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週末起業で収入をアップさせたい!どんなジャンルに挑戦するべき?

更新日:2023年9月22日

本業とは別の仕事を持つことで、収入をアップさせたり、日々の生活をより充実したものにしたりする動きが活発化しています。

新たな収入源の候補として挙がる働き方にはいくつかの候補が挙げられており、「週末起業」もその一つです。

しかし、週末起業に興味は持っていても、具体的なイメージがわかないという人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、週末起業の意味やメリット、おすすめの職種といった情報について解説していきます。

船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

週末起業とは?

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週末起業とは本業の仕事を続けながら、空いた時間に自分のビジネスを立ち上げる働き方のことです。

一般的には週末の土日が休日で時間を確保しやすい人が多いために週末起業と呼ばれていますが、働くのを週末にこだわる必要はありません。

週末起業のポイントは誰かに雇われる形で働くわけではないという点です。

例えば、休日にアルバイトをする場合は雇用関係が存在するので、週末起業ではなく副業という呼び方がふさわしいでしょう。

人によっては「起業」という言葉にプレッシャーを感じてしまう人もいるかもしれませんが、週末起業にはさまざまな働き方があるので、身構えなくても問題ありません。

例えば、サイドビジネスとして小さく始めて、軌道に乗ったら個人事業主として独立したり、法人化したりすることも十分可能です。

会社に雇われる形で働くことに違和感を持っている人や、向いていないと思っているような人であれば、週末起業が大きなチャンスとなり得るでしょう。

 

週末起業と副業の違いとは

週末起業と副業の主な違いは、事業主が自分か他人かという点にあります。

週末起業では自分が事業主であり、誰かに雇われて働くわけではありません。

他人から仕事について指示を受けることがないので自由な働き方だといえますが、ミスをした場合は自分で全責任を負う必要があります。

週末起業に臨むときは、自由と責任は表裏一体だということを肝に銘じておかなくてはなりません。

一方、他人のビジネスを手伝い、自分の時間を対価に給料をもらうのがアルバイトなどの副業です。

副業では費やした時間の分だけ確実に給料がもらえますが、週末起業では自分のビジネスを成長させ、能力の対価としてお金を稼ぎます。

そのため、集客や販売など、稼ぐための仕組みを構築することが大切です。

 

週末起業のメリット

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週末起業はより柔軟な働き方を望む人たちから注目されており、実際に取り組んだ場合のメリットも満載です。

そこで、まずは、週末起業が持つ魅力にはどのようなものがあるのかを代表的な例に絞っていくつか解説します。

【週末企業のメリット】

  • 新たな収入源が確保できる
  • キャリアの幅が広がる
  • 失敗したときのリスクが低い

 

新たな収入源が確保できる

週末起業の最大のメリットは本業以外にも収入源を持てるという点です。

起業する以上、収入アップは当たり前と感じるかもしれませんが、そこから生まれるインパクトは大きなものがあります。

というのも、本業で勤める会社への依存度が弱まることで、精神的に余裕が生まれるからです。

例えば、会社が倒産したり、早期退職を促されたりすることはもはや珍しいことではありませんが、こうした事態におびえることがなくなります。

また、社内での昇進や昇給が思うように実現できないことにイライラしなくなるかもしれません。

「会社はいつでも辞められるし、辞めた後の生活にも困らない」といえることが、日頃のストレスを大幅に軽減してくれるのではないでしょうか。

週末起業を始めると自由な時間が減ってしまうという意見もありますが、好きなことを選べば、負担も少なく済みます。

 

キャリアの幅が広がる

会社員として働いていると、ビジネスの全体像を把握するのは難しいのが現実です。

例えば、自分の所属している部署の仕事には詳しくても、他部署やマーケット全体のことまで気が回らないという人も多いでしょう。

また、キャリアチェンジを希望しても、異動や転職が望み通りに叶うとは限りません。

その点、週末起業は立ち上げから集客、販売、資金管理といったビジネス全体を自分でコントロールするので、キャリアの幅を一気に広げることが可能です。

週末起業の経験がきっかけで本業の仕事で昇進したり、好条件での転職が実現できたりといった良い影響が出ることも十分あり得ます。

これは、さまざまな範囲の仕事に携わることによって、自分の市場価値が上がるからです。

収入アップだけでなく、キャリアアップまで実現できるのは大きな魅力だといえるでしょう。

 

