関連パソコン転売の仕入れ先4選
できるだけ安く、利益になりやすいパソコンを仕入れるには、仕入先の選定が不可欠です。
これから4つの仕入先に関して、仕入れ時のポイントも踏まえて紹介していきます。
比較サイトで仕入れる
パソコン転売の仕入先としてまず思い浮かぶのが、価格.comなどの比較サイトです。
比較サイトを使うとインターネット上の最安値ショップが簡単に見つかりますし、リサーチ時間を短縮できます。
ビジネスにおいて探す手間や時間を減らせるのは、大切なことです。
また、Amazonのランキングも参考になります。
ランキング上位にあるにも関わらず出店数が少ない商品を中心に探していけば、大きな利益を見込める商品を絞り込んでいくことができます。
実店舗で仕入れる
家電量販店のような実店舗でも、転売用のパソコンを仕入れることが可能です。
パソコンを実店舗から仕入れる際には、タイミングが重要です。
モデルチェンジの時期や決算期は価格が下がるため、そのタイミングを狙って安く仕入れましょう。
また、展示品などの在庫処分品は時期を問わず価格が低く設定されていることが多いので、そういったタイミングを狙うのも安く仕入れるポイントです。
リサイクルショップで仕入れる
リサイクルショップも仕入れ先候補の1つですが、家電量販店のようにパソコン専門のスタッフがいることが少なく、中古品の状態について尋ねても正確な回答が得られない可能性も高いです。
そのためリサイクルショップで商品を購入する場合は、未使用品を狙いましょう。
未使用品なら新品とほぼ変わらないので、状態をそれほど気にする必要はありません。
売れる商品なのかどうかだけを確認しておけば大丈夫です。
オークションやフリマアプリで仕入れる
オークションやフリマアプリでも転売用のパソコンを仕入れることができます。
オークションやフリマアプリを利用するメリットは、未使用品や中古品以外に、もう使い物にならない故障しているパソコンを出品している人もいる点です。
未使用品や中古品が出品されていれば、リサイクルショップなどで購入するよりさらに安く仕入れることができる可能性が高いですし、故障しているパソコンであれば修理して転売したり、分解してパーツごとに転売することもできます。
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パソコン仕入れの注意点
転売ビジネスで困るのは、これは売れると思って仕入れ先から購入してみたものの、何かの理由で転売できず、在庫がたまってしまうというケースがあることです。
パソコン転売も例外ではありません。
考えられる原因の一つが故障ですが、それ以外の要素もあります。
以下では、パソコンを仕入れる時に注意しておきたいポイントを3点紹介します。
保証書はあるか?
まずは保証書です。
特に新品のパソコンを転売する場合は、保証書が確実にあるようにしてください。
パソコン関連の機器は、保証期間がたいてい購入日から約1年間です。
その期間中であれば、メーカーによる無料補償を受けることができます。
ただし、注意点もあります。
保証書に印が押してあると、新品商品として売ることができない転売先もあるので、仕入れ時には印を押してもらわないように気をつけてください。
付属品はあるか?
中古品の場合、付属品があるかどうかは重要です。
電源アダプターやバッテリーのように、起動に不可欠のものが欠けていると、そもそも動きません。
購入者からすれば、購入してもすぐに動かせない状態のものは買う気も起きないでしょう。
さらに付属品は純正のものでなければ動作しないケースもあるため、純正のものが付いているか必ず確認するようにしてください。
仕入れ後の取り扱いは大丈夫か?
