クラウドファンディング 手取り額シミュレーター
Step 1: プラットフォームからの手取り
支援総額0 円
(-) 手数料0 円
(-) 消費税0 円
(=) 一次手取り額0 円
Step 2: プロジェクト費用を差し引く
一次手取り額0 円
(=)最終的な手取り額0円
クラウドファンディングの手数料とは?

クラウドファンディングで支援を集める場合、多くのプラットフォームで手数料が必要です。
まずは、クラウドファンディングの手数料にはどのような種類があるのか、相場や発生するタイミングなどの基礎知識について解説します。
手数料の内訳|「プラットフォーム手数料」と「決済手数料」

クラウドファンディングのおもな手数料は、「プラットフォーム手数料」と「決済手数料」の2種類になります。
【プラットフォーム手数料】
クラウドファンディングサイト(プラットフォーム)の利用料です。プロジェクトページの作成やシステムの利用、運営スタッフのサポートやサイトの集客力などを活用するために必要になります。
【決済手数料】
起案者は、支援者がクレジットカードなどで支援金を支払うときにかかる決済代行会社への費用を、一部負担する仕組みです。
これら2種類の手数料をまとめて「サービス手数料」としているプラットフォームが多くあります。
手数料の相場|集まった金額の約10~20%

手数料の相場は、集まった支援金総額の10~20%が一般的です。
例えば、手数料17%のクラウドファンディングサイトの場合、100万円の支援が集まれば、17万円が手数料として差し引かれることになります。
利用するプラットフォームによっては、この手数料以外に消費税や振込手数料などが差し引かれる場合があるので、見落とさないように確認しておきましょう。
手数料が発生するタイミング|成功報酬型が基本
多くのクラウドファンディングサイトは、集まった金額に対して手数料が発生する「成功報酬型」を採用しています。この場合、例えば、手数料17%のクラウドファンディングサイトの場合、100万円の支援が集まれば、17万円が手数料として差し引かれることになります。
利用するプラットフォームによっては、この手数料以外に消費税や振込手数料などが差し引かれる場合があるので、見落とさないように確認しておきましょう。
もし、プロジェクトが目標金額に届かず不成立で終了した場合には、支援金は受け取れないため、手数料を支払う必要はありません。
ただし「All-in方式」でプロジェクトを立ち上げた場合は、目標金額に満たない場合でも集まった金額が受け取れるため、手数料の支払いが必要です。
クラウドファンディングの基本的な仕組みが知りたい場合は、以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
(関連)【図解】クラウドファンディングとは?専門用語なしで簡単に解説します!
【一覧比較表】主要クラファンサイト12社の手数料まとめ

手数料はサイトごとに異なります。以下の表に、おもなクラウドファンディングサイトの手数料をまとめました。
サイトによっては、複数のプランが選べる場合があり、手数料が異なる場合があります。
また、オプションサービスを利用した場合は、これ以外の手数料が必要になります。
| サイト名 | 手数料 |
|---|---|
| CAMPFIRE | 17% + 税 |
| Makuake | 20% + 税 |
| READYFOR | 14% + 税 |
| GREEN FUNDING | 18.2% + 税~ |
| MotionGallery | 10% + 税~ |
| Kibidango | 15% + 税 |
| For Good | なし |
| ubgoe | なし |
| Soreosu | ~18%(税込) |
| academist | 20% + 税 |
| 未来ショッピング | 22.8% + 税 |
| ACT NOW | 10% + 税 |
※2025年10月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
主なクラウドファンディングサイトの手数料と特徴