失敗したときのリスクが低い

かつての起業は本業の仕事を辞めた上で独立・開業に挑むという形が一般的でした。

そのため、資金面でのリスクが非常に大きく、挑戦できる人も限られていました。

特に、養っている家族がいるような人の場合は家庭内で猛反対されて諦めることもあったでしょう。

しかし、週末起業が可能となった昨今は、本業を継続しながらビジネスを立ち上げることが可能となっています。

たとえ失敗したとしても、生活が成り立たなくなるリスクを最小限に抑えられるのは大きなメリットです。

また、日本経済団体連合会らが主要企業を対象に実施した調査「2018年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果」でも、副業や兼業を認めるつもりはないと明言する企業の数が縮小傾向にあります。

こうした動きは今後、複数の仕事を持ちたいと望む人が新たな挑戦をするときに追い風となりそうです。

週末起業をするときの注意点

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週末起業によって得られるメリットは多いものの、注意しなければならない点もいくつかあります。

ここからは、週末起業をするときの注意点を4つ紹介します。

【週末企業をするときの注意点】

  • 自由な時間が減る
  • サラリーマンは会社にバレる恐れがある
  • 確定申告に手間がかかる

 

自由な時間が減る

週末起業で稼ぐためには、集客や販路の確保など、色々な仕事を1人でこなす必要があります。

本業以外の本来は休める時間も週末起業に費やすことになり、自由に使える時間が少なくなる点には注意が必要です。

休日は家族と過ごしたり、趣味に没頭したりすることを人生の楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

そうした自由な時間を犠牲にする覚悟がないのであれば、週末起業を始めるべきではありません。

同時に、あらかじめ家族からの同意を得ておくことも重要です。

 

サラリーマンは会社にバレる恐れがある

週末起業で個人事業主になり、本業以外で利益を上げると、確定申告の際に住民税の金額が変わります。

サラリーマンの場合、住民税の金額から週末起業が会社にバレる恐れがあるので注意しましょう。

もちろん、副業が許可されている会社であれば週末起業がバレても問題はありません。

注意が必要なのは、副業にいい顔をされない会社に勤めている人です。

また、週末起業に没頭しすぎて本業をおろそかにしている場合も会社から警告を受けることがあります。

 

失業保険が受けられなくなる場合がある

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週末起業に際して開業届を出していると、会社を辞めたときに失業保険が受けられなくなります。

開業届を出すということは何らかの事業に従事しているということであり、働いている状態だとみなされます。

働いている人は当然失業保険を受けられないため、会社を辞めても手当が支給されないのです。

週末起業で生計を立てられるだけの利益を得ているなら、失業保険を気にする必要はありません。

しかし、独立時の生活費として失業保険をあてにしようと考えている人は注意が必要です。

 

確定申告に手間がかかる

週末起業で一定以上の利益を上げた場合、自分で確定申告をする必要があります。

給与所得以外に20万円以上の所得を得た場合、確定申告の義務が生じることが法律で定められています。

つまり、週末起業で20万円以上稼ぐと確定申告が必要になるのです。

確定申告が必要なことに後から気付いて慌てないためにも、事前に確定申告のやり方を押さえておくといいでしょう。

ちなみに、20万円というボーダーが関係するのはあくまでも所得であり、収入ではありません。

20万円以上の収入があっても、経費を差し引いた所得が20万円以下であれば確定申告は不要です。

 

週末起業の前に準備しておきたいこと

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何も考えずに思いつきで週末起業を始めても、利益を上げられる可能性は低いといわざるをえません。

必要なことをあらかじめ準備しておき、万全の体制を整えたうえで事業に取りかかることをおすすめします。

ここからは、週末起業を始める前に準備しておきたいことについて解説します。

【週末企業の前に準備しておきたいこと】

  • アイデアを練る
  • 開業資金を確保する
  • 無理のないスケジュールを組む
  • 開業届を提出する

 

アイデアを練る

まず、週末起業で取り組む事業のアイデアを練ることが大切です。

具体的なアイデアが決まらなければ、いつまで経っても週末起業を始められない場合もあるので注意が必要です。

最初からやりたいことが決まっている人は、それをどのような形で事業化するのか具体的にイメージを膨らませてみましょう。

アイデアが思いつかないのであれば、自分の好きなことや得意なこと、挑戦したいことを手がかりにして、取り組める事業を探してみてはいかがでしょうか。

好きなことや興味があることを事業にすることができれば、情熱を持って週末起業を始められるはずです。

週末起業は自由な時間を犠牲にしておこなうものなので、打算だけで始めてもモチベーションの維持が難しいでしょう。

 

