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ビームせどりってなに?その内容とメリット・デメリットとは

更新日:2023年9月7日
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「ビームせどり」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

この言葉をネット上で見かけたという人もいるかもしれません。

特に、何かの商品を仕入れたいと考えている人ならば、1度は聞いたことがある言葉でしょう。

こちらの記事では「ビームせどり」とはどういうものなのか、そのメリットやデメリットなどを含めた詳細について紹介していきます。

船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

店舗せどりで活躍?ビームせどりとは

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「ビームせどり」は店舗せどりで用いられるものです。

こちらでは、せどりの中の1つである「ビームせどり」の方法について詳しく紹介していきます。

 

ビームせどりのビームってなに?

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「ビームせどり」は店舗に置いてある多数の商品のバーコードをスキャンし、相場や回転率を調べることで仕入れ商品を探す方法のことをいいます。

必要なものはバーコードリーダーとスマホ、Bluetoothです。

バーコードリーダーとスマホをBluetoothでつなげて使用します。

もし、バーコードリーダーがなかった場合は、バーコード規格の1つであるJANコードを直接入力しなければいけません。

つまり、ビームせどりは仕入れたい商品を探す際にかかるスピードや量を向上させることができるようになるのです。

一般的に、せどりでは商品の目利きをしっかりする必要があるので、目利きが十分でない初心者にとっては難しい方法です。

しかし、「ビームせどり」は専門的な知識がない初心者でも仕入れしやすいのが特徴となっています。

また、バーコードをスキャンすると相場や定価・中古価格などの情報を知ることができます。

 

スマホでは代用できるアプリもある?

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スマホには、バーコードリーダーと同じような機能があるせどりアプリがあります。

せどりアプリはバーコードをスマホのカメラで撮影・スキャンするものです。

アプリさえあればスマホだけあれば利用できるので、わざわざバーコードリーダーを持ち歩く必要もありません。

さまざまな店舗を移動する場合、持ち歩くものが1つでも少ないほうが身軽です。

せどりアプリを使う方法もバーコードリーダーを使う方法もどちらも「ビームせどり」と呼ばれることがあります。

 

ビームせどりのメリット

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「ビームせどり」を行うことにはどういったメリットがあるのか、知っておきましょう。

 

バーコードを読み込むだけで簡単

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「ビームせどり」はバーコードをスキャンするだけで、相場や回転が良い商品かどうかが一瞬でわかるのが大きなメリットです。

その分、利益になる商品かが瞬時にわかるので、初心者でも稼ぎやすくなります。

一般的に、せどりで稼ぐためには利益を少しでも多く得られる商品を見抜く確かな目と経験が必要です。

そういった意味では、初心者が副業として始めるには不利な方法でした。

しかし、「ビームせどり」ならば、1度調査しただけでも大量の商品の相場についてチェックすることが可能です。

大量にチェックできる分だけ1日に行ける店舗の数が増えるので、仕入れを効率良く行えますし、初心者でも簡単に始められます。

 

初期投資が安いから始めやすい

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バーコードリーダーは、数千円~3万円弱の価格で購入可能となっています。

新たに副業として始めたいときには、とても手頃な価格です。

価格的にも少額の資金で始められるため、初心者が取り組みやすいのもメリットといえるでしょう。

しかも、万が一「ビームせどり」をやめようと考えてバーコードリーダーを使わなくなったとしても、需要があるので売ることができます。

バーコードリーダーは中古でも価格が下がりにくいという特徴があるので、古くなったものは売るのも良いです。

そうすることで、新しく購入するときには少ない差額で購入できます。

新しく買い直す際にも購入したバーコードリーダーが無駄になることもないため、損をすることも少ないのです。

 

ビームせどりのデメリット

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商品の相場・売れやすさといった知りたい面を簡単に知ることができる「ビームせどり」は、店舗せどりとして非常に便利な方法です。

しかし、デメリットはあるのでしょうか。

「ビームせどり」のデメリットについて知っておきましょう。

 

ビームせどりを禁止している店舗がある

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「ビームせどり」はバーコードリーダーから赤外線ビームを発するため、店舗にとって迷惑行為となるケースが多いです。

