということでした。
ラクマと統合したフリルは元々女性向けのフリマアプリであったことから、女性に人気のレディースファッションや子供服、子供のおもちゃが人気になりやすい傾向があります。
ただし、レディースファッションといっても、偽のブランド品を販売するのは法律違反なので注意が必要です。
ラクマ公式サイトに掲載されている売れるアイテムも参考にしてみてください。
ラクマの出品に関するQ&A
ラクマの出品にまつわるよくあるトラブルについて、Q&A形式で解説します。
ラクマの公式サイトで「出品者としてトラブルを防ぐコツを教えてください」というQ&Aもあるので、こちらもご確認ください。
「出品・編集が制限されています」というエラーが出たら?
「出品・編集が制限されています」などのエラーが出た場合は、何らかの規約違反があり出品や編集ができません。
その他の機能は通常通り利用可能です。
制限理由や解除日が表示されている場合は、解除日が来るまで待っているとまた使えるようになります。
エラーコードが表示されている場合は、マイページのお問い合わせ「機能制限について」から問い合わせを行います。
ただし、状況によっては明確な回答がもらえない、制限を解除してもらえない可能性もあります。
その他、画面上に指示が出ている場合は、指示に従って操作し、同様にお問い合わせの「機能制限について」から連絡をします。
出品した商品が消えた?削除されることはあるの?
何らかのガイドライン違反や禁止商品を出品すると、商品が削除または下書き状態に戻される可能性があります。
- 他の利用者からの複数の通報があった。
- 一定期間ログインしていない
【よくある削除事例】
- 同じ商品を複数出品している
- 無関係のカテゴリにたくさんの商品を出品している
- 他のフリマアプリへ誘導していると取られる記載がある
- 直接連絡を取るための(LINEやTwitter)の連絡先の記載がある
- 出品してから検索結果に反映されるまで、数分~数十分の時間がかかることがあるため、マイページに正常に表示されている場合は時間が経つとタイムラインや検索結果にも表示されるようになる。
自動キャンセルってなに?
購入者が支払期限までに代金の支払手続きを行わなかった場合は、取引が自動キャンセルになります。
商品ページは自動的に出品中に戻ります。
自動キャンセルになると、出品者のみ相手の評価をつけることができます。
キャンセルについての通知から評価入力画面になる流れです。
よくあるコメントへの返事例
ここでは、ラクマでよく見かけるコメントへの返事例を紹介します。
よく使うものばかりなので、ぜひ活用してみてください。
「値下げ可能ですか?」
フリマアプリでは、「値下げ可能ですか?」といった値下げ交渉のコメントが入ることが多くあります。
出品商品や出品者の考え方によっても違いますが、もし常識の範囲内の値下げ交渉であれば、値下げOKの返信をして価格を下げてもよいかもしれません。
この場合は
返信例:「お問い合わせありがとうございます。〇〇円に値下げさせていただきましたので、よろしければご購入へお進みください」
と値下げすると同時に購入を促してみましょう。
もちろん出品時点でかなり良心的な値付けをしていることもありますし、納得がいかなかったり常識外の大幅な値下げ要求だったりした場合は、値下げを断っても全く問題はありません。
また、最初から値下げ交渉に応じたくない場合は、プロフィール欄に値下げ不可だという旨を記載しておくのがおすすめです。
さらに、値下げ交渉が予測できる場合は、初めの価格を高めに設定しておくのもテクニックの一つです。
「取り置きをお願いします」
フリマアプリをやっていると、「取り置きをお願いします」とコメントされることもよくあります。
取り置きとは、出品商品を後日購入はするのでそれまでの期間他の人に購入されないよう取り置いてほしいというものです。
この場合、購入したいもののすぐに支払いや受け取りができない、他の商品と迷っているのでとりあえずキープしたい、などユーザーの思惑はさまざまです。
いずれにせよ、ユーザー側の都合であることは確かです。
しかし、ラクマでは期日になっても購入されないというトラブル回避のため取り置きは禁止されています。
そのため、取り置きを求めてくるユーザーに対しては、コメントに対するお礼と取り置きをはっきりと断ることが重要です。
返信例:「お問い合わせありがとうございます。ラクマではお取り置きが禁止されているため対応しかねます。恐れ入りますが、ご都合のよろしいときにご購入をご検討ください」
ラクマ・メルカリ・ヤフオクのメリット比較!出品におすすめなのは?
ラクマ以外にも不用品の出品サイトとして人気のあるものに、メルカリやヤフオクがあります。
これらのサイトのうち、どこに出品しようか迷っている人は多いです。
そこで、この3つのサイトのメリットを比較します。
ぜひ出品するうえでの参考にしてください。
販売手数料を抑えたいならラクマ
前述したように、ラクマは他のフリマアプリやオークションサイトに比べて、販売手数料が低く設定されています。
具体的にはラクマは6.0%プラス消費税なのに対して、メルカリは10%、ヤフオクは10%(Yahoo!プレミアム会員は8.8%)です。
ラクマは販売手数料を安く抑えられるので、その分利益を出しやすいといえます。
せっかく出品商品が高く売れたのに、手数料でかなりの額を支払うことになってしまった、という事態にはなりません。
比較的安めの商品を扱っている場合も、1つ1つの手数料は比較的少額かもしれませんが、出品点数が多いのであれば無視できない金額になるはずです。
手数料の安いラクマを活用して、浮いた手数料の金額分、ほかのサイトよりも安い価格設定にして売れやすくすることもできます。
メルカリは利用者が多いので商品の回転率が早い!
ラクマとよく比較されるフリマアプリが、圧倒的なダウンロード数を誇るメルカリです。
2018年11月時点で、メルカリはダウンロード数7,500万。
対してメルカリに次ぐラクマは、2020年6月に2,500万ダウンロードを突破したものの、いまだ5,000万もの開きがあります。
メルカリは利用者がとにかく多く、月間利用者も1,500万人を超えています。
利用者が多いということは、多くの人の目に止まる可能性があるということで、商品も売れやすい傾向です。
しかし、その分出品者も多く、同一商品をより安く出品しているライバルが現れる可能性も高いとも言えます。
その場合は、利用者数がメルカリよりも少ないラクマの方が有利に働く可能性もあります。
出品する商品の特性に合わせて、使用するアプリを使い分けるのがおすすめです。
ラクマへの出品はルールやガイドラインを守って!
ラクマは手軽に商品の売買が行え、他のサイトと比較しても販売手数料が安いというメリットがあります。
出品時には商品画像や説明、出品時間に注意し、ルールやガイドラインをしっかり守って利用しましょう。
違反すると出品ができなくなったり、最悪の場合は強制退会処分になったりする可能性もあります。
せっかくラクマを利用して出品するのであれば、少しでも高く売れてほしいものです。
「物販総合研究所」ではラクマに限らず、物販や転売に役立つ情報やツールを提供しています。
情報取集のために無料の物販総合研究所メール講座に登録してみてはいかがでしょうか。