クラウドファンディングサイトの数は多く、どのサイトを選んだらいいか迷いますよね。そこでここでは、おもな12のクラウドファンディングサイトの手数料と特徴を紹介します。
クラファン経験者に人気のサイトについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
(関連)クラウドファンディングサイトおすすめ一覧|経験者が選ぶ人気サイトとは?
CAMPFIRE
【手数料】
| 利用手数料 | 12% + 税 |
|---|---|
| 決済手数料 | 5% + 税 |
| 合計 | 17% + 税 |
【特徴】
- 国内最大級の流通額とプロジェクト掲載数
- ジャンルを問わず、あらゆるプロジェクトに対応。どのサイトを使えばいいか迷ったらまず「CAMPFIRE」
【公式サイト】CAMPFIRE
Makuake
【手数料】
| 利用手数料 | 20% + 税 |
|---|---|
| 決済手数料 | ※利用手数料に含まれる |
| 合計 | 20% + 税 |
【特徴】
- 購入型クラウドファンディングサイトの代表
- ジャンルが幅広く、個人から法人まで利用されている。
- テストマーケティングの場として、商品開発に活かす企業も多い
【公式サイト】Makuake
READYFOR
【手数料】
| 利用手数料 | 9% + 税 |
|---|---|
| 決済手数料 | 5% + 税 |
| 合計 | 14% + 税 |
【特徴】
- 社会貢献性の高く、寄付型のプロジェクトが多い
- 支援者はコメント機能で応援メッセージを送れる
【公式サイト】READYFOR
GREEN FUNDING
【手数料】
| 利用手数料 | 18.2% + 税 |
|---|---|
| 決済手数料 | ※利用手数料に含む |
| 合計 | 18.2% + 税 |
【特徴】
- CCC(TSUTAYA)グループが運営
- ガジェットやクリエイティブに強い
- 実店舗の常設コーナーに展示して、実際に試してもらう機会もある
【公式サイト】GREENFUNDING
MotionGallery
【手数料】
| 利用手数料 | 10% + 税 |
|---|---|
| 決済手数料 | 利用手数料に含まれる |
| 合計 | 10% + 税 |
※未達成で支援金を受け取る場合の手数料は20%+税
【特徴】
- 映画や音楽などクリエイティブ系のプロジェクトに強い
- アメリカのクラウドファンディングサイト「Indiegogo」と提携し、特設サイトへの掲載も可能
【公式サイト】MotionGallery
Kibidango
【手数料】
| 利用手数料 | 15% + 税 |
|---|---|
| 決済手数料 | ※利用手数料に含まれる |
| 合計 | 15% + 税 |
【特徴】
- 購入型のクラウドファンディングサイト
- きびだんご株式会社が自らプロジェクトを立ち上げる商品もある
- プロジェクト終了後も商品を販売できる場がある
【公式サイト】Kibidango
For Good
【手数料】
| 利用手数料 | なし |
|---|---|
| 決済手数料 | なし |
| 合計 | なし |
【特徴】
- 手数料は、支援者が負担してくれる仕組みで、起案者は全額支援金が受け取れる
- 利用者の7割が初心者だが、目標金額の達成率は80%と初心者が利用しやすい
【公式サイト】For Good
ubgoe
【手数料】
| 利用手数料 | なし |
|---|---|
| 決済手数料 | なし |
| 合計 | なし |
【特徴】
- 手数料は購入者が負担するしくみ。プロジェクトが成功すると、起案者は支援金を満額受け取れる
- カート機能が充実しているので、ネットショッピング感覚でリターンを選べる
- 購入額に任意の金額をプラスして支払う「心付け」機能がある
【公式サイト】ubgoe
Soreosu
【手数料】
| 利用手数料 | ~18%(税込) |
|---|---|
| 決済手数料 | なし |
| 合計 | ~18%(税込) |
【特徴】
- アニメイトが運営。実店舗でのプロモーションなど専門店ならではのサポートが魅力
- 決済手数料やプロモーション費用などが含まれているので、手数料が把握しやすい
【公式サイト】ソレオス
academist
【手数料】
| 利用手数料 | 17% + 税 |
|---|---|
| 決済手数料 | 3% + 税 |
| 合計 | 20% + 税 |
【特徴】
- 研究者が研究費や研究活動費を募る
- 毎月、研究を報告し定期的に支援を受け取る方式でもプロジェクトを立ち上げられる
【公式サイト】academist
未来ショッピング
【手数料】
| 利用手数料 | 20% + 税 |
|---|---|
| 決済手数料 | 2.8% + 税 |
| 合計 | 22.8% + 税 |
【特徴】
- 日本経済新聞社が運営。日経の会員や読者にプロジェクトを告知できる
- ユーザーの資産力が高い
【公式サイト】未来ショッピング
ACT NOW
【手数料】
| 利用手数料 | 10% + 税 |
|---|---|
| 決済手数料 | ※利用手数料に含まれる |
| 合計 | 10% + 税 |
【特徴】
- 「地方活性化」と「自己実現」を目標に、北海道から発信するクラウドファンディングサイト
- 「All or Nothing」「All in」以外に、目標額を定めない「フリーゴール」や継続的に支援する「ファンクラブ」など支援方式の種類が多い
【公式サイト】ACT NOW
【簡単シミュレーション】手数料の計算方法と手元に残る金額

