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【ネット物販中級者向け】個人でも販売可能な中国輸出で収益の柱を増やそう!

更新日:2019年11月19日

この記事の内容

 

中国輸出とは?

中国製品を日本に輸入するというのは、海外せどりはもちろんのこと、商社の一般的な利益の上げ方として基本的なやり方になっています。

最近は中国国内や香港から日本へも簡単に発送してくれる通販サイトも揃っているため、個人でも簡単に仕入れることができるようになりました。

 海外せどりでは商品価格の安い中国製品の輸入は利益を上げるには最も簡単な部類に入ります。

ですが今回の話題は少し違います。

中国市場は海外せどりでは輸入元とみられることが一般的ですが、実は日本の商品、いわゆるMade in Japanな製品を日本国内よりも高額に買い取ってくれる、将来有望な商品の輸出先でもあります。

特に近年は富裕層が増えたこと、健康志向が北京の環境汚染問題以降爆発的に増えたことで、日本製の安全な食品や製品といったものが中国で例え高額であろうと需要が増しています。

 今回はそんな中国へ高値で売ることのできる日本の製品について紹介してみたいと思います。

 

中国向け個人輸出の難易度が高い理由

 まずどこのサービスを使って中国向け個人輸出をやるかというと、もちろんタオバオです。

ただしