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【shopify VS BASE】自社ECを構築するにはどちらがいいのか徹底検証

更新日:2021年7月15日

この記事の内容

現在、自社ECをやってみたいという方が増えています。

物販を始めるならば、アマゾンや楽天、メルカリ、ヤフオクなどのプラットフォームを利用するのが一般的です。

プラットフォームは便利ですが不便なこともあります。

  • アカウント停止のリスク
  • 利用規約の改定
  • 手数料が高い
  • リストマーケティングができない

など、良くも悪くもプラットフォーム側に振り回されることになってしまうのです。


物販歴がある方ならば、一度は自社ECについて考えたことがあるのではないでしょうか。

自社ECと一言にいっても多くのサービスがあります。

また、新しいサービスが出てきたり、既存のサービスも日々改良されているのです。

数ある自社EC向けサービスの中でも群を抜いているのがshopifyとBASEです。


本記事では、物販のレベルを高めたい方に向け、自社ECについて、shopifyとBASEどちらが良いのかを解説しています。

【shopify VS BASE】自社ECを構築するにはどちらがいいのか徹底検証

 

自社ECのメリット

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プラットフォームに依存しないことでより選択肢が増えます。

自社ECのメリットは下記の5点

  • 顧客リストが取れる
  • マーケティングに幅が出る
  • 手数料が安い
  • ブランド構築しやすい
  • 規約がないに等しい

順番に解説していきます。

 

顧客リストが取れる

自社EC最大のメリットといってもよいでしょう。

プラットフォームを利用している場合、たとえ自分のストアで商品を購入してくれるお客様であっても、プラットフォームのお客様なのです。

せっかく自分が囲ったお客様にプラットフォーム側が大量のダイレクトメールを送ってお客様がどんどん流出していきます。

自社ECで取った顧客リストは全て自分のものとなります。

お客様と末長くお付き合いをするのであれば、自社ECがおすすめです。

 

マーケティングに幅が出る

ここでいう「幅」とは広告やSNSのことです。

自社ECは外部のSNSや広告と連携しやすいといった特徴があります。

プラットフォームだと外部のサービスを取り入れづらく、選択肢が限られてしまいます。

例えば、AmazonにGoogleやFacebookの広告は打てません。 

自社ECならば、広告やSNSの種類に縛られないため、選択肢が広がります。

選択肢が広がることにより、今まで自社商品を知らなかったお客様にもリーチが可能となるのです。

 

ブランド構築しやすい

プラットフォームでブランド構築しようとすると、どうしてもできることが少なくなってしまいます。

プラットフォームによっては何もできない、ということも珍しくありません。

大手の企業ならまだしも、個人や中小企業レベルでブランド構築をするとなると、自社ECで自社ブランド商品を販売することは理にかなっているといえます。

外部のSNSや広告を利用してお客様にリーチしていくことでブランド力を強化できます。

 

規約がないに等しい

プラットフォームには、出品規制がかかっている商品や不正レビュー禁止などの規約があります。

規約を破ればアカウント停止の措置が取られます。

しかし、自社ECには規約がほぼありません。

独自の規約はありませんが、薬事法などの法律は守りましょう。

規約がないからといって不正を行っていいことにはなりません。

あくまでもプラットフォームと比べると自由度が高い、と認識するようにしましょう。

 

自社ECのデメリット

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自社ECも良いところばかりではありません。

デメリットは下記の4点。

  • 集客をより一層頑張る必要がある
  • ショップ自体を構築する必要がある
  • 物流関係、CS(カスタマーサポート)関係を構築する必要がある
  • やれることが無限すぎて、逆に大変

 

集客をより一層頑張る必要がある

プラットフォームは知名度抜群。

集客はプラットフォーム側が代わりにやっています。

プラットフォームではプラットフォーム内での広告の打ち方、検索順位の上げ方に集中していればよかったのですが、自社ECは集客も自分でする必要があるのです。

自分で集客をするとなると、手間がかかることは避けられません。

プラットフォームと比べると、集客の難しさは格段に上がります。

インターネット全体からどうやってお客様を引っ張ってくるのか、SNS、広告、メディアなどを通じてお客様を獲得していく必要があります。

 

ショップ自体を構築する必要がある

一番手間がかかる部分です。

例えば、Amazonや楽天に商品登録をする場合、雛形に画像と文字を入力したら完了します。

自社ECは雛形を作るところから始めなければなりません。

ここが難しく、自社ECをやっていないという方もいます。

 

物流関係、CS(カスタマーサポート)関係を構築する必要がある

Amazonの場合、FBAに納品していれば納品も、カスタマーサポートもAmazonがやってくれます。

自社ECで商品が売れた場合、どこから、誰が、どうやって発送するのか、お客様からの電話対応はどうするのか、など自分で構築しなければいけません。

 

やれることが無限すぎて、逆に大変

プラットフォームで商品を売るときはいい意味でやれることが限られています。

やれることが限られているとは、商品を売るための方程式が決まっているようなもの。

自社ECではレビュー集め、どんな広告を打つか、クロスセル・アップセルをどうするか、どういうステップメールを組むか、などなど。

何からやっていいか混乱してしまうほど膨大な量の”やれること”があります。

 

自社ECはどうやって作られているのか

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自社ECの作り方には大きく2種類あります。

  • 自社サーバーにスクリプトをインストール
  • 自社EC専用のサービスを使う

 

自社サーバーにスクリプトをインストール

EC Cubeやブログで使用されるワードプレスにWooCommerceというプラグインを導入することで商品販売が可能。

プログラミングの知識が必要です。

 

