在宅でできるデータ入力ってどんな仕事?
在宅で出来るバイトには様々な種類がありますが、求人サイトなどでも「データ入力」の仕事を見かけることがあるでしょう。
その上で、ここでは仕事内容や収入について説明します。
具体的に何をやる仕事なの?
データ入力とは、紙や音声の資料の内容をパソコンに打ち込んで、電子データにする仕事です。
データの内容は多岐に渡っており、アンケートや売り上げなどのデータもあれば、会議やインタビューの音声、名刺や伝票など様々です。
企業に行って作業をする場合は。電話対応や事務作業が含まれることも多いですが、在宅でのデータ入力はその必要がありません。
データ入力は誰でもできる?
特別な資格やスキルは必要なく、パソコンが使えれば誰でもできる仕事です。
仕事の経験の有無も問われないので、初心者でも安心して仕事が出来ます。
最近ではパソコンが無くても、スマホだけで行えるデータ入力の仕事もあるので、初心者でもすぐに始めることが出来ます。
どのぐらい稼げるの?
在宅のデータ入力の仕事には、成果報酬制と固定報酬制、時給制などがあります。
勤務時間によって報酬が決まっている時給制とは違い、一文字いくら・一件いくらの成果報酬制(歩合制)が多いです。
成果報酬制の場合は、データ入力をこなせる件数によって収入も変わります。
最低単価は1文字0.1円や1件10円からで、高い案件だと1文字1円以上のものもあります。
最低単価の場合、1000円稼ぐためには、10000文字または100件入力しなければいけないため、データ入力だけで高収入を見込むのは難しいのが現状です。
ただ文字のデータを入力していくだけの仕事は安く、入力するデータを自分で調べる案件などは高く設定されています。
調査が必要なデータは、SNSで口コミを探してまとめたり、インスタグラムのアカウントを探したりと、インターネットや資料などを使って調べる案件がほとんどです。
固定報酬制は、決まっているノルマ(件数や文字数)をこなすため、早く終わればそれだけ時給に換算すると高くなります。
データ入力に向いているのはどんな人?
企業で行うデータ入力とは異なり、在宅だと一人でコツコツ行う単調な作業になりがちです。
入力したデータの正確性も求められる仕事でもあります。
そのため、集中して一人で黙々と作業をするのが好きな人に向いています。
パソコンで入力する場合は、タイピングが早いほど件数を多くこなせるので、タイピングスキルが高い人、またタイピングがうまくなりたい人に向いています。
成果報酬制の場合、件数をこなせるほど報酬は増えるので、作業時間に余裕がある人にも向いていると言えます。
在宅でデータ入力を始めるために必要なこと
いざ在宅でデータ入力の仕事を始めようとしても、初めての場合は何から始めたらよいか分からないことも多いです。
ここでは準備物や仕事の探し方について説明します。
【在宅でデータ入力を始めるために必要なこと2つ】- 準備をしよう
- 仕事を探そう
準備をしよう
データ入力をするための端末として、スマホもしくはパソコンが最低限必要になります。
仕事によっては、ExcelやWordなどのソフトが必要になる場合があります。
データのやり取りが必要になるため、安定したインターネット環境も必要です。
仕事を探そう
大きく分けて、求人サイトで探す方法、クラウドソーシングサイトで探す方法の2通りあります。
Indeedやdodaといった求人サイトでは、企業が募集している在宅可能なデータ入力の仕事を多く見つけられます。
ただし、面談や仕事の受注に定期的な出社が必要だったり、一部の作業のみ在宅可能な仕事が多いです。
クラウドワークスやランサーズと言ったクラウドソーシングサイトでは、完全在宅で行える仕事を多く見つけられます。
単発の仕事が多いため、自分のスケジュールに合わせた受注も可能です。
在宅でデータ入力をするメリットとは
在宅でのデータ入力の仕事にはどんなメリットがあるのか、3つのメリットを紹介します。
【在宅でデータ入力をするメリット】- 隙間時間を有効活用できる
- 対人関係のストレスが無い
隙間時間を有効活用できる
一つ目のメリットとして、在宅で行うため家事や仕事、子育ての隙間時間を有効活用できることがあげられます。
子供が体調を崩したり、急に予定が入ってしまった場合でも、自分の好きな時間で作業が行えます。
自分の生活スタイルに合った働き方ができます。
対人関係のストレスが無い