開業資金を確保する

アイデアの次に準備しておきたいのは、開業資金を確保することです。

週末起業は少ない資金でも始められますが、最低限の資金は確保しておく必要があります。

開業資金が足りないばかりに、初期投資の段階からつまずくのは避けたいものです。

起業してからも何が起こるかわからないため、なるべく資金に余裕のある状態で始めるのが賢明だといえます。

 

無理のないスケジュールを組む

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アイデアが決まり、開業資金も確保できたら、週末起業のスケジュールを組んでおきましょう。

このとき、重要なのは予定を詰め込みすぎずに無理のないスケジュールを組むということです。

週末起業でありがちなのが、最初に完璧を求めすぎた結果、少しの失敗でモチベーションを失ってしまうケースです。

本業の間を縫って取り組まなければならない週末起業では、モチベーションの喪失が命取りとなります。

そのため、最初に立てるスケジュールでは休日に仕事の予定を入れすぎず、無理のないスケジュールを組むことが大切です。

最初は何よりも事業を継続させることが重要だということを肝に銘じておきましょう。

 

開業届を提出する

週末起業を始めるにあたって、個人事業主になるための開業届を提出する必要があります。

本格的に事業をおこなうつもりなら、まずは税務署に開業届を提出しておきましょう。

ただし、届出を出さなかったからといって何かしらの罰則が科されるわけではありません。

実際、開業届を出さずに事業をおこなっている人も多くいます。

しかし、突然税務署から電話がかかってくることもあるので、健全にビジネスをしたいのであれば開業届は出しておくのが賢明です。

 

おすすめの週末起業

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週末起業は自分のビジネスなので、何を仕事とするかは自由です。

とはいえ、どんな働き方があるのか具体例くらいは知りたいという人もいるかもしれません。

そこで、ここでは、おすすめの週末起業についていくつか紹介します。

 

せどり・転売

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せどりや転売は安く仕入れた商品をより高い値段で売って儲けるビジネスのことです。

仕組み自体はシンプルですが、自分で仕入れから販売までを経験でき、売上や経費の管理もするので、物販の流れをまるごと理解できるようになります。

本業の仕事で予算を組んだことがない、財務諸表を気にする機会がないといったタイプの人は、利益を生むためにかかる経費などについてリアルな視点が得られるでしょう。

また、フリマアプリなどの盛り上がりを見てもわかるように、せどりや転売の市場は活気があります。

人が集まりやすいところは商売がしやすいので、取り組みやすいのも魅力です。

せどりや転売は古くからある物販の形であるため、専門的な技術や知識、経験がなくても挑戦できます。

強いていえば、好きな商品ジャンルがある人は有利と言えるでしょう。

例えば、家電マニアを自負しているような人は商品の目利きができる分、家電の転売をすれば、儲けられる可能性が高くなります。

 

ネットショップ開業

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せどりや転売ではすでに市場に存在する商品を扱いますが、読者の中には自分で作った物を売りたいというタイプの人もいるでしょう。

その場合はネットショップ開業がおすすめです。

ネットショップ開業とは文字通り、ネット上に自分のお店を開設して、ハンドメイド商品などを販売し、儲けるビジネスです。

ネットショップのメリットとしては、実店舗での開業に比べて、圧倒的に費用が節約できる点が挙げられます。

特に、近年は無料で開業可能な「BASE」などのサービスを利用することも可能です。

簡単におしゃれなショップが開設できる上に、ショップオーナーとして本格的な物販ビジネスの経験が得られます。

ハンドメイドの商品はもちろんフリマアプリやネットオークションに出品することも可能です。

しかし、ネットショップには自分のブランドを確立しやすいという魅力があります。

クリエイターとしての活動を希望している人はネットショップ開業が有効な手段となるかもしれません。

 

サイト運営

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週末起業では、もちろん物販以外のビジネスを選ぶことも可能です。

例えば、サイト運営が代表的な例でしょう。

サイト運営とは自分のホームページを構築してブログ記事などを発信し、そこでの広告収入で稼ぐビジネスのことです。

かつては無料のブログサービスを利用するケースが多くありましたが、最近はホームページを手軽に作成できるWordPressなどのソフトウェアが充実しているため、より独自性のあるサイトを個人で持てるようになりました。

