在宅副業は、時間と場所にとらわれずに仕事ができるため、主婦やサラリーマンなど多くの人に人気です。
それにより、「自分も在宅で副業がしたい」と考えている人もいるのではないでしょうか?
在宅副業といっても種類は豊富であり、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
この記事では、在宅副業の種類や選び方、注意点などを紹介します。
在宅副業のメリット・デメリット
まず、在宅副業を行うメリットとデメリットについて紹介します。
メリットだけではなく、デメリットも把握して自分なりの対策を立てましょう。
メリット
在宅副業は、会社に出向く必要がなく、自宅で仕事をすることができます。
そのため、隙間時間を活用してお金を稼ぐことができ、普段忙しい主婦やサラリーマンでも行うことができます。
例えば、主婦なら家事や育児と両立したり、サラリーマンなら平日の夜や土日のまとまった時間を副業に使えたりします。
仕事内容や仕事量も自分で選ぶことができ、自分のペースで無理なく始められることもメリットです。
また、基本的に人間関係にも縛られずに仕事ができるためストレスを感じることなく、仕事ができるでしょう。
デメリット
在宅副業は、ほぼ自宅で完結する仕事が多いため、孤独を感じることもあります。
一人で取り組むため、分からないことがあっても、自分で情報収集しなければいけません。
専門的なスキルや知識が必要な副業の場合は、身につけるまで時間もかかりやすくなりがちな点には注意が必要です。
仕事に取り組むにあたっては、スケジュール管理を徹底していないと納期に遅れてしまう可能性があります。
また、仕事によっては、報酬が低い案件もあるため、自分が希望するお金を稼げないこともあります。
在宅副業の主な種類
では、実際に在宅副業にはどのような種類があるのかみていきましょう。
種類はさまざまですが、ここでは12種類の副業についてそれぞれ特徴を解説します。
転売ビジネス
転売ビジネスは、リサイクルショップや古本屋、家電量販店などで商品を安く仕入れて、アマゾンといったプラットフォームで販売するビジネスです。
転売ビジネスのビジネスモデルには、「国内転売」「輸入転売」「輸出転売」の3つの種類があります。
輸入転売と輸出転売については、海外の店舗や顧客と取引をするため初心者にとっては少しハードルが高いと感じるかもしれません。
そのため、転売ビジネスを始めるなら国内転売から行うと良いでしょう。
転売ビジネスで大きく稼ぐには、リサーチに時間をかけ、需要のある商品を仕入れるのがポイントです。
転売ビジネスに関しては下記の記事でもより詳しく解説しているので、気になる方は一度、チェックしてみてください。
転売の基本を解説!定義が混同されやすい3つの販売方法との違い
WEBデザイン
WEBデザインの仕事は、ロゴデザインやイラストなどを制作する仕事です。
ほかにも、ホームページのコーティング作業やCMSのカスタマイズといったさまざまな案件があります。
WEBデザインの仕事をする際には、PhotoshopやIllustratorといったAdobeソフトの活用スキルやHTML・CSSのスキルを持っている必要があります。
制作会社でデザイナーとして実務経験があったりする人は、仕事を獲得しやすいでしょう。
WEBプログラミング
WEBプログラミングでは、スマートフォンアプリやシステムの開発を行う仕事です。
プログラマーなどの技術者は人材不足といわれており、需要があるため、スキルや実績があれば高い報酬を得られる可能性があります。
プログラミング初心者で独学が難しい場合は、プログラミングスクールを活用すると効率よく学べます。
また、プログラミングを学べるWEBサービスも多数あるため、積極的に活用すると良いでしょう。
WEBライター
WEBライターは、依頼主から指定されたテーマやルールに従って記事作成を行う仕事です。
初心者でも始めやすく、文章を書くことが好きな人なら誰でも始められます。
報酬は低い傾向にありますが、スキルと実績があれば継続案件を獲得することができるため、安定的に稼ぐこともできます。
稼ぐための戦略としては、自分の得意分野を明確にしておくことが重要です。
得意分野が明確であると、依頼がきやすく、信頼性も高くなります。
例えば、金融系の記事が得意であることをアピールしておくと、金融系のメディアの記事作成を依頼されやすくなるでしょう。
ブログアフィリエイト
