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本の転売をおすすめする理由とは?少額資金でスタートできる古本転売の魅力

更新日:2023年9月12日
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転売ビジネスではさまざまな商品が取引されています。

中でも、「本」は初心者でも取り扱いやすいとされているジャンルです。

本の転売の歴史は古く、仕入れ先が多かったり市場が確立していたりするのも初心者が参入しやすいポイントでしょう。

この記事では、本を転売するにあたってのメリットやデメリット、コツを紹介していきます。

船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

本の転売の歴史は古い!

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転売業界において、本を取り扱うことは「せどり」と表現されます。

せどりの語源は「背取り」とも「競取り」ともいわれており、江戸時代から使われてきた言葉です。

本の背表紙を見て価値を判断する様を「背取り」と呼ぶようになったという説が有力です。

また、転売者同士で仕入れや価格を競い合ったことから「競取り」と呼ぶようになったとする説もあります。

せどりは、かつて古本業界で用いられていた単語でした。

2つの古本屋の間に入って、売買を仲介する役割をせどりと呼んでいたのです。

あるいは、古本の売買を手伝って手数料をもらう行為も意味しました。

 

転売初心者に本の転売がおすすめな理由

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本の転売は初心者におすすめだとされています。
 
なぜなら、本は比較的簡単に取り扱えるジャンルだからです。
 
本はベストセラーなどの人気商品の情報が入手しやすいのが特徴です。
 
さらに、ブックオフや古本屋、ネットオークションをはじめとして、仕入れ先も豊富といえます。
 
仕入れ商品の探し方や出品方法についてのノウハウが不足している初心者でも、手軽に始められる転売でしょう。
 
一方で、本の転売は利益率がそれほど高くありません。
 
一部のプレミア書籍を除けば、そもそもの販売価格が安価だからです。
 
特に、コミックや文庫本などは数百円程度にしかならないことも一般的です。
 
ただし、逆をいえば資金が少なくても取り扱えるジャンルだといえます。
 
リスクをそれほど負わずに、実践的な転売の知識を身につけるために役立つでしょう。
 
それに、本は人気商品が突然売れなくなる恐れもほぼありません。
 
人気シリーズなどは長期的な需要を見込めます。
 
仕入れを行ってから販売までの間に価値が変わりにくいので、転売向きの商品なのです。

 

 

本を転売するメリット・デメリット

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どのようなジャンルにも、メリットとデメリットがあります。

本も例外ではありません。

以下、本を転売する際のメリットとデメリットです。

 

メリット

「少額資金でスタートできる」のは本を転売する大きなメリットです。
 
本は単価が安いので、潤沢な資金が必要ありません。
 
古本屋などから中古価格で仕入れるのであれば、さらに予算は少なくてすみます。
 
次に、「売れなかったときのリスクが少ない」のも魅力です。
 
転売では、仕入れ商品が売れないと大損をすることもあります。
 
しかし、本は仕入れ額を抑えられるので、致命的な損失にはなりにくいのです。
 
また、「保存の手間がかからない」のも魅力でしょう。
 
本はよほどの時間が経たない限り、放置しているだけでも変色や破損はしません。
 
特別な工夫もいらないので、在庫にしやすい商品です。
 
それに、本は「売れるか売れないかがすぐにわかる」ジャンルでもあります。
 
もしも売れない場合は、いさぎよく処分して次のビジネスへと切り替えられます。
 
そのほか、「たくさんの本が読める」というのも副次的なメリットです。
 
コンディションにさえ影響しなければ、転売するまでの間に目を通しても問題がありません。
 
本好きにはぴったりのビジネスといえます。

 

デメリット

メリットだけでなく、本の転売にはデメリットもあります。
 
たとえば、「値下がりの可能性」がゼロではありません。
 
将来的に人気が落ちてしまう書籍は少なくないため、市場価格に目を光らせておかないと損をしてしまいます。
 
また、「検品の手間」もかかります。
 
本の検品は1ページずつめくって汚れや破損を探さなくてはいけません。
 
「発送作業」に時間を割かれるのもデメリットです。
 
本は丁寧に梱包しないと、運送中にダメージを受けやすい商品です。
 
同時期にたくさんの商品が売れてしまうと、発送作業の手間が大きくなってしまうでしょう。
 
そして、「利益率の低さ」も悩みどころです。
 
そもそもの市場価格が高くはないため、プレミア商品を除けば転売でも高値はつけにくいといえます。
 
その結果、大量に販売しないと大きなもうけは出ないのです。

 