サイト運営の魅力はホームページへの集客に試行錯誤する過程で、Webマーケティングに強くなれることです。

インターネットを使わないことが考えられないような現代では、新たな自分の強みとしてプラスの影響を及ぼすかもしれません。

また、サイト運営の場合、活動するための時間や場所を選ぶ必要がない点もメリットです。

ただし、サイト運営では発信する情報量も大切になってくるので、文章を書くのが好きでブログ記事の更新が苦にならない人向きといえるでしょう。


 

スキル提供

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専門分野を持っている人は、スキル提供をビジネスの軸とするのも有効です。

スキル提供とは特定の専門技術をクライアントに提供することで稼ぐ方法を指し、「フリーランス」と名乗っている人も多くいます。

具体的には、クラウドソーシングサイトを活用してプログラミングやデザイン、ライティングといった仕事を請け負う形です。

先ほど紹介したサイト運営をしている人の中には、発信するブログ記事の作成を文章が得意なライターに発注しているケースもあります。

スキル提供では特技に特化した仕事ができるので、自分の能力にぴったり合ったキャリアを築けるのが魅力です。

会社勤めをしていると、どうしても自分の苦手な分野の仕事も担当しなければなりませんが、スキル提供の場合はそのような負担が少なく済みます。

また、請け負う案件によっては本業よりも割の良い収入が得られることもあるでしょう。

世の中にはさまざまなスキルがありますが、Web上で活用できるものは特に需要が高い傾向です。

責任感があってコミュニケーション能力が高い人は多くのクライアントを獲得できる可能性があります。

 

コンサルタント・講師

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専門知識を使ってできる仕事はスキル提供だけではありません。

例えば、特技を生かしてコンサルティング業を営むことも可能です。

コンサルティングとは、特定分野の専門的な知識や経験を活用して企業などの課題を解決したり、アドバイスをしたりする仕事です。

コンサルティングが週末起業という形で成立するのかどうか不安に思う人もいるかもしれませんが、心配ありません。

クラウドソーシングサイトなどでは営業ノウハウや経営課題に関する案件が多数あり、1~2時間程度の相談も募集されているからです。

もちろん、数カ月単位での契約となる仕事も存在します。

コンサルティングをするのに向いているのはスキル提供と同じく、専門分野のノウハウを持っている人です。

また、コンサルティングの世界では結果がすべてなので、クライアントの問題解決へしっかりコミットできることも重要な要素となります。

 

カフェ・飲食店経営

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週末起業でカフェや飲食店を経営するのも人気の方法です。

ただし、飲食店は開業後3年以内に95%が廃業するといわれており、ハードルが高いこともまた事実です。

カフェや飲食店を経営するためには、開業前に「食品衛生責任者」と「防火管理者」の資格を取得しなくてはなりません。

気を付けなくてはならないのは、カフェや飲食店の経営は他の週末起業と異なり、多額の開業資金が必要になるということです。

内装工事費や設備代などを考えると、小規模のカフェでも開業資金は300万円程度必要になるでしょう。

まとまった金額の開業資金を投資する分、失敗したときのリスクも大きいといえます。

開業資金だけでなく、家賃などのランニングコストも安くはありません。

家賃や水道光熱費、食材費などで毎月10~20万円程度のコストがかかるため、それを上回る利益を上げる必要があります。

他のカフェとの差別化を図る、宣伝に力を入れるなど、生き残るための工夫を凝らさなければ、週末起業でカフェや飲食店を経営して成功するのは難しいでしょう。

 

失敗しにくい週末起業の特徴

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失敗しにくい週末起業の特徴としては、まず利益率が高いことが挙げられます。

利益率が高いビジネスなら少ない労力で安定した収益を上げられるので、手間や時間をかけられない週末起業に向いています。

在庫を抱え込むリスクがなく、競争率の低い分野も成功する可能性が高いです。

その他、初期費用が安く抑えられる事業も開業に伴うリスクが小さいため、失敗しにくいといえます。

 

避けたほうがいい週末起業の特徴

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失敗しにくい週末起業と同じように、避けたほうがいい週末起業にも共通点があります。

ここからは、週末起業に向いていない事業の3つの特徴について解説します。

【避けた方がいい週末企業の特徴】

  • 営業に時間を割く必要がある
  • 需要がない
  • 結果が出にくい

 

