レゴとはどんな商品?
レゴは、プラスチックのブロックを組み合わせて、建物や乗り物など、さまざまなものの形を作って遊ぶおもちゃです。
もともとはデンマーク発祥で、よく遊べという意味の「Leg Godt」というデンマークの言葉が、レゴの語源となっています。
レゴのようなブロックのおもちゃは他にもたくさんありますが、レゴは「レゴ」として認識されているほど有名です。
日本だけでなく世界中で高い人気があり、本来は子供用のおもちゃですが、大人向けの高額商品も販売されています。
レゴは、専門のアミューズメント施設などもあるほど、ファンが多いおもちゃです。
レゴの転売のメリット・デメリット
レゴを転売するときの、メリットとデメリットを紹介します。
メリット
レゴはおもちゃなので、基本的には子供向けの商品です。
しかし、大人にも人気があり、レゴをコレクションしているファンはたくさんいます。
とくに、限定品などの商品はなかなか手に入らないので、中古品でも欲しいという人が多いのです。
そのため、中古品でも売れるという特徴があります。
さらに、そういった手に入りにくい希少な商品のなかには、定価を大きく上回ったプレミア価格になるものもあるのです。
レゴのプレミア価格は、もともとの価格の10倍以上になることもあります。
また、レゴには、プレゼントとして選ばれやすいという特徴もあります。
そもそも、レゴは子供に人気があるおもちゃです。
そのため、誕生日やクリスマスのプレゼントとして、とても喜ばれます。
しかし、レゴは普通のおもちゃと違い、知育おもちゃとしての側面もあるのです。
子供がレゴで遊ぶことで、問題解決能力や発想力が伸びるという効果が期待できると言われています。
そのため、クリスマスのプレゼントとして子供に買い与えたいと考える親がたくさんいるのです。
もちろん、1年を通してレゴは売れますが、特にクリスマスの時期などは少しくらい高くても爆発的に売れます。
9~11月に仕入れをしておけば、間違いありません。
それほど、プレゼントとしての人気が高い商品なのです。
また、レゴは新商品が発売されるペースが、とても早い商品でもあります。
新しい商品が、どんどん出てきます。
そのときに、古い商品は廃盤になっていくのです。
レゴの商品は2年ほどで廃盤になることが多いので、在庫処分をされていることがよくあります。
レゴの新商品が発売される前にはワゴンセールなどで安く売られている廃盤予定商品を見つけることができるので、見逃さないようにしましょう。
廃盤になった商品は、もう手に入れることができません。
すべてではありませんが、新商品が発売される頃にはどんどん値段が上がっていきます。
つまり、レゴの場合は、将来プレミア価格になる可能性のある商品が、次から次へと生まれてくるということなのです。
さらに、レゴにはファンが多いので、価格が比較的に安定しています。
欲しいと思う人が多いので、一度値段を下げた商品も、時間が経つとまた価格が戻ってくるのです。
大きな価格変動が起きにくいのも、レゴを転売しやすい魅力の一つといえます。
また、レゴはひとつひとつの商品に商品番号が割り振られているので、リサーチもやりやすいです。
商品番号が小さければ古い商品だということもわかるので、価格が高い商品ではないかという予想ができます。
極端にいうと、商品番号だけを見て、仕入れをすることも可能です。
デメリット
レゴは、発売された時期が古ければ古いほど、価格が上がる商品です。
そのため、中古商品を仕入れることもよくあります。
そのときの検品作業に、とても時間がかかってしまうのです。
レゴのパーツは細かいものが多いので、ひとつひとつ検品をするのに手間がかかります。
また、プレゼントとして購入されることが多いので、箱も重要です。
箱の汚れや傷みなどにも、十分に気を配る必要があります。
さらに、箱に関しては、大きさの問題も考えなくてはいけません。
当然、箱に入った状態で保管をするのですが、レゴの箱は大きくて場所を取ります。
特に、大人向けの高額な商品は大型のものが多いです。
場合によっては、プレミア価格になるまで数年保管することもあるので、スペースについてはかなりの覚悟が必要となります。
仕入れの単価が高くなってしまうことも、デメリットのひとつでしょう。
レゴは、おもちゃとしては、高額の部類に入ります。
特に、大人向けの商品は、もともと値段が高く設定されています。
中古で仕入れる場合も、人気がある商品なので高めの相場で安定しているのです。
