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Amazonの出品手数料を徹底解説!他サイトとの比較やメリットも

更新日:2025年3月5日
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ショッピングサイト大手のAmazonでは、個人でも出品が可能です。

しかし、出品には手数料がかかるので、それを考慮しなければ利益が出ない事態にもなりかねません。

そこで、この記事ではAmazonで出品する際にかかる手数料を解説します。

また、ほかのフリマサイトとの比較や、Amazonを利用するメリットも紹介しています。

手数料の金額だけに左右されず、全体的なメリットを考えてサイト選びを行いましょう。

 

Amazonの手数料は意外と複雑

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Amazonの手数料は、一律で金額が決まっているわけではありません。

さまざまな要素により手数料が変化するので、少し複雑な仕組みです。

Amazonに出品する際には、まず出品者登録を行う必要があります。

この登録自体は無料で行えます。

しかし、実際に商品を出品するにあたっては、月間登録料・基本成約料・販売手数料などの手数料が必要です。

月間手数料や基本成約料は、「大口出品を選ぶか」「小口出品を選ぶか」によって金額が変わります。

また、出品する商品のカテゴリーにより、販売手数料として引かれる割合が異なります。

さらに、出品の際にFBAを利用する場合は、複数の手数料が必要になりますが、自己発送を選べばそれらの費用がかかりません。

 

Amazonの手数料は高い?それとも妥当?

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それでは、Amazonの手数料は高額なのでしょうか。
 
Amazonで商品を販売したときにかかる販売手数料は、商品によって8%または10%、カテゴリーによっては15%のものもあります。
 
さらに、Kindleのカテゴリーでは手数料が45%になる場合もあり、数字だけを見れば高額だと感じる人もいるでしょう。
 
しかし、Amazonは約4800万人ものユーザーが利用しており、ショッピングサイトの中でも特に高い知名度を誇ります。
 
自分で新しいECサイトを立ち上げて広告で宣伝しても、Amazonまでの知名度を得るのは困難でしょう。サイトの運営のためには管理費も必要です。
 
それらの点を考慮すれば、Amazonの手数料は価格以上の広告効果が期待できます。
 
一見高額に見えても支払う価値はあるのではないでしょうか。
 

 

Amazonの利用料・手数料一覧

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Amazonの手数料には、さまざまな種類があります。

この段落では、Amazonの利用料や手数料の種類や、商品カテゴリー別の販売手数料について詳しく紹介します。

 

Amazon利用料金

Amazonには、「大口出品サービス」と「小口出品サービス」という2つのプランです。

どちらを選ぶかによって利用料金も異なります。

まず、「大口出品サービス」を選んだ場合は、商品の販売数にかかわらず月額で4900円必要です。

一方、「小口出品サービス」を選んだ場合は、注文成約時、1商品につき100円かかります。

商品の販売数に応じて、向いているほうを選ぶと良いでしょう。

なお、これらは基本料金なので、どちらのプランであるかにかかわらず、注文成約時にはさらに販売手数料が必要です。

また、販売する商品のカテゴリーが本・ミュージックビデオ・DVDの場合、基本料金・販売手数料に加えて、カテゴリー成約料が発生します。

 

商品カテゴリー別の販売手数料

Amazonの販売手数料は、基本的に45%、15%、10%、8%の4パターンがあり、商品のカテゴリーによっていずれかが適用されます。

また、販売手数料の割合は商品代金の総額に対してかかるので、本体価格に加えて、配送料やギフト包装料も対象です。

ただし、カテゴリーによっては、さらに細かく販売手数料が設定されているため、上記の4パターン以外の割合になることもあります。

例えば、ビューティー製品の一部ブランドは手数料が20%です。

また、ビールや発泡酒の販売手数料は6.5%、時計カテゴリーの中でも海外ブランド(並行輸入品)、国内ブランド(逆輸入品)のメンズ・レディース腕時計の場合は、6%の販売手数料が適用されます。

 

45%の手数料がかかるカテゴリー

Amazonの販売手数料の中で最も高額な45%の手数料が適用されるのは、Kindleアクセサリーのカテゴリーです。

Kindleとは、Amazonオリジナルの電子書籍リーダーの専用端末です。

そのアクセサリーとしては、タブレットカバーや液晶保護フィルム、電源アダプタなどがあります。

 

15%の手数料がかかるカテゴリー

Amazonでは、15%の販売手数料がかかるカテゴリーの数が最も多いです。
 
本やCD・レコード、ビデオ・DVDなど、比較的中古品を販売しやすいこれらのカテゴリーは、すべて15%の対象で、TVゲームやPCソフトなどのソフト類も15%になります。
 