営業に時間を割く必要がある

週末起業の最大の特徴は、事業に費やせる時間に制約があることです。

どうしても本業の合間に仕事をすることになるため、効率的に展開できる事業が週末起業には向いています。

代理店販売のようなビジネスでは、営業にどれだけ時間をかけるかによって売り上げが大きく左右されます。

週末起業では営業に十分な時間をかけることができないため、営業力が重要なビジネスは避けたほうがいいでしょう。

 

需要がない

商品やサービスへの需要があって初めて商売は成立します。

事業にどれだけの情熱を注ぎこんだとしても、そこに需要がなければ成果にはつながらないので注意が必要です。

「思い入れがあるアイデアで成功を収めたい」と願うのは誰でも同じですが、重要なのはそのビジネスに需要があるのかどうかをしっかりと見極めることです。

前例のない事業で大きな収益を狙うよりも、まずは堅実な事業で安定した利益を得ることをおすすめします。

 

結果が出にくい

週末起業には、自分のモチベーションを維持するのが難しいという特徴があります。

本業という保険があるために、ちょっとしたことで週末起業を諦めてしまう人も少なくありません。

週末起業へのモチベーションを維持する方法として効果的なのが、少しずつでも確実に成果を上げ、ビジネスに取り組んでいる実感を得ることです。

目の前にある小さな目標の達成を繰り返すことで、大きな目標に到達するまで頑張れるようになるものです。

しかし、結果が出るまでに時間のかかる事業を選ぶと、成果が上がる前に挫折してしまう恐れがあります。

週末起業へのモチベーションを保ち続けるためにも、まずは結果の出やすい事業から始めてみるのがいいでしょう。

 

週末起業に役立つ資格3選!

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あらかじめ取得しておけば、週末起業の際に役立つ可能性が高い資格もあります。

ここからは、週末起業に役立つ資格として「ファイナンシャルプランナー」「中小企業診断士」「コーチング」の3つを紹介します。

 

ファイナンシャルプランナー

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ファイナンシャルプランナーはお金のプロフェッショナルで、週末起業における目標達成を経済面から支えられる資格です。

保険に関する知識や資産運用力などが身に付くので、事業の資金繰りや節税などを考えるうえで役に立つでしょう。

なお、3級は誰でも取得できますが、2級と1級は実務経験などの要件を満たさなければ受験できないので注意が必要です。

 

中小企業診断士

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中小企業診断士は経営コンサルタントの資格で、取得すれば企業が業績を上げるためのアドバイスができるようになります。

自分の企業経営についても的確な判断ができるようになるので、週末起業でも大いに役立つでしょう。

資格取得に必要な学習時間は1000時間といわれており、ハードルは高いものの、大きな需要のある資格だといえます。

 

コーチング

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コーチングとは、仕事や人生、恋愛、経営など、あらゆる分野で指導をおこない、顧客の目標達成を助ける技術のことです。

コーチングはあくまでも民間資格ですが、プロコーチとして活動したい人はコーチング資格を取得しておくと顧客からの信頼度が高まります。

ビジネスや子育て、健康指導といった多様な分野があるので、自分のやりたいことをしっかりと見極めたうえで資格取得を目指すといいでしょう。

 

週末起業を成功させるためのポイント

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週末起業では「こうしなければならない」という絶対的な形はありませんが、重視すべきポイントは存在します。

そこで最後に、どんな点に気をつけたらいいかという点について確認しておきましょう。

【週末企業を成功させるためのポイント8つ】

  • 好きなことや得意なことを生かす
  • 初期費用を少なくする
  • 目標を立てる
  • オフィスなどの仕事場を確保する
  • 周囲の理解を得る
  • 独立のタイミングを見極める
  • 税金の対策をする
  • 利益が出たら自己投資する

 

好きなことや得意なことを生かす

事業内容を考えるときは自分の好きなことや得意なことを中心に置くことが大切です。

そうすることで、ビジネスとしての結果を期待しやすくなり、継続するのも苦にならなくなります。

ピンとこない場合でも、これまで趣味で続けてきたことやプライベートでのこだわりといった自分の知識や経験を棚卸ししてみると何か見つかるかもしれません。

例えば、ファッション通の人がアパレル系の転売に挑戦することで、バイヤーとしての才能を開花させるパターンも十分考えられます。

その場合、よりファッションに詳しくなったり、SNSなどを通じてファンができたりする経験へとつながっていくこともあります。

最初から完璧なビジネスを目指す必要はないので、まずはトライしてみるといいでしょう。

先ほどの例でいえば、フリマサイトに洋服を出品してみるだけでも大きな一歩となります。

 

