eBayストアプランの料金設定
eBayストアに登録することで、eBay上でお店を構えることができます。これを「ストアを購読する」と言います。
ストアのプランには5つのプランがあり、購読料金は以下のとおり。
▽ 毎月のストア購読料/Monthly契約の場合
プラン名 | 月額料金 |
---|---|
Starter | $7.95 |
Basic | $27.95 |
Premium | $74.95 |
Anchor | $349.95 |
Enterprise | 現在ご利用いただけません |
それぞれ月額の料金や個別の諸条件、手数料などが異なります。Yearly契約(年間契約)を行うと、毎月の料金が安くなる仕組みです。
※最上位のEnterpriseはYearly契約のみ
今までは、Basic、Premium、Anchorの3つのプランでしたが、StarterとEnterpriseの2つのプランが新たに誕生しました。
もちろんストア契約なしの月額料金が0円のプランもありますので、始めはストア契約なしで商品を出品・販売するのがおすすめです。
(関連)eBay出品方法・手数料について!初心者にもわかりやすく解説!
eBayストアプラン別の無料出品枠
ストア契約 | 毎月の無料出品枠/無料出品枠超の出品手数料 | |
---|---|---|
オークション形式 | 固定価格形式 | |
契約なし | 250/$0.30 | |
Starter | 250/$0.30 | |
Basic | 250 / $0.25 | 全カテゴリー 1,000 / $0.25 指定カテゴリー 10,000 / $0.25 |
Premium | 500 / $0.15 | 全カテゴリー 10,000 / $0.10 指定カテゴリー 50,000 / $0.10 |
Anchor | 1,000 / $0.10 | 全カテゴリー 25,000 / $0.05 指定カテゴリー 75,000 / $0.05 |
Enterprise | 2,500 / $0.10 | 全カテゴリー 100,000 / $0.05 指定カテゴリー 100,000 / $0.05 |
※月が変わると、出品無料枠はリセットされます。
ストア化すると出品手数料の無料枠が増えるほか、落札手数料(Final value fee)の割引があります。
落札手数料は商品のカテゴリにより異なり、高額商品に関しては一定の売上額を超える場合、課税率が低くなります。Basicストア以上のプランは、一定の売上額の設定が低くなることに加え、マーケティングツールを使って売上アップにつなげることができます。
eBay出品は国内仕入れ国内転売の場合と比べるとライバルもまだまだ少なく、大きく稼げる市場なので、徐々にストアプランをアップして、売上もそれに応じて拡大していくことを目指すと良いでしょう。
(関連)ebayでの転売は儲かる?メリット・デメリットと販売方法を紹介!
eBayストアのメリット・デメリット
eBayストアのメリット・デメリットを、それぞれ見ていきましょう。
eBayストアのメリット
- 出品手数料の無料枠が増える
- 無料枠を超えた分の出品手数料が安くなる(Basic以上の場合)
- 落札手数料が安くなる(Basic以上の場合)
- 自分のストア画面をカスタマイズできる
- カテゴリ分けができる
- 広告設定ができる
- マーケティング活動ができる
eBayストアのデメリット
- 月額利用料が発生する
- 出品数が減ると無料枠を活用しきれない場合がある
ストア契約をするかどうかは出品手数料で判断
1ヶ月の出品数(再出品を含む)を把握することが第一です。出品数により、どのプランが最適なのか?費用が最も安くできるか?を判断します。
例えば月に50個の商品を出品している場合には、一般アカウントの無料枠50点以内ですので、出品手数料は発生しません。そのため、手数料を安く抑える目的でストアにする必要性がないことがわかります。
月に300個の商品を出品する場合は、ストアなしのままだと、251〜300点目に対して出品手数料が発生。
eBay輸出で売れる商品さえ分かっていれば、月間250個というのは案外すぐに到達しますので、本気でeBay輸出を実践される方は、Starterプランから始めてみるのもアリかと思います。
(関連)ebayでよく売れる商品ジャンル15選!海外通販で儲かるにはジャンル選びが重要
ダウングレードのプラン変更には要注意
ストア購読料を安くするために、「まず年間契約を行い、途中で月間に切り替えればよいのでは?」と考える方がいらっしゃいます。
しかし、上位プランに切り替えるか下位プランに替えるかによって、解約料が発生する場合がありますので注意が必要です。
例えば現在Premiumプランの年間契約をしているとして、年の途中でBasicプランにダウングレードしようとすると、残りの月数分の料金を解約料として請求されてしまいます。
ストアプランを上位プランに変更していく、という方は影響がありませんが、下位プランにダウンする可能性がある方は、プラン選びを慎重に行いましょう。