個人で稼ぐ時代が終わるどころか主流になる
コロナ禍や政府が推奨する働き方改革などを機に、個人の働き方は大きく変わってきました。
リモートワークなど場所を選ばない働き方はもちろん、柔軟な働き方が増え、副業や兼業を始める人も年々増加傾向にあります。
このような状況を背景にJob総研が行った「2022年 副業・兼業に関する実態調査」では、副業や兼業に関して下記のような回答が出る結果となり、多くの人の働き方への意識が変わってきていることがわかります。
- 全体の21.6%が「現在副業・兼業をしている」と回答。
89.1%が「今後始めたい」と回答 - 始めた理由は「収入を上げるため」が83.2%で最多回答。
44.1%が「本業だけでは生活苦」と回答
このような理由から、自分で稼ぐ力が求められている時代が来ていると言えます。
- (引用)Job総研「2022年 副業・兼業に関する実態調査」
自分で稼ぐ力を身につける方法
自分でお金を稼ぐ力を身につけるにはどうしたらいいのでしょうか?そのためには、いくつか方法があります。
- 個人で稼ぐスキルを磨く
- 自力で稼ぐ仕事を始める
- 環境を変える
ここでは、自分で稼ぐ力をつけるためにできることについて、具体的に説明します。
自分で稼ぐスキルを磨く
自分で稼ぎたいと思ったら、個人で稼ぐためのスキルを磨きましょう。一般の人と同じ行動をしているだけでは、個人で稼ぐのは困難です。
そのため、他人があまりやりたがらない仕事を積極的にする行動力が求められます。行動力そのものが、自分で稼ぐために必要なひとつの能力です。
また、自分で稼げるようになるには、他人と差別化できるユニークな存在にならなければなりません。
普通の人が考えつかないような発想を生み出す思考力を身につけ、自分自身のアイデアを周囲に伝える発信力もスキルとして養っていきましょう。
自力で稼ぐ仕事を始める
個人で稼ぎたいと思っているなら、自力で稼ぐ仕事を実際に始めたほうが良いでしょう。
企業に雇われて働いている状態では、いくら本業として全力で取り組み続けても個人で稼ぐ力を養うことはできません。
その場合、思い切って独立して個人で稼げる仕事を始めてみると良いでしょう。
いきなり独立するのが不安なら、会社員の仕事を本業にしつつ、副業として個人で稼げる仕事を始めるのも一つの手です。
個人で稼げる仕事にもいろいろな種類があるので、複数のものを試してみて適性を判断すると良いでしょう。
(関連)社会人が夜や土日にできる副業ってどのようなものがあるの?
物販総合研究所では、副業になる職種や難易度などを詳しく解説したマニュアルを無料で配布しています。
自分にはどんな副業が合っているのかを知るヒントになるので、ぜひ手に取ってみてください。
環境を変える
個人で稼ぐ力を身につけるには、環境を変えるのも効果的です。
会社員として働いているだけでは、個人で稼ぐ方法を教えてもらうことはできません。
一方、個人で稼いでいる人が多く集まるコミュニティに参加すれば、個人で稼ぐために必要なことを自然と学べる可能性があります。
ときには自分と同じような状況にいる人と知り合い、有益な情報交換ができる場合もあるでしょう。
自分で稼げるようになりたいと思ったら、勇気をもって一歩を踏み出し、自分が求める環境に身を置くというのは、稼ぐ力を身につけるために必要なことです。
一人で稼ぐ力のある人の特徴
稼ぐ力をつける人の特徴を紹介します。
- 時間を管理する能力が高い
- 読書量が多い
- 最後まで諦めない
- 自分に自信がある
- 変化に対応できる
自分自身に当てはまる特徴があるかどうかチェックしてみてください。
時間を管理する能力が高い
個人で稼ぐ力をもっている人は、他の人に比べて時間を管理する能力が高い傾向があります。
1日は24時間しかありませんが、時間管理が上手い人はその限られた時間を有効活用して勉強や作業に割り当てています。
リフレッシュや休息の時間もきちんと取り、仕事のメリハリを保っている点も、時間管理が上手い人の特徴の一つです。
収入に結びつかないと感じることは早い段階で切り捨てる判断力ももっており、自分の行動について優先順位をつけながら時間を使っています。
個人で稼ぐためには、このように自分が使える時間を最大限に活用することが必要不可欠です。
読書量が多い
個人で稼ぐ力のある人は、自分を磨くためにたくさんの本を読んでいます。
本には、先人が一生をかけて培ってきた知識が詰まっており、効率的にさまざまな知識や経験、考え方を学ぶことができます。
1冊の本を読むだけでも、たくさんの知識を吸収できるでしょう。
それでいて1冊あたり1000~1500円で購入できるため、非常に割安だといえます。
本で学んだ知識はそのときだけでなく、一生を通して使える可能性があります。
そのため、個人で稼ぐ力のある人は、効率よく自己投資する方法として読書を行っているのです。
(関連)効果的な自己投資とはいったい何?自分を磨くためにやるべきこととは?
