フィギュアを転売するメリット・デメリット
フィギュアは利益を出しやすい商品といえますが、良い面ばかりではありません。
また、中には十分な利益が期待できないケースもあります。
ここでは、フィギュアを転売する際のメリットとデメリットについて解説していきます。
フィギュアを転売するメリット
フィギュア転売のメリットの1つはライバルが少ないという点です。
例えば、家電品や日用品のように誰もが使う商品とは違ってコレクターが購入することが主なため、扱う人もそれほど多くはありません。
競争相手が少ない分、売りやすい商品といえるのです。
その一方で、実は購入者の層が幅広いという特徴も持っています。
フィギュアといっても、企業キャラクターのフィギュアからマンガやアニメのキャラクターまで、実際にはさまざまなものが該当します。
中でも人気が高いのは日本のマンガやアニメキャラクターのフィギュアです。
日本のアニメキャラクターのコスプレを楽しむ人は海外にも多く、実はフィギュアも海外での需要が高いと傾向があります。
また、国内でも子どもから大人までコレクターの幅が広いことから、売りやすい商品なのです。
特になかなか入手が難しい限定品はプレミアによる価格の高騰が期待でき、高い利益が見込めるでしょう。
常にさまざまなサイトや専門ショップをチェックしているコレクターも多いので、商品によってはすぐに売れてしまうことも少なくはありません。
そのため、回転率が高いのも特徴といえます。
フィギュアを転売するデメリット
デメリットは、誰もが扱える商品ではないということです。
コレクターをターゲットにする商品のため、どのようなフィギュアが人気なのか専門知識が求められます。
もちろん、必要な情報をこまめに吸収していけば扱うことは可能です。
しかし、そもそもフィギュアに興味のない人にとっては利益が見込める商品を仕入れることは難しいでしょう。
大量生産されているフィギュアは入手しやすい反面、利益率が低いというデメリットもあります。
もっとも人気の高い時期や売りやすいタイミングを見極める目も求められることから、マニアに向いている商品です。
また、日用品などとは違い、大量に仕入れることが難しいのもデメリットとしてあげられます。
仮にデッドストックなどでまとめて入手できることがあっても、それだけ市場に出ることが多かったか人気が低い可能性が高くなります。
どちらかといえば1点ずつ仕入れることが多い商品で、たくさん在庫を抱えたい場合は仕入れに時間をとられるかもしれません。
仕入れに時間をかけたくない人にとってはデメリットのある商品といえるでしょう。
フィギュア転売における主な仕入れ先と販売先とは?
転売をするには仕入れと販売先の2点を押さえることが重要です。
そこで、フィギュアの場合はどのような仕入れルートがあるのか、また主な販売方法についても紹介していきます。
主な仕入れ先
フィギュアの仕入れ先として狙い目の1つにオークションサイトがあります。
例えば、メルカリやラクマ、ヤフオクなどです。
これらのサイトは無料登録で利用でき、ネット環境さえ整っていれば誰でも使いやすいという特徴を持っています。
もちろん送料はかかりますが、仕入れる場合の手数料などはかからないことが多いので、コストを抑えて仕入れることが可能です。
また、自宅の不用品として個人が出品していることも多く、限定品などが格安で発見できることもあります。
リアル店舗の仕入先としては、ハードオフやホビーオフ、ソフマップなどがあげられます。
これらに共通しているのはリサイクルショップという点で、パソコン周辺機器など家電品などを中心に扱っているのが特徴です。
リサイクルショップの定義は中古品として販売するということで、プレミア価格がつくということはほぼありません。
主に個人から買い取った不用品として販売しているため、意外な掘り出し物を見つけることも期待できます。
新品を仕入れたい場合に注目したいのがトイザらすです。
トイザらすはおもちゃ専用のデパートという位置付けのショップで、限定品などをいち早く仕入れたいときに向いています。
新品を販売しているため、まだプレミアとしての価格がついていないことも仕入れがしやすい理由です。
その代りコレクターがこまめにチェックしていることも多く、人気の商品は売れるのも早いという特徴も持っています。
主な販売先
フィギュアを転売するルートとしては、ネットショッピングやオークションサイトの利用が便利です。
国内で利用できるサイトとしては、Amazonやヤフオク、BUYMA、ebayなどがあげられます。
これらのサイトはコレクターがチェックしていることも多く、プレミア価格がついたフィギュアでも売りやすいという特徴を持っています。
そのため、効率よく利益を上げたい人に向いているでしょう。
中でもAmazonの場合は国内とアメリカでのサイトを利用することで、利益率と回転率を上げることが期待できます。
日本のマンガやアニメキャラクターは海外でも人気があり、日本国内でしか入手できない商品は注目度が高いからです。
特に限定商品ともなれば、たとえ頻繁に日本を訪れている外国人であっても、なかなか入手することはできません。
根強いコレクターが多いキャラクターであれば、それだけプレミア価格での販売も可能でしょう。
フィギュアの仕入れのコツ4選!