パソコンは精密機械なので、仕入れ時や保管中の扱いを雑にすると故障する可能性が高くなります。
保管時は高温多湿を避けるだけでなく、パソコン内部にほこりが入らないようフィルムをかぶせたり、不注意で物が当たってしまうことがないよう緩衝材で保護しておくことが大切です。
中古品を仕入れた場合は、きれいに掃除しておきましょう。
たったそれだけの手間をかけるだけで、そのままの状態より高く売れることがあります。
パソコンが転売に向いている4つの理由
転売ビジネスの対象となる商品は、たくさんあります。
意外に思うかもしれませんが、その中でもパソコンは転売と非常に相性が良いのです。
ここからは、そんなパソコンが転売に向いている4つの理由をご紹介します。
利益が大きい
パソコンが転売に向いている1つ目の理由は、利益が大きいことです。
転売には、回転率を重視した商品と、利益率を重視した商品があります。
前者は、1点あたりの仕入額も利益も小さく、たくさん売って利益を出すタイプです。
後者は、仕入れ額が大きいものの、1点あたりの利益も大きいタイプです。
パソコン転売は、後者のタイプになります。
パソコンは仕入れ額が高くなりやすいですが、その分1台売れるだけで数万円の利益が出ることもあります。
複数台仕入れて、それが全部売れるなら、数十万円の利益を出すこともできます。
(関連)重要なせどりの利益率について徹底解説!回転率にも注目しよう!
転売先での手数料が安い
パソコン転売をするには売る場所が必要ですが、転売先の手数料が比較的安い傾向にあることがパソコンが転売に向いている2つ目の理由です。
手数料は経費となりますから、安ければ安いほど手元に残る儲けが増えます。
転売先として多くの人が利用しているAmazonの場合、本やCDが約15%、美容関係が約20%の手数料がかかるのに対し、パソコンおよび周辺機器は約8%です。
※キーボードやマウスといったアクセサリー類は約10%
ほかの商品に比べて、手数料は半分以下です。これは見逃すことができません。
例えば売上が10万円だとすると、本やCDは1万5000円、美容関係は2万円の手数料がかかるのに、パソコンなら8000円で済みます。
パソコン転売をビジネスとして継続的に行うことを前提として考えれば、この差がいかに大きいかは容易に理解できます。
継続的な需要が見込める
何かをビジネスとして成り立たせるためには、一時的ではなく継続的な収入が必要です。
そのためには継続的な需要がなければいけませんが、パソコンはそうした今後の需要が見込める点が転売に向いている3つ目の理由です。
パソコンの普及率は高く、仕事で使うことはもちろん、家庭でも1人1台というケースは珍しくありません。
そして、数年ごとに新しいパソコンに買い換えるユーザーがほとんどなので、買い替えによる需要も非常に大きいと言えます。
さらにパソコンはCPUやハードディスクなど、多くのパーツで構成されています。
パソコンを自作する人は、パーツごとに自分の好みのメーカーがあり、それらの部品を組み合わせて性能の高いオリジナルパソコンを作ります。
つまりパーツ単品での需要も非常に高いということです。
また、卸問屋と取引ができれば一度に大量の発注を受けることも可能となるため、より多くの利益が見込めます。
型落ち品が希少になる
通常、古くなったものは価値が下がり、売上に貢献できなくなります。
そのため、古い商品の在庫をできるだけなくして、早く売りたいと思ってしまいがちです。
しかし、パソコン転売の場合、古い物のほうがかえって価値が高くなることもある点がパソコンが転売に向いている4つ目の理由です。
パソコンの世界は新しい商品が次から次へと出るため、型落ち品は店舗やネットストアから姿を消していき、古いものほど手に入れるのが難しくなります。
しかし、私たち人間はおもしろいもので、「これでないとイヤ」というこだわりを持つことがあります。
人によってはお気に入りのメーカーやモデルがあり、どうしてもその機種でなければならないというケースも出てきます。そういった需要が型落ち品に希少価値を生みます。
パソコン転売なら、少し前のモデルであっても一定以上の価格相場を形成することがあるのです。
最新のものでなくても利益が生まれやすいというのは、ビジネスにおいて非常に重要な意味があります。
パソコンノウハウがあればさらに儲かる
パソコンに関する一般的な知識があれば、パソコン転売を始めることはできます。
