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メルカリの値下げ交渉はコピペでOK!プロが教える成功例文と7つのコツ

更新日:2025年9月17日
メルカリの値下げ交渉はコピペでOK!プロが教える成功例文と7つのコツ
ぺぺ実
ぺぺ実

船原さん、船原さん、
メルカリで値下げをお願いしたいんですけど
なんて言えばいいですか?

船原
船原

ん? 普通にペンギン語で伝えてみたら?

ぺぺ実
ぺぺ実

わかりました!
ペペペ、ペペンペン、ペペ! ペンペン…

船原
船原

……

  • この商品、もう少しだけ安かったら買うのにな…
  • 値下げ交渉したいけど、失礼に思われたり、失敗したりするのは嫌だなぁ

メルカリを見ていて、そんな風に感じたことはありませんか?

こんにちは! メルカリで月に150件以上の取引をこなし、物販スクールの講師も務める、物販総合研究所の神岡です。

実は、値下げ交渉はちょっとした言葉遣いやタイミングで、成功率が大きく変わります。良かれと思って送ったコメントが、意図せず出品者を不快にさせてしまい、ブロックされてしまうケースも少なくありません。

そこでこの記事では、私が普段から実践している「気持ちよく成功させる値下げ交渉の全技術」を詰め込みました

コピペでそのまま使えるシーン別の例文から、成功率をグッと上げる7つのコツ、そして絶対にやってはいけないNGマナーまで、この記事を読めば誰でも交渉上手になれますよ!

記事の最後では、メルカリのやり取りをコピペで解決できる「メルカリ最強フレーズ集」も今だけ無料で配布していますので、ぜひ最後までご確認ください。

神岡進也
物販総合研究所 メルカリ物販 / 韓国輸出講師
この記事の著者:神岡 進也

1984年 静岡県出身。2012年に副業として物販ビジネスを開始し、中国輸入、せどり、BUYMAなどを経験。2016年からebayや中国のアリババで仕入れた商品をメルカリで販売する物販を実践中。メルカリでは毎月100件〜150件の取引を行い、30万円から50万円ほどの利益を上げ続けている。現在は、これまでの経験をもとにYouTubeでもメルカリ物販についてのノウハウを積極的に発信し続けている。
▶Twitter: https://twitter.com/kamioka0909
▶YouTube: 神岡進也 [物販総合研究所]
神岡 進也のプロフィール

この記事の内容

メルカリの値下げ交渉|2つのやり方と特徴

メルカリの値下げ交渉|2つのやり方と特徴

メルカリでは、商品に対して値下げ交渉を行なうことで、少しお得に購入できることがあります。ここでは2つの交渉方法について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを確認していきましょう。

値下げ依頼機能を使う

1つ目は、メルカリ公式の「値下げ依頼機能」を使う方法です。

値下げ依頼を出品者が承諾した場合、依頼した金額で購入が可能となります。以下に、スマホアプリでの値下げ依頼機能の使い方を画像付きで紹介しますね。

1.商品ページにある「値下げ依頼」ボタンをタップする。

商品ページにある「値下げ依頼」ボタンをタップする。

2.「希望価格」に金額を入力し、「値下げを依頼する」ボタンをタップする。

「希望価格」に金額を入力し、「値下げを依頼する」ボタンをタップする。

公式の値下げ依頼機能を使う方法には、以下のメリットが挙げられます。

  • 簡単・手軽に依頼できる
  • メッセージを送らなくてよいため、心理的ハードルが低い

一方、以下のデメリットもあるため注意しましょう。

  • 出品者からスルーされがち
  • 文章で誠意を伝えられない

どのようなメッセージを送ればよいか分からない方や、手間をかけずに値下げ交渉をしたい方は、公式の値下げ依頼機能を使うのがおすすめです。

(参考)メルカリ|値下げ依頼について(※別タブで開きます)