ブログアフィリエイトはGoogleアドセンスなどの広告を自分のブログに貼って、収益を得るビジネスです。
Googleアドセンスの場合は広告をクリックされることで報酬が発生します。
読者が広告から商品を購入すれば報酬が発生する成功報酬型の広告であれば、単価が高いため大きく稼ぐことができます。
しかし、ブログにアクセスを集めるためには時間がかかるため、長期的な視点で戦略を考え、ブログを運営することが重要です。
YouTube動画
YouTube動画は、YouTubeに動画をアップロードして広告収入を得るビジネスです。
顔出しができない人も動画を配信することができます。
例えば、ペット動画やゲーム実況などの動画を配信することが選択肢としてあげられます。
YouTube広告には、「インストリーム広告」「オーバーレイ広告」「サイドバー広告」の3つの種類があり、それぞれクリックされることで報酬が発生します。
広告収入のほかにも、企業案件といって企業から提供された商材を動画を通じて紹介することで報酬を得る方法もあります。
しかし、企業案件は有名なYouTuberレベルにならないと依頼はこない可能性が高い点に注意が必要です。
アンケートモニター
アンケートモニターは、アンケートに答えることで報酬を得られるシンプルな仕事です。
アンケートモニターは、インターネット上で答えるアンケートや指定された会場に出向いて行う座談会アンケートなどがあります。
なかには、高単価のアンケートもあるため、隙間時間で稼ぎたい主婦にもおすすめの仕事です。
アンケートモニターを募集しているサイトは、アンケートに回答するごとにポイントがもらえ、ギフト券や現金に交換できる仕組みを採用しているサイトが多いことが特徴です。
ネットショップ
雑貨や服など自分で手掛けたオリジナル商品がある場合は、ネットショップを作成して販売することができます。
ネットショップの作成は、スキルがなくてもネットショップ作成サービスを利用すれば手軽に運営することができます。
無料で作成できるサービスもあるため積極的に活用すると良いでしょう。
例えば、「BASE」や「STORE.jp」といったサービスでは初期費用がかからず、デザインのテンプレートも豊富です。
電子書籍販売
電子書籍販売は、Amazon Kindleなどで電子書籍を販売して稼ぐ方法です。
電子書籍を出版する方法も簡単で、誰でも出版することができます。
Amazon Kindleでは、最大で70%のロイヤリティを獲得することが可能です。
文章だけでなく、漫画や絵本などの出版も可能であるため、作家志望の人にも向いています。
また、セルフブランディングにも役立てられるため、個人でビジネスをしていく人にとっては社会的な信用の獲得につながるでしょう。
株式投資
株式投資は、企業が発行した株を売買して稼ぐ方法です。
株価が安いタイミングで株を購入し、株価が高くなったタイミングで売却して稼ぐ方法と株を保有して配当金を稼ぐ方法があります。
配当金は、株を保有しているだけでお金が入ってくるため、不労所得を得られます。
また、企業の商品やサービスをお得に利用できる株主優待も受けられます。
しかし、株式投資は初期費用が高く、知識も必要であるため、初心者にとってはハードルが高いかもしれません。
仮想通貨取引
仮想通貨とは、簡潔に説明するとインターネット上で使用できる通貨のことです。
仮想通貨には日本円やアメリカドルように発行主体や管理団体がいないことが特徴です。
1000種類以上の仮想通貨があり、なかでもビットコインが有名な仮想通貨の一つです。
実際の取引では少額から投資することができ、数百円からの投資が可能です。
24時間365日取引することもできるため、平日忙しいサラリーマンでも取り組みやすいことがメリットです。
コールセンター
コールセンターの仕事は、在宅でできるものもあります。
仕事内容は通常のコールセンターと変わらず、注文受付や顧客からの問い合わせに対応することがメインです。
商材を販売するような営業系の案件もあり、多く成約することで高い報酬を得られます。
しかし、断れることも多いため、前向きに取り組める強い精神力が必要です。
また、ときにはクレームを受けることもあるため、柔軟に対応できる力も求められるでしょう。
在宅副業を始めるときの注意点
在宅副業を始める際は、いくつか意識すべきことがあります。
具体的には、トラブルを回避するために必要な準備や心構えが必要です。次から注意点を3つ紹介します。
本業に支障が出ないようにする
