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ハードオフの転売はどうすれば良いの?メリットとデメリットを理解しよう

更新日:2023年9月15日
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転売で利益を出したいとき、ハードオフは仕入れ先として使えます。

ハードオフ転売を始めるにあたって、メリットとデメリットを確認したい人は多いでしょう。

ビジネスの特徴を知ると、対策を立てることでさらに利益を出しやすくなるからです。

この記事では、ハードオフ転売においてのメリットとデメリットを解説していきます。

船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

ハードオフ転売のメリットやデメリット

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まずは具体的にハードオフ転売のメリットやデメリットを紹介します。

 

ハードオフ転売のメリットとは?

大きなメリットは「仕入れ価格の安さ」です。
 
ハードオフには相場よりも大幅に安い値段がついている商品がたくさんあります。
 
仕入れ価格が安いとそのぶん、利益を乗せやすいので転売では有利です。
 
次に、「売れ筋商品の多さ」も注目ポイントです。
 
ハードオフでは取り扱っている商品に制限が設けられています。
 
販売が難しい商品は買い取らない傾向が強く、逆をいえば、転売に利用しやすい商品が並んでいるといえるでしょう。
 
「ジャンク品コーナー」もハードオフでは見逃せません。
 
ハードオフでは「状態が悪い」と判断された商品をジャンク品と名づけ、通常よりも安い値段で取り扱っています。
 
しかし、「ジャンク」とはあくまで買い取る側の基準なので、転売業界における良品が紛れている可能性も残されているのです。
 
そのほか、ハードオフは「品薄グッズの仕入れ先」としても期待できます。
 
ネットや専門店から姿を消した商品を見つけられる場合もあります。

 

ハードオフ転売のデメリットとは?

転売にハードオフを使うデメリットは「コンディションの見極め」です。
 
ハードオフの商品はパッケージされていたり、梱包されていたりするケースが少なくありません。
 
これらの中身を確認するのは難しく、状態の悪い商品を仕入れてしまう恐れも出てきます。
 
また、「機能確認」も注意したいところです。
 
情報通信機器や家電製品、AV機器など多機能な商品は動作を確認しておくことが必須です。
 
ハードオフでは細かいチェックができないこともあるので、仕入れは慎重に行うべきです。
 
「リピートには使いにくい」のもハードオフのデメリットです。
 
商品の大半が1点ものなので、売れ筋商品だからといって繰り返し仕入れられるとは限りません。
 
そのほか、「リサーチや納品の手間」も考えましょう。
 
ハードオフの商品はすべて中古です。
 
その場で商品情報を調べなければいけないうえ、仕入れ後、買い手に納得してもらえるだけの梱包、包装を自分で行うことも珍しくないのです。

 

ハードオフから仕入れるタイミングはいつ?

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仕入れのタイミングは転売の成功率を左右します。
 
商品が安くなっている時期に仕入れれば利益率が上がりますし、まとめ買いもしやすくなるでしょう。
 
たとえば、「決算月セール」は狙い目です。
 
ハードオフ店舗は毎年3月を決算月としています。
 
決算に合わせて少しでも売上を増やしたいので、ハードオフは期間限定で商品の価格を引き下げる傾向にあります。
 
また、年末年始セールもチェックしておきましょう。
 
年末年始は大掃除などの影響で、ハードオフの買取り商品が増えます。
 
その影響でセールが行われることも珍しくありません。
 
そのほか、クリスマスシーズンもセールが開催されやすい期間です。
 
さらに、「2~3月」のセールにもアンテナを張っておきましょう。
 
この時期には転勤、入社、入学といったイベントが発生します。
 
新居で新生活を始める人が多いので、ハードオフが古いアイテムの処分に利用されます。
 
その結果、商品が増えてセールが行われやすくなるのです。
 
新生活のアイテムをハードオフで買おうとするフレッシャーズもいるため、2~3月は転売者にとって目が離せません。
 
複数の店舗でスケジュールを見ておくのが得策です。

 

ハードオフ転売で稼ぐためのポイント

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ビジネスの特徴を踏まえたうえで、少しでも利益を増やせるように努めましょう。

以下、ハードオフ転売で成功するために大切なポイントです。

 