ただし、ゲーム機本体のみを販売する場合の販売手数料は8%です。
 
また、ペット用品や文房具・オフィス用品、家具・インテリア・キッチンを含むホームのカテゴリーなど、生活に密接に関わるカテゴリーは15%とされています。
 
これらにも例外はあり、電子辞書と関連アクセサリー商品は販売手数料が8%、浄水器・整水器および生活家電は販売手数料が10%です。
 
さらに、DIY・工具、両面テープや防水スプレーなどが含まれる産業・研究開発用品といった、工具・道具系のカテゴリーも15%です。
 
このほかに、ファッション系のカテゴリーの多くが販売手数料15%と定められています。
 
腕時計、ジュエリー、ベビー&マタニティ、服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリーなどが対象です。
 
だたし、先に述べたように、腕時計カテゴリーの一部商品は販売手数料が6%になっています。
 

 

10%の手数料がかかるカテゴリー

販売手数料が10%かかるカテゴリーの数は、15%のカテゴリーの次に多いです。
 
まず、エレクトロニクス・カメラ・パソコンなどの付属品は、販売手数料が10%になっています。
 
これらは、本体と付属品で販売手数料が異なるので注意が必要です。
 
また、商品価格が500円以下の場合は販売手数料が一律で50円になっています。
 
そのほかに、医薬品や日用品などを扱うドラッグストア、化粧品やバス用品などを扱うビューティーのカテゴリーも10%の対象です。
 
さらに、スポーツ&アウトドア、カー&バイク用品、おもちゃ&ホビーといった、趣味に関連するカテゴリーも同様に10%と定められています。
 
また、ホームアプライアンスや食品&飲料も10%です。
 
ただし、先に述べたようにビューティーの一部ブランドが販売手数料20%になっているほか、ビール・発泡酒は販売手数料が6.5%のため注意しましょう。
 

 

8%の手数料がかかるカテゴリー

Amazonで8%の販売手数料がかかるカテゴリーとしては、電子機器系が多いのが特徴です。

エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)、カメラ、パソコン・周辺機器が8%の対象です。

また、楽器や大型家電といった、比較的大型で商品の本体価格が高額なものも、販売手数料は8%になっています。

 

カテゴリー成約料

Amazonでは、一部のカテゴリーに対し、販売手数料に加えてカテゴリー成約料が必要になります。

カテゴリー成約料がかかるのは、本、ミュージック、ビデオ、DVDなどのメディア商品です。

具体的な料金は、書籍が80円、ミュージック、ビデオ(VHS)、DVDが140円です。

 

FBA手数料

Amazonでの商品販売にFBAを利用する場合、FBA手数料が別途必要です。
 
FBAとは、フルフィルメント by Amazonの略で、商品の在庫管理から発送手続きまで、Amazonがすべて行ってくれるサービスです。
 
このサービスを利用すると自分で作業しなくてすむので取引が楽になりますが、各作業に手数料が発生します。
 
例えば、商品の発送に関してかかる手数料として、出荷作業手数料と発送重量手数料があります。
 
出荷作業手数料は、スタッフが商品の梱包・出荷を行う際にかかる費用や人件費として必要な費用です。
 
また、発送重量手数料は発送する商品の重さに応じてかかります。
 
さらに、Amazonの倉庫を利用する際にかかる手数料として、月間保管料、ラベル貼り付けサービス手数料、納品倉庫固定手数料があります。
 
月間保管料は、倉庫に在庫を保管するときに月々かかる手数料です。
 
また、Amazonでは倉庫へ商品を送る際に、荷物のラベル貼りを行ってくれるサービスがあります。
 
そのサービスを利用したときにかかるのがラベル貼り付けサービス手数料です。
 
納品倉庫固定手数料は、その名の通り、倉庫で商品を固定してもらう場合にかかります。
 
FBA手数料としては、上記で紹介したものがメインですが、そのほかにもときどき必要になる手数料があります。
 
例えば、倉庫内で商品が破損した場合、その商品を返送あるいは廃棄しなければなりません。
 
その際、在庫の返送・所有権の放棄の手数料がかかります。
 
また、ファッションのカテゴリーでは、購入から30日以内に商品が返品された場合、購入者返品手数料を負担しなければなりません。
 
さらに、商品が半年以上売れることなく倉庫内で保管されていた場合は、長期在庫保管手数料が必要です。
 
また、倉庫へ商品を納品した際、商品に梱包が不十分などの不備があり、Amazon側が対処した場合には納品不備受領作業手数料がかかってしまいます。
 
このように、FBA手数料はたくさんの種類があって計算が難しいので、いくらかかるのか知りたい人はセラーセントラルからFBA料金シミュレーターを使ってみると良いでしょう。
 