転売を成功させるにはいくつかのコツがあります。
フィギュアの転売を成功に導くには、まず仕入れがポイントといえるでしょう。
そこで、ここでは売れるフィギュアの4つの仕入れのコツを説明していきます。
コツ1:人気があるフィギュアをリサーチする
売れるフィギュアを仕入れるために重要なことは人気のフィギュアを仕入れることです。
当たり前のようですが実は意外と難しく、見極めが必要な作業といえます。
もちろん、もともとフィギュアの関心が高く知識が豊富な人であればそう難しいことではありません。
しかし、こまめに情報収集をしていれば、専門知識が薄い人でも何が人気なのかを知ることができます。
そのためには、まず販売サイトなどを参考に、どのようなフィギュアが売れているのかチェックしましょう。
人気のフィギュアは販売されればすぐに売れてしまうので、回転が早いフィギュアは人気が高いといえます。
オークションサイトなら、入札者数や価格で判断することもできます。
しかし、中には一時的に人気が急上昇するフィギュアもあるため日常的にチェックする心がけが必要です。
販売サイトだけに限定せず、どのようなマンガやアニメが人気の傾向にあるのかさまざまなサイトでの情報収集も忘れないようにしましょう。
ゲームのキャラクターや菓子玩なども急に人気が出ることがあります。
また、フィギュアの型師や製造会社などキャラクターとは違う部分で人気を集めるケースも少なくはありません。
神仏などのフィギュアをコレクションしているマニアもいるので、人気のシリーズを覚えておいて仕入れに活かしましょう。
コツ2:状態がいいものを選ぶ
できるだけ好条件で販売するには、状態がいい商品を仕入れることも重要なコツです。
同じフィギュアを購入するなら、できるだけきれいな商品を選ぶのは当然といえます。
もっとも売りやすいのは新品未開封のもので、多少高価でも早めに買い手がつくことが期待できます。
未開封とは一度も開封していない商品のことで、パッケージに開封した痕跡がないかどうかチェックすることは重要です。
万が一開封されたものを未開封として販売した場合、トラブルの原因になるかもしれません。
シールが剥がれていないかなど、箱の上部だけでなく底や背面もしっかりチェックしましょう。
新品未開封ではない場合でも、きれいな状態であることがポイントです。
そして、できるだけ箱や付属品がそろっている商品を選ぶことがコツといえます。
コレクターにとって箱に汚れがないことも重要な購入ポイントになることを覚えておきましょう。
また、実際に飾られていた商品の場合は、きれいな状態であることが売れるかどうかの分かれ目になります。
なかなか市場に出ることのないレアな商品なら、多少の汚れでも購入する人はいるかもしれません。
しかし、ほとんどの場合は未使用に近いきれいな状態のものが好まれます。
コツ3:人気のあるマンガやアニメをチェックする
どのようなフィギュアが人気なのか、常に最新の情報を収集することも仕入れのコツとして外すことはできません。
まず心がけておきたいのは、現在人気のアニメやマンガは何か、さらにその中でどのキャラクターが人気なのかということです。
連載マンガからのテレビアニメ化や映画化など、注目度が高い作品についても常に情報を集めておきましょう。
テレビやネットニュースなどをこまめにチェックしておくと最新の情報を収集できます。
また、動画配信サイトで扱われていることが多いのも、人気の高さを知るポイントになります。
ただし、人気が高い作品のフィギュアであれば必ず売れるとは限りません。
人気が高いフィギュアはそれだけ生産されることも多く、市場に出やすいからです。
仕入れもしやすい反面、高い利益も期待できないでしょう。
そのため、メーカーが作っているシリーズや販売数を把握しておくことも大切です。
特に一定の期間しか製造されていなかったフィギュアを狙うことが、利益を上げる仕入れのコツの1つといえます。
コツ4:コレクター性の強いものを選ぶ