副業を始める場合は、本業に支障が出ないように自己管理を徹底する必要があります。
例えば、副業が多忙になり、休む時間がなければ体調を崩してしまう可能性があります。
体調が悪いまま会社に出向いても、仕事に集中できずに必要のないミスを繰り返してしまうかもしれません。
本業に支障が出れば、副業を辞めるように言及される可能性もあるため、注意が必要です。
また、勤めている会社の機密情報は副業にあたって外部に漏らさないようにすることが大切です。
会社の就業規則をチェックすること
勤めている会社によっては、就業規則で副業自体が禁止されていることもあります。
自己判断で事前に許可をとらないまま副業を行い、後からバレてしまうことでトラブルに発展する可能性もあります。
そのため、副業を始める際は、事前に就業規則を確認しておきましょう。
なかには全面禁止ではなく、許可制を採用している会社もあり、そういった会社では指定の手続きに沿って手続きをすれば問題なく副業に取り組むことができます。
担当者から注意事項の説明があった場合はしっかり聞いておくようにしましょう。
確定申告が必要になるケースもある
副業で稼いだ金額によっては、確定申告が必要になります。
具体的には、年間で20万円以上の収入があると確定申告をしなくてはいけません。
確定申告と聞くと難しく感じるかもしれませんが、必要な書類を作成するための会計ソフトも多数あるため、活用すればスムーズに行えます。
何か分からないことがあれば、税務署の職員に質問することもできます。
確定申告をしないと、後に延滞税などが発生してしまうので、忘れずに行いましょう。
自分に合った在宅副業を選ぶ際のポイント
在宅副業でしっかり稼いでいくためには、自分に合った仕事を選ぶことが大切です。
では、自分に合った仕事を選ぶためにはどういった観点が必要なのかを3つ紹介します。
稼ぎたい金額を明確にしてから選ぶ
在宅副業の種類によって、報酬の相場は異なります。
そのため、まずは副業でどのくらい月に稼ぎたいのかを明確にしておくことが大切です。
「月のお小遣いとして5万円稼ぎたい」という考えなら、月5万円を確実に稼げる副業を選ぶようにしましょう。
例えば、WEBライターなら1日2000円分の記事作成を行うことで、月に5万円稼ぐことができます。
ただし、稼ぎたい目標金額が大きいほど、作業時間や専門的なスキルが必要になるため、自分の状況を適切に把握しておきましょう。
自分のライフスタイルや価値観に合わせて選ぶ
副業を長く続けるためには、自分のライフスタイルや価値観に合ったものを選ぶことが大切です。
例えば、普段から日記を書いていて、コツコツと行える仕事が好きな人はライティングの仕事を選ぶことができます。
また、仕事が忙しく、夜にしか副業に時間をとれない人は、24時間365日行える仮想通貨取引が選択肢として挙げられます。
自分の価値観やライフスタイルに合わないような仕事をすると、継続できずに稼げなくなってしまうので注意が必要です。
すぐに始められる副業を選ぶ
在宅副業のなかには、プログラミングやWEBデザインなど専門的なスキルが必要な仕事もあります。
スキルや知識を身につけてから仕事を探すとなると時間がかかってしまいます。
また、スキル習得のためにスクールに通ったり、教材を買ったりする場合は資金も必要になります。
そのため、すぐにお金を稼ぎたいと考えている人は初心者でも始めやすい副業を選ぶことが大切です。
すぐに結果を出してお金を稼げば、時間にも余裕が生まれるので、他の副業にもチャレンジできるでしょう。
在宅副業なら物販ビジネスがおすすめな理由
さまざまな在宅副業を紹介しましたが、なかでも物販ビジネスがおすすめです。
物販ビジネスは「安く仕入れて高く販売する」といったシンプルなビジネスであるため、初心者でもコツを掴みやすいことが魅力です。
取り組むにあたっては大きな費用もかからないため、リスクも最小限で抑えることができます。
結果が出るスピードも早く、例えば国内転売なら仕入れて、その日のうちに商品を出品して、販売することができます。
在宅副業はすぐに始められる仕事を選ぼう!
在宅副業は自宅で仕事ができるため、人間関係のストレスもなく場所や時間にとらわれずに働くことができます。
在宅副業の種類は豊富なので自分に合ったものを選ぶことが大切です。
なかでも、これから副業を始める人は物販ビジネスが取り組みやすいため、検討してみる価と良いでしょう。
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