【結論】ご安心を！中国輸入は「個人で」始められます！
中国輸入は、中国から商品を仕入れて日本で販売する物販ビジネスですが、なかには、「輸入って、そもそも個人でできるの？」と不安や疑問をもつ人もいるかもしません。
ご安心ください。結論から言うと、中国輸入は個人でも全く問題なく始められます。
輸入は大手企業だけのものではない
たしかに、かつての輸入は「大きなコンテナを使い、大企業が手掛けるもの」というイメージが一般的でした。
しかし、インターネットが普及した現代は、誰もがネット通販の延長線上で海外から商品を仕入れられる時代です。輸入は、もはや大企業だけの特権ではありません。
商品は1個から、スマホひとつで輸入できる
昔の輸入は大量のロット契約が基本でしたが、現在はスマホひとつで、たった1つの商品からでも仕入れが可能です。
在庫を抱えるリスクを抑えつつ、最小限の資金で試せる手軽さが、初心者が参入しやすい大きな理由になっています。
中国輸入の仕入れの詳しいやり方については、後ほど詳しく解説します。
中国輸入を個人で始める初心者の3大不安
「個人でもできる」と聞いても、初めての挑戦には多くの不安がつきものです。
とくに、ほとんどの初心者の方がぶつかるのが、次の「3つの壁」です。
不安①：言葉の壁
当然ですが、アリババをはじめとする中国のECサイトは、すべて中国語です。商品を探すのも、出品者とやり取りするのも基本は中国語のため、「語学が苦手な自分には無理だ…」と感じてしまうのは、自然なことです。
不安②：決済・送金の壁
次に立ちはだかるのが、お金の壁です。「日本のクレジットカードは使えるの？」「どうやって安全にお金を支払うの？」といった決済の問題は、初心者にとって非常にハードルが高く感じられます。
不安③：品質・発送の壁
最後に、商品そのものに対する不安です。「粗悪品や写真と違うものが届いたらどうしよう…」「ちゃんと日本まで届くの？」といった品質や国際配送の問題は、購入をためらう大きな原因になります。
中国輸入の強力なサポーター「輸入代行業者」
「言葉、決済、品質…こんなに壁があるなら、やっぱり個人では無理なのか…」
そう感じたかもしれません。ですが、ご安心ください！ 中国輸入では、先ほどの「3つの壁」をすべて簡単に突破させてくれるサポーターが存在します。
それが、中国輸入ビジネスを成功させるための鍵となる「輸入代行業者」です。
そもそも輸入代行業者とは？
輸入代行業者とは、簡単に言えば「あなたの代わりに中国で動いてくれる、日本語が通じる現地のパートナー」です。
具体的には、あなたと中国のショップとの間に入り、商品の購入・支払い・出品者との交渉から、検品、複数の荷物の同梱、そして日本への国際発送まで、面倒な業務をすべて引き受けてくれます。
【一目瞭然】代行業者を使う場合と使わない場合の違い
言葉で説明するより、表で比較するのが一番です。自力で挑むのがいかに大変か、一目でわかると思いますよ。
| 代行業者あり | 代行業者なし | |
|---|---|---|
| 言語 | 日本語だけでOK | 中国語 or 英語 |
| 決済 | 日本のクレカ、銀行振込など | 対応不可（中国に口座が必要） |
| 検品 | 事前に不良品を発見・交換 | 不良品がそのまま届く |
| 梱包 | 複数商品をまとめてくれる | 注文ごとにバラバラ |
| 送料 | 割安になるよう最適化 | 注文ごとに発生（割高） |
| トラブル | すべて代行 | すべて自己対応 |
| 総合リスク | 低い | 非常に高い |
代行業者を利用すれば、言語や決済面での利便性向上や検品・梱包・発送などで中国輸入を効率化できるのがメリットです。トラブル対応なども行ってくれるため、個人でも安心して中国輸入ができるようになります。
【個人OK】おすすめの輸入代行業者
物販総合研究所では中国輸入を行う場合の代行業者として、「THE CKB」をおすすめしています。
初心者にもやさしいフリープランがあって、お試し仕入れもできます。サイトも使いやすく、サービスも充実していて、言うことなしの代行業者です。