コメントで直接交渉する

メルカリで値下げ交渉をする方法の2つ目は、コメントでの直接交渉です。

商品のコメント欄を使って出品者に値下げを依頼します。メッセージでのやり取りになるため、丁寧な文章での交渉が基本です。

コメントで直接交渉をするメリットとしては、以下の2点が挙げられます。

  • やり取りが公開されるため、返信率が比較的高い
  • コミュニケーションを取りながら柔軟に交渉できる

一方、以下のデメリットもあります。

  • 数回のやり取りが必要になることもあり、手間がかかる
  • 内容次第でお互いに気分を害する可能性がある

丁寧に交渉を進めたい方は、値下げ依頼機能よりもコメントでの直接交渉を選ぶのがおすすめです。この記事では、「コメントでの直接交渉」に絞ってさらに詳しく解説していきます。

【基礎編】そのまま使えるメルカリ値下げ交渉の基本例文

【基礎編】そのまま使えるメルカリ値下げ交渉の基本例文

ここでは、メルカリにおける値下げ交渉の方法のうち、「コメントでの直接交渉」に使える基本例文を紹介します。

コピペでそのまま使える丁寧な表現なので、マナー面でも安心です。「いろいろ考えるのが面倒くさい!」という方は、ここから選べばOK。3つのパターンに分けてポイントと例文を見てみましょう。

パターン1:丁寧にお願いする基本形

まずは、メルカリで最もよく使われている基本的な交渉文です。以下の文章は誰にでも使える丁寧な表現で、失礼のないやり取りができます。

こんにちは。
この商品をとても気に入っているのですが、◯◯円までお値下げいただくことは可能でしょうか?
ぜひご検討いただけますと幸いです。

出品者の意向を尊重する言い回しなので、揉めごとになりにくいですよ。メルカリ初心者やどのようにアクションをすればよいか迷っている方におすすめです。

パターン2:「〇〇円で即決」で購入の意思を伝える場合

続いて、「〇〇円で購入したい」と明確に伝える際の基本例文です。購入の意思を明確にすることで、やり取りがスムーズに進みます。出品者にとっては「すぐ売れる」安心感があり、交渉が成立しやすくなります

はじめまして。こちらの商品が気になっています。
もし◯◯円までお値下げいただけるのであれば、すぐに購入させていただきたいと思います。
お手数ですがご検討のほどよろしくお願いいたします。

過度な値下げでなければ、誠実な印象を与えられるのもポイント。値下げ後はすぐ購入することが前提なので、購入意欲を示すことが重要です。

パターン3:少しだけ値下げしてほしい場合(端数カットなど)

3つ目の基本例文は、あと少しだけ安ければ買いたいというときに使える気軽な交渉パターンです。

はじめまして。
こちらの商品、とても気になっております。
大変恐縮ですが、キリの良い〇〇円にお値下げいただくことは可能でしょうか?
ご検討いただけましたら幸いです。

100円〜300円程度の小さな値下げなら、応じてもらえる確率が高いです。

たとえば、2,999円を2,900円にしてもらうなどキリのいい数字に調整してもらうお願いは、出品者にも納得されやすい傾向にあります。ただし、金額が小さいからといって丁寧さを忘れないようにしましょう。

【応用編】状況別の値下げ交渉の例文6選

【応用編】状況別の値下げ交渉の例文6選

メルカリの値下げ交渉をコメントで行なうには、基礎編の文章でも十分対応可能です。しかし、状況に合った伝え方をすることでさらに成功の確率は高まります

ここでは、よくある6つのパターンに分けて値下げ交渉に使える例文と交渉時のポイントを解説します。

複数商品をまとめて購入したい場合

まずは、同じ出品者から複数商品を購入したいときに使える交渉パターンです。メルカリには「まとめ買い依頼機能」もありますが、コメントのほうが柔軟な交渉が可能です。

(参考)メルカリ|まとめ買い依頼機能(※別タブで開きます)

