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本の転売は稼げる?転売するメリット・デメリットと儲かる本の仕入れ方

更新日:2023年9月9日
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お金の稼ぎ方は多様化しており、気軽に始めやすいことから「転売」は多くの人に注目されています。

転売をしたいと考える人のなかには、「本の転売」はもうかるのか、知りたい人もいるでしょう。

ここでは、転売に興味がある人に向けて、本を転売するメリット・デメリット、またもうかる本の仕入れ方や、仕入れ時の注意点について解説します。

(関連)本の転売以外にも転売で稼げる方法はたくさんあります。転売について、どこよりも詳しく解説した記事はこちら
 
船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

本を転売するメリット・デメリット

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ビジネスを始めるうえで、気になる人も多いのがメリットとデメリットです。

本を転売するメリット・デメリットについて、それぞれ確認していきましょう。

 

メリット

本を転売するメリットには、以下のようなものが挙げられます。

少ない資金で始められる

本を転売するメリットには、「少ない資金で始められる」ことが挙げられます。
 
転売ビジネスは誰でも気軽に挑戦しやすい反面、すぐにもうけを出すことが難しい傾向にあります。
 
失敗しながら、根気よく続けることで利益につながるケースも多いのです。
 
いきなり家電などの高額商品を大量に仕入れると、金銭的なリスクが大きくなるため、注意する必要があります。
 
その点、本は少ない資金で仕入れられる商品も多くみられ、手を出しやすいジャンルといえます。
 
最初に多くの資金を用意する必要がなく、金銭的なリスクが少ないのが大きなメリットです。
 
転売をしてみたいけれど、「大きな損失をするのが怖い」という人でも、安心してビジネスを始められます。
 
本は単価が安いため薄利多売となりますが、コツコツと粘り強く続けられる人は、結果を出しやすいでしょう。

 

破損のリスクが少ない

本は「破損のリスクが少ない」ことも、大きなメリットです。
 
転売をするうえで、重要になるのが商品の管理です。
 
商品を仕入れてから購入者の手元に届けるまで、破損のないようにしっかりと管理する必要があります。
 
たとえば、CD・雑貨・家電などの商品を仕入れて保管する場合は、傷がついたり壊れたりしないように、細心の注意を払わなければいけません。
 
万が一、傷がついたり破損したりした場合、商品価値が下がってしまうおそれがあります。
 
その点、本はCD・雑貨・家電などのように、落下させて壊してしまったり、曲げて折れたりする心配がありません。
 
商品を売る以上は丁寧に取り扱う必要はありますが、きちんと整理整頓しておけば、在庫管理もそこまで大変にはならないでしょう。
 
本はタイトルの五十音順に並べたり、シリーズごとにまとめたりすると、在庫管理が楽になります。
 
 

読んでから売ることもできる

仕入れ後に「読んでから転売できる」のもメリットです。
 
中古本を仕入れて転売する場合、誰かに購入されるまで良い状態を維持できれば、その本を読むことができます。
 
読書が好きな人にとっては、うれしいメリットといえるでしょう。
 
自分で本を購入するとなると、どうしても好みやジャンルが偏ってしまいがちです。
 
転売のために本を仕入れる場合、普段自分が気に留めていないものを手に取ることもあります。
 
普段読まないジャンルの本に出会えるため、知識を増やすことができます。
 

 

デメリット

本を転売するデメリットには、以下のようなものが挙げられます。

 

発送業務が忙しい

本を転売するデメリットは、「発送業務が忙しい」ことです。
 
本はどうしても単価が低く薄利多売になりやすいため、多くの商品を売らないと、大きくもうけることは難しいのです。
 
たとえば、1冊転売して200円の利益だとすると、100冊売って2万円のもうけとなります。
 
ただ、100冊の梱包・発送作業を行うとなると、多大な手間と労力がかかります。
 
場合によっては労力に対し、利益が見合わないこともあるため、要注意です。
 
本の転売を行う際は、労力と利益のバランスをしっかりと考える必要があるでしょう。
 

 

