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チケット転売サイトは違法?転売サイトの選び方や注意点を徹底解説

更新日:2023年9月1日

予定していたコンサートやイベントに急に行けなくなった際、せっかくのチケットを無駄にしないためにも転売を考える人は多いと思います。

しかし、チケットの転売は違法ではないか不安になることもあるでしょう。

この記事では、どのようなチケットの転売が違法になるのかを解説するとともに、安心して取引できる転売サイトの選び方や転売する際の注意点について解説します。

 

船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

チケット転売サイトとは

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ケット転売サイトとは、さまざまな事情により行けなくなったイベントやコンサートのチケットを他の人に転売するサイトです。

基本的な流れは、チケットを購入したい人がサイト上でチケットを検索し注文し、サイト側へ入金を完了させます。

出品者はサイトから通知を受けて出品者へ発送を行い、チケットを受け取った購入者がサイトへ受け取り完了の通知をします。

チケット受け取りの確認ができたら、サイトから出品者へチケット代金が振り込まれます。

購入の際の入金方法はサイトによって異なるものの、購入者が自由に選択できるため自分に合った方法を選ぶことが出来ます。

サイトが出品者と購入者の間に立つため、直接の売買よりも安心して取引できるのが魅力です。

 

チケットの転売は違法?営利目的でなければOK

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まず、営利目的でのチケット転売は違法であることを理解しましょう。

間違えてはいけないのが、”チケット転売そのもの”は違法ではないということです。

「チケット不正転売禁止法」が令和元年に発足したことにより、正式に営利目的のチケットの転売は違法となりました。

たとえば、行く予定だったコンサートに急用で行けなくなり、仕方なく転売したケースは、違法ではないとされています。

違法となる可能性の高いケースは、最初から行くつもりはなく転売で利益を得る目的でチケットを購入し転売する行為や、不特定多数の人に転売する行為などが該当します。

違法行為を行うと1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、又はその両方が科されるため注意しましょう。

チケット転売サイトでチケットを購入する際は、「チケット不正転売禁止法」についてしっかりと記述があるか確かめて、違法行為に加担することにならないかチェックしてチケットを売買することを心がけると良いでしょう。

また、注意しなければならないのが、オークションサイトです。

たとえ定価で転売しようと思っていたとしても、落札価格が定価より高いと「営利目的」とみなされてしまいます。

オークションサイトを使うよりチケット転売サイトを使う方が無難です。

 

チケット不正転売禁止法を徹底するための対策

チケット不正転売禁止法を徹底するために、興行主やチケット販売サイトは様々な対策を行っています。

法律の対象となるチケットは「興行主の同意なしでの有償譲渡を禁止することが明記されている」、「イベントの日時・場所・座席等の指定がされている」、「販売時に入場資格者・購入者の氏名や連絡先が確認されている」ものになります。

販売時に会員登録や電話番号認証が必要なことが多いのは、このためでもあります。

また、不正転売を見かけた際に通報を受ける窓口を用意している興行主や販売サイトも多数存在しています。

これは、オークションサイトやフリマアプリ以外にも、SNSでの個人間売買等も対象です。

不正転売が横行することは、本当に欲しい人に適正な価格でチケットが行きわたらなくなり購入者にとっても大きなデメリットです。

そのため、購入者からの通報を受けた不正転売チケットは入場時に使用できなくする等、興行主と購入者が一丸となって不正転売を無くすための取り組みが行われています。

 

チケット転売サイトを選ぶ時のポイント

 

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チケットを転売で購入したい人も、転売を行いたい人も、インターネット上にはさまざまなチケット転売サイトがあるため、どのサイトを利用するのが良いか迷うことがあると思います。

そこで、チケット転売サイトを選ぶ際のポイントについて解説します。

【チケット転売サイトを選ぶ時のポイント4つ】

  • 返金保証の有無
  • 取り扱い可能なチケットの種類
  • 手数料の有無
  • キャンセル規約

 

返金保証の有無

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転売で購入したチケットが万が一届かなかった場合を考えて、返金保証があるサイトを選ぶと安心です。

購入代金は、チケットを受け取るまでサイトが預かっているため、支払ったのにチケットが届かないというトラブルが起こりにくくなります。

すべての転売サイトに返金保証があるわけではないため、利用する際にきちんと確認しましょう。

また、出品されているチケットを常に確認し、不適切なチケットは出品そのものを削除するサイトもあります。

そのような安心できる取引のための取り組みを行っている、安全性の高いサイトを選びましょう。

 

取り扱い可能なチケットの種類

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チケット転売サイトでは、取り扱っているチケットの種類もさまざま。

コンサートやアーティストのライブ、スポーツイベントなど、サイトによって取り扱うチケットの種類が異なるケースも多くあります。

転売サイトを選ぶ際は、自分のニーズに合っているかどうか確認することも重要です。

 

手数料の有無

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チケット転売サイトでは、それぞれのサイトで手数料が異なります。

