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【中国輸入】アリババやタオバオ以外も!仕入れサイトの特徴一覧

更新日:2023年9月13日
船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

中国輸入で使える仕入れ先の一覧

タオバオ

中国輸入と言えば一番知られているサイトがこの淘宝(タオバオ)です。
正式名称は淘宝網(タオバオ ワン)といい、略してタオバオと呼ばれています。

タオバオ(淘宝网)は、アリババグループが創立した中国最大のネットショッピングサイトです。現在中国のネットショッピング市場は年間6兆円に達しており、その内80%以上がタオバオで取引されています。

タオバオは、CtoC(個人対個人)とBtoC(企業対個人)の2部門に分かれています。

BtoC(企業対個人)は楽天やamazonに近いものをイメージしていただけたらわかりやすいかと思います。

“淘宝(Taobao)”には、“見つからない宝物はない、売れない宝物はない”というコンセプトがこめられています。

宝探しと聞くと、何だかワクワクしてきますよね。

タオバオが扱う商品は、アパレル、玩具、アクセサリー、電化製品、化粧品、雑貨等で、扱い商品は10億点以上あるとも言われ、“タオバオにないものはない”と言われているくらい商品の種類が豊富です。

現時点で発表されている流通総額はなんと50兆円超。

日本アマゾンの流通総額は約1.5兆円と言われていますから、それと比べても約30倍以上タオバオのほうが流れているお金と商品量が多いということです。

そんな世界最大級のモンスター市場からお宝を探すわけですが、注意も必要です。

 輸入ビジネスをする上で「淘宝(タオバオ)」を利用するメリット/デメリット


メリット

  • 小ロットで購入できる
  • 品数がとにかく豊富


デメリット

  • アリババと比べてタオバオは下流に位置するため、商品価格がアリババよりも高い
  • 個人の方も出品してるため、質・量ともに不安定な店舗も数多い

 

個人の出店者は、質の悪い商品を扱ってたり、すぐ品切れになったりするケースも多く、また無在庫販売者もいるため、購入する際は店舗評価をよくチェックしないと、代行会社にお金を払ったものの買えなかったり、不良品をつかまされたりと痛い目にあうこともあります。

個人的には、よっぽどのことがない限りタオバオから買うことはほとんどありません。理由は高いからです。

タオバオは商品点数が多いので、リサーチでは必ず見ると良いと思いますが、商品が見つかったら、必ず上流の工場やメーカーから直接購入することをお勧めします。

タオバオのメリットの一つに小ロットでも購入できるというものがありますが、アリババでも、中国人のパートナー次第では、値段やロットを交渉してもらえるため、それほど問題ではありません。

 

アリババ

世界最大級のBtoBサイト

アリババは中国の企業が買い付けを行うサイト【BtoB】ですので、価格は安い傾向にありますが、ロットが大きくなりがちです。アリババは中国最大のオンライン取引サイトで、個人でも中国の工場などの大手サプライヤーと直接取引をすることができます。

このため、ノーブランド品をメーカー価格で仕入れることができるため、 中国輸入ビジネスで大きく稼ぐためには外せない仕入れサイトとなります。

アリババに興味のある方は、新潮社から出版されてます「アリババ 中国のeコマース覇者の世界戦略」 ポーター・エリスマン などを一冊読んで見ることをお勧めします。

ジェフ・ベゾスでさえもノウハウを知りたがる ネット界の新鋭アリババと見出しがあり、中国のネットショツプの全体像が詳しく理解できます。

モンスター企業に成長したアリババも1999年杭州のアパートの1室からジャック・マーさんと18人の若者でスタートさせてます。

社名である「アリババ」という名前を思いついたときは、サンフランシスコのストリートで片っ端から声をかけて感想を聞いたそうです。みんなアラビアンナイトの物語は知っていて、しかも"A”から始まる名前であれば、リストの上にくるので「これだ」と思ったそうです。

 輸入ビジネスをする上で「アリババ」を利用するメリット/デメリット

 

メリット

  • タオバオ、天猫に比べて、安い商品が多く存在している。
  • 商品のオリジナル化、OEMも視野に入れた購買戦略が立てられる

 

デメリット

  • レスポンスが悪いショップが数多く存在する。
  • 販売だけに特化しているタオバオは、お客様目線で素早く反応してくれるショップもありますが、1688.com(アリババ)の工場直営店ではやはりメインは生産活動になっている為、このようなことが起こります。

 

 天猫モール

タオバオにおいて「天猫モール」は、高い出店基準を設けることで、偽物や非正規品を排除し、海外有名ブランドを積極的に出店することで、高品質、信頼、安心のブランド力を構築し、タオバオとの差別化に成功しています。

現在までに5万ショップ以上の企業が出店していて7万種のブランド商品が販売されています。日本のユニクロやPCメーカーのDELL,アメリカを代表する衣料品ギャツプ、他にも、ロレアル、アディダス、P&G、ユニリーバ、レイバン、ナイキ、リーバイスなどが、天猫Tmall上でオフィシャルオンラインショップを運営しています。