そのため、レゴの転売を行うためには、ある程度の資金が必要になります。
レゴの主な仕入れ先と転売のタイミング
では、レゴはどこで仕入れをして、いつ転売をすればよいのでしょうか。
ここでは、レゴの主な仕入れ先と転売のタイミングを紹介します。
主な仕入れ先
家電量販店は、取り扱いのあるレゴの商品数が多いのでおすすめです。
ポイント還元率が高い店舗では、販売価格だけではなく、ポイントまで考えて仕入れをするようにするとよいでしょう。
他の仕入れなどですでにポイントが貯まっている場合は、ポイントを使ってレゴを仕入れることもできます。
家電量販店のなかには転売に厳しい店舗もありますが、その分ライバルが少ないと考えて、こまめにリサーチをしましょう。
売り切りのときには、50%オフで販売されていることもあります。
ドン・キホーテなどのディスカウントストアでは、特に安く仕入れることができます。
イベントなどで安くなっていることもあるので、できるだけのぞいてみましょう。
ホームセンターでも、レゴは販売されています。
他の仕入れ先とくらべてライバルが少ないので、安く仕入れることができる穴場スポットです。
また、個人で経営をしているおもちゃ屋を見つけたら、必ずチェックしましょう。
ネットに出回っていないお宝のレゴが、眠っている可能性があります。
レゴストアなどの公式ショップやトイザらスは、通常の販売価格が高めに設定されています。
ただし、年間パスポートやクーポンを使用すると、他の仕入れ先よりも安く購入できる場合もあります。
公式ショップやトイザらスでしか買えない限定商品もあるので、仕入れ先のひとつとして考えておくほうがよいでしょう。
商品入れ替え時期には、投げ売り価格で販売されていることもあります。
転売のタイミング
レゴは、プレゼントとして選ばれることが多い商品です。
そのため、基本的には一年中売れやすいです。1年365日、いつも誰かの誕生日だからです。
とはいえ、レゴが最も売れるのは、9~12月でしょう。
クリスマスシーズンに、レゴは爆発的に売れるのです。
12月に入ると、トイザらスなどでもレゴが手に入りづらくなります。
そのため、多少高額でもAmazonに出品すれば飛ぶように売れるのです。
もともと、レゴは高価なおもちゃに分類されます。
子供のクリスマスプレゼントにレゴを贈ろうと考える親は、最初から値段をあまり気にしていない人達なのです。
さらに、クリスマスの特別な気分もあって、「高くてもいい」という心理が働きます。
遅くてもクリスマス商戦が始まる11月までには、子供向けのレゴを仕入れておきましょう。
クリスマス以外で、レゴの転売をするのにベストなのは、新商品が発売されるタイミングです。
レゴは、1~2年ごとに新商品が発売されます。
新商品の情報をチェックしておき、発売される前に、その新商品に関連した廃盤になっている商品を仕入れておくのです。
新商品が発売されると、関連する商品の価格はすぐに上がります。
レゴの転売で利益を出すためのコツ
レゴの転売で利益を出すためには、コツがあります。
まず、狙うのは生産終了や廃盤になっている商品です。
このような商品は、欲しくても店舗で手に入れることができないので、高値で売れることが多くなります。
そのため、いつ廃盤になるかをチェックしておくとよいです。
例えば、新商品が発売されたときに、その商品によく似た古い商品は、廃盤になる可能性が高くなります。
他には、Amazonの商品検索画面を見るだけでも、廃盤になるタイミングを知ることが可能です。
商品検索画面では、商品の在庫数に注目をします。
例えば、Amazonの商品検索画面に「在庫あり」と表示されている商品があったとしましょう。
この商品は、しばらく値段が上がることはありません。
ところが、「残り1点。ご注文はお早めに」と表示されていた場合は、その在庫がなくなると価格が上がる可能性があります。
Amazonでレゴの転売をするときは、在庫が数点残っている状態ではなく、完全に在庫切れになるのを待ちましょう。
価格が高騰して、効果的な転売をすることができます。
レゴは、映画やキャラクターと、コラボやタイアップをすることがよくあります。
ディズニーやスターをウォーズ、パイレーツ・オブ・カリビアン、バットマンなど、人気のあるものとコラボした商品は、必ずチェックしましょう。
映画に登場する乗り物や、名場面を再現したレゴは、特に人気があります。
このようなコラボ商品で、なおかつ廃盤になっているものを仕入れて、販売するとよいのです。
レゴの転売でおすすめの商品とは?