また、ほかのお客からすれば、そういった行為をされている商品に対して購入意欲をなくしてしまう可能性もでてきます。

1度「ビームせどり」のことで注意された店では顔を覚えられやすいため、気軽に次回また行くことはしにくくなりますし、そのことが原因で出入り禁止になるケースもあるので注意が必要です。

極端にバーコードリーダーに頼っていると、いずれ多くの店で出入りが禁止となる可能性もあり、せどりで稼ぐこと自体が非常に難しくなります。

 

周囲の目が気になり後ろめたさを感じる

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「ビームせどり」をしているときには、バーコードリーダーからずっと赤外線が出ています。
 
この赤外線が出ていることによって、周囲から何しているのかと不審がられる可能性があります。
 
お客として店を訪れていれば、商品を手にとって箱の説明を見たり使いやすいものかチェックしたりはすることもあるでしょう。
 
しかし、商品をバーコードリーダーでスキャンする行為をすることはしません。
 
赤外線を出してスキャンまでしているのは何か変だと、怪しむ目を向けられるのも無理はありません。
 
周囲の目が気にならない鋼の精神をもつ人であれば良いのですが、自分が怪しまれていることをまったく気にしない人は多くはないでしょう。
 
もし、「ビームせどり」の行動を怪しんだ人に何をしているのかと声をかけられて「ビームせどり」について説明をしても、簡単に納得してくれる人は多くありません。
 
しかも、いくつもの商品をスキャンする必要があるので、商品を欲しいと見に来ているほかの人達の邪魔になっているかもしれないと後ろめたさを感じやすいでしょう。
 
こういった面は「ビームせどり」に慣れていれば気になることも少ないでしょうが、初心者にとっては難しい点だといえます。

 

多くの商品をスキャンする効率の悪さ

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瞬時にさまざまな商品の情報を知ることができる「ビームせどり」ですが、ほとんどの商品は1つ1つスキャンしなければいけません。
 
そうした作業に慣れてない場合には、その手間がある上に相場を調べることに時間がかかり過ぎ、せどりの回転率が落ちる場合もあります。
 
例として、古書店で「ビームせどり」をしようとした場合、本棚にはさまざまな本が隙間なくたくさん並べられています。
 
大量の本の中から利益につながるような価値があるものを探すのは、非常に時間がかかる行為です。
 
長期間、手間と時間がかかる「ビームせどり」を続けるのであれば、スキャンして相場を調べることをさまざまな店で続けていく必要があります。
 
効率という点に注目した場合、これは大きなデメリットだといえるでしょう。
 
利益をあげるためには、短時間でスキャンや検索をできるようにすることが非常に重要なことなのです。

 

初期費用をかけたくないのならせどりアプリで代替

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バーコードリーダーは商品にもよりますが、1つ数千円~数万円します。

具体的には、安いものであれば3000~4000円ほど、高いものとなると10万円以上するのです。

高額なものはそれだけ便利で、コードレスだったり2次元タイプだったりします。

初心者ゆえに良いものを買っておいたほうがいいのではと高額なバーコードリーダーを購入する人もいるのではないでしょうか。

しかし、必要経費だからと初期費用で数万円かけてしまうのは、副業としてせどりを始める場合、できるだけ避けておいたほうが良いでしょう。

こちらでは、費用がかかるバーコードリーダーに代わり、無料で使えるバーコードリーダーを使わないせどり用アプリについて紹介します。

 

せどりすと

iPhone用無料アプリである「せどりすと」は、スマホカメラでバーコードをスキャンできるのが便利です。
 
スキャンすると瞬時にモノレートが開くシステムになっているのがメリットとなっています。
 
モノレートとは、Amazonで商品の回転率や相場がわかるサービスのことです。
 
ちなみに、バーコードがなんらかの事情によって読み取れなかった場合は、13桁の数字であるJANコードを打ち込みます。
 
商品がAmazonに登録されていなかったときやバーコードの誤検知・API呼び出し回数制限に引っかかると検索できないことがあるので注意が必要です。
 
もし、検索できなかったときには再読込をしてみましょう。
 
再読込はバーコードスキャン画面の下部に「リストへ戻る」があるので、そこから行います。
 
モノレートではその商品のAmazon内でのランキングを折れ線グラフでチェックすることができるようになっています。
 
このグラフの変動が大きければ大きいほど、売れている商品であることがわかるようになっているのです。
 
逆に、折れ線グラフの変動がほとんどないようならば、あまり売れていないということなので仕入れるのを避けるのも1つの選択となります。
 
商品の目利きをするのが難しい初心者には、一目でさまざまな情報を得られるモノレートが自動的に利用できるのは便利です。

 

