【要注意】メルカリであなたの住所がバレてしまう5つのケース

メルカリで住所がバレるのは、匿名配送が使えない時です。この場合、出品者・購入者双方の住所がバレてしまいます。
まずは、特に注意すべき住所がバレてしまう5つのケースを知りましょう。匿名配送の使い方は後ほど解説しますね。
ケース1:【出品時の設定】匿名配送ではない発送方法を選んだ

出品時に配送方法を「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」にしない限り匿名配送はできません。
普通郵便・レターパック・配送方法「未定」などを選ぶと、送り状に出品者と購入者それぞれの住所・氏名を書く必要があるため個人情報がバレます。
出品時に必ず配送方法を確認しましょう。
ケース2:【購入者に届かず返送】再発送で住所のやり取りが必要になった

意外と見落としやすいケースとして、再発送も匿名配送は使えません。
購入者の住所入力ミスや長期不在などで商品が返送された場合、もともとメルカリ便(匿名配送)で発送していても、再発送時には選べなくなります。
つまり、取引メッセージで購入者の住所を確認して、送り状で再発送しなければいけません。
記名配送を避けたい場合は、取引を一旦キャンセルする方法があります。その後、改めて出品・購入すれば新規取引となるため匿名配送が可能です。
(参考)メルカリ公式|発送した商品が返送された(※別タブで開きます)
(参考)メルカリ公式|商品の送り先/自宅住所の記載可否(※別タブで開きます)
ケース3:【購入者からの返品】返品対応で住所を教える必要が出た

返品対応でもメルカリの匿名配送は利用できません。
再配送同様に返送も送り状を使うため、出品者・購入者ともに名前や住所がバレるので注意しましょう。
返品は「写真と実物が違う」「壊れていた」という理由が多いため、出品時に商品の状態を正確に伝えることも住所バレしないための間接的な対策です。
ただし、住所を教えずに匿名で返品できる裏技があります。
以下の記事では、メルカリ返品対応マニュアルを公開しています。匿名で返品する方法も画像で解説しているので、出品者・購入者どちらにも役立ちますよ。
(関連)【例文つき】メルカリ返品対応マニュアル|トラブル事案まで完全網羅
(参考)メルカリ公式|商品の返品手順(※別タブで開きます)
ケース4:【購入後の変更】匿名配送から「匿名ではない配送」に切り替えた

購入後に、メルカリ便からメルカリ便以外(記名配送)に変更すると、匿名配送には戻せません。
例えば、発送手続き完了前に「発送通知」を押してしまったような場合、匿名配送用のコードが発行できなくなるため、メルカリ便以外の配送方法に切り替えるしかなくなってしまいます。
住所を教えたくない場合は、購入者に事情を説明して取引をキャンセルさせてもらい、再出品して再度購入してもらうといった対応が必要です。
(参考)メルカリ公式|メルカリ便から他の配送方法への変更(※別タブで開きます)
ケース5:【うっかり漏洩】写真の写り込みや梱包材で情報を与えてしまった

匿名配送とは直接関係ないですが、以下のような不注意で個人情報が漏れる場合もあります。
【うっかり漏洩の例】
- 出品写真に郵便物や免許証が写り込んでいた
- 発送時に再利用したダンボールに以前使った宛名ラベルが残っていた
対策として、出品前に写真の背景を確認する、段ボールを再利用する際は古い配送ラベルや伝票番号は剥がすという点を覚えておきましょう。
【身バレ防止策】メルカリで住所と名前をバレないようにする方法5選