出品者と購入者の双方に手数料が発生するケースや、どちらか一方のみに発生するケースもあります。

自分がどちらの立場になるかで、サイトを選ぶのも良い方法です。

また、取引成立時に発生する取引手数料の他に売上を振り込む際の手数料が必要なケースもあります。

あとで想定外の手数料を取られることのないように、利用する前に手数料の有無を確認しましょう。

 

キャンセル規約

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チケット転売サイトによって、キャンセル規約は異なります。

決済前のみキャンセルが可能な場合や取引成立前までならキャンセル可能なサイトもあります。

キャンセルそのものが不可能なケースもあるため注意が必要です。

チケット転売サイトを利用する際は、キャンセル規約の確認を必ず行うようにしましょう。

 

おすすめのチケット転売サイト一覧

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安心して利用できるおすすめのチケット転売サイトをご紹介します。

【おすすめのチケット転売サイト一覧】

  • チケトレ
  • viagogo
  • チケット流通センター
  • Cloak

 

チケトレ

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ケトレは、アーティスト公認のチケット転売サイト。

運営は、大手チケット販売サイト「ぴあ」のため安心です。

出品中のチケットは、すべて券面価格のため、高額な費用を支払わなくていいのも魅力。

購入証明書が発行されるため、本人確認が必要な場合でも不正に入手したチケットでは無いことを証明できるため入場が可能です。

 

 viagogo

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viagogoは、スポーツやミュージック、エンターテインメントなどさまざまなイベントのチケットを取り扱っています。

世界50カ国以上に展開しており、海外で開催されるイベントに参加したい人におすすめです。

チケット代金の全額返金保証付きで安心して利用できます。

 

チケット流通センター

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チケット流通センターの特徴として、チケットが届くまで代金はチケット流通センターで預かるため安心して購入できる点が挙げられます。

そのため、チケットが届かない場合は、全額返金の対応があります。

身分証明書で身元確認した人のみ出品可能ですが、取引相手には個人情報を伝えずに取引できるため、情報漏洩の心配がないのも利点です。

 

より安全にチケットをやり取りしたい人は公式サービス「Cloak」の利用がおすすめ

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チケット転売サイトよりも安全なサイトとして、公式のチケット譲渡サービスがあります。

Cloak」も「チケットぴあ」が運営する公式の二次販売・譲渡サービスで、金銭のやり取りは一切なくチケットを譲渡することが可能です。

公式のチケット譲渡サービスは、販売者側に利益が入らない上に手数料がかかる可能性もあるため、チケットが出回っている数は転売サイトよりも少ない可能性があります。

しかしチケット転売サイトを利用することが不安な場合は、このような公式のチケット譲渡サービスを使うのが賢明です。

 

チケット転売の注意点

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違法ではないチケットの転売の場合でも、トラブルに合ってしまう可能性はゼロではありません。

ここではチケット転売の注意点について解説します。

【チケット転売の注意点2つ】

  • 転売のチケットではイベントに入場できない可能性がある
  • キャンセル時のトラブルに気をつけて
  • 公式の転売サービス以外のチケットは延期や中止の保証が無い

 

転売のチケットではイベントに入場できない可能性がある

最近では、入場の際に顔写真や身分証を確認するなど本人確認が必要なチケットもあるため、転売で売買してもイベント自体に入場できない可能性があります。

購入したいイベントの要項をよく確認したうえで、チケットを購入するようにしましょう。

 

キャンセル時のトラブルに気をつけて

ンターネット上でのチケット転売によるトラブルが増えています。

転売チケットの場合、利用規約によりキャンセル不可のケースが多いため注意が必要です。

公式販売サイトと紛らわしいチケット転売サイトもあり、正規の値段より高額で販売されていることもあるため、チケット購入の際は利用したいサイトが公式サイトかどうかきちんと確認しましょう。

チケット転売サイトでは、売り手と買い手の間で発生したトラブルには介入しないケースが多く、もしトラブルになっても当事者で解決しなくてはならないことを念頭に置きましょう。

 

公式の転売サービス以外のチケットは延期や中止の保証が無い

何らかの理由でイベントやコンサートが中止または延期になってしまった場合、転売で購入したチケットは正規に購入した本人では無いため、基本的に興行主やチケット販売サイトから払い戻しや延期によるチケットの再発行等の保証を受けることが出来ません。

払い戻しによる返金は購入した転売者へされるケースがあり、転売チケットの場合取引後に転売者と連絡が取れなくなり返金を受けられないことも考えられます。

もし転売チケットの払い戻しを受けることが出来ても正規の価格より高い金額で購入したチケット代が戻るわけもなく、正規価格分のみの返金になります。

公式サイト以外で転売チケットを購入するリスクは、購入前にきちんと理解しておきましょう。

 

チケット転売は公式のサイトで行うのがおすすめ!

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営利目的でのチケット転売は法律により禁止されているため、稼ぐためにチケット転売を行うことは出来ません。

またやむを得ず行けなくなったケースでも、興行主などのチケット販売者が転売行為そのものを禁止していることもあります。

チケット転売は、さまざまなリスクを負う可能性があり、慎重におこなうようにしましょう。

最後に、物販総合研究所ではチケット以外にも転売に関するさまざまな情報を配信しています。

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