メルペイとは?メルカリポイントとの関係性
メルペイとは、メルカリが提供する独自の決済サービスです。PayPayや楽天ペイなどと同じく、実店舗やインターネットでの支払いで使用できます。
メルカリポイントとは、メルカリでの購入や、メルペイで決済をする際に使用できるポイントのことです。メルペイはPayPayやLINE Payなどのメルカリ版と考えるとわかりやすいです。
メルカリポイントは、メルカリ内で商品の売買をしたりキャンペーンに参加したりすることで獲得できます。使用期限が設けられており現金化もできないため、メルカリポイントを獲得したら早めに使い切りましょう。
メルペイ残高は、メルカリポイントと同じく、メルペイでの支払いの際に現金として使えます。PayPayでいうところの「PayPay残高」と考えると良いしょう。
メルカリポイント残高のチャージ方法は、現金をチャージするかメルカリでの売り上げをメルペイ残高に変換するかの2通りです。メルペイ残高に有効期限はなく、手数料を支払えば現金にできます。
メルペイのメルカリポイントの使い方
メルカリポイントには、2つの使い方があります。
- メルカリでの買い物やメルカリ以外のネット決済に使う
- 実店舗でのキャッシュレス決済に使う
それぞれの方法について、詳しく見てみましょう。
メルカリでの買い物やメルカリ以外のネット決済に使う
物販の際にメルカリで仕入れをする方は、メルカリポイントで決済することでお得に仕入れができます。
先述したとおりメルカリポイントは、メルカリで商品を購入した際に付与されるため、次の仕入れの際に使いまわせます。そうすることで仕入れ額を安く抑えることができます。
また、メルカリポイントはメルカリ以外のネット決済でも利用できます。例えば以下のお店がメルペイ決済に対応しています。
【メルペイが対応しているネットショップ】
- @cosme
- Google play
- DMM.com など
実際に使えるお店は下記をチェックしましょう。
実店舗でのキャッシュレス決済に使う
メルカリの利用は販売がメインで、ポイントを消費するシーンが少ない方は、実店舗での決済にメルカリポイントを活用しましょう。
仕入れ先の店舗はもちろん、食事や打ち合わせなどの支払いにも使えます。そのほかにもコンビニやスーパーなど、日常生活でもメルカリポイントを活用できるシーンは多くあります。
【メルペイが対応している店舗】
- イズミヤ
- エディオン
- ケーズデンキ
- ゲオ など
メルペイの始め方
メルカリポイントを使うには、メルペイを始める必要があります。メルペイのインストールと登録はとても簡単です。
ここからは手順を紹介します。
アプリのダウンロードと登録
まずはメルカリアプリのダウンロードを下記のURLからおこなってください。すでにメルカリアプリをダウンロードしている方であっても、最新版にアップデートしておくと、トラブルが起きにくくなります。
ダウンロード後は、下記の手順に沿って新規アカウントを作成しましょう。
- メールアドレス・電話番号・Facebook・Google・AppleIDを使ってアカウントを作成
- 運転免許証・パスポート・住民基本台帳カードなど、公的な証明書を用いて本人確認。(本人確認は必須ではないが取引・メルペイ利用の制限が緩和されるためおすすめ)
- メルカリアプリのホーム画面から「メルペイ」を選択し、指示通りに利用登録
必要なアカウント・書類さえ準備できていれば、5分前後でメルペイの登録まで済ませられるでしょう。
決済用のiDやチャージ用銀行口座との連携
メルペイの利用登録が済んだら、メルペイポイントをより便利に使うために、銀行口座の登録も済ませておきましょう。
画面右下の「支払い」から、設定タブ内の「支払い設定」をタップします。
その後、銀行口座をタップして、新規銀行を登録しましょう。メルペイ登録時に設定した4桁のパスコードを要求されるため、入力をしてください。
その後、銀行のサイトへ遷移します。その後は銀行サイトの指示に従って、登録を進めましょう。
メルペイを使った支払い方法
メルペイ登録が済んだら、次は支払い方法を確認しておきましょう。画面右下の「支払い」をタップすると、支払い方法の一覧が表示されます。基本的には、タップして1番最初に表示される「コード決済」での支払いを利用します。
店舗によっては、バーコード左下の「コード決済」「QRコード読み取り」を指定してくるケースも少なくありません。使用するお店のルールに沿って、使い分けましょう。
いずれの支払い方法も、決済時にはメルペイ用に設定した4桁の暗証番号の入力を求められます。
電子マネーカードで支払いをする場合
また、メルペイの決済方法の1つに、電子マネーカードというものがあります。電子マネーカードとは、スマホの中にだけある、バーチャルクレジットカードのような存在です。
金色の枠に「ID」と書かれたマークがある店舗では、メルペイの電子マネーカードでの支払いができます。
電子マネーカードはクレジットカードと同じように使用ができ、クレジットカードよりも手軽に使えるため、メルペイを使う人は併せて持っておくと良いでしょう。
電子マネーカード決済を登録するには、支払い画面をスワイプして、1番最後に表示される「その他の便利な支払い」をタップします。その後、「ID」を選択して設定を始めましょう。
電話番号を入力すると認証番号がSMSで送られてきます。送られた認証番号を入力すれば、電子マネーカードの作成は完了です。
メルペイ使用の際の注意点
メルペイを利用する際は、次の3点に注意しましょう。
- メルカリポイントには有効期限がある
- ポイント払い優先で決済される
- メルペイ決済はポイント還元率0%