自社EC専用のサービスを使う

shopify、BASE、Color me shop、futureshop、MakeShop、おちゃのこネットなど。

これらのサービスの形態をSaaS(Software as a Serviceの略)といいます。

自社ECサービスを使うことでショップの立ち上げがあっという間にできるのです。

 

自社ECサービスを使おう

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自社サーバーにスクリプトをインストールするのと自社EC専用のサービスを使うのはどちらが良いのでしょうか。

結論、自社ECサービスの利用を推奨しています。

理由は4つ。

  • サーバー構築など面倒な作業がいらない
  • サーバーメンテナンスは以外と大変
  • 一気にトラフィックが来た時に対応できない
  • アップデートなどが自動で行われる

 

サーバー構築など面倒な作業がいらない

自分でサーバーを構築するとなるとプログラミングの知識が必要になります。

自分でできない人は外注しますが高額です。

外注するにもプログラミングの知識はあった方がよく、なければより高額な金額を支払うことにもつながります。

自社ECサービスが面倒な部分を負担してくれるので、あっという間に自分のショップがオープンできるのです。

 

サーバーメンテナンスは意外と大変

サーバーが攻撃されたとき、どう対処していいかわかる人は少ないでしょう。

サーバーの管理は業者に依頼することが多いのですが、月間数十万円するので、金銭的にも大変です。

 

一気にトラフィックが来た時に対応できない

良い商品はメディアで紹介されます。

メディアの影響力は絶大なので、瞬間的に同時アクセスが数千に届くこともあるのです。

通常ならば数千のアクセスが同時にきたらサーバーは落ちてしまいます。

商品販売の機会損失と同時にクレームにもなりかねません。

また、いつ来るかもわからない大量のアクセスのためにサーバーの容量を大きくするのもコストが無駄になってしまいます。

 

アップデートなどが自動で行われる

自社ECサービスは自動アップデートでストレスフリー。

システムを常に最新に保っておくことでセキュリティもバッチリです。

 

shopifyとは

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現状で世界最高峰の自社ECサービスです。

カナダの企業で175カ国、170万ショップ以上に導入されています。

料金体系は14日間の無料期間ののちに月額29ドルから。

29ドル、79ドル、299ドルの3種類の月額コースがあります。

クレジットカードの決済手数料は3.4%、3.3%、3.25%と月額金額が高くなるほど安くなります。

JCBだけは4.1%からとなります。

日本国内で月商500万円くらいまでならば一番安い29ドルのコースでも十分です。
決済手段は多種に対応しています。

自社ECはスマートフォンのようにアプリをダウンロードして機能を追加、拡張していくのが特徴です。

shopifyはテンプレートとアプリの数が豊富であり、他の自社ECサービスと比べると群を抜いています。

他言語にも対応しており、テンプレート、アプリともに有料、無料のものがあり、組み合わせは無限大。

テンプレートやアプリが多いということはつまり、できることが多いということでもあります。

 

BASEとは

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日本の企業で日本人に向けた自社ECサービスを展開しており、140万以上のショップに導入されています。

BASEはサービスの月額利用料が無料です。

ショップ開設までは5分程度と非常に簡単。

決済手数料は実質6.6%+40円であり、内訳は、決済手数料3.6%+40円にサービス利用料3%。

商品が売れる都度支払っていくシステムとなります。

日本向けに作られたサービスということでマーケットは狭く、テンプレートとアプリの数はまだまだ少ないのが現状です。


徐々に使いやすくなってきており、これからの伸びしろに期待できる自社ECサービスです。

 

shopifyとBASEどちらを使えばいいのか

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これから自社ECサービスを使うならshopifyかBASEの2択。

その他のサービスは検討しなくもよいでしょう。

特に本気で物販に取り組んでいこうという方にはshopifyの方がおすすめです。

できることはshopifyの方が圧倒的に多く、決済手数料もBASEと比べると3%安いです。

自社ECで売上が10万円を超えるのであれば、shopifyの方が手元に残る金額が多くなります。

逆に10万円も販売しない、もっと手軽に物販を始めたい方はBASEがよいでしょう。


例外として、定期販売をするのであれば、shopify、BASEともに物足りなさを感じてしまうかもしれません。

その場合は、たまごリピート、ecforceを検討してみるとよいでしょう。


shopifyにしかできないことは、アップセル、クロスセル、レビュー獲得などがあります。

アプリが豊富で、最近では日本語のアプリもリリースされています。

しかし、英語のアプリが大半を占めます。

英語の読解は必要不可欠でしょう。


また、海外にも販売していきたいと考えるならshopify一択。


逆にBASEにしかできないこともあります。

BASEアプリに出店できるのはBASEのショップだけです。


さらにBASEはcampfireとの連携ができます。

campfireはクラウドファンディングのサイトです。

campfireの家入さんがBASEにも密接に関わっているため、campfireにてクラウドファンディングで出した商品をBASEで販売していくという導線が組めるのです。


より日本人向けに商品を販売していくのならBASEでしょう。

shopifyのテンプレートは海外独特の雰囲気があります。

同じ日本人向けに販売している商品でも、日本人向けのテンプレートを使っているBASEの方が成約率が高いこともあるのです。

 
BASEからshopifyへ切り替えは困難です。

例えば、BASEで月100万円売上があがるようになって、手数料の安さを求めてshopifyに乗り換える、となると問題があります。

できないことはありませんが、ショップURLの下層構造が変わり、SEO的に悪手といえるでしょう。

 

物販でさらなる高みを目指すために自社ECを構築しよう

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プラットフォームで独自ブランドを販売して、月間数百万単位で売上がある方は自社ECでも同じくらいの売上をあげれます。

ぜひ自社EC構築に挑戦してみましょう。

月間売上1000~2000万円も十分に可能です。