【実録】メルカード ゴールドの招待が来た!

今回、物販総合研究所でメルカリのヘビーユーザーとして知られるUさんに、メルカード ゴールドの招待が来たそうです(さすが)!
どんな感じなのか、みなさんも気になりますよね? というわけで、まずはそのときの様子を語ってもらいましょう! では、Uさんお願いします。
こんにちは。どんなに仕事が忙しくても、メルカリのやり取りだけは欠かさない男、物販総合研究所のUです。
もはや生活の一部と化しているメルカリ。先日、いつものように発送通知を送ろうとアプリを開くと、見慣れないお知らせが目に飛び込んできました。

えっ…!「ゴールドカードの招待、招待、招待…」
そして「※詳細はこちら」の文字。き、気になります。ちょっとドキドキしながらタップしてみると…。

キターーー!! 見えますでしょうか?
「メルカリをよくご利用のあなた限定」「ゴールドカードへ特別ご招待」「招待されたあなたは初年度無料」の文字!
僕のメルカリでの頑張りが、メルカリの運営さんから認められた気分です!うれしい!
でも…、これは申し込むべきなんでしょうか…? 僕はメルカードを持っておらず、「いきなりゴールド?」という気もします。
そこで! 物販総合研究所でクレジットカード情報に詳しい朝野さんに、いろいろ教えてもらおうと思います!
では、ここからは朝野さんにバトンタッチです。続きをどうぞ!
【結論】メルカード ゴールドは「万人向け」ではないけれど…

こんにちは、物販総合研究所の朝野です。ここからは、僕が「メルカード ゴールド」について詳しく解説していきます。
2025年3月17日に登場したばかりの「メルカード ゴールド」。年会費が5,000円かかるため、誰にでもおすすめとは言えませんが、以下の条件に当てはまる人にとっては、有力な1枚になる可能性があります。
- メルカリのヘビーユーザー
- 旅行が好きな人
- 与信枠が欲しい人
この記事では、なぜこれらの方に「メルカード ゴールド」が向いているのかを、見ていきましょう。
以下の記事では、年会費のかからない「メルカード」について詳しく解説しています。ゴールドカードの情報とあわせて、チェックしてみてください。
(関連)メルカードって金融ブラックでも作れるの?独自の審査基準を徹底解説!
【一覧】メルカードとメルカード ゴールドの違い

本題に入る前に、まずは「メルカード」と「メルカード ゴールド」の基本的な違いを整理しておきましょう。
| メルカード | メルカード ゴールド | |
|---|---|---|
| 年会費 | 永年無料 | 5,000円 |
| メルカリでの還元率 | 1~4% | |
| ボーナスポイント | なし | あり ※最大2万ポイント |
| 旅行保険・空港ラウンジ | なし | あり |
| 利用限度額 | 最大90万円 | 最大300万円 |
メルカード ゴールドの利用限度額は「最大300万円」となっていますが、当面の間は1決済につき99万9,999円が利用上限額として設定されます。順次解放されるとのことなので、こちらは続報を待ちましょう。
(参考)メルカリ|メルカード ゴールドについて(※別タブで開きます)
メルカード ゴールドの主なメリット