はじめまして。
◯◯と◯◯の商品をまとめて購入させていただきたいのですが、合計金額から〇〇円ほどお値下げしていただくことは可能でしょうか。
ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。

まとめ買いは出品者にとっても送料や手間が減るなどメリットがあるため、交渉が成立しやすい傾向にあります。商品名を具体的に書くことで親切な印象が伝わるとともに、信頼度アップも期待できます。

フォロー割引を利用したい場合

出品者のプロフィールに「フォロー割あります」などの記載がある場合は、ぜひ利用しましょう。コメントで「フォローしました」と伝えることで、割引の適用対象になる可能性があります

はじめまして。
プロフィールを拝見し、フォローさせていただきました。
フォロー割引の適用が可能でしたら、ぜひ購入させていただきたいです。
ご確認のほどよろしくお願いいたします。

高圧的にならず、出品者に対するリスペクトや丁寧さを忘れずに伝えるのがポイント。割引条件がプロフィールに書かれている場合は、その条件に合わせた表現が好まれます。

リピーターであることを伝えたい場合

過去にも購入実績がある場合に使える交渉テクニックとして、「リピーターであることを伝える」があります。「前回の取引が良かった」という一言が、出品者の安心感につながるからです。

こんにちは。以前、〇〇を購入させていただきました〇〇(名前)です。
前回のお取引がとても丁寧で、届いた商品にも大変満足しておりました。
こちら、もし〇〇円ほどお値下げが可能でしたら、ぜひまた購入させていただきたいです。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。

顔なじみのような雰囲気を出すことで、好意的に値下げしてくれる可能性があります。丁寧に前回のお礼をした上で、リピート購入の意思を伝えると好印象です。

出品から時間が経っている商品の場合

長期間売れていない商品は、出品者も早く売りたいと感じている可能性が高いです。そこで、「ずっと気になっていた」と伝えることで好印象を与えられます。

はじめまして。
こちらの商品、以前から気になっておりました。
大変恐縮ですが、もし〇〇円ほどお値下げいただけるようでしたら、ぜひ購入させていただきたいです。
ご無理のない範囲で構いませんので、ご検討いただけますと幸いです。

値下げの提案は控えめにしつつ、ポジティブな印象で切り出すのがポイント。強気にならず、あくまで「お願いベース」で交渉することを意識しましょう。

予算が少し足りないことを正直に伝えたい場合

「本当に欲しいのだが、予算に限りがある」ときに使える誠実な交渉方法として、「予算が足りないことを伝える」があります。正直に伝えることで、購入意欲の高さが伝わり、共感してもらいやすいのがメリットです。

はじめまして。
こちらの商品、ぜひ購入したいと思っているのですが…
大変恐縮なのですが、現在の予算が〇〇円でして、もしお値引きにご対応いただけるようでしたら即購入させていただきます。
ご無理を申し上げてしまい恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。

上から目線にならないよう、「大変恐縮なのですが」「ご無理でなければ」などの表現を使いましょう。相手への配慮をしっかり見せることで、丁寧な印象を残せます。

商品の状態確認とあわせて交渉したい場合

状態確認の流れで、自然に値下げ交渉へつなげたいときに使えるテクニックもご紹介します。質問 → 回答へのお礼 → 値下げ交渉の流れにすると、丁寧で好印象です。

はじめまして。
こちら気になっており、商品について1点確認させてください。
〇〇の部分に傷や汚れなどはありますでしょうか?