手数料の金額は、集まった支援金額に対して計算されます。ここでは、手数料の基本的な計算方法について解説します。
また、支援金が100万円集まった場合を例にして、おもなクラウドファンディングサイトの手数料がいくらになるかも、サイトごとに計算してみたので、比べてみてください。
クラファン手数料の計算式
クラウドファンディングの手数料の計算式は、以下のとおりです。
【手数料の計算式】
支援総額 ×(1 -(手数料率 × 消費税率))- その他費用 = 手取り額
多くのサイトでは、消費税(10%)が加算される点に注意しましょう。
たとえば手数料が17%だった場合は、「17%×1.1=18.7%」のように計算し、実質18.7%になります。
手数料をサイト別にシミュレーション
利用するサイトによって、手数料がどのくらい違うのかをシミュレーションしてみましょう。
ここでは、支援金が100万円集まったと仮定して、おもな3つのサイトの手数料を計算してみます。ただし、振込手数料など「その他費用」についてはここに含みません。
CAMPFIREの場合
CAMPFIREの手数料は17%です。消費税を加えると、手元に残る金額は以下のとおりです。
1,000,000円 ×(1 -(0.17 × 1.1))= 1,000,000円 × 0.813 = 813,000円
Makuakeの場合
Makuakeの手数料は20%です。CAMPFIREと比較すると手数料が高いので、受け取れる金額もやや小さくなりますね。
1,000,000円 ×(1-(0.2 × 1.1))= 1,000,000円 × 0.78 = 780,000円
Readyforの場合
Readyforの手数料は14%です。手数料が良心的なので、寄付型のプロジェクトの起案者から絶大な人気を誇ります。
1,000,000円 ×(1 -(0.14 × 1.1))= 1,000,000円 × 0.846 = 846,000円
手数料以外にかかる5つの費用|見落としがちなコストに注意!

ここまで、ほとんどのプラットフォームで必要になる基本の手数料について解説してきましたが、実際には以下のような「その他の費用」も必要です。
どのような場合に必要になるのか、それぞれ解説します。
1. 消費税(手数料に対する)
前述の通り、クラウドファンディングサービスの手数料には、消費税がかかります。手数料率だけで計算していると、最終的に手元に残る金額が思ったよりも少なくなってしまうので、消費税を含めて計算しましょう。
また、多くのクラウドファンディングサイトでは、手数料は「税抜」で表記されています。金額を確認するときには、税抜なのか税込なのかをチェックしておきましょう。
2. 振込手数料
プロジェクト終了後は、集まった資金を自分の銀行口座に振り込んでもらいますが、サイトによっては、振込手数料が必要になる場合があります。
金額は利用するサイトによって異なるものの、数百円程度と考えておきましょう。
3. リターンの制作費・送料
プロジェクトによっては、支援者への「お返し」であるリターンの発送が必要なので、制作費や、発送するための送料などの費用がかかります。
支援者が多い場合は、その分送料の負担も大きくなるため、資金計画を立てるときには、忘れずに必要な費用として計算に入れておきましょう。
4. 早期振込(オプション)の手数料
通常、集まった資金はプロジェクト終了の翌々月などに入金されます。
「すぐに資金を使いたい」という場合は、早期振込のオプションが利用できるサイトを選ぶとよいでしょう。ただし、あくまでオプションサービスなので、別途手数料が必要です。
5. 広告宣伝費や動画制作などの外注費
基本的なプロジェクトページの制作以外に、広告宣伝や動画制作を依頼した場合には、その分の費用もかかります。
コスト負担は増えますが、動画や画像の制作をプロに依頼したり、SNS広告を出したりして魅力を伝えられば、プロジェクトが成功しやすくなるメリットがあります。
投資として有効な手段と言えますが、費用が掛かりすぎると予算を圧迫するので計画的に活用しましょう。
手数料の安さだけで選ぶのは危険!失敗しないサイト選び3つのポイント