フィギュアをより高く売るにはコレクター性の高い商品を選ぶこともコツです。
できるだけ状態のいい商品であることが好ましいですが、希少価値の高いものであれば多少古くても高値での販売が期待できます。
多くのコレクターにとって、なかなか市場に出ないフィギュアを入手できること自体に価値があるからです。
中には、リサイクルショップの奥に眠っているものもあります。
そのため、リアル店舗を回る際はショーケースのような一般客の目にとまりやすい場所だけでなく、店内をくまなく見るようにしましょう。
レゴを仕入れる場合にはパッケージの数字でレア度を見ることもできます。
できるだけ古いものの方が希少性は高く、4桁の数字であればレアな商品である可能性が高くなります。
2019年現在で販売されているレゴは5桁の数字が記載されているのが一般的です。
また、レアなフィギュアを探すなら、コラボ商品や限定商品を狙うという方法もあります。
イベントや映画公開時に販売された商品など、販売時期や場所が限定されたフィギュアもコレクター性が高い商品です。
転売におすすめフィギュアを紹介!
ここでは2019年現在で人気の転売に向いているフィギュアを紹介します。
同じキャラクターでも衣装やタイプで人気に違いが出るというケースも多く、そういった点で売れているのが「すーぱーそに子生フィギュアパティシエVer.」です。
アイドル活動をする女子高校生という設定のラブライブは「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル西木野真姫1/7完成品フィギュア」が、人気が高い傾向があります。
人気が根強いフィギュアの一つはジョジョの奇妙な冒険で、第三部に登場する「空条承太郎1/6スケールフィギュア」が特に好評です。
ここまであげてきたように、フィギュアは同じ作品の中でもキャラクターや設定で人気の商品が分かれるという特徴があります。
他にも「ブレイキング・バッド ハイゼンベルク」やねんどろいどぷちの「ボーカロイドシリーズ01BOX」、トランスフォーマーの「マスターピース MP36 メガトロン」なども人気です。
また、長年人気の高いアニメ「ワンピース」は時期によって注目されるキャラクターに多少変化が見られますが、2019年現在では「Portrait.Of.Pirates ワンピース Sailing Again モンキー・D・ルフィ」に人気が高まっています。
仕入れのリサーチはTradeTrapがおすすめ!
フィギュアの転売を成功させるには常に最新の情報を得ることがポイントです。
しかし、情報を得るといってもコツがいるので、なかなか効率的に情報収集するのは難しいかもしれません。
そんなときにはリサーチツールを利用してみましょう。
フィギュアの人気は、アニメやマンガの人気に左右されやすい傾向があります。
そのため価格の変動が激しく、こまめなリサーチが欠かせません。
リサーチで効率的にフィギュアの情報を得ることができれば、利益率の高い商品をスムーズに探すことも可能です。
リサーチツールといってもさまざまなものが出ていますが、TradeTrapなら使いやすく効果的な活用が期待できます。
TradeTrapは物販総合研究所のプロデュースによるリサーチツールで、商品をリスト化することも可能です。
他にはない独自のノウハウを駆使したシステムを用い、ライバルの監視といった機能も使えて有利に転売することもできます。
常に他よりも好条件で転売したいと考えているなら、TradeTrapを活用してみましょう。
売れるフィギュアを見極めよう!
フィギュアはマンガやアニメはもちろん、ゲームや企業キャラクターなど幅の広い商品です。
商品によってはプレミア価格がつくことも多く、高い利益を期待できるのも特徴といえます。
ただし、そのためには常に人気のフィギュアは何か、売れ筋や価格をチェックすることが重要です。
功利的に商品のリサーチをするなら物販総合研究所のTradeTrapを活用し、利益が出やすいフィギュアを探してみましょう。