(出品者の返信後)

ご丁寧にありがとうございます。
大変恐縮なのですが、こちら〇〇円までお値下げいただくことは可能でしょうか?
ご検討いただけますと幸いです。

「いきなり値下げ」ではないため、出品者に警戒されにくいのがメリットです。相手に配慮しつつ、「質問のついでに軽くお願いする形」がおすすめです。

【完結編】値下げ交渉後に使える例文

【完結編】値下げ交渉後に使える例文

ここまでに紹介した基礎編・応用編の文章を使って交渉したら、「交渉の成立後」や「断られたあと」のやり取りも大切です。相手への「お礼」や「一言の気遣い」が、スムーズな取引や好印象につながるからです。

ここでは以下の2パターンに分けて例文をご紹介します。

交渉後も気を抜かず、気持ちの良いコミュニケーションにつなげましょう。

交渉成立後のお礼コメントの例文

値下げに応じてもらえたら、まずは「ありがとう」を丁寧に伝えるのがマナーです。

出品者にとって価格を下げることは「譲歩」にあたるので、その配慮にしっかりお礼を述べることで気持ちの良い取引につながります。また、すぐ購入・支払いする意思を示すことで、出品者に安心感を与えられます。

お値下げありがとうございます!
本日中に購入の手続きをさせていただきます。
お取引完了まで、どうぞよろしくお願いいたします。

出品者に「気持ちの良い取引だった」と思ってもらえれば、今後の取引にも好影響を与えることがあります。一言添えるだけで信頼度がアップし、取引がスムーズになるはずです。

交渉が失敗した(断られた)後のお礼コメントの例文

値下げを断られた場合でも、しっかりお礼を伝えるのがマナーです。感謝と理解の気持ちを伝えることで、丁寧で誠実な印象を残せます。

ご返信ありがとうございます。
ご無理を申し上げてしまい失礼いたしました。
引き続き購入を検討させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

もし値下げを断られたとしても、無視や不機嫌な対応はNG。印象が悪くなり、今後の取引にも悪影響が出かねません。逆に好印象を残せていれば、後日セールや価格変更があった際に優先的に声をかけてもらえることもあります。

うまい!メルカリで値下げ交渉を成功させる7つのコツ

うまい!メルカリで値下げ交渉を成功させる7つのコツ

値下げ交渉を成功させるには、文章だけでなく伝え方やタイミングも重要。やみくもにお願いするよりも、コツを押さえた交渉のほうが成功率はアップします。

出品者も人間であることを忘れず、丁寧さや配慮を見せるだけで印象は大きく変わります。ここでは、初心者でもすぐ実践できるコツを7つ紹介します。

  1. 出品者のプロフィールを必ず確認する
  2. まずは丁寧な挨拶から始める
  3. 無茶な値下げは避ける(相場は10%が目安)
  4. 希望金額を具体的に提示する
  5. 「即購入・即支払い」の意思を伝える
  6. 交渉に最適なタイミングを狙う(週末や出品直後など)
  7. 出品者の気持ちを考えた言葉を選ぶ

1. 出品者のプロフィールを必ず確認する

値下げ交渉をする前には、必ず出品者のプロフィールを読みましょう。プロフィールに「値下げ交渉はご遠慮ください」などの記載がある場合は、 交渉しても断られたり、無視・ブロックされたりする可能性が高いです。

交渉NGでなくても、「プロフィールを読まない = 失礼・雑な人」と思われやすく、印象が悪くなるかもしれません。逆に「プロフィール拝見しました」と書くと、丁寧な印象を与えられます。値下げ可能かどうかの記載を事前に確認するだけで、無駄なトラブルを防げます。

2. まずは丁寧な挨拶から始める

メルカリは「顔の見えない個人間取引」なので、第一印象が重要です。値下げ交渉の前に、「はじめまして」「こんにちは」などの挨拶を入れるだけで、相手に安心感を与えられますよ。

挨拶なしのコメントは、「冷たい・ぶしつけ」な印象を与えがち。逆に丁寧な人だと感じてもらえれば、交渉にも応じてもらいやすくなるはずです。

文章に悩む場合は、「はじめまして。コメント失礼いたします。」を定番の文句として使うのがおすすめです。丁寧な挨拶は、成功率を上げる「基本のマナー」といえるでしょう。

3. 無茶な値下げは避ける(相場は10%が目安)