初期費用を少なくする

週末起業を始めるときは可能な限り、初期費用を少なくすることもポイントとなります。

せっかくの起業だからといって初めから大金をつぎ込んでしまうと、失敗したときの痛手も相当なものとなるからです。

なるべく小さくスタートして、時間をかけながら少しずつ収益を伸ばしていける形が理想的といえるでしょう。

物販のケースで例えると、仕入れ値が安い商品の取り扱いから始めて、徐々に単価の高いアイテムに挑戦するといったイメージです。

当然、最初のうちは大きな利益を得ることはできませんが、ビジネスは継続するうちに結果が出るようになります。

初心者のうちは収益だけを気にするのではなく、週末起業自体を楽しむのも大切なことです。

 

目標を立てる

「とりあえず始めてみよう」という軽い気持ちで週末起業を始めても、成功する確率は低いでしょう。

収入面ではあくまでも本業が軸になるため、あらかじめ目標を立てておかないと、成果が上がらなかったときにすぐ心が折れてしまいます。

モチベーションを維持するポイントは、「月に5万円稼ぐ」など、具体的な目標を立てることです。

ただし、ハードルが高すぎると達成自体が困難になるので逆効果です。

まずは小さな目標から始め、モチベーションを保ちながら少しずつ目標を大きくしていきましょう。

 

オフィスなどの仕事場を確保する

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「週末起業は家で働けばいい」と考えている人も多いでしょう。

しかし、仕事場を確保しておくことも大切です。

週末起業では時間が限られているからこそ、事業に集中できる環境が必要になります。

特に、小さな子供がいる家庭で集中して働くのは難しいのではないでしょうか。

週末起業で便利に使える職場としては、レンタルオフィスやコワーキングスペースなどが挙げられます。

休日だけレンタルできるような場所を活用すれば、コストを抑えながら集中できる環境を手に入れられるでしょう。

 

周囲の理解を得る

週末起業を始めると、本業以外の休みの時間も仕事に費やすことになります。

家族がいる状態で週末起業に挑戦すれば、どうしても家族と一緒に過ごせる時間は少なくなるはずです。

そのため、自分がやろうとしている事業には家族との時間を犠牲にするだけの価値があるということを家族に納得してもらわなくてはなりません。

事業に没頭して家庭のことをおろそかにした結果、離婚に至るようなケースもあるので、週末起業を始めるときは必ず周囲の理解を得るようにしましょう。

 

独立のタイミングを見極める

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週末起業が軌道に乗り始めたら、独立のタイミングを見計らうようになるのではないでしょうか。

独立のタイミングの目安となるのは、週末起業の収入が本業の収入を超えたときです。

独立すれば事業に専念できるようになり、さらなる収入増が見込めるでしょう。

ただし、収入が十分でないときに先走って週末起業1本に絞ってしまうと、予期せぬトラブルでつまずく恐れもあるので注意が必要です。

 

税金の対策をする

週末起業である程度の利益が上がるようになったら、税金の対策を始めることも重要です。

何も対策をせずに確定申告すると税金が高くなり、せっかく稼いだ利益が目減りしてしまいます。

青色申告をすれば事業に必要なコストは経費として計上できるので、領収書やレシートは捨てずに保管しておきましょう。

 

利益が出たら自己投資する

ビジネスにおいては、いざというときには投資する決断力が重要です。

週末起業である程度稼げるようになったら、利益の一部は将来のために自己投資することをおすすめします。

セミナーに参加して経営のノウハウを学ぶ、外注してホームページをリニューアルするなど、自己投資の方法はさまざまです。

賢いお金の使い方を心がけ、ビジネスを効率的に成長させていくといいでしょう。

 

週末起業のやり方は無限大!自分の特技に着目してみよう

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週末起業は扱うビジネスを自由に決められるという前提があるため、自分が本当にやりたいことを仕事として実現できるチャンスとなる可能性があります。

まずは高い費用をかけずにできそうなことから挑戦してみるといいでしょう。

また、最初から何もかもうまくいくとは限らないので、参考になる情報源を確保しておくことも重要です。

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また、起業については下記の記事でも解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

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