 

Amazon以外の物販ができるサイトの手数料

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物販ができるサイトは、Amazon以外にもいくつかあります。

そこで、この段落ではAmazon以外のフリマサイトの手数料について説明します。

 

メルカリ

メルカリは、国内最大のフリマサイトです。

利用方法がわかりやすく、若年層に人気があります。そんなメルカリは、サイトの利用自体は無料でできます。

商品を販売する際の手数料は、カテゴリーに関係なく一律で10%です。

ただし、2次創作に当たる一部の商品カテゴリーでは、販売手数料に加えて10%のロイヤリティーが必要になります。

 

ラクマ

ラクマは、旧ラクマとフリルが統合してできたフリマサイトです。

メルカリと同じく、サイトの利用料金は無料です。

販売手数料は、一律3.5%とAmazonやメルカリに比べてかなり安いのが魅力的ですが、利用者数はメルカリのほうが多いため、上手に使い分けると良いでしょう。

 

他のサイトより高い手数料でもAmazonを使うメリット

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メルカリやラクマの販売手数料を見ればわかるように、Amazonの手数料はそれらに比べて圧倒的に高いといえるでしょう。

しかし、Amazonはただ手数料が高いのではなく、その分さまざまなメリットがあるのです。

この段落では、Amazonを利用するメリットについて説明します。

 

大口出品で出品作業を効率化できる

メルカリやラクマなどのフリマサイトでは、出品者が商品を一つずつ登録しなければならず、たくさんの商品を出品したいときには少し不便です。

その点、Amazonでは大口出品という出品方法があり、これを利用すれば複数の商品をまとめて登録することができます。

そのため、大量の商品を販売する場合は、Amazonを選んだほうが作業効率が高くなるでしょう。

 

購入者とのやり取り無しで販売できる

商品を購入されたとき、メルカリやラクマでは基本的に出品者が購入者と直接やり取りして住所や名前を確認します。

しかし、Amazonでは出品者と購入者の間にAmazonが入り、一括して情報を管理するので、住所や名前をやり取りする必要がありません。

また、発送に必要な納品書や配送伝票なども、Amazonなら自宅プリンタでプリントアウトできるので、簡単に発送できます。

さらに、FBAを利用すれば受注後の在庫管理や発送作業はもちろん、返品・クレームの対応もAmazonに任せることができるので、トラブルが起こった場合も安心です。

手数料はかかりますが、圧倒的に作業効率を挙げられるサービスが充実している点はAmazonの大きなメリットだといえるでしょう。

 

Amazonブランドで取引ができる

Amazonは、ほかのサイトに比べて知名度もユーザー数も圧倒的に高く、抜群の集客力を持っています。

また、出品するだけである程度の商品は売れるといわれるほど、Amazonの信頼度は高いです。

そんなAmazonに出品すれば、Amazonの看板の元で商品が取引されることになるので、ユーザーに安心感を与え、購買に対するハードル下げることができます。

さらに、ユーザー数の多いAmazonなら集客も比較的容易に行えます。

売れずに商品価格を下げる必要もなく、安定した販売価格で取引を行えるので、利益が出やすいといえるでしょう。

 

低リスクで物販をはじめることができる

Amazonでの出品は、手数料に着目すれば確かに高い費用と感じてしまうかもしれません。
 
しかし、広告費や初期投資が不要なことを考慮すれば、低リスクで物販をはじめることができるのがAmazonのメリットです。
 
基本的に売り上げが発生してから手数料が発生するシステムなので、あらかじめ多額の資金を用意する必要がなく、有効に資金を使えます。
 
また、AmazonはPPC(WEB検索エンジン上での広告)以外にもさまざまな面で広告費をかけているのが特徴です。
 
そのため、マーケティング初心者が個人的に広告費をかけて商品を宣伝するよりも、確実に集客を行うことができるでしょう。
 
手数料の中に広告費も含まれていると考えれば、むしろ得しているといえるのではないでしょうか。
 

 

物販は目先の損得で動くのが最も危険!作業効率も重視しよう

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Amazonの手数料の高額さは、広告効果と作業の効率化、集客力の高さを知れば納得できるでしょう。

個人で同等の効果を上げるには、もっと高額な費用が必要です。

手数料を抑えるには、自分の販売方法に合ったサイトを選ぶのも一つの手段です。

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