 

転売における本の種類と特徴

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本を転売するなら、種類と特徴を把握しておきましょう。

それぞれ、ターゲット層や利益の出し方が変わります。

 

小説・文庫本・参考書

本の転売では「小説・文庫本・参考書」に注目です。
 
これらの種類は、ジャンルの豊富さが特徴です。
 
たとえば、小説であれば「ミステリー」「恋愛」「ライトノベル」といったジャンルに分かれており、それぞれに熱心なファンがいます。
 
需要のある本が多いので、押さえておいて損はないでしょう。
 
名作の初版本など、希少価値のある商品はプレミア価格で転売することも可能です。
 
また、ノウハウ本や教本などは、高く売れる場合も珍しくありません。
 
これらのジャンルは実用性が高いので、出版から時間が経っても需要が減りにくいからです。
 
絶版本ともなると、出版時の価格以上の値段で転売できることもあります。
 
そして、参考書では「赤本」を狙いましょう。
 
赤本とは、入試の過去問題をまとめた書籍です。
 
赤本は受験生の勉強に必須なので、いつの時代も安定した需要があります。
 
名門校の赤本であれば、回転率も高いでしょう。

 

コミック

本の転売では「コミック」も人気ジャンルです。
 
コミックは回転率が高いだけでなく、仕入れ価格も安いので初心者に向いています。
 
テレビアニメ化されていたりネットで話題になっていたりする商品も多く、売れ筋商品を見つけやすいのもメリットでしょう。
 
さらに、転売で狙い目なのは過去の「名作コミック」です。
 
何年経っても有名作品を読みたいと思う読者は絶えません。
 
それに、熱狂的なファンであれば「好きなコミックを手元に置きたい」とも思っています。
 
名作コミックなら多少古くても高値で転売しやすいでしょう。
 
仕入れのコツは「全巻セット」を探すことです。
 
長期シリーズは全巻まとめて販売されていることが珍しくありません。
 
その場合、1冊ずつ買うよりも安くなる傾向にあります。
 
利益率を高めるには、全巻セットで仕入れを行いましょう。
 
なお、名作の中でも一世風靡したコミックは、今でも人気を誇っています。
 
「セーラームーン」や「るろうに剣心」、「ドラゴンボール」などは注目です。

 

 

絵本

転売では「絵本」も注目されています。
 
多くの転売屋は、小説や実用書、コミックなどを優先的にリサーチする傾向があります。
 
しかし、実際には絵本にも安定した需要があるため、穴場的なジャンルだといえるでしょう。
 
なぜ絵本が買い手から人気かというと、子供に読み聞かせるため大量に購入する保護者層がいるからです。
 
つまり、絵本は回転率が高いので、転売向きの商品です。
 
さらに、絵本の中にはプレミア価格がついているものも少なくありません。
 
有名人が描いていたり、人気作家なのに絶版となっていたりすると市場価値は高騰します。
 
こうした絵本は大人のコレクターに転売できるため、やや高くても仕入れてみる価値はあります。

 

雑誌

意外に高く転売できるジャンルとして、「雑誌」が挙げられます。
 
ほとんどのバックナンバーは大した価値がないので、同業者から無視されていることも少なくないジャンルです。
 
しかし、人気の芸能人や韓流スターの記事が載っている雑誌は、後からプレミア価格がつくこともあります。
 
古本屋で安く売られていた雑誌が、転売市場では高値で取引きされているケースも珍しくありません。
 
また、映画関係の雑誌やファッション関係の雑誌はコレクターが多く、安定した人気を誇っています。
 
そして、雑誌を仕入れる際には「付録」にも気をつけましょう。
 
クリアファイルやポスターなど、多くの雑誌は発売時に付録を同封しています。
 
転売市場では付録つきの雑誌のほうが重宝されており、価格も高騰します。
 
買い手もつきやすいので、付録の有無を調べてから購入するのが得策です。

 

 

本の仕入れでおすすめの場所とタイミング

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仕入れ先とタイミングを把握すると、転売ビジネスは効率的になります。

本の転売においても、もっとも利益率を高くできる場所とタイミングを押さえましょう。

 

