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挑戦前に知るべき!クラウドファンディングのメリット・デメリット一覧

更新日:2025年9月13日
挑戦前に知るべき!クラウドファンディングのメリット・デメリット一覧

クラファンで成功すれば、資金だけでなく応援してくれるファンも獲得できる!

挑戦者の多くは、そんな熱い想いを胸に抱いているものです。

しかしその一方で、メリットだけを見て安易に始めると、手数料や税金、リターンの遅延といった思わぬ落とし穴にはまってしまうことも。成功の裏には、語られることの少ない数多くの失敗があるのも、また事実です。

この記事では、クラウドファンディングの専門家として年商5億円を稼ぎ、クラファンのサポート実績800人以上、総支援額8億円を超える成田が、クラウドファンディングの輝かしいメリットはもちろん、起案者が本当に知るべきリアルなデメリットを、専門家の視点から徹底的に解説します。

この記事を最後まで読めば、リスクを正しく理解し、自信を持ってクラウドファンディングへ挑戦できるようになりますよ!

記事の最後では、クラウドファンディングで稼ぐための情報をすべて詰め込んだ「クラファンビジネス成功録」も今だけ無料で配布していますので、ぜひ最後までご確認ください。

ちなみに、下にある僕のYouTubeチャンネルでは、クラファンに特化してさまざまな情報を公開していますので、あわせてチェックしてみてください。

クラファン×物販専門家-成田光【物販総合研究所】

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物販総合研究所 講師 / 成田式クラファンメソッド
この記事の著者:成田 光

大手物流会社で朝5時に家を出て夜9時に帰る生活を12年間送る。体力的な不安や家族との時間を確保する観点で副業を始め、輸入転売で月利94万円を達成。しかし、ライバルとの価格競争で収益が悪化したため、値下げ競争や在庫リスクのない物販クラウドファンディングに舵を切る。これまで自身が立ち上げた物販クラウドファンディングのプロジェクトは100件以上、総支援額は2億円を超える。
▶著書:けた違いに儲かる先端技法が1冊でわかる 物販×クラウドファンディング 実践大全 
▶クラファン部ブログ: https://zaitaku.crowd-funding.co.jp/
▶Twitter: https://twitter.com/narita_ko_
成田 光のプロフィール

この記事の内容

そもそもクラウドファンディングとは?3つの種類を解説

そもそもクラウドファンディングとは?3つの種類を解説

クラウドファンディング(クラファン)とは、インターネットを通じて多くの人から少しずつ資金を集める仕組みです。起案者のアイデアや思いに支援者が共感し、応援することで資金調達が実現します。

クラウドファンディングは、リターンの性質によって次の3つに大別できます。

  • 購入型:商品を買う
  • 寄付型:応援する
  • 金融型:投資する

達成したい目的によって選ぶべきクラウドファンディングの種類は異なります。それぞれの違いについては、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

(関連)【図解】クラウドファンディングとは?専門用語なしで簡単に解説します!

【起案者編】クラウドファンディングの4つのメリット

【起案者編】クラウドファンディングの4つのメリット

クラウドファンディングには、従来の資金調達方法とは異なる次のようなメリットがあります。

それぞれのメリットを一つずつ詳しく解説していきます。

メリット1:実績や担保がなくても資金調達できる

クラウドファンディングでは、銀行融資のように「事業実績」や「担保」が必要ありません。誰でもアイデアの魅力や想いの強さで勝負できます。こうした点から、個人やスタートアップ企業でも挑戦しやすい「民主的な資金調達といえます。

メリット2:プロジェクト公開が強力なPR・宣伝になる

クラウドファンディングには、資金を集めるだけでなく、自分のプロダクトや活動を多くの人に知ってもらえる「一石二鳥」の効果があります。プロジェクトページそのものが商品やサービスの広告塔となり、SNSでの拡散やメディア掲載につながる可能性も広がります

メリット3:本格的な生産や開発の前に需要を測れる(テストマーケティング)

クラウドファンディングは、市場投入前にリアルなニーズを把握できる、貴重なテストマーケティングの機会でもあります。プロジェクトへの支援額や支援者数は、市場からのリアルな反応であり、需要そのものです。