メルカリでは配送方法以外にも、驚くようなところで住所や名前が漏洩する恐れがあります。
ここでは、出品者・購入者どちらにも役立つメルカリの身バレ防止策を5つ紹介します。
出品者も購入者も匿名配送(メルカリ便)を使う
メルカリで匿名配送ができる方法は、以下の3つです。
- らくらくメルカリ便
- ゆうゆうメルカリ便
- 梱包・発送たのメル便
まずは、これらの発送方法の利用を徹底しましょう。
匿名配送であれば、配送会社がメルカリのシステムを通じて配送先情報を受け取るので、送り状を書く必要がなく、売る側も買う側も、本名と住所がバレる心配はありません。
どの匿名配送を選ぶべきか迷ったら、以下の記事の配送診断ツールを活用してください。たった1分であなたにピッタリの匿名配送がわかる他、匿名配送の種類ごとに料金・サイズ・発送場所なども徹底比較していますよ。
(関連)【1分診断ツール付】メルカリの匿名配送とは?設定から図解で全解説!
出品者:匿名配送で出品する
出品者が住所バレるのを防ぐ基本は、匿名配送での出品です。
【設定手順】
①出品画面で「こだわり条件」をタップ
②「配送料の負担」で「送料込み(出品者負担)」を選択
③「配送の方法」を確認
画像付きで解説するので、一緒にやってみましょう。
①出品画面で「こだわり条件」をタップ

②「配送料の負担」で「送料込み(出品者負担)」を選択
匿名配送の場合、送料を負担するのは出品者です。購入者負担の場合、匿名配送は利用できません。

③「配送の方法」を確認
メルカリ便が選ばれていれば、匿名配送が適用されています。
下の画像では「らくらくメルカリ便」が選ばれているので、購入者に住所がバレることなく送れますよ。

また、「らくらくメルカリ便」以外の匿名配送を選択することも可能です。
現在適用されている配送方法をクリックすると、他の配送方法が一覧で表示されるので、「ゆうゆうメルカリ便」または「梱包・発送たのメル便」を選びましょう。
【ゆうゆうメルカリ便】

【梱包・発送たのメル便】

「未定」や「普通郵便(定形、定形外)」などを選ぶと、匿名配送にならないので注意しましょう。
購入者:匿名配送の商品を購入する
購入者が住所バレを防ぐには、「匿名配送」の商品のみを購入するのが前提です。
出品者が匿名配送をしてくれるかどうかは、商品ページで確認する方法と匿名配送で絞り込む方法の2つがあります。
【商品ページで匿名配送対応か確認する方法】
商品ページの配送情報に「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」などの記載があり、「匿名配送」のアイコンが表示されていたら匿名で受け取れます。

【検索時に匿名配送で絞り込む方法】
①欲しい商品を検索後、画面右上の「絞り込み」をタップ

②「配送オプション」の項目で「匿名配送」をチェック

設定すると匿名配送対応の商品だけ表示されるので、商品ページを確認する手間が省けます。
なお、欲しい商品が「普通郵便」や「未定」になっている場合、出品者に匿名配送への変更をお願いするのも一つの手です。
トラブルを防ぐために、以下の【依頼文の例】をぜひ活用してくださいね。
【依頼文の例】
はじめまして!こちらの商品の購入を検討しています。
恐れ入りますが、匿名配送(らくらくメルカリ便など)に変更していただくことは可能でしょうか? ご検討よろしくお願いいたします。
プロフィールやユーザー名を本名・地名に関連するものにしない
何気なく設定してるプロフィールからも、メルカリで住所がバレるリスクがあります。
例えば、プロフィール文やユーザー名に、個人を推測されやすい本名・地名・イニシャルを入れるのはNGです。他のユーザーにも住所がバレてしまう恐れがあります。
【例】
- M.K/横浜在住
- miyu_yokohama
- ayaka.satou
また、他のSNSと同じユーザー名やアイコンも危険です。アカウントを検索されて身元が特定されないように、メルカリ専用のものを用意しましょう。
商品画像の背景に、家や近所が特定できるものを写さない
商品やプロフィール画像を撮影する時は、以下のような背景に注意が必要です。
【例】
- 自宅の窓から見える景色
- 近所の建物
- 郵便物や宅配便の伝票などの個人情報
建物や景色は、SNSの写真と照合され、住んでいる地域や住所が推測される可能性があります。
対策としては、背景を無地の壁や床にしたり、加工アプリで背景を消したりする方法が有効です。100円ショップで売っている撮影用の背景シートの活用も手軽でおすすめですよ。
評価コメントで個人が推測できる情報を書かない
メルカリの評価コメントは誰でも閲覧できるので、個人を推測できる情報の書き込みは危険です。
匿名配送だとしても、評価コメントの内容から居住エリアを特定される恐れがあります。
【評価コメントNG例】
- 「近くの方だったのですぐ届きました!」
- 「明日の○○イベントで着たかったので助かりました」
評価コメントは、無難に「丁寧なご対応ありがとうございました」と、感謝の言葉だけにとどめましょう。
過去の出品物から行動範囲を推測されないよう注意する
メルカリ出品者の住所がバレるケースとして、過去の出品物から生活圏が推測されることもあります。
【例】
- 地域限定のグッズ
- 特定の店舗でしか販売されていない商品
- ご当地キーホルダー
- 地方イベントの限定グッズ
1つの出品で住所がバレなくても、頻繁に出品していると「そのエリア付近に住んでいる」と推測される恐れがあります。
商品の傾向に加えて、出品履歴・プロフィールなどの複数の情報が組み合わさり、住所がバレる危険があることも覚えておきましょう。
「住所がバレたかも!?」と不安になった時の対処法