中国輸入の代行業者は「THE CKB」以外にもたくさんあります。以下の記事では、物販総合研究所が実施したアンケート調査を基に各社の評判も掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
（関連）中国輸入代行業者おすすめ12選｜利用者アンケートで評判が高いのは？
個人で始める前に知っておきたい！中国輸入のメリット・デメリット
個人で中国輸入を始める際は、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。
ここでは中国輸入の具体的なメリット・デメリットを見ていきましょう。
中国輸入の4つのメリット
中国輸入のおもなメリットは、以下の4つです。
あらゆる商品が格安価格で手に入る
中国の圧倒的な生産力を背景に、驚くほど安い価格で商品を仕入れられるのが最大の魅力です。
たとえば、おしゃれなインテリアショップで1枚1,500円で売られているクッションカバーが、中国では同等品が200円程度で見つかる、といったことも珍しくありません。
小資金からスタートできる
仕入れ値が安いため、数万円といった少額の資金からでもビジネスを始められます。まずはメルカリなどのフリマアプリで販売してみるなど、小さく試せるので、副業の第一歩として最適です。
売れなかったときの痛手が小さい
1個あたりの仕入れ値が安く、小ロットでの購入も可能なため、万が一商品が売れ残っても金銭的なダメージを最小限に抑えられます。これは他のビジネスにはない大きな強みです。
OEMでオリジナル商品が作りやすい
自分だけのロゴやデザインを入れたオリジナル商品（OEM）を作りやすいのも中国輸入の特徴です。これにより、単なる転売ではなく、価格競争から抜け出した「自分のブランド」を育てていくことができます。
以下の記事では、中国輸入OEMについて詳しく解説しています。「オリジナル商品を作ってみたい！」という方は、ぜひ見てみてください。
（関連）ライバル不在で中国輸入OEMができる！最新の必勝法を完全解説【2025年版】
中国輸入の4つのデメリット
メリットの一方で、中国輸入には次のようなデメリットもあります。
商品の品質にばらつきがある
「安かろう悪かろう」という言葉があるように、工場や生産ロットによっては品質が安定しない場合があります。
ただ、このリスクは、発送前に検品をしてくれる代行業者を活用することで大幅に軽減できます。
納品までに時間がかかる
注文から手元に届くまで、早くても1週間はかかります。また、現地の祝日や税関の混雑状況によっても遅延は発生するため、常にスケジュールに余裕を持つことが大切です。
為替変動のリスクがある
円安になれば仕入れ値は上がり、円高になれば下がります。このように、為替レートの変動によって利益率が変わる可能性があることは、常に頭に入れておく必要があります。
言葉や文化の壁がある
先ほども触れた通り、現地の出品者とのやり取りは中国語が基本です。商慣習やコミュニケーション方法など、文化の違いが原因のトラブルもゼロではありません。
ただ、このデメリットは日本語だけで全ての取引を完結させてくれる輸入代行業者を利用すれば、完全に解消できます。
【全体像】個人向け・中国輸入ビジネスの始め方5ステップ
では、実際にビジネスを始めるための具体的な5ステップを見ていきましょう。この順番で進めれば、初心者でも迷うことはありません。
また、以下の記事では中国輸入についてより深い内容を解説しています。「中国輸入をやってみたい！」という方は、ぜひチェックしてください。
（関連）中国輸入のすべてが1記事でわかる！初心者～プロまで対応【2025年版】
STEP1：商品リサーチ｜何を売るか決める
まずは、中国から仕入れる商品を決めるために、メルカリをリサーチすることから始めます。
「なぜ中国輸入なのにメルカリ？」と思うかもしれませんが、答えは簡単。メルカリは中国輸入の初心者の方が、最初に選択すべき販売先だからです。
というのも、メルカリはとにかく手軽に出品できて、Amazonなどの大手ECサイトのように巨額の広告費をかける文化もありません。つまり、個人が販売するには最適な場所なんです。