違いがわかったところで、次は「メルカード ゴールド」ならではのメリットに注目してみましょう。主なメリットは次の通りです。
以下の動画でも、この記事の著者である朝野がメルカード ゴールドについて詳しく解説しています。「動画の方が頭に入ってくる」という方は、ぜひチェックしてくださいね!
①メルカリ利用で最大4%の圧倒的還元率
メルカード ゴールドを使ってメルカリやメルカリShopsで買い物をすると、最大4%のポイント還元が受けられます。それ以外の店舗やオンライン決済では、1%の還元率です。
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%(200円につき1ポイント)が主流で、最近では還元条件が厳しくなる「改悪」も目立っています。こうした状況を踏まえると、メルカード ゴールドの還元率は魅力的だといえます。
②年間利用額に応じたボーナスポイント
年間の利用合計額に応じて、通常ポイントとは別にボーナスポイントが付くのも、メルカード ゴールドのメリットのひとつです。
| 年間の利用合計額 | ボーナスポイント |
|---|---|
| 50万円 | 2500ポイントが付与される |
| 100万円 | さらに7500ポイントが付与される |
| 200万円 | さらに1万ポイントが付与される |
年間で200万円利用すると、ボーナスポイントとして合計2万ポイントがもらえる計算です。つまり、ボーナスポイントだけで還元率1%に相当するということですね。
これとは別に通常のポイント還元(最大4%)も受けられるため、合計すると非常に高還元なクレジットカードです。
③空港ラウンジや旅行保険など、ゴールドならではの特典
メルカード ゴールドは、ゴールドならではの特典も利用できるようになっています。代表的なのは、次のようなものです。
- 空港ラウンジの無料利用
- 海外旅行保険の自動付帯
特に、「旅行好きでよく行くけど、空港ラウンジを利用できるグレードのカードは持っていない」という方には、このメリットは魅力的なのではないでしょうか。
【隠れメリット】独自の審査基準と高い与信枠
メルカード ゴールドには、これまで解説した3つのメリットとは異なる、少し変わった特徴もあります。
それが、いわゆる「金融ブラック」と呼ばれる方でも作りやすいという点です。
確実なことは言えませんが、メルカード ゴールドの場合、債務整理や過去の延滞などで信用情報に傷がある方でも、比較的柔軟な審査が行われているようですね。
メルカード ゴールドの利用限度額は最大300万円と、他のクレジットカードと比べても高めの設定です。信用情報に傷がある場合、フルの枠をもらうのは難しいかもしれませんが、ある程度の与信枠が確保できる可能性があります。
【重要】メルカード ゴールドの3つのデメリット

魅力的なメリットがある一方で、いくつか注意点も存在します。メルカード ゴールドの主なデメリットは次の通りです。
①メルカリ以外での還元率は「平凡」
メルカリ以外で利用する場合、メルカード ゴールドの還元率は1%、先ほど解説したボーナスポイントをMAXもらったとしても、合わせて最大2%です。
確かに、一般的なクレジットカードは基本還元率が0.5%のものが少なくありません。しかし、「このお店なら3%」「この支払いで使うと5%」といった、利用サービスごとに多彩なポイントアップ制度を設けていることがよくありますよね。
メルカード ゴールドには、そうした仕組みがないんです。つまり、どこでどれだけ使っても、メルカリの外では1%なので、よく考えると「そこまで高還元ではない」とも言えます。
②「基本還元率」が年会費無料のメルカードと変わらない
メルカード ゴールドでは、メルカリでの買い物に最大4%、メルカリ以外での買い物に1%というポイント還元率が設定されていますが、実はこの数字は年会費無料の「メルカード」と全く同じです。
となると、年間の利用合計額が少なくてボーナスポイントがもらえない人や、付帯サービスが不要な人にとっては、わざわざ年会費を払ってゴールドを持つメリットはあまりないでしょう。
③家族カード・ETCカードがない
メルカード ゴールドは、家族カードやETCカードの発行ができません。必要のない人にとっては何も気にならないと思いますが、家族カードやETCカードが必要な人には大きなデメリットになる可能性があります。
【本音で解説】年会費5,000円の価値はどこにあるのか?