住所が相手にバレた場合、残念ながらなかったことにはできません。落ち着いて被害がないか確認しましょう。
被害がなければ「次は気をつけよう」と気持ちを切り替え、他に身元が特定されそうな情報を公開していないか確認します。
万が一、嫌がらせメッセージが届いた場合は、メルカリ事務局に通報しましょう。自宅付近に不審者がいるなど、身に危険を感じた時は、警察への相談も検討してくださいね。
メッセージのスクリーンショットを被害の記録として保存しておくと、状況を伝える際に役立ちます。
よくある質問【FAQ】

メルカリで住所がバレることに不安になる初心者は少なくありません。
ここでは、「住所を非公開にできる?」「購入者に住所を教えたくない」など、よくある質問に回答します。
メルカリで買う側の住所はバレますか?
メルカリ便(匿名配送)を使えば、相手に個人情報はバレません。
普通郵便やレターパックは、送り状に住所・氏名を書く必要があるため買う側の住所もバレます。
なお、返品対応や再発送は、メルカリ便が利用できないため記名配送になってしまいます。住所を教えたくない購入者は、取引をキャンセルして、出品し直してもらい再度購入しましょう。
メルカリで住所を非公開にするには?
メルカリに登録した住所は、デフォルトで非公開になっています。
住所はプロフィールや商品情報などの公開ページに表示されないため、会員登録しただけでは住所がバレる心配はありません。
住所がバレるのは、匿名配送以外の配送方法を選んだ時だけです。普通郵便やレターパックなどを使うと取引相手に公開されます。
つまり、何か特別に設定する必要はありません。
メルカリで住所を教えたくない場合どうすればいいですか?
住所を教えたくない場合は、匿名配送が使える取引だけ対応しましょう。
出品者の場合は、「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「たのメル便」のどれかを配送方法に設定してください。
購入者の場合は、商品を探す時に商品検索の絞り込み機能で「匿名配送」にチェックを入れて商品を選べば、住所がバレる取引を防げます。
メルカリは匿名配送でも住所がわかるんですか?
匿名配送で住所がわかることはありません。
匿名配送の場合、配送先の情報は配送会社で安全に管理されています。伝票にも本名や住所は印字されず、代わりに取引専用の匿名IDで管理されるしくみです。
この連携によって、匿名配送なら売る側も買う側もどこの誰かわからないまま取引できるんです。
正しい知識で自衛して、メルカリを安全に楽しもう!
今回は、メルカリで住所がバレてしまう5つのケースと、それを防ぐための対策について解説しました。
住所バレのリスクは、「出品・購入時の確認不足」や「返品・再送といったイレギュラートラブル」など、匿名配送が使えない、または使わなかった状況で発生します。
でも、最も重要な対策である「匿名配送を正しく使う」ことを基本として、今回紹介した「プロフィールや写真への注意」などを少し意識するだけで、取引の安全性は格段に高まりますよ。
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