最後まで諦めない
個人でもしっかり稼げる人は、何事にも最後まで諦めずに取り組むことができます。
個人で稼ぐ場合、最初から簡単にうまくいくわけではありません。
最初は稼げない時期が長く続くことがほとんどであり、収入がゼロでも作業をする必要があります。この期間が長く続くと、途中で諦めてしまう人がほとんどです。
個人で稼ぐ力のある人は冷静に物事を見る力があり、自分の行動が正しいかどうかについても的確に判断できるからです。
また、稼ぐ力のある人は、もともと性格が粘り強く、簡単には諦めないという強い意志をもっている場合も多くあります。
自分に自信がある
個人で稼ぐことに成功する人は、自分に自信をもっている場合が多くあります。
自分に自信がある人は少しくらい失敗しても、あまり落ち込みません。なぜなら、自分には高い能力があると信じているからです。
自分なら必ず目標を達成できるという前向きな気持ちもあり、常に高いモチベーションを保っています。常に努力することを怠らず、毎日を全力で過ごしています。
全力で取り組めば新しい目標もクリアできると強く信じることができます。自分に自信をもつには、小さなことでもいいので成功体験をするのが効果的です。
変化に対応できる
個人で稼ぐ力がある人は、世の中で起きた変化にすぐに対応できます。
世の中では短期間のうちにさまざまな変化が起きており、場合によっては自分にとって不利な変化が起きることもあるでしょう。
自分の力で稼ぐことができる人は、そのようなピンチも学びの場としてとらえることができます。
個人で稼ぐ力がある人はそのような苦境を何度も乗り越えているので、自然とさまざまな変化に対応できるスキルや知識が備わっています。
ピンチをチャンスと考える臨機応変な思考力をもち、諦めずに対処することが重要です。
下記の動画では、逆に「個人で稼げない人の特徴」をご紹介しています。当てはまっていないかチェックしてみてください。
自分で稼ぐ方法には何がある?
実際に自力で稼ぐ方法にはどんなものがあるのでしょうか?例えば、下記のような方法が考えられます。ほとんどが稼ぐための作業を自宅でできるのもメリットです。
- 資産運用
- デザインなどクリエイティブ系
- 物を売る
一つずつ見ていきましょう。
資産運用
資産運用とは、価値が変動する預貯金や株式などの金融商品、不動産などを利用し、手持ちの資産を効率的に増やしていく方法のことです。
会社員やアルバイトのように、自分自身の労働力を提供する働き方とは性質が全く異なる稼ぎ方です。
運用する資産には下記のようなものがあります。
- 不動産
- 株式
- 投資信託
- 証券CFD
- 債権(国債・社債など)
- 外貨
- FX(外国為替証拠金取引)
- 先物オプション
- 外為オプション(バイナリーオプション)
- 株価指数バイナリーオプション
- 暗号資産
- ソーシャルレンディング
自分で働いてお金を地道に稼ぐ方法はすばらしいことですが、手持ちの資産を運用することでお金に働いてもらって稼げるようになると、自由な時間も増えてQOLを上げられるようになります。
ただし、労働と違って資産運用は必ず稼げるというものではなく、リスクが伴います。
デザインなどクリエイティブ系
クリエイティブ系のスキルを活かして稼ぐ方法もあります。職種でいうと下記のようなものがあります。
- グラフィックデザイナー
- Webライター
- Webデザイナー
- イラストレーター
- アニメーター
- エンジニア
- 動画編集者
いずれも専門的な知識とスキルが必要な職種ですが、日々の仕事の中でスキルアップを同時に目指しながら稼ぐことができます。
ただし、個人で稼ぐには仕事を取れるような営業力やコミュニケーション力、人脈なども求められます。
物を売る
物を売るというのは、ある意味一番シンプルで特別な知識やスキルを不要とする稼ぎ方だと言えます。
物を売ると言っても、店舗を持って仕入れ販売をするようなコストがかかる方法ではなく、フリマアプリやオークションサイトが初心者には始めやすいでしょう。
最初は不要品から始めて、慣れてきたら継続的に利益を生み出せるよう仕入れにチャレンジしてみるのがおすすめです。
コツを掴めば高く売れそうなものを安く仕入れるという方法で継続的に稼げるようになります。
物販総合研究所では、副業の難易度や職種などを詳しく解説したマニュアルを無料で配布しています。
どんな副業を始めるのか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
自分で稼ぐために仕事を獲得する方法