本の価格が安定しない

転売は、高く売れるものを安く仕入れるのが基本です。
 
その観点からすると、本は「価格が安定しない」のがデメリットでしょう。
 
たとえば、価格が安定しにくいものに「参考書」が挙げられます。
 
参考書は受験前などに需要があり、高値で売れるケースも多くみられます。
 
しかし、受験シーズン後は価格が安くなってしまうケースも少なくないのです。
 
なかには安定して高値で売れる本もありますが、販売するタイミングによって、価格が変動することもあります。
 
本は薄利多売なので、価格が下がると大きな影響を受ける可能性があるため、注意が必要です。
 
また、価格が下がってもうけられないと、モチベーションを維持するのが難しくなることもあります。
 
本を転売してもうけるためには、値段が高騰しているときに、すぐ販売準備を整えることがポイントです。
 

 

儲かる本の仕入れ方

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転売をする際に、重要になるのが仕入れ方法です。

もうかる本の仕入れ方について、ポイントをチェックしていきましょう。

 

儲けの出る本を選ぶ

利益を出すには、もうけの出る本を選ぶのが重要です。

もうけの出やすい本には、以下のようなものが挙げられます。

金額の高い専門書

金額の高い専門書は、大きくもうけられる可能性があります。
 
もともとの金額が高い本は売る数が少なくとも、利益を出しやすいのです。
 
なかでも、「定価の高い専門書」は、中古の相場も高い傾向にあります。
 
専門書は発行部数が限られているため、中古の流通が少なく、値崩れを起こしにくいのです。
 
また、専門書はトレンドになる可能性は低くても、常に一定の需要が継続されやすいという特徴があります。
 
医学・子育て・語学などの普遍的なテーマのものであれば、時期などに左右されず中古でも売れやすいでしょう。

 

プレミア価格の本

仕入れをする際に、見逃せないのが「限定版」や「プレミア価格の本」です。

人気が高く、定価よりも高い値段がついた商品は、一般的に「プレミア価格の本」と呼ばれます。

たとえば、プレミア価格の本には「絵本」や「絶版した本」などがあります。

特に、有名大学の過去の赤本は、受験生が昔の過去問を解くため需要が高く、プレミア価格になりやすい傾向です。

こうした本を仕入れて売れば、大きく稼げる可能性があるでしょう。

 

コミック全巻などのセット本

コミック全巻などのいわゆる「セット本」も、もうけを期待できます。
 
セット本とは、その名の通りシリーズの本を全巻仕入れて、セットにしたものです。
 
シリーズものの本は、全巻買い集めるのが面倒だと感じる人もいます。
 
そのため、全巻そろっていて一気読みができるセット本は、本を探す手間が省けるなどの理由で、人気があります。
 
セット販売のなかでも、「コミック全巻セット」は需要が高く、売れやすいためおすすめです。
 
また、セット本はフリマアプリなどで販売している人も多く、繰り返し仕入れしやすいのも魅力といえます。
 
コミックのほかにも、絵本のセット本や単行本のセット本などがあります。
 

 

儲けの出るタイミングで転売する

本はもうけの出るタイミングを見計らって転売することがポイントです。

もうけの出やすいタイミングとはいつなのか、見ていきましょう。 

 

アニメ放送やドラマ化されるとき

アニメ放送やドラマ化されるときは、本を高く売りやすいタイミングです。
 
漫画では人気がなくても、アニメで放映されることで、人気がでる作品もあります。
 
また、漫画がドラマ化されたときも、転売に適したタイミングといえるでしょう。
 
ドラマ化されると「原作を読んでみたい」と考える人も増え、需要が高まる可能性があるのです。
 
世の中に対して広くアンテナを張り、トレンドを押さえるのは、いわば転売の基本です。
 
このようなアニメ化やドラマ化の情報を常にチェックしておくと、大きくもうけやすくなります。

 

仕入先がセールをしている時期

仕入れ先がセールをしている時期を狙うのも良い手です。

仕入れ先のショップがセールをしている時期は仕入れ値が安くなるため、もうけを出しやすくなります。

本の仕入れ先として利用する人も多い「ブックオフ」は、全品割引となるセールを行っている場合があります。

この情報を見逃さないように注意し、期間中に仕入れを行うと良いでしょう。

なお、セール情報は公式サイトや店頭などでチェックできます。

 