クラウドファンディングの結果を活用すれば「多額の費用をかけて作ったのに売れない」といった最悪の事態を避けられ、在庫リスクの軽減にもつながります。

メリット4:応援してくれるファンを獲得できる

クラウドファンディングの支援者は、単なる「顧客」ではなく、プロジェクトを共に育てた「ファン」や「仲間」です。初期からのファンは、口コミやリピート購入を通じて、長期にわたり事業を支える強力な応援団になり得ます。

【起案者編】クラウドファンディングの7つのデメリット・注意点

【起案者編】クラウドファンディングの7つのデメリット・注意点

クラウドファンディングの魅力はたくさんありますが、次のようなデメリットや注意点もあることを起案者は忘れてはいけません。

クラウドファンディングを始める前にしっかりと把握しておくことで、成功の可能性が高まります。それぞれのポイントを、次の項目から詳しく解説していきます。

デメリット1:手数料や税金などのコストがかかる

プロジェクトを実施するには、プラットフォーム手数料(一般的に支援額の10~20%程度)がかかります。また、集めた資金は「売上」として課税対象とされ(雑所得や事業所得など)、確定申告が必要になる場合があります。

こうしたさまざまなコストを踏まえ、リターンの原価や送料を十分に考慮したうえで、適切な目標金額を設定することが大切です。

以下の記事では、クラウドファンディングにかかる税金の種類や、利益を最大化するための節税対策を紹介しています。あわせてご覧ください。

(関連)クラウドファンディングにかかる税金と節税対策

デメリット2:目標未達だと資金を受け取れない場合がある

クラウドファンディングには「All-or-Nothing方式」と「All-in方式」の2種類があり、資金調達方法に次のような違いがあります。

  • 「All-or-Nothing方式」は目標金額に1円でも届かなければ全額受け取れない
  • 「All-in方式」は目標金額に届かなくても集まった分だけ受け取れる

プロジェクトを実行するのに、目標金額が必ず必要となる場合、「All-in方式」は適していません。プロジェクトの状況や条件を十分に考慮し、最適な方式を選ぶことが重要です。

デメリット3:準備から実行まで膨大な手間と時間がかかる

クラウドファンディングの準備から実行までは、非常に多くのタスクがあり、膨大な手間と時間がかかります。主なタスクをざっと挙げると、以下のようになります。

  • プロジェクト目的、目標金額の設定
  • リターン設計
  • クラウドファンディングの種類を決定
  • ページに掲載する文章作成・画像や動画の撮影と編集
  • SNSアカウント開設などPR活動
  • 審査申請と追加資料の準備
  • プラットフォーム担当者とのやり取り
  • 問い合わせ対応など

キャンペーン期間中はもちろん、前後の準備や実行期間も含め、想像以上にやることが多いため、安易にスタートしてしまうと途中でプロジェクトが止まってしまうことも。

デメリット4:リターンの遅延・品質トラブルで信用を失うリスクがある

プロジェクトの企画やリターン設計が不十分だと、リターンの製造遅延や品質の低下を招く恐れがあります。一度トラブルが発生すると、支援者からの信頼を損なうことは避けられません。最終的にSNSで炎上したりブランドイメージが傷ついたりする危険性もあります。

こうしたリスクを回避するには、企画段階で現実的なプランニングをおこなうことが重要です。事前の備えが、クラウドファンディング成功のカギを握っています

デメリット5:アイデアが模倣される可能性がある

クラウドファンディングの実施は、自分のアイデアを全世界に公開することを意味します。資金力のある企業などにアイデアを模倣され、先に製品化されてしまうリスクも否定できません

こうした事態を防ぐために、特許や実用新案の取得、意匠登録をおこない、アイデアやデザインを事前に保護しておく方法もあります。

デメリット6:批判や炎上の可能性がある

SNSやコメント欄で誰もが自由に意見を発信できる今の時代、特にお金が関わる分野は注目を集めやすく、些細なことでも批判の対象になりやすいです。プロジェクト内容、リターンの価格設定、起案者の言動など、あらゆる点が批判の対象になります。

トラブルの多くは、コミュニケーション不足や不誠実な対応がきっかけで起こります。質問への回答やSNSでの発信は、日頃から丁寧かつ慎重におこないましょう。

万が一、予期せぬトラブルが発生した場合は、冷静かつ誠実な対応が重要を心がけることで、リスクを最小限に抑えられます

デメリット7:失敗すると精神的・社会的なダメージが大きい

プロジェクトが目標未達に終わった場合でも、その事実はWeb上に残り続けます。応援してくれた知人への申し訳なさや、自己肯定感の低下など、精神的な負担を感じる人も少なくないようです