自分で稼ぐ方法について理解できたら、自分で稼ぐために仕事を獲得する方法を探っていきましょう。まず試してみたいのが、下記のような方法です。
- 人脈を活用し知人や取引先から紹介を受ける
- クラウドソーシングを利用する
- セミナーや交流会などのコミュニティに参加する
- 求人サイトから応募する
- 自分自身で営業・広告宣伝を行う
いずれもどれか一つの方法に頼るというわけではなく、多角的に行動している人も多くいます。
ここでは、それぞれどんな方法なのかを具体的に解説していきます。
人脈を活用し知人や取引先から紹介を受ける
副業やフリーランスで働く人には、知人や友人、取引先などからの紹介で仕事を獲得している人が多くいます。
仕事を一件こなすごとに実積が増えていき、さらに紹介から紹介が広がっていくことも少なくないようです。
自分で稼ぐには、このように人脈を広げていくことも重要です。
クラウドソーシングを利用する
現代では、自分で稼ぐための仕事を獲得する方法の一つとして、クラウドソーシングを利用する方法があります。
ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトに登録し、掲載されている案件を獲得するチャンスがあります。高いスキルや実績があるほど、仕事を獲得しやすいのが特徴です。
さらに、人材紹介などのエージェントサービスを利用することで、希望の案件の紹介を受けることができます。
契約などのサポートを行っているところもあり、サポート内容にもよりますが、手数料はクラウドソーシングより高めの設定になっています。
セミナーや交流会などのコミュニティに参加する
先述のとおり、自分で稼ぐために仕事を獲得するには人脈が重要です。人脈が広がれば、それだけ仕事を紹介してもらえるチャンスも増えていきます。
そのための方法として、セミナーや交流会などのコミュニティへの参加もおすすめです。
特にすでにフリーランスで活動している人やこれから始める人にとっては、横のつながりができることにより情報交換や相談に乗ってもらうことができ、仕事がしやすくなるでしょう。
求人サイトから応募する
ベーシックな方法ですが、求人サイトから仕事を獲得する方法もあります。
たとえば、Webライターやエンジニア、デザイナーなどのクリエイティブ系の業務委託案件を見つけるために利用できます。
自分で探すという意味ではクラウドソーシングサイトと作業は変わりませんが、多くの場合が企業との直契約になるので、手数料が発生することがありません。
自分自身で営業・広告宣伝を行う
こちらもある意味基本的な方法ですが、自分自身で営業や広告宣伝を行う方法があります。
自分自身の活動を掲載するホームページで集客したり、企業に直接出向いたり問い合わせたりして仕事を獲得する方法です。
実積がないまま飛び込むのは難しいですが、最近ではSNSを活用するなどし、以前よりも個人の活動の宣伝がしやすくなっていると言えます。
自分でお金を稼ぐ方法に関するよくある質問
自分でお金を稼ぐ方法に関するよくある質問をまとめました。どんな質問がされているのか、回答と合わせて参考にしてみてください。
お金の効率的な稼ぎ方は?
資産運用は自分自身が労働するわけではなく、お金に働いてもらう方法なので比較的効率的な稼ぎ方と言えます。
ただし、投資などにはリスクが伴うので、必ずしも稼げるわけではないので注意が必要です。つまり、誰でも稼げる方法ではないと言えます。
働く以外の稼ぎ方は?
効率的な稼ぎ方についての質問と似たような内容ですが、「働く以外」となると、やはり資産運用や不動産を所持して家賃収入を得るなどが近いでしょう。
しかし、先述のとおり投資にはリスクがあり、不動産を所持するにしても資産運用にしても、自身で作業をするなど「働く」必要は多少出てくる場合があります。
自分で稼ぐ時代の波に乗ろう
皆さんもご存知のとおり、現在は個人がスキルを発揮して稼ぐ時代です。
今現在、自分でお金を稼ぐことがまだできていない人も、個人で稼ぐ力を身につけられるかどうかは、これからの行動次第で大きく変化します。
自分で稼げるようになりたいなら、積極的に行動するしかありません。
いきなり行動するとなると不安も大きいですが、情報収集をしっかりおこなえば失敗を回避できます。
「物販総合研究所」では、独立や副業に関する情報を幅広く発信しています。
下記の記事ではそのなかでも特におすすめのネットせどりについて解説しているので、興味のある方は合わせて参考にしてみてください。
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