代金を支払うのは購入者ですが、出品者にも販売手数料(10%)に加え、出品者負担の場合は送料などのコストがかかっています。そのため、無茶な値下げ要求は避け、相場の10%程度までを現実的なラインとしましょう。

大幅な値下げ要求は赤字のリスクがあるため、応じてもらえない可能性が高いです。また、常識外れな値引き(例:半額など)は、マナー違反と見なされブロックされることも

たとえば、3,000円の商品であればその5~10%値引きにあたる2,700円〜2,850円の範囲で交渉するのが目安です。「ほんの気持ちだけでも」などの言葉を使い、控えめな姿勢を示すのも成功のカギです。

4. 希望金額を具体的に提示する

コメントで値下げ交渉をする際は希望金額をハッキリ伝えましょう

「お値下げ可能ですか?」と聞くだけでは、購入者がどの程度の値下げを希望しているのか分からず、具体的な金額を改めて聞き返さなければなりません。希望金額を具体的に伝えることで、出品者が判断をしやすくなり、返信をもらえる可能性が高まります

また、先に希望を伝えることでやり取りの回数を減らせるため、スムーズでストレスのない交渉が可能に。相場の範囲内で、明確に価格を提示するのが交渉成功のコツです。

5.「即購入・即支払い」の意思を伝える

出品者にとって嬉しいのはすぐ売れること。そのため、「即購入します」と伝えると、交渉が成立しやすくなります。値下げ後の購入を確約することで、出品者の不安や迷いを減らせるからです。

また、「カードで即決済します」など、支払い方法も添えるとさらに信頼感がアップします。相手の立場に立って、安心できる取引相手だと示すことが重要です。確実に売れることが分かれば、交渉に前向きに応じてもらえる可能性が高まります。

6. 交渉に最適なタイミングを狙う(週末や出品直後など)

値下げ交渉には「タイミング」も大きく影響するため、出品直後は避ける」「週末を狙うなど、最適なタイミングを狙いましょう。出品直後は「まだ売れる可能性が高い」ため、値下げ交渉が通りにくい傾向にあります。

おすすめの交渉タイミングは、以下の2つです。

  • 出品から数日〜1週間が経った頃(売れ残りを意識し始める)
  • 週末や給料日直後(閲覧者が増え、売りたい気持ちが高まりやすい)

「出品からの経過日数」や「販売意欲が高まる時期」を意識して依頼することで、同じ交渉内容でも受け入れられる確率が高くなります。文面の工夫に加え、最適なタイミングを見極めることも成功の秘訣です。

7. 出品者の気持ちを考えた言葉を選ぶ

値下げ交渉は「お願いごと」なので、出品者への敬意や配慮の言葉が大切です。「突然のご連絡失礼します」「ご無理でなければ…」などクッション言葉を使うことで、やわらかく丁寧な印象を与えられます。

強引だったり無礼だったりすると、すぐに断られたりブロックされたりする可能性もあります。

逆に、「とても素敵な商品だと思いまして」「以前から気になっておりました」などのポジティブなコメントは好感度アップにつながります。「丁寧な人だな」と思われるだけで、返信率・成功率は上がるものです。

丁寧で前向きな姿勢を示すことで、相手に「この人ならお願いを聞いてあげてもいいかも」と思ってもらいやすくなり、結果的に交渉の成功率が高まります。

【要注意】出品者に嫌われる!NGな値下げ交渉とマナー違反

【要注意】出品者に嫌われる!NGな値下げ交渉とマナー違反

メルカリでの値下げ交渉には成功のコツがある一方で、やってはいけないマナー違反もあります。やり方次第では「即ブロック」の原因にもなるので注意しましょう。

相手の気持ちを無視した交渉はトラブルの元であり、相手に不快感を与えるだけでなく、取引全体の雰囲気を壊しかねません。値下げ交渉を成功させるためには、誠実さがなにより大切です。ここでは、出品者に嫌われやすいNGな値下げ交渉の例を5つ紹介します。