メルカリで売れそうな商品が見つかったら、次に紹介する中国のサイトで安く仕入れられないか探していきます。
とはいえ、「リサーチ方法がわからない…」という方が大半だと思います。その場合は、以下の記事を参考にしてください。メルカリでのリサーチ方法を図解でひとつずつ解説しています。
（関連）【図解】中国輸入リサーチのコツは2種類だけ！おすすめツールも紹介
STEP2：仕入れ先サイトを選ぶ｜どこで買うか決める
中国輸入でよく使われる代表的な仕入れ先には、以下のサイトがあります。
- アリエクスプレス（AliExpress）
- タオバオ（淘宝網）
- 1688.com（アリババ）
- Alibaba.com（アリババ）
初心者の方には、まずはアリエクスプレスをおすすめします。
上の4つのサイトのうち、アリエクスプレスだけは日本語に対応した公式アプリがあり、代行業者を介さずに仕入れができるからです。商品も1つから購入できますよ。
慣れてきたら、代行業者を活用してその他のサイトから仕入れるようにしましょう。同じ商品が、アリエクスプレスよりも安く購入できます。
以下の記事では、アリエクスプレスの基本情報や購入方法を図解で解説しています。気になる方は、ぜひあわせてチェックしてみてください！
（関連）【決定版】アリエクスプレス（Aliexpress）ガイド｜買い方のコツと注意点を公開！
STEP3：輸入代行業者を選ぶ｜誰に頼むか決める
仕入れ先と並行して、あなたの「パートナー」となる輸入代行業者を選びましょう。
ただし、価格の安さだけで選ぶと失敗しがちなので、以下のようなポイントを比較し、あなたに合った業者を見つけることが大切です。
- 料金体系：手数料は明瞭か？ オプション料金は高くないか？
- サポート体制：問い合わせへの返信は早いか？ 日本語は自然か？
- 検品レベル：どこまで細かくチェックしてくれるか？
- サイトの使いやすさ：直感的に操作できる仕様になっているか？
Googleで「中国輸入 代行業者」と検索すると、いろいろ出てきます。まずは、検索結果で上の方に表示されているサイトをいくつかチェックしてみてください。
STEP4：商品の発注・決済・検品
中国輸入では、発注は代行業者のサイトから行うのが一般的です。購入したい商品を選ぶだけで、後の手続きは任せられるため、基本的には商品の到着を待つだけで済みます。
もし、自分で中国のサイトを利用する場合は、発注から決済、届いてからの検品まですべて自分で行うことになります。
STEP5：商品を販売する
商品が日本に到着したら、いよいよ販売です。初心者はまず、利用者が多く、手軽に出品できるメルカリから始めるのが王道です。
慣れてきたら、BASEやSTORESで自分のネットショップを開設したり、Amazonに出品したりと、ビジネスの規模に合わせて販路を拡大していきましょう。
中国輸入は、仕入れ先と販売先によって難易度がかなり変わります。以下の記事では、中国輸入をレベル別に解説していますので、ぜひ始める前にチェックしてみてください！
（関連）ゼロから始める！中国輸入のやり方をレベル別に徹底解説【保存版】
個人輸入にかかる費用の内訳と関税・輸入消費税の考え方
利益を正確に計算するために、商品代金以外にどんな費用がかかるのかを把握しておきましょう。とくに、関税と輸入消費税は見落としがちなコストなので注意が必要です。
個人輸入にかかる費用の内訳
まずは、中国輸入にかかる主な費用の内訳を見てみましょう。一般的に、中国輸入では以下の5つを意識してコストを計算します。
| 費用 | 費用の内容 |
|---|---|
| 商品代金 | 商品そのものの仕入れ代金 |
| 中国国内送料 | 中国のショップから、代行業者の倉庫まで送るための送料 |
| 国際送料 | 代行業者の倉庫から、日本のあなたまで送るための国際送料 |
| 代行手数料 | 購入代行や検品など、代行業者に支払う手数料 |
| 関税・輸入消費税 | 日本に商品を輸入する際に、税関で課される税金と消費税 |
