転売に向いているアイテムの中でも特に安定して人気があるのが中古カメラです。
しかしカメラというと一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラ、フィルムなのかデジタルなのか、種類が豊富であるため売り方が難しいように見えますよね。
そこで今回は、中古カメラの転売がもうかるといわれる理由と、高く売るためのポイントや注意点を交えて紹介します。
転売に向くカメラの種類
カメラにはフィルムかデジタルかだけでなく、フルサイズや中判、大判などカメラの大きさにも種類があります。
ここでは転売に向いているカメラの種類を紹介します。
35mmフィルムカメラ
中判カメラ
次に転売に向くカメラの種類として、中判フィルムカメラが挙げられます。
中判カメラは、35mmフィルムカメラよりも一回り大きい120フィルム、220フィルムを使うカメラの総称であり、35mmカメラよりもさらに画質の良いカメラです。
過去に日本メーカーが輸出用カメラとして販売した経緯もあり、海外では日本メーカーの中判カメラが人気を博しています。
転売においても海外展開を検討してよいアイテムといえるでしょう。
中判フィルムカメラは元々プロカメラマンが利用することが多く、当時は高級機として扱われていました。
しかし時代が経つにつれ中古で出回ることが増え、アマチュアカメラマンでも低価格で中判フィルムカメラを楽しめるようになったのです。
こういった背景もあり、中判フィルムカメラのニーズが高まっています。
大判カメラ
続いて転売に向くカメラの種類として、大判カメラが挙げられます。
大判カメラは蛇腹の大きいカメラであり、持ち運ぶには大型サイズのカメラになりますが、画質が良いことからコレクターにも人気が高いアイテムです。
単価が高いことが多いので、1台売れるとかなりの利益につながることもありますが、高級品であるため取り扱いには注意が必要になるでしょう。
大判カメラはプロ用のカメラであり、スタジオでの撮影が前提として作られているものがほとんどです。
しかし中古カメラ市場に供給されるようになると、アマチュアカメラマンなどから屋外に持ち出されることが増えてきました。
大判カメラで高画質な風景撮影やポートレートが楽しめることも、人気の高い理由の一つといえるでしょう。
デジタルカメラ
中古カメラの転売が儲かる理由
なぜ中古カメラの転売が儲かるのでしょうか。
ここではその理由について紹介します。
需要が絶えずあり売れやすい
中古カメラの転売がもうかる理由として、需要が絶えずあり売れやすいことが挙げられます。
カメラはいつの時代もライトユーザーやコレクターが存在し、趣味でカメラをしている人も多いため、あらゆる人達に対し一定のニーズがあるのです。
特にカメラにこだわる人ほど、より画質が良い高性能なカメラを求め、価格にかかわらず購入する傾向が見られます。
ニーズがあるということはそれだけ回転率も高くなるため、効率よく転売をすることが可能です。
値崩れしにくい
次に中古カメラの転売がもうかる理由として、値崩れしにくい点が挙げられます。
一定のニーズがあることから、カメラの価格が大幅に値下がりすることはあまりありません。
スマホやゲーム機などはモデルチェンジによる価格変動が激しくなりますが、カメラはそのような傾向があまりなく、不良在庫になりにくいのです。
高級なカメラでは数十万円以上するものも珍しくなく、1台売れれば相当な利益が得られるでしょう。
コンパクトだが利益率が高い
家電などに比べるとコンパクトではありますが、利益率が高くなる点もカメラの転売がもうかる理由の一つになります。
転売を本格的に実施する際にぶつかる問題の一つとして在庫を保管する場所が挙げられ、大きいものほどスペースの確保に苦労します。
カメラは比較的小さいため、保管が容易になることも魅力として捉えられるでしょう。
デジカメや35mmフィルムカメラは特にコンパクトなので場所をとりません。
小さい割に数万円以上するものも珍しくなく、高価で売買できます。
修理する必要があるにもかかわらず利益が出るなど、効率の良い転売に向いています。
偽物が出回りにくい
中古カメラの転売がもうかる理由として、偽物が出回りにくい点が挙げられます。
ブランド物や時計などは海外で偽物が出回っていることも多く、そういったものを仕入れてしまうと思わぬ損害を被ってしまいます。
しかしカメラは精密機械ということもあって偽物が出回りにくく、リスクが少ないといえるでしょう。
偽物の販売をしてしまうと出品場所でアカウント停止などにつながる可能性もあるため、リスクが少ないのは利点です。
見た目が有名なカメラに似たものも製造されることがありますが、メーカー毎にちょっとした工夫があるなど、比較的見分けやすいでしょう。
中古カメラの転売のデメリット
中古カメラの転売についてメリットを紹介しましたが、続いてデメリットを紹介します。
精密機器なので動作確認が必要
在庫を抱える必要がある
続いてのデメリットは、在庫を抱える必要があることです。
中古カメラは基本的に在庫を持って行う必要があるため、場所自体はコンパクトにせよ、ある程度の初期投資が必要となります。
もし初心者で知識がないまま始めてしまうと、仕入れた大量の商品が売れずに余ってしまうことにもなりかねません。
さらに保存場所も湿気が多いところであれば、カメラやレンズにカビが生える可能性もあるため注意が必要です。
初めは少しずつ在庫を置くことから始め、検品や清掃などカメラの取り扱いに慣れてきたら大量に仕入れて効率よく売るようにしましょう。
ある程度カメラの知識が必要
中古カメラを高く売るポイント
最後に中古カメラを高く売るポイントについて紹介します。
どこで仕入れるか
どのような転売もそうですが、大きな利益を出すためには安く仕入れて高く売ることが基本です。
カメラは価格が高いこともあり、仕入れ先によって価格の差が激しいアイテムになります。
カメラの専門店、リサイクルショップ、ネットオークション、フリマアプリなどを駆使して比較しながら仕入れると良いでしょう。
値段だけでなく状態も確認することが大切です。
コンディションをどう説明するか
販売するときにコンディションをどのように説明するのかが重要になります。
カメラは精密機械ゆえに状態を気にする人が多いため、なるべく詳しく説明することによって、顧客としては判断材料が多く決めやすくなります。
問題が無いばかりではなく、不良がある場合はどこに不良があるのか写真を掲示するなどして説明すると分かりやすいでしょう。
カメラのレベルを踏まえて、初心者に需要があるカメラなら初心者向けに、中級者に需要があるカメラなら中級者向けに、ターゲットを絞って文章を書くと目につきやすくなります。
レンズと周辺機器もオススメ
中古カメラ転売のポイントを押さえて高い利益を出そう!
カメラの転売は値崩れしにくく需要があるのでチャレンジしやすい商品になります。
しかしカメラの知識がある程度必要であり、コンディションをうまく説明できることが売り上げにつながるなど注意点も多いため努力が必要です。
仕入れ先などポイントを押さえ、高い利益を出しましょう。
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