NG例1:挨拶なしの「値下げできますか?」

NG例2:「値下げできますか?」だけの質問

NG例3:常識外れの大幅な値下げ要求

NG例4:しつこい交渉や横柄なタメ口

NG例5:プロフィールに「値下げ不可」とあるのに交渉する

NG例1:挨拶なしの「値下げできますか?」

コメントの一言目からいきなり値下げ交渉に入ると、無礼で雑な印象を与えてしまいます。「挨拶がない = 機械的・無神経」という印象を与え、返信されずスルーされる可能性が高くなります。

特に個人同士のやり取りが基本のメルカリでは、「丁寧な第一声」が信頼獲得のポイント。たとえば、「こんにちは」「はじめまして」などの一言を入れるだけで印象は大きく改善されます。

ちょっとした挨拶をするかどうかで値下げ交渉の成功率が大きく変わるため、最初の一言は必ず入れるようにしましょう。

NG例2:「値下げできますか?」だけの質問

ただ「値下げできますか?」と聞くだけのコメントも嫌われやすいため、要注意です。出品者にとって「いくらを希望しているのか」が分からず、返信する側に余計な手間「ご希望金額はありますか?」などのやり取り)が発生するからです。

具体的な金額を示さないことは、「丸投げ・無責任な印象」を与えてしまうため、結果としてスルーされたり、ブロックされたりする可能性も高まります。丁寧に交渉したいなら、「〇〇円で購入を検討しているのですが…」など希望金額を明記するのが基本です。

NG例3:常識外れの大幅な値下げ要求

相場を無視した極端な値下げ要求(元の値段の半額など)は、絶対にNG。出品者にとっては「商品や価格への配慮がない」と感じる行為です。特に新品・未使用品や送料込みの商品では、原価割れすることもあるため絶対に避けましょう。

値下げ交渉の基本は、「相手にとっても納得できるライン」であること。常識的な範囲として、最大でも価格の10%程度を目安にお願いするのがマナーです。

NG例4:しつこい交渉や横柄なタメ口

一度断られたのに何度も値下げを求めるのも、しつこい印象を与えるNG行為です。「〇〇円じゃ無理ですか?」「じゃあ〇〇円は?」と交渉を繰り返すと、即ブロックされる可能性もあります。

タメ口(例:「〇〇円でいい?」など)も、相手を不快な気持ちにさせるため避けましょう。メルカリでは、あくまで丁寧なやり取りが基本です。

交渉に失敗したら、一度引くことがマナー。丁寧なお礼で終えるほうが次につながります。

NG例5:プロフィールに「値下げ不可」とあるのに交渉する

出品者のプロフィールに「値下げ交渉はご遠慮ください」などの記載がある場合、値下げを持ちかけるだけでマナー違反と見なされる可能性が高いです。

「プロフィールを読んでいない = ルールを守れない人」と思われ、即ブロックされることも。ブロックされなかった場合でも、コメント欄で「プロフィール読んでください」と冷たく対応されるケースがあります。

文章を丁寧に書いていても、内容そのものがNGなら敬遠されてしまいます。値下げ交渉をする前に、プロフィールをチェックするのが最低限のマナーであると覚えておきましょう。

よくある質問【FAQ】

よくある質問【FAQ】

メルカリでの値下げ交渉では、疑問やトラブルを抱えることも多いです。ここでは、メルカリ初心者が特に悩みやすい以下4つのポイントを解説します。

取引マナーやルールを守ることが、気持ちの良い取引への第一歩です。ポイントを押さえた上で、気持ちの良いやり取りを心がけましょう。

交渉コメントに返信がない場合はどうすればいい?