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
メルカリポイントには有効期限がある
メルカリポイントには有効期限があります。
売上金を変換した、もしくはメルペイスマート払い(メルペイあと払い)などで還元されたメルカリポイントは、付与されてから365日で消失します。
キャンペーンで獲得したメルカリポイントは、各キャンペーンごとに有効期限が異なるため、注意が必要です。いつまでに使い切れば良いのかを事前に確認しておきましょう。
メルカリポイントが優先で決済される
メルカリポイントは、メルペイ残高よりも優先的に使用されます。
たとえば、それぞれのポイントが下記のように残っていたとします。
- メルカリポイント:2000ポイント
- メルペイ残高:1000円分
さらに、欲しい商品が1000円ぴったりの物だったとしましょう。メルペイ残高から支払ったほうが区切りが良いですが、この場合はメルカリポイントの2,000ポイントから1,000ポイント分が消費されて、支払いにあてられます。
メルペイ残高を優先させる方法はないため、何らかの理由でメルカリポイントを残しておきたい場合は注意が必要です。
メルペイ決済はポイント還元率0%
メルカリは、ポイントが獲得できるキャンペーンを多く開催していることから、ポイント還元率が高くお得なイメージがあるのではないでしょうか。
しかしメルペイ決済に関しては、ポイント還元がつきません。
使用するほどポイントが貯まる、といったことはないため、買い物で使いすぎないようにしましょう。
メルカリポイントのお得な貯め方
メルカリポイントを貯める基本的な方法は、メルペイ残高をメルカリポイントに変換するか、売り上げを返還するかの2通りです。
コツコツ貯めるのが手間だと感じる方は、次にご紹介するお得な貯め方を実践してみてください。
メルカリのキャンペーンに参加する
メルカリでは、頻繁にキャンペーンがおこなわれています。キャンペーン内容は豊富で、中にはメルカリポイントを獲得できるものも少なくありません。
「購入金額の50%をメルカリポイントへ還元」「販売手数料の50%をメルカリポイントとして還元」など、メルカリ利用を促すキャンペーンはポイント還元率が高い傾向にあります。
キャンペーンをうまく利用すれば、仕入れにかかる費用の削減が可能です。
たとえば、これらのキャンペーンを利用して、2万円分の仕入れをおこなったとしましょう。50%ポイント還元で1万ポイントを獲得できれば、次の仕入れはポイントを使ってお得に買い物ができます。
メルカリで仕入れをおこなう方は、キャンペーン時期を狙うのがおすすめです。
メルカリに友だちを招待する
まわりにメルカリを利用していない友人・知人や家族などがいれば、招待コードを送りましょう。相手にメルカリを始めてもらうことで、自分と送られた相手の両者に、メルカリポイントが付与されます。
獲得できるポイントは、500ポイントが基本値です。しかし「お友達紹介キャンペーン」などが開催されている時期は、1,000ポイント以上が付与されることもあります。
時期を見計らって、周りの人にメルカリをおすすめしましょう。
マイナポイント事業を利用する
マイナンバーカードを所持しつつも、マイナポイントの申請がまだ済んでいない場合は、メルペイを介した手続きがおすすめです。
メルカリでマイナポイント申請をおこなえば、メルカリでの買い物・メルペイを利用した買い物に対して、支払額の25%がメルカリポイントとして還元されます。
お得にメルカリポイントを獲得したい方は、ぜひ、検討してみてください。
メルペイやメルカリポイントでのよくある疑問
メルカリポイントを活用するにあたって、わからない点や不安な点もあるかと思います。ここからは、メルペイやメルカリポイント利用でよくあるトラブルや疑問について、解説します。
メルペイの残高はどこに表示される?
メルペイの残高は、メルペイ支払いの画面にあるバーコードの下部に、記載されています。
ただし、表示額はメルカリポイントとの合計金額です。メルペイ残高とメルカリポイントを個別に確認したい場合は、マイページ→「残高・ポイント」へ移動して、それぞれの残額をチェックしてみてください。
メルペイはコンビニで使えますか?
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップなどの主要なコンビニは、すべてメルペイ支払いに対応しています。
その他のコンビニであっても、メルペイ加盟店であれば、コンビニでも問題なく利用できます。店舗のレジ横に置いてある決済可能方法の一覧に、メルカリのマークやID決済のマークがあるか確認してみましょう。
メルペイが使えないのはなぜ?
メルペイが利用できない理由としては、店舗がメルペイ支払いに対応していないか、ID決済の設定が完了していない可能性が考えられます。
ほかにもメルペイの利用枠不足や、利用上限に達している可能性も、ゼロではありません。
使えない原因が店舗側にあるケースは少ないため、まずは自身の設定を確認してみましょう。
メルカリポイントでお得に物販仕入れをしよう
メルペイやメルカリポイントの関係性は、少し複雑に感じてしまうかもしれません。しかし仕組みを理解すれば、とても便利なサービスです。
メルカリでの仕入れ・販売をおこなう方は、賢くメルカリポイントを使いましょう。
メルカリポイントの獲得・利用方法だけでなく、メルカリで稼ぐ方法を知りたい方は、物販総合研究所が発行している「メルカリスタートアップマニュアル」を読むことをおすすめします。
本書では、メルカリの基本的な使用方法・設定方法のほか、仕入れのやり方や利益を獲得しやすい商品の見極め方などについても、触れています。
メルカリを有効活用したい方は、ぜひ、お手にとってみてください。