実は、大手サイトCAMPFIREのプロジェクト達成率は実は約40%程度で、半分以上の人が目標を達成できていません(目標金額100万円未満の場合)。未達成のプロジェクトも珍しくないと知っておくと、気が楽になるかもしれません

【一覧表】メリット・デメリットをひと目で比較

【一覧表】メリット・デメリットをひと目で比較

ここまで紹介してきた起案者のメリットとデメリットを、一目で比較できるように表にまとめました。

メリット
  • 資金調達のハードルが低い
  • PR・宣伝になる
  • テストマーケティングになる
  • ファンを獲得できる
デメリット
  • 手数料などコストがかかる
  • 資金を受け取れない場合がある
  • 手間と時間がかかる
  • トラブルで信用を失うリスクがある
  • アイデアが模倣される可能性がある
  • 批判や炎上の可能性がある
  • 失敗によるダメージがある

デメリットは、どれも事前の情報収集やしっかりした準備によって回避できます。クラウドファンディングに挑戦する際は「掲載前が重要」と心得ておきましょう!

【支援者編】メリット・デメリットも知っておこう

【支援者編】メリット・デメリットも知っておこう

起案者としてクラウドファンディングに取り組む人も、支援者の視点を持つことで、より良い運営ができるようになります。ここからは、支援する人にとってのクラウドファンディングのメリットとデメリットを紹介していきます。

支援者のメリット

支援者にとってのクラウドファンディングのメリットは次の通りです。

  • 夢やアイデアに共感し、応援できる
  • 社会的意義のあるプロジェクトや、大きなプロジェクトに携わり、貢献できる
  • 限定品など魅力的なリターンを入手できる
  • 新しいものをいち早く体験できる喜びがある

特に購入型のクラウドファンディングでは、新しいモノや珍しいモノを探す楽しみが支援者にとっての魅力となっています

支援者のデメリット

一方で、支援者にとってのクラウドファンディングのデメリットは次の通りです。

  • リターンが届かない・遅れるといったトラブル
  • リターンの品質が期待外れ
  • プロジェクト自体が頓挫する可能性がある
  • 詐欺である確率もゼロではない

起案者側の不手際は、支援者にとってのデメリットに直結するため、この点は起案者としてしっかり意識しておきたいですね。

【種類別】購入型・寄付型・金融型 特有のデメリット

【種類別】購入型・寄付型・金融型 特有のデメリット

これまで、どの種類のクラウドファンディングにも共通する一般的なメリット・デメリットをご紹介してきました。続いて、種類ごとに異なる、特有のデメリットについて見ていきましょう。

購入型に特有のデメリット

購入型クラウドファンディングのデメリットは、リターンに関する負担が大きい点です。最大のメリットである「モノやサービスが手に入るため支援を集めやすいこと」は、裏を返せば「リターンを必ず届けなければならないこと」を意味します。

リターンの製造・品質管理・梱包・発送など、対応すべき作業が多岐にわたるほか、コストの正確な見積もりと厳格な進行管理が欠かせません。

All-in型を選んだ場合は、目標金額に達成しなかったとしても、リターンの実行義務があります。たとえ資金が足りなくても、リターンは必ず履行しなければなりません。

寄付型に特有のデメリット

寄付型クラウドファンディングには換金性のあるリターンが存在しないため、支援の動機はプロジェクトへの共感のみです。そのため、プロジェクトの社会性や理念が十分に伝わらなければ、資金を集めるのは難しくなります

集めた資金の使途に対して高い透明性が求められる点も、寄付型クラウドファンディングの特徴です。不明瞭な点があると、支援者からの信頼を損なう可能性があります。

金融型(融資型・投資型)に特有のデメリット

金融型クラウドファンディングのメリットは、純粋な事業資金として多額の資金を調達できる可能性があることです。一方で、金融型クラファンは金融商品取引法の規制対象となっており、運用に一定の専門知識が求められます