せどろいど

iPhone用で「せどりすと」がありますが、そのAndroid版が「せどろいど」です。
 
スマホカメラでバーコードをスキャン可能で、「せどりすと」同様、スキャンすることでモノレートが開く点が使いやすいところとなっています。
 
利用する際にはあらかじめAmazonのマーケットプレイスWebサービスに登録し、APIの設定をしておく必要があります。
 
モノレートでは現在だけではなく、期間ごとの最安値一覧も知ることができるので仕入れの判断基準にすることができるのです。
 
「せどろいど」では出品者数についても知ることができるので、過去のランキングと共にチェックするのが基本です。
 
出品者数が多ければ多いほど売れる確率が低くなるということになります。
 
対応しているバーコードは8桁・10桁・13桁のISBN、JANコードや旧雑誌Tコード・海外EANバーコードです。
 
ちなみに、1つのJANコードに関して商品が複数存在していた場合、複数の商品検索ボタンが表示されます。
 
これによって1つのJANコードでも別のカテゴリの出品なども見つけることができるようになっているのです。

 

アマコード

「アマコード」もスマホカメラでバーコードをスキャンできるアプリで、TSUTAYAやブックオフなどの専用バーコードにも対応しているのがメリットの1つとなっています。
 
「アマコード」にはとても多くの機能がついているので、状況によってうまく使っていくのが良いでしょう。
 
商品キーワード検索機能があるので、バーコードからだけではなく、商品のキーワードから検索できるのも便利な点です。
 
カート価格・最安価格・ランキング・商品カテゴリなどが表示され、新品最安値やカート価格・中古最安値などから選択して比較することもできます。
 
損益分岐点を自動計算したり、商品の手数料を自動的に計算したりする機能もあります。
 
手数料はAmazon手数料やFBA料金・仕入れ値・発送料などさまざまかかるので、その場で知ることができるのは役立ちます。
 
損益分岐点については常に表示されるので、仕入れする際の金額をそこから引けば簡単に利益を計算できるのが魅力です。
 
また、仕入れた商品をリストにして管理できるので、いつでもすぐにチェックできます。
 
しかも、「アマコード」に関してはAPI設定をする必要がありません。
 
ほかの機能として、ユーザーが検索した商品リストを自動キャッシュした上で、高速で表示可能です。

 

Amazonショッピングアプリ

Amazonで商品を探したい人にはとても便利なアプリです。
 
その名のとおり、Amazonに特化しているので、Amazon内の商品の価格を調べるときには使いやすいものとなっています。
 
スマホカメラでバーコードをスキャンできますが、バーコードではなくても商品を認識することが可能です。
 
「Amazonショッピングアプリ」はAmazonから公式に出ているアプリで、商品検索が特に便利な機能となっています。
 
バーコードではなくても、商品をカメラで撮影することでその商品のリンクが表示されます。
 
バーコードがない商品でも簡単に検索できるのは大きなメリットです。
 
Amazonのアプリであるだけにほかのアプリのようにモノレートなどには対応していませんが、商品の価格をとりあえず知りたいという場合には気軽に使えるものだといえます。
 
商品の検索自体は音声でも可能となっており、ハッキリと話せば小声でも認識可能です。
 
音声認識によって候補がいくつもあったときには、検索結果をサジェスト形式で表示します。
 
タイムセールの通知も設定できるので、仕入れたい商品を安く手に入れることも期待できます。
 
売れ筋の商品を安く仕入れられれば、仕入れする際のコストもそれだけ減らすことができるでしょう。

 

ビームせどりの赤外線が気になるならスマホアプリを使おう

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「ビームせどり」は、利益を生むという意味ではとても便利な方法です。

しかし、「ビームせどり」を禁止している店舗があったりバーコードリーダーを購入するための初期費用がかかったりと問題点もあります。

バーコードリーダーを代用できるスマホアプリがいくつかあるので、デメリット面をカバーできるそういったものを使用してみるのも良いのではないでしょうか。

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