商品を運搬する車は必須アイテム

ハードオフでの仕入れでは、車があると便利です。
 
まず、近隣にハードオフの店舗がない場合、遠方まで足を運ばなくてはなりません。
 
電車などの公共交通機関では大量の商品を持ち運びにくくなります。
 
それに、車があると複数の店舗をまわるときにもスムーズです。
 
目当ての商品が見つけられなかったときにも、すぐに別の店舗を目指せるでしょう。
 
何より、車でなければ持ち運びが難しい商品もあります。
 
家電などは丁寧に扱わなければいけないので、自力で持ち運ぶのは危険です。
 
サイズも重量もあるので、そもそも自力では運べないこともありえるでしょう。
 
車があれば安全に運べるだけでなく、商品の種類に関係なくまとめ買いが可能です。

 

ジャンクコーナーをリサーチする

ハードオフではジャンクコーナーを有効活用しましょう。
 
なぜなら、「掘り出し物を見つけやすい」エリアだからです。
 
ジャンクコーナーにいいイメージを持っていない人は少なくありません。
 
状態が悪かったり、不人気だったりする商品の置き場という先入観があるからです。
 
つまり、転売者ですらジャンクコーナーを通り過ぎてしまいがちです。
 
そのため、思わぬ掘り出し物がライバルに見つからないまま眠っている可能性も残されています。
 
ジャンクコーナーが無視されやすいことで得をするのは転売の初心者でしょう。
 
本来なら、経験もスキルも不足している初心者はライバルに遅れをとってしまうのも仕方ありません。
 
ハードオフでも売れ筋商品は大勢のライバルに先取りされる傾向が顕著です。
 
しかし、ジャンクコーナーであれば初心者であっても独占的にリサーチができます。
 
また、「ジャンクコーナーでジャンクではない商品」を探してみるのも方法の一つです。
 
ジャンク品とはハードオフ側が決めた基準にしたがっているだけであり、転売業界の事情とはほぼ無関係です。
 
実際には価値がある商品なのに、少々の汚れや傷でジャンク品にされていることもありえます。
 
こうした商品を見つけることができれば、かなりの利益率で転売できるでしょう。
 
なお、ジャンクコーナーの商品には動作可能かどうかの記載があります。
 
初心者であっても状態チェックがしやすく、買い手がつかないような商品を仕入れなくて済むのも魅力です。
 

 

家電商品の仕入れチェックポイント

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転売では単価の大きい家電商品が稼ぎやすい対象です。
 
ハードオフ転売でも家電商品は見逃せません。
 
良品をできるだけ安く仕入れて、利益アップにつなげましょう。
 
家電商品の仕入れでは、「棚にない商品まで想定する」ことが大事です。
 
ハードオフの売り場はスペースに限界があります。
 
そのため、すべての商品が棚に陳列されているとは限りません。
 
家電商品は特に場所をとるので、一部がバックヤードに保管されている可能性もあるのです。
 
もし目当ての商品が見つからなかったとしても、店員に聞くなどして確かめましょう。
 
次に、「大型家電は仕入れ対象から外す」ようにします。
 
絶対的な傾向とは断定できないものの、冷蔵庫、洗濯機、大型テレビといった大型家電は、ネットショップなどと比べてハードオフで格別に安く販売されているわけではありません。
 
また、サイズも大きいので仕入れてしまうとほかの商品を持ち帰りにくくなります。
 
万が一、買い手が見つからなかった場合の損害も多いので、スルーするのが無難でしょう。
 
そのかわり、積極的にリサーチをかけて仕入れたいのは小型〜中型の家電です。
 
プリンターなどのパソコン周辺機器には安定した需要があります。
 
また、レコーダー、コンポなども「安くていい」と考えているユーザーが多く、転売を利用される機会が珍しくありません。
 
ハードオフでも品ぞろえが豊富なジャンルであるため、転売を始めたなら重点的にチェックをしましょう。
 

 

プレミア価格のゲームを狙おう

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ハードオフ転売では狙いどころとなるジャンルが「ゲーム」です。
 