交渉コメントを残してから数日経っても返信がない場合は、潔く諦めるのが最も安全でスマートな対応です。

出品者が「交渉そのものを好まない」「対応する気がない」可能性があるからです。無理に再コメントを送ると、しつこい印象を与えてブロックされるリスクも。

どうしても返信が欲しい場合は、1度だけ丁寧に再コメントをする程度なら許容される可能性が高いです。たとえば、「再度失礼いたします。先日コメントさせていただいた〇〇の件ですが…」などとすれば、悪い印象にはつながりにくくなります。

ただし、それ以上の催促は控えたほうが無難です。返信がない場合は「縁がなかった」と割り切り、別の商品を探しましょう。

値下げを断られたら、もう一度交渉してもいい?

基本的には、断られた時点で一度引き下がるのがマナーです。しつこく食い下がると、ブロックや悪印象の原因になりかねません。

ただし、1度だけなら「代替案」を出すのはOKな場合もあります。たとえば、「承知いたしました。では〇〇円ではいかがでしょうか?」など、強引にではなく丁寧な言葉で控えめに提案すれば、改めて検討してもらえる可能性があります。

それでも断られた場合は、3度目の交渉は避け、別の商品を探すのがスマートです。

以下の記事では、メルカリの値下げ交渉について出品者側の心理を解説しています。相手の気持ちを知るためにも、ぜひチェックしてみてください!

(関連)メルカリの値下げ交渉がしつこい…!避けるためにできること6選

交渉中に他の人に横取り購入されてしまったら?

メルカリの基本ルールは「早い者勝ち」です。コメント交渉中でも、購入ボタンを押した人が最優先となります。

出品者側が横取りした人に事情を説明してキャンセルを打診してくれる場合はあるものの、それはあくまで「好意での行ない」にすぎません。

「横取りした人との取引をキャンセルしてほしい」と出品者に強制するのは、マナー違反のNG行為です。トラブルを避けるためにも、ルールに従って気持ちを切り替えましょう。

横取りの防止策としては、値下げ後すぐに購入する意思をコメントで明確に伝えることが挙げられます。たとえば、「お値下げいただけるなら即購入します!」などと伝えることで、スムーズに取引が進み、横取りされるリスクを最小限に抑えられます。

【出品者向け】値下げ交渉にはどう返信するのがベスト?

値下げ交渉を受けた出品者側も、「どう返せばいいか分からない」と悩むケースは多いです。「返信する・しない」は自由ですが、無視されると購入希望者は不安になることも。丁寧に対応すれば、購入につながらなくても好印象を残せます。

以下のように、自身の意向を丁寧に伝えればOKです。

  • OKの場合:「〇〇円でしたら可能です。ご検討よろしくお願いいたします」
  • NGの場合:「申し訳ありませんが、現時点ではお値下げは考えておりません」

対応に悩む場合は、以下の関連記事を参考にしてみてください。返信用の例文をたくさん用意しています!

(関連)【コピペ可】メルカリの値下げ交渉の断り方|穏便に済ませるコツを失敗談・成功談を交えて紹介

メルカリの値下げ交渉は「丁寧に気持ち良く」が大切!

メルカリの値下げ交渉は「丁寧に気持ち良く」が大切!

この記事では、メルカリの値下げ交渉で使える基本から応用までの例文、成功率を上げるコツ、そして避けるべきNGマナーまで、幅広くご紹介しました。

たくさんの例文やテクニックをご紹介しましたが、最も大切なことはたった一つ。「画面の向こうにいる相手への敬意を忘れず、丁寧なコミュニケーションを心がけること」です。

丁寧な言葉遣いはあなたへの信頼に繋がり、結果として「この人になら値下げしてもいいかな」と思ってもらえる一番の近道になりますよ。ぜひこの記事を参考に、自信を持って、気持ちの良い値下げ交渉にチャレンジしてみてください。

物販総合研究所では、値下げ交渉以外にもメルカリのやり取りをすべてコピペで解決できる「メルカリ最強フレーズ集」を今だけ無料で配布しています

  • メルカリのやりとりを驚異的に時短する手法
  • メルカリでクレームが来ちゃった場合の対処法

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