関税・輸入消費税の考え方
商品を販売する「商用目的」の輸入では、法律上すべての商品に「関税」と「輸入消費税」がかかります。
一方、「個人使用目的」の場合、基本的に1万6,666円以下の輸入に対しては関税や輸入消費税はかかりません。
両者の線引きは税関判断となるため、少額で輸入する初期の段階では免税となることもよくあります。ただ、安全にビジネスを行うため、以下の2つの税金については理解しておきましょう。
＜関税＞
商品の種類（材質など）によって税率が変わる税金です。革製品やニット製品などは税率が高めですが、無税（0%）のものもあります。
＜輸入消費税＞
日本の消費税（10％）と同じです。こちらは「商品代金 ＋ 国際送料 ＋ 関税額」の合計に対して課税されます。
初心者はまず「仕入れにかかった総額に、少なくとも日本の消費税10％が上乗せされる」と覚えておけば、大きな計算ミスを防げますよ。
中国輸入の関税について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
（関連）中国輸入の関税がかからないのはいくらまで？関税や通関手数料の計算方法
【重要】知らないと危険！中国から買ってはいけない商品リスト
中国輸入で最も注意すべきなのが、「輸入してはいけない商品」です。
知らずに仕入れると、商品が税関で没収されたり、販売したECサイトのアカウントが停止されたりするなど、重大なトラブルに発展する可能性があります。ここでは、その概要を解説します。
輸入NGの商品は、大きく以下の3種類に分けられます。
- 法律で輸入自体が禁止されているもの
麻薬や拳銃、偽ブランド品など、法律で所持や販売が禁じられているものです。 - 法律で販売に「許可」や「検査」が必要なもの
とくに注意したいのがこのカテゴリです。化粧品、モバイルバッテリー、乳幼児向けのおもちゃなどは、販売するために国の定めた許可や安全基準を満たす必要があります。 - 他者の権利を侵害するもの
有名ブランドのロゴや、アニメ・漫画のキャラクターを無断で使用した商品は、商標権や著作権の侵害にあたります。
中国輸入で買ってはいけない商品については、以下の記事で詳しく解説しています。どれも重要な項目なので、ぜひ事前にチェックしておいてください！
（関連）AliExpressで絶対に買ってはいけない8大商品｜安全チェックリスト付き！
よくある質問【FAQ】
最後に、個人で中国輸入をする際の、よくある質問に回答します。
「中国輸入はやめとけ」という情報を見て不安です。
中国輸入は、個人でも正しい知識を持って取り組むことで、しっかりビジネスとして成立します。
ただ、なかには「やめとけ」と言われるやり方があることも事実。物販総合研究所でも、「そのやり方をすると儲からない」という方法で挑戦しようとするスクール生には、方向性の変更をアドバイスしています。
具体的に「どんなやり方はやめた方がいいのか」は、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
（関連）中国輸入はやめとけと言われる理由｜いま選ぶべき「勝てる商材」とは？
中国から個人輸入できるサイトは？
アリエクスプレス（AliExpress）であれば、公式アプリからすぐにでも個人輸入できますよ！ サイトは日本語で利用でき、商品も1個から購入可能なので、初心者の方におすすめです。
初心者向けの中国輸入マニュアルってある？
あります！
物販総合研究所では、初心者向けの中国輸入マニュアルを配布しています。この後紹介するので、中国輸入ビジネスに興味のある方は、ぜひ活用してください。
正しい知識があれば、個人でも中国輸入は簡単！
中国輸入は、やみくもに始めれば失敗しますが、この記事で解説した「正しい知識」を身につけ、信頼できる「パートナー（輸入代行業者）」を見つければ、決して難しいビジネスではありません。
まずはこの記事を参考に、「どんな商品が売れるかな？」とリサーチから始めてみませんか？
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