ゲーム機やゲーム本体でも稼げる商品は少なくありません。
 
ゲームユーザーの中には「古い商品でいいので安く買いたい」と考える人もいます。
 
また、人気の本体やソフトを時間が経ってからプレイしたくなることもあるので、根強い需要を期待できるジャンルだといえるでしょう。
 
ゲームを転売する際には「プレミア商品」に注目します。
 
プレミアとは、発売から時間が経過して価値の上がったグッズのことです。
 
ゲーム業界では生産量が少なかったり、特典がついていたりするものがプレミア化します。
 
また、ゲームファンの中で内容が高く評価されているソフトもプレミア化の対象です。
 
専門店では価値が高騰している商品が、ハードオフでは安く売られているケースもあるので注意して探しましょう。
 
もしもプレミア商品を仕入れられたら、Amazonで買い手を募るのが得策です。
 
Amazonは登録者が多いので、販売価格を高くしても売れる可能性が大きいからです。
 
ひとつでもプレミア化しているゲームを発見できたら、ハードオフの他店舗もまわってみましょう。
 
ある店舗で安く仕入れられたということは、同じハードオフならどの店舗でも安く売られていると予想できます。
 
そして、転売者のライバルに見つかる前から買い占めておくのが得策です。
 
それをまたネットで転売すれば繰り返し利益を得られます。

 

 

検品するときのポイント

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仕入れ商品の検品は転売ビジネスで欠かせません。
 
特に、ハードオフの商品は専門家によって検品されていないので、大きな欠陥が見逃されている恐れもあります。
 
問題のある商品を転売してしまうとクレームにつながるため、ポイントを押さえて正確に検品をしましょう。
 
まず、「傷や割れ」は絶対に見ておくべきです。
 
表面を調べるだけでなく、パーツを開閉するなどして全体をくまなく検品しましょう。
 
次に、「付属品の有無」です。
 
家電商品や玩具では、付属品が同封されていないと機能しないことも珍しくありません。
 
ネットで正しい仕様を確かめて、全部品がそろっているかを見ていくことが大事です。
 
それから、「動作性」をチェックします。
 
ハードオフの店頭では、商品の細かい動作まで確かめられません。
 
設定されているはずの動作がすべて問題なく実現されるかを調べます。
 
「変色」についても、見逃されやすいポイントです。
 
発売から時間が経過している商品は、日焼けなどの影響で色が変わってしまいます。
 
それにもかかわらず、ハードオフの買取り時には気づかれないことが少なくありません。
 
商品のホームページを閲覧すると、正しい色合いを参照できます。
 
そのほか、「異音がするかどうか」も確かめましょう。
 
家電商品や玩具を動かしたとき、異音がするのは部品に不調がある可能性が高いです。
 
長持ちしないこともあるため、そのまま転売するのは危険です。
 
そして、検品が終わったら商品のコンディションを「可」「良い」「非常に良い」「ほぼ新品」の4段階に分けましょう。
 
最初から「可」と示しておくと、買い手からの不満を抑えやすくなります。

 

 

中古品を出品するときの注意点

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ハードオフで仕入れたアイテムの検品が終わり、いよいよ出品する段階になっても気は抜けません。
 
むしろ、転売で利益を出すために重要な作業はたくさん残されているとえいます。まず、「写真撮影」を行いましょう。
 
転売の主戦場はネットになります。
 
オークションサイトやショッピングサイトは使い勝手がいい一方で、実物を確認できるわけではないため買い手を不安にさせてしまいます。
 
商品をいろいろな角度から撮った写真があると買い手を安心させられるでしょう。
 
次に、「モノレート」も積極的に利用したいところです。
 
モノレートでは、Amazon商品の価格相場や売れ筋などをグラフ形式で確認できます。
 
仕入れ商品が市場でどれだけの価値を保っているのか知るために便利なサイトです。
 
販売価格を決定するにあたってはモノレートを活用することが重要です。
 
そして、「コンディション説明」はできるだけ詳しく行いましょう。
 
説明不足だと買い手からのクレームを招きます。
 
もしも問題があったとしても、正直に書いておけばトラブルを避けやすくなります。
 
そのほか、「古物商許可を取得しておく」のもひとつの方法です。
 
サイトやフリマアプリを通じて転売を行う限り、古物商許可は必須ではありません。
 
しかし、転売を本格的に続けていくつもりなら、許可証があったほうが無難です。
 
許可証は最寄の警察署で申請を出し、手数料を払うことで取得可能です。
 
許可証があると自ら買い手を募るときなどに、堂々と宣伝が行えます。
 

 

売れやすい商品を理解してハードオフで転売してみよう

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転売で成功するためには売れ筋商品や中古品の特徴を学ばなくてはなりません。

検品や価格設定なども正しい手順で行うことが大切です。

これらを踏まえたうえでハードオフ転売を始めれば成功する可能性は高くなります。

ハードオフは全国的に展開していて品ぞろえも豊富なので、転売の初心者にとっても貴重な仕入れ先となるでしょう。