「T-mall(天猫)」の特徴は、タオバオ(淘宝網)がCtoC(個人間取引)であるのに対し(*BtoC企業対個人もありますが)、BtoC(企業と個人間取引)であるということです。日本で言うとタオバオがヤフオク、T-mallが楽天市場に近いです。

 

 輸入ビジネスをする上で「T-mall(天猫)」を利用するメリット/デメリット

 

メリット

  • 個人対個人のタオバオよりも、法人対個人のほうが、ショップ対応も含めて安心感がある。

 

デメリット

  • Tmallのほうがタオバオよりも品質の良い商品を安定して仕入れられる可能性が高いが、タオバオに比べると割高な場合が多い。
  • 商品数もタオバオの方がTmallに比べて断然豊富

 

アリエキスプレス

 BtoC。基本的に1ロットからの注文が可能。非常に安い送料で世界中に発送してくれる。

輸入ビジネスをする上で「Aliexpress」を利用するメリット/デメリット

メリット

  • free shipping(送料無料)の商品が多い
  • 日本のクレジットカードで決済可能
  • 英語で会話ができる。
  • 最小ロット数が少ない
  • buyer protectionが充実している。

 ★Ebay経験者が中国輸入を始めるなら、英語で交渉ができるアリエキスプレスから始めてみるとスムーズに入っていけるかもれません。

 

デメリット

  • 値段設定は高めです。
  • 代行会社を通さず直接仕入れるため、不良品がそのまま送られてくることもある。

 

イータオ 

中国を代表するショッピングサーチエンジンです。オンラインショッピング時に低価格で高品質な商品を簡単に素早く探せる機能を提供しています。

イータオ は総合的なショッピングサーチエンジンです。 中国の消費者がオンラインショッピングの際に、低価格、高品質な商品を簡単に素早く探せる「ワンストップショッピングエンジン」になります。

製品の検索だけでなく、クーポンや共同購入、またネット上のプロモーションのためのプラットフォームやコミュニティーを提供しています。価格の比較などもできたり、ショッピング前に、イータオ経由にすることで、お得になるような仕掛けとなっています。

約10億品の商品がリストアップされ、5,000以上のB2Cマーチャントと、約2億のショッピングに関連した情報が検索できます。

「イータオ」(一淘網)は新微博との提携が始まりました。新浪微博はイータオに対しての重要な入口で現在20.2万人に急増しました。

 

ジュファサン

2010年3月にタオバオにより設立されたジュファサンは、総合的な共同購入サイトです。

ジュファサンは、ユーザーの力を集めて、高品質な商品や地域サービスを幅広く提供しており、2011年10月に独立事業となりました。

2012年の流通総額は昨年の2倍以上となる207.5億元を突破し、年間を通じて2000万人以上のユーザーがジュファサンを通じて商品を購入しました。

2010年3月に開設されたオンライン共同購入のマーケップレイス。iResearchによると、2014年の月間アクティブ・ユーザー数が中国で最も高いマーケットプレイスという。高品質な商品を、期間限定で価格を割り引いて販売するフラッシュ・セールを展開しています。

 

その他の中国ECサイト(日本語対応)

Speed Trade

Speed Tradeでは日本語に対応している事が大きな特徴の1つです。中国輸入の初心者でも商品をリサーチする事が出来るので、初心者には非常におすすめのサイトです。
SpeedTrade(スピードトレード)とは、日本、中国を結ぶB2Bのマッチングサイトです。入会金、月会費、登録料など一切発生しません。商品の購入代金と送料、関税費用のみです。
スピードトレード独自の決済システム「SpeedPay」の導入により、商品到着後の入金が可能となりました。また、返品・返金の手続きも日本語にてやりとり可能です。

チャイナマート

「チャイナマート」は、中国最大のインターネットショッピングモールです。「淘宝網 (タオバオ) 」の商品を、日本語で検索・購入出来るサービスになります。

 このサイトは、現地にいる日本人スタッフが商品の落札から国際発送まで、一括して代行してくれるので、日本のECサイトと同じように使えるのが最大の特徴です。

 「チャイナマート」からの仕入れは、仕入れコストが高くかかってしまうので、あくまでも商品リサーチをメインに利用するのをおすすめします。

 

仕入れサイトを選ぶ際のポイント まとめ

 仕入れ先は複数あるので、あなたのビジネススタイルにあわせて、選んでみてください。基本的には、種類の多いタオバオでリサーチをした後に、価格の安いアリババで購入する流れになるかとは思います。

質の良さの判断に関しては、サンプル仕入れを徹底してください。

またパートナーさんには、1つの商品に対して評価の良いメーカーや工場を複数交渉してもらってください。そこは妥協しないでください。値引交渉も必ず行ってください。

またあえて、タオバオやアリババ以外のサイトから購入することで、仕入先として使っている人が少ないケースだと、お宝商品が見つかる可能性もあります。

ライバルと違う商品を見つけたい人は、代行会社にショップの特徴などを詳しく聞いて、積極的に仕入れても面白いかもしれません。