クラウドファンディングのサイト選びでは、「できるだけ手数料の安いところがいい!」と思いますよね。でも、実は手数料の安さだけでサイトを選んでしまうのは危険です。
手数料以外の観点からも総合的に検討し、自分のプロジェクトに合っているサイトを見つけることが、成功への近道です。
ここでは、サイト選びで失敗しないための3つのポイントについて解説します。
1. 自分のプロジェクトのジャンルとサイトの得意分野を合わせる
クラウドファンディングサイトは、それぞれ得意としているジャンルがあります。
例えば、ガジェットなら「GREEN FUNDING」、社会貢献なら「For Good」が有名です。
もし、自分のプロジェクトと方向が合っていないサイトでプロジェクトを立ち上げてしまうと、プロジェクトが成功しづらくなってしまいます。
プロジェクトの目的と親和性の高い支援者が集まっているサイトを選ぶのが、成功のポイントです。
2. サポート内容と手数料のバランスを考える
費用面を考えると、手数料をなるべく抑えたいと思ってしまうかもしれません。けれども、手数料が高いサイトは、サポートが充実している場合が多いんです。
例えば、専任担当者による個別サポートや、基本サービスに広報やPRも含まれているといったサイトもあります。
すでにプロジェクト立ち上げの経験が豊富な場合は、サポートもあまり必要ないかもしれません。けれども、初心者の場合は、多少手数料が高くてもサポートが充実したサイトを選ぶと安心ですよ。
3. 手数料だけでなく「集客力」も重要な判断基準に
サイト選びではつい手数料に注目してしまいますが、「集客力」もプロジェクトを成功させるための重要な要素です。
目標金額を達成したいならば、多くの人の目に触れる必要があります。
手数料の安さでサイトを選んでも、サイト自体の知名度が低くユーザー数が少なければ、支援が集まりにくく目標の金額が集まらないかもしれません。
公式サイトに掲載されている過去の成功事例などを参考にして、サイトの集客力を必ずチェックしましょう。
よくある質問【FAQ】
クラウドファンディングの手数料について解説してきましたが、以下のような疑問が残っているかもしれません。
それぞれの質問に回答します。
クラウドファンディングの手数料はなぜ高いんですか?
クラウドファンディングの手数料には、支援者の支払いにかかるクレジットカードの決済手数料などが含まれているため、高いと感じるかもしれません。
そのほかにも、サイト運営に必要な以下のコストを一部負担している場合もあります。
- プラットフォームを安全・快適に運営するためのシステム開発・維持費
- プロジェクト起案者をサポートするスタッフの人件費
- サイトの知名度を上げるための広告宣伝費 など
集まった支援金をできるだけ多く手元に残したいと思うと、手数料が高く感じるかもしれません。けれども、集金システムやウェブサイトの構築や宣伝をすべて任せられることを考えれば、必要な費用と言えるでしょう。
プロジェクトが不成立の場合も手数料はかかりますか?
「成功報酬型」のプロジェクトでは、目標金額に達せずに「不成立」で終了した場合は手数料がかかりません。
ただし、「All-in方式」のプロジェクトでは、目標金額以下で終了した場合でも資金は受け取れるため、集まった金額分の手数料が発生します。
支援者側に手数料はかかりますか?
原則として、支援者が手数料を負担することはありません。支援者は、プロジェクトで提示されているリターンの金額(+任意で上乗せする分の金額)を支払います。
ただし、起案者の負担を少なくするために、支援者がシステム利用料として数百円程度を負担する仕組みのサイトもあります。
手数料への理解がプロジェクト成功の第一歩
今回は、クラウドファンディングの手数料について、主要サイトの比較から具体的な計算方法、失敗しないサイト選びのポイントまで網羅的に解説しました。
最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 手数料の相場は支援総額の10~20%が目安
- 手数料以外に、消費税やリターンの制作・送料といったコストも必ず考慮する
- 手数料の安さだけでなく、集客力やサポート体制など総合的な視点でサイトを選ぶ
この記事で得た知識を元に、ぜひあなたのプロジェクトに最適なプラットフォームを見つけてくださいね。
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