支援者(投資家)は「金融商品」として資金を提供しているため、元本割れに対して非常に敏感です。起案者には失敗できない」という強い心理的プレッシャーがかかる点も特有のデメリットといえます。

デメリットを乗り越え、メリットを最大化する成功のコツ5選

デメリットを乗り越え、メリットを最大化する成功のコツ5選

ここまでさまざまなデメリットを紹介してきましたが、クラウドファンディングには、それらを上回る価値と魅力があります。大切なのは、デメリットを最小限に抑え、メリットを最大限に活かすことです。そのための成功のコツを紹介していきます。

コツ1:徹底した計画と資金計算を行う

大前提として、クラウドファンディングは思いつきや勢いだけで始めても成功しません。手数料・原価・送料・税金・予備費など、あらゆるコストを含めた現実的な資金計画を立て、無理のないスケジュールを組むことが大切です。

コツ2:魅力的かつ実現可能なリターンを設計する

リターンは、支援者が「欲しい」と思える魅力を持ちつつ、起案者が無理なく提供できる「実現可能性」を備えていることが必須です。価格設定と原価計算を正確におこない、赤字にならないように設計することがクラウドファンディング成功のカギとなります。

コツ3:プロジェクト公開前からPRを開始する

注目度が高いプロジェクト公開のタイミングでスタートダッシを切ることが、成功の秘訣です。SNSやプレスリリースを使って公開前からPRをおこない、興味を持ってくれそうな層を事前に集めておきます。事前準備がうまくいけば成功の確率も上がります。

コツ4:誠実でこまめなコミュニケーションを徹底する

支援者の不安を解消し、信頼関係を築くことがトラブルや炎上の防止につながります良いことも悪いことも含め、定期的な活動報告を約束し、誠実に実行する姿勢が大切です

コツ5:専門家の力を借りる

一人で頑張りすぎず、専門家の力を借りることも成功には大切です。税金のことは税理士、法律のことは弁護士など、自分の手に負えないことは専門家に相談する勇気を持ちましょう。

物販総合研究所では「成田式クラファンメソッド」というクラファンのノウハウを提供しています。クラファンの運営方法も、プロの手を借りることでデメリットをカバーしやすくなり、成功の確率を高めることができます。

以下の記事では、クラウドファンディングのやり方を具体的に解説しています。成田式の紹介もしているので、ぜひ目を通してみてください!

(関連)【完全攻略】クラウドファンディングのやり方の全て|差別化戦略も公開!

よくある質問【FAQ】

最後に、クラウドファンディングのデメリットについて、よくある質問に回答していきます。

クラウドファンディングの問題点は何ですか?

クラウドファンディングの代表的な問題点には、次のようなものがあります。

  • プロジェクトの準備からリターンの実行までに、多くの時間と労力がかかる
  • 手数料などのコストが発生する
  • 失敗した場合には、信頼の低下や精神的な負担につながることがある

クラウドファンディングで失敗したらどうなるんですか?

クラウドファンディングの「失敗」は大きくわけて2種類あります。1つは、資金集めの失敗です。All-or-Nothing型の場合、目標金額に達さなければプロジェクトは不成立となり1円も受け取れません

もう1つは、プロジェクトが成立したあと、実行できなかった失敗です。支援者からの信頼を失うほか、返金要求や批判を受ける可能性があります

クラウドファンディングは返さないといけないのですか?

クラウドファンディングでは、集めた資金をそのまま返金するわけではありません。購入型クラファンでは、リターンの提供が義務付けられており、支援者に対して商品やサービスを返します。金融型クラファンでは、契約に基づいた返済や利益分配の義務があります。

リスクを制する者がクラウドファンディングを制す

今回は、クラウドファンディングのメリットとデメリット、そして成功のための秘訣を多角的に解説してきました。

一番重要なのは、これらのデメリットは「知らなかった」では済まされない一方で、事前に理解し、正しく対策すれば、そのほとんどは乗り越えられるということです。

クラウドファンディングは、決して楽して夢を叶える魔法の杖」ではありません。でも、リスクを制し、万全の準備で臨む挑戦者にとっては、間違いなく「夢を現実に変える最強の手段」になるはずです!

物販総合研究所では、クラウドファンディングで稼ぐための情報をわかりやすくまとめた「クラファンビジネス成功録マニュアル」を今だけ無料で配布しています

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