しかし、パソコンに関する知識やスキルが深ければ深いほど、転売で大きな利益を生み出せる可能性も高くなります。
「やっぱり深い知識がないと利益を出せないのか、自分には無理だ」と諦めたりしないでください。
最初から深い知識がなくても、基本的な知識があれば、あとは転売しながら少しずつスキルを高めていけばいいのです。
以下では、利益にプラスしやすい知識やスキルを2点紹介します。
PCパーツごとの知識があれば幅広く転売できる
パソコンは、たくさんのパーツから成り立っています。
パーツごとの知識を持てば、転売できるものが広がります。
パソコンを構成しているのは、主に以下のとおり。
- モニタ
- マザーボード
- CPU
- 冷却ファン
- メモリ
- 光学ドライブ
- HDD
それらパーツ単体の知識を深めて、その違いを理解できるようになったり、パーツごとの価格相場を把握できるようになったりすると、1台のパソコンをパーツごとに分解して個別に転売することも可能になります。
例えばジャンク品のように格安で売られているパソコンを購入し、それを分解して機能的に問題がないパーツだけを抜き出して売ることができれば、より多くの利益を出せる可能性が高くなります。
少しずつでもいいので、パーツごとの知識を深めるようにしましょう。
修理スキルがあるとさらに利益が出せる
パソコンを修理するスキルがあると、パソコン転売でさらなる利益を得ることができます。
パソコン転売の3つのデメリット
ここまでは、パソコン転売の特徴やメリットをお伝えしてきました。
大きな利益が見込めるパソコン転売は魅力的ですが、デメリットがないのか気になりますね。
どのビジネスでも言えることですが、メリットしかないビジネスなどありません。パソコン転売も、やはりデメリットは存在します。
特にまったく知識や資金もない状態でいきなり始めるのは敷居が高いため、始める前の準備期間が必要となるケースもあります。
これから、パソコン転売のデメリットを3点解説していきます。
PC転売ヤーとしての知識が必要
深い専門知識がなければパソコン転売ができないというわけでありませんが、やはりパソコンに関する最低限の知識は必要となってきます。
少なくともパソコンを購入するにあたって、比較検討するのに必要な知識が求められます。
OSの有無やバージョン、CPUやメモリのスペック、HDDやSSDの違いなどによって、パソコンの価格は大きく変わってきます。
それらの違いを自分自身がある程度理解できていなければ、無駄に高く仕入れてしまう恐れがありますし、他の人に紹介して売ることも難しいでしょう。
返品のリスクがある
パソコンは精密機械であるため、新品、中古を問わず、故障のリスクがあるのは避けられないことです。
そのためユーザーから「故障している」と連絡が入り、返品を受けざるを得ないケースも時にはあります。
そのようなケースで、もし返ってきた商品を製造元へ返品できなかったり、修理する費用を自分で負担しないといけなかったりすると、大きな赤字を生んでしまいます。
そうした金銭的リスクを最小限に抑えるためにも、仕入れ時にはメーカーがどんなサポート体制を取っているのか、無償修理を受けられるのかなどを確認しておくことが大切です。
資金対策が必要
パソコン転売で大きな壁となるのが資金の調達です。
1台あたりの価格がそれなりに高いため、仕入れにはある程度のお金が必要です。
複数台の仕入れが必要な場合、100万円を超える金額となることもあります。
こうなると、転売初心者はなかなか手が出せません。
パソコン転売を始めるときは、回転率やランキングの高い商品を中心に、確実に売れる物を少数個から売るようにしましょう。
この方法ならリスクが低く抑えられ、かつ少しずつ資金を増やしていくことができます。
パソコンの転売・せどりはやり方次第で大きく稼げる
パソコン転売は仕入れにまとまった資金が必要であるため、売れなければ行き詰まってしまうこともあります。
売れない商品ばかりを仕入れてしまうと、儲からない自体に陥ることもあるでしょう。
しかし、しっかりとパソコンに関する知識を蓄え、売れる商品を丁寧にリサーチし、資金を上手に回していけば、初心者からでも大きな金額を稼ぐことができるのがパソコン転売です。
ライバルも少なく今後の需要も期待できますので、副業としても本業としても、息の長いビジネスになること間違いなしです。
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