二つ目のメリットとして、一人で作業をする仕事のため対人関係のストレスが無いことが挙げられます。
在宅ワークの中には、企業に出向いて仕事を請ける必要があるものも多いですが、データ入力は在宅で誰にも会わずに仕事を完結することが出来ます。
また一人で行う仕事のため、ペースを乱されることがなく、自分のペースで仕事ができます。
在宅でデータ入力をするデメリットとは
在宅でのデータ入力の仕事には、もちろんデメリットも存在しています。
仕事を始める前にきちんと両面を知っておきましょう。
【在宅でデータ入力をするデメリット】- 単調になりやすい
- 大きな収入は見込めない
単調になりやすい
一つ目のデメリットとして、決まったデータをひたすら入力する仕事になるため、単調になり飽きやすいことがあります。
そのため、「時間を決めて集中して作業を行い、適宜休憩を入れる」「入力を工夫して作業の効率化を図る」など自分で工夫が必要になります。
大きな収入は見込めない
二つ目のデメリットとして、大きな収入は見込めないことがあります。
単価が低いため、多くの収入を得るには、それだけたくさんの件数をこなさなければいけません。
平均的に、1日2~3時間を仕事に費やすことが出来れば、月に3万円程度の収入となります。
在宅のデータ入力で確実に稼ぐコツ
大きな収入は見込めない在宅のデータ入力で、確実に稼げるようになるためにはどうすればよいのでしょうか。
コツを2つ紹介します。
実績を積んで高単価の仕事を請ける
クラウドソーシングサイトなどで定期的に仕事を請けていると、案件ごとに評価を受けることが出来て実績になっていきます。
正確なデータ、迅速な対応などで実績を積むことで高単価の仕事を受けられるようになれば、さらに高い収入も見込めます。
そのため、いろいろなサイトで仕事を請けるのではなく、決まったサイトで実績を重ねていくのが良いでしょう。
スキルアップで作業効率を上げる
一件当たりの単価がどうしても低い分、作業効率を上げて数をこなすことも稼ぐためには必要になってきます。
快適な作業環境にすることももちろんですが、タイピングスキルをあげることも効率アップの近道です。
例えば1カ月で25日、1日5時間仕事をしたと仮定します。
1件につき10円の仕事でも、1件につき4分かかれば月の収入は18750円ですが、1件につき2分で入力できるようになると37500円になります。
タイピング以外にも、対応するショートカットキーを覚えることも作業効率アップにつながります。
在宅でデータ入力の仕事をするときの注意点
在宅でデータ入力の仕事するとき、注意しなければいけないことが複数あります。
うっかりすることの無いように事前に確認しておきましょう。
【在宅でデータ入力の仕事をするときの注意点】- 確定申告など税金について学んでおこう
- 仕事の内容をきちんと確認しよう
確定申告など税金について学んでおこう
副業などの収入による所得が年間で20万円を超えると、確定申告をする必要があります。
会社員が副業でデータ入力を行っていた場合、給与所得を得ている会社で年末調整された源泉徴収票が必要になります。
収入から経費を差し引いた金額が所得になるため、経費のレシートや領収書は保管しておかなければいけません。
もしデータ入力による収入が給与所得に当たる場合は、必ず確定申告が必要になります。
納税をする必要性が出ることもあるので、しっかり税金について学び忘れずに確定申告を行いましょう。
仕事の内容をきちんと確認しよう
データ入力の仕事を行う際、データの単価だけではなく、どのようなデータを扱うのか、納期はいつか、どのように報酬は支払われるのかなど前提条件をきちんと確認する必要があります。
在宅副業やバイトが注目されている近年は、きちんと報酬が支払われなかったり、仕事を請ける前に契約金と称して、事前にお金を請求されるなどの悪質な詐欺も横行しているのが現状です。
事業者の名称や連絡先はきちんと記載されているか、業務内容の詳細が記載されているか等を確認してトラブルに巻き込まれないようにしましょう。
隙間の時間でデータ入力をして在宅でも収入を得よう
隙間時間を有効活用できる在宅ワーク。
その中でも簡単手軽に行えるデータ入力の仕事で、確実に収入を得ましょう。
データ入力のほかにも在宅で収入を得られる方法は数多くあります。
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