レゴの転売で、おすすめの商品をいくつか紹介します。
まず、「レゴ スターウォーズ 75212 ケッセル・ラン・ミレニアム・ファルコン」。この商品は、スターウォーズとのコラボ商品です。
それから、「ディズニープリンセス アリエルの海の宮殿」は、ディズニープリンセスとのコラボ商品になります。
このようなコラボ商品は、プレミア価格になりやすいのでおすすめです。
他には、「アイデア ウォーリー 21303」のように、ディズニーとのコラボをしていて、キャラクターものになっている商品も人気があります。
コラボ商品で、すでに廃盤になっているものを見つけることができれば、仕入れておいたほうがよいです。
また、レゴには「60周年記念セット 40290」のような記念商品も発売されています。
記念商品も価格が上がりやすいので、必ずチェックしましょう。
レゴの商品の中でも、ずっと変わらない人気があるのは「レゴ 基本セット 品番7615」です。
最初にレゴを買うときにこの商品を選ぶ人が多いので、定番商品となっています。
クリスマス前には、このような子供向けの商品を仕入れておくとよいです。
レゴの転売での注意点を紹介!
廃盤になった商品を安く仕入れて値上がりをしてから販売をするのが、レゴの転売の基本です。
ところが、レゴは廃盤になった商品を再販することがあります。
再販された商品は値段が下がってしまうため、転売をしても利益を上げることができません。
そのため、レゴの転売をするなら再販情報をチェックしておく必要があります。
また、レゴには海外製品もあるので注意が必要です。
日本語版と英語版では、箱のデザインは同じでも言語表記に違いがあります。
英語版のレゴは、説明書も英語で書かれているので購入を嫌がる人もいるのです。
仕入れるときには、日本のものか海外のものかをしっかりと確かめる必要があります。
レゴはプレゼント用として購入されることが多い商品なので、箱も重要です。
箱のダメージは、厳しくチェックしましょう。汚れていたりへこんでいたりすると、売れにくくなります。
また、レゴの箱はかなり大きいです。そのため、発送をするときに送料が高くなってしまいます。
仕入れをするときに、送料のことも考えなくてはいけません。
Amazonでは規制がある!?
Amazonには、出品規制があります。ここでは、レゴの転売がAmazonで規制されることがあるのかについて紹介します。
Amazonの出品規制とは?
Amazonで偽物などを販売する人がいると、Amazonや商品のブランド、メーカーの信用が傷ついてしまいます。
そのため、Amazonでは商品によって、誰でも自由に販売ができないように出品規制を行っています。
レゴの商品も、出品規制対象のひとつです。とはいえ、Amazonの出品規制は、出品する全員が対象ではありません。
アカウントを開設した時期によって、対象かどうかが異なるのです。
新品のレゴを販売する場合には、Amazon側の条件をクリアして申請に通過しなくてはなりません。
申請が通るための基準や条件は一般公開されていませんが、無事に通過できれば新品のレゴをAmazonで販売することが可能になります。
おもちゃでAmazonの出品規制の対象となっているものは、レゴの他にもあります。
スタジオジブリのジブリ商品やセガトイズのアンパンマングッズ、ピープルの幼児用玩具全般などです。
このような商品を仕入れるときには、出品規制に気を付けましょう。
レゴを出品したいときは?
Amazonでレゴを販売したいのに出品規制がかかっていた場合、まずは「出品許可を申請する」をクリックしましょう。
販売実績によっては、「承認されました」というメッセージが表示され、そのまま出品が可能となります。
ただし、この手順だけで出品できるようになるケースは、それほど多くありません。
「ブランド名の出品申請」という画面になった場合は、「メーカーまたは卸売業者からの請求書」を用意して出品規制を解除する必要があります。
とはいえ、「メーカーまたは卸売業者からの請求書」は、一般的な買い物では手に入りません。
手に入れるには、請求書を発行してくれる卸業者などから仕入れをする必要があります。
書類が準備できたら、「商品の購入に対してメーカーまたは卸業者が発行した請求書1通以上」を選択して、請求書を添付して送信すれば、出品許可の申請は完了です。
この手順で、必ずしも出品規制が解除されるわけではありませんが、無事に申請が通れば、後日解除の連絡が来ます。
レゴの転売は出品規制に注意しよう!
レゴは人気がある商品です。毎年クリスマスには、飛ぶように売れます。
また、プレミア価格になる商品がたくさんあり、「レゴ投資」と呼ばれることがあるほど、レゴの転売にはたくさんのメリットがあるのです。
とはいえ、レゴはAmazonの出品規制の対象になっている商品です。
Amazonでの販売を考えている場合は、出品規制についての対策を考えておく必要があります。