メリット・デメリットの両面を踏まえたうえで、メルカード ゴールドを作るべきか考えるときに、やはり気になるのが「年会費5,000円」ではないでしょうか。
前提として、メルカリでの取引額やメルペイ利用額が年間50万円を超えれば、翌年の年会費は無料になります。条件を満たせる方にとっては、年会費の負担を気にせずにメリットを活かせるカードです。
一方、そこまでの利用額を想定していない人に、年会費5,000円を支払う価値があるかどうかは、5,000円を払ってでも以下のメリットが欲しいかどうかで判断してみてください。
- ①「快適と安心」を得る:空港のラウンジ利用や旅行保険など
- ②「信用」を得る:与信枠が大きければ、決済の自由度が上がる
では、ここまでの解説のまとめとして、冒頭でもお伝えした、以下のメルカード ゴールドが向いている可能性のある人について、改めておさらいしておきましょう。
【メルカード ゴールドが向いている可能性のある人】
- メルカリのヘビーユーザー
- 旅行が好きな人
- 高い与信枠を求める人
メルカリのヘビーユーザーであれば、最大4%の高還元率は魅力的だと思います。また、空港ラウンジの利用や旅行保険は、旅好きな人にはありがたいですよね。
さらに、いわゆる「金融ブラック」の方で、与信枠がほとんどない場合、メルカード ゴールドが持てれば、クレジットカードを利用できるシーンが広がります。
ただし、これらに一切当てはまらない場合は、年会費を払ってまで持つメリットはあまりないというのが実情です。
メルカード ゴールドの申し込み方法と審査について
メルカード ゴールドは、メルカリのアプリから申し込みが可能です。
まずは、ホーム画面右上の「マイページ」をタップします。

表示されたマイページを、下の方にスクロールしてください。

そうすると、おすすめのところに「メルカード入会」があります。タップすると、メルカードやメルカード ゴールドを申し込めるページに行けますよ。

ちなみに、入会には、「本人確認」と「メルペイの定額払いの申し込み」が必要です。
審査では、一般的な信用情報に加え、「メルカリの利用実績」が重視されます。審査を通過すると、メルカードが郵送で届く流れです。
物販ビジネスにメルカード ゴールドは便利?
結論から言えば、キャッシュフローの観点からするとメルカードやメルカード ゴールドは便利とはいえません。
物販ビジネスの場合、商品を仕入れてから売上金が手元に入ってくるまでにタイムラグがありますよね。そのため、仕入れ代金の支払い日はなるべく後ろに回したいんです。
しかし、メルカードの支払いは「メルペイのあと払い」で行われるため、翌月中の支払いがルールです。たとえば、9月後半に使った分も10月中に支払わなければならず、資金繰りがカツカツになってしまう可能性も。
というわけで、物販ビジネスの場合はメルカードやメルカード ゴールド以外のクレカの方が利便性は高いですね。
よくある質問【FAQ】
最後に、メルカード ゴールドについてのよくある質問に回答します。
メルカード ゴールドはメルカードを持っていなくても申し込める?
メルカード ゴールドは、メルカードを持っていなくても申し込めます。
実際、物販総合研究所のUさんもメルカードは持っていませんが、メルカード ゴールドの招待が届いています。
年間の利用額50万円の集計期間は?
初年度と、2年目以降で集計期間は変わります。
まず初年度は、メルカード ゴールドの審査が完了した日から、1年後の日を含む月の末日までです。たとえば、2025年8月18日に審査が完了した場合、2025年8月18日〜2026年8月31日が初年度となります。
2年目以降は、初年度の最終日の翌日から1年間です。上記の例であれば、2026年9月1日〜2027年8月31日が集計期間となります。
メルカリゴールドカードはお得ですか?
メルカリのヘビーユーザーであれば、「メルカリで使う分にはお得」といえます。
一方、メルカリの外で使う場合は、あまりお得感のあるカードとはいえません。メルカリ以外で使う場合、還元率がそこまで高くないからです。
あなたにとって、メルカード ゴールドは必要か?
メルカード ゴールドの招待、受けるべきかどうかの答えは見つかったでしょうか?
この記事で検証してきた通り、このカードは誰もがお得になる魔法のカードではありません。しかし、特定のライフスタイルの人にとっては、年会費5,000円を超える価値を持ちます。
最後にもう一度、あなたの状況に当てはめて、以下の3つの質問を問いかけてみてください。
□ メルカリでの買い物や販売が、生活の一部になっているか?
□ 年に数回は、旅行や出張で空港を利用するか?
□ 独自の審査基準や、高い与信枠に魅力を感じるか?
もし、これらの質問の多くに「YES」と答えられるなら、その招待状はあなたにとって大きなチャンスかもしれません。逆に「NO」が多いのであれば、今はまだ通常カードで十分、という冷静な判断を大切にしてください。
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