受験シーズンの前

本の転売で見逃せないのが、「受験シーズンの前」のタイミングです。
 
受験シーズンの前は赤本が値上がりしやすい時期といえます。
 
書店は、基本的に最新年度の赤本しか返品できないルールになっています。
 
最新年度の赤本が出ると、前年度の赤本は書店からなくなってしまうのです。
 
すると、「過去の問題を解きたい」と考える受験者は、書店で前年度の赤本を購入することができず、中古本の購入を検討するケースがあります。
 
このような背景から、過去の赤本は需要が高く、なかなか手に入らないことから、プレミア価格になりやすいのです。
 
時期としては、おおむね1月ごろから価格が高騰し、もうけやすくなります。
 
需要が高まる前に仕入れを行い、転売の準備をしておくと良いでしょう。
 

 

本を仕入れる際の注意点

本を仕入れる際は、いくつかのポイントに注意する必要があります。

転売を成功させるためにも、仕入れの際の注意点について確認しておきましょう。

 

付属品の欠品がないか確認する

本を仕入れるときは、「付属品の欠品」がないか、よく確認するのが重要です。
 
本にはさまざまな種類があり、なかには付属品がついているものもあります。
 
たとえば、語学の本であれば発音について学べるCD、ストレッチの本であれば姿勢を確認できるDVDなどが付属しているケースが多くみられます。
 
また、手芸本であれば型紙、ファッション雑誌であればポーチなどが付属している場合もあります。
 
このような本を仕入れる場合、付属品がついていないと、価値が大幅に下がってしまう原因につながるため、注意が必要です。
 
万が一、付属品目当ての購入者がいる場合、付属品がついていないことに気付かず転売してしまうと、大きなクレームにつながるおそれがあります。
 
さらに、気を付けなければならないのが、付属品の破損です。
 
高値がついている雑誌を安く仕入れられたものの、付属品を確認したら傷ついていたり、壊れていたりするケースもあります。
 
このような場合も、付属品の破損に気付かず転売すると、返品などのトラブルにつながる可能性があるため、要注意です。
 
付属品がついている本を仕入れて転売する際は、問題がないかきちんと確認するようにしましょう。
 

 

においの付着や書き込みがないか確認する

注意して仕入れているつもりでも、見落としてしまうケースも多いのが「においの付着」や「書き込み」です。
 
本を仕入れる際は、においの付着や書き込みがないか、きちんと確認する必要があります。
 
本自体に問題がなくても、なかにはタバコのにおいや、防腐剤のにおいがする商品もみられます。
 
においがついた本は読むぶんには支障がなくても、「あまり気分が良くない」と感じる人もいるため、要注意です。
 
このような本を説明なしで転売した場合、購入者からの評判が悪くなったり、クレームがきたりする可能性があります。このようなトラブルを避けるためにも、本を仕入れる際は見た目だけではなく、においまで確認すると安心です。
 
また、なかには本に書き込みがされているものもあります。
 
特に問題集には解答が書き込まれていたり、絵本には子供の落書きがあったりするケースも少なくありません。
 
このような書き込みや落書きがあると、本の価値が下がってしまうため、仕入れの際は細心の注意を払う必要があります。
 
どうしても手間はかかってしまいますが、書き込みがないか1ページずつチェックすると良いでしょう。
 
また、においや書き込みなどの問題がなくても、本はできる限り手入れを行い、良い状態で転売するのが大切です。
 
本のカバーが汚れている場合は濡らしたタオルなどでさっと拭き、乾いたタオルでしっかりと水分を拭き取るだけでも、見栄えが良くなります。
 
ただし、カバーが紙の素材でできている場合などは、水分に弱い場合があるため、手入れの仕方には注意が必要です。
 
しっかりと素材を見極めたうえで、手入れを行いましょう。
 
さらに、本に貼ってある値札をはがしておくのも重要なポイントです。
 
値札が貼ってある状態のまま転売すると、「購入額よりも安い値札が貼ってある」として、購入者に不満を抱かせてしまうおそれがあります。
 
せっかく購入してくれた人の気分を損ねないためにも、値札はきちんとはがしたうえで転売すると良いでしょう。
 
シールがなかなかはがれないときは、ドライヤーを使うのも一案です。
 
ドライヤーの熱によって、シールがきれいにはがしやすくなります。
 
良い状態の本は目につきやすく、場合によっては多少高い価格でも売れる可能性もあるため、転売前はしっかりと手入れを行いましょう。
 

 

本の転売は仕入れる本とタイミングが重要!

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本の転売は価格の高騰するものを上手に選んだり、タイミングを見計らって売ったりすると、効率的にもうけることができます。

利益を出すためには、転売について多くの情報を得て、しっかりと販売準備を行うのが肝心です。

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