おすすめの仕入れ場所

本の転売では「ブックオフ」が人気です。
 
ブックオフは支店が多いので、近隣に見つけやすいのがメリットです。
 
ジャンルも豊富なうえ、販売価格が安く統一されているので思わぬ拾いものを入手できる確率もゼロではありません。
 
また、「昔ながらの古本屋」もチェックしてみましょう。
 
やや仕入れ価格は高くなるものの、コレクターの利用が多いのでプレミア商品に出会える可能性が高くなります。
 
本の専門ではない「リサイクルショップ」も穴場です。
 
引っ越しなどのタイミングでシリーズ小説の全巻セットなどを買い取ってもらう人がたくさんいるからです。
 
そのほか、コミックに特化して仕入れを行うなら「まんだらけ」に足を運んでみましょう。
 
まんだらけは同人誌、BL作品といったマニア向け作品が充実しています。
 
そして、自宅で仕入れを行うには「メルカリ」が効率的です。
 
フリマアプリのメルカリを利用すれば、人気コミックを安価で仕入れることも可能です。

 

おすすめのタイミング

本の仕入れにはお得なタイミングがあります。
 
たとえば、店舗の「週末セール」開催はチェックしておきたいイベントです。
 
セール期間中は対象商品が値下がりするので、利益率を高くできるチャンスといえます。
 
次に、「雨の日」も店舗に足を運んでみましょう。
 
雨が降ると客足は遠ざかります。
 
そこで、店内では新商品を棚に出す作業が行われる傾向にあるのです。
 
ライバルの目に触れる前に、人気商品を買い占めることもできます。
 
また、「テレビアニメの放送開始時期」も気をつけておきましょう。
 
アニメが放送されると原作コミックの需要も高まります。
 
爆発的に原作が売れるようになるので、仕入れておきたいところです。
 
そのほか、ドラマ化や映画化でも原作本や関連本の人気は上がります。
 
そして、「受験シーズン前」にも参考書を仕入れておくようにしましょう。
 
特に赤本や、評判の塾講師が書いた参考書などは受験生に転売できます。

 

 

本の転売で利益を出すためのコツ

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自分の得意ジャンルを作れば、本の転売で利益を出しやすくなります。
 
なぜなら、同じジャンルを日常的に取り扱うことで目利きのスキルが磨かれていくからです。
 
転売では、いかに掘り出しものを見つけるかが大切です。
 
目利きのスキルが上がると、安く売られているプレミア商品なども発見しやすくなるでしょう。
 
また、デザイン性の優れた商品もリサーチしてみることが大切です。
 
ビジュアルのいい本には根強いファンがつくため、高値でも売れることがあります。
 
タイトルに人名が入っている本も売れ筋に該当します。
 
その人のファンに需要があるので、買い手がつきやすい商品です。
 
さらに、古本屋の108円コーナーは後回しにするのが無難でしょう。
 
108円コーナーにある本は需要が低いといえます。
 
仕入れても買い手がつく可能性は薄いので、一般の棚を中心にリサーチしましょう。
 
なお、新品雑誌も転売しやすい商品です。
 
短期間ながら、雑誌の最新号には一定の需要が生まれます。
 
そして、より効率的に仕入れを行うならバーコードリーダーなどの検索ツールを使いましょう。
 
市場価格などの商品情報を確認しながらリサーチできるからです。
 
ちなみに、本はネットショップなどの売上ランキングで10~20万台でも売れていることがあります。
 
無視せずにリサーチしてみましょう。
 

 

本の転売での注意点

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転売の際、本のコンディションは細かくチェックしましょう。
 
低品質の本を発送してしまうとトラブルになりかねません。
 
少しでもコンディションをよくするには、クリーニングを徹底的に行うことが大事です。また、値札は必ず剥がしましょう。
 
残っていると、買い手に仕入れ価格を明かしてしまいます。
 
付属品の有無も仕入れ前にチェックしておきたいところです。
 
付属品がないだけで価値が下落する本や雑誌は少なくありません。
 
可能であれば、付属品のコンディションも確認しましょう。
 
なお、店舗によっては本の転売を禁止しているところもあります。
 
仕入れ先は事前に調べておくと、安心して転売ビジネスを行えます。

 

 

価値ある本を見つけて利益を出そう!

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本は中古であっても安定した需要を保っている商品が多いジャンルです。

発売から時間が経ったからこそ、プレミア価格がついているものも少なくありません。

ほかの商品に比べて、初心者のバイヤーであっても取り扱いが簡単なのもメリットです。

仕入れや販売のコツや注意点を押さえて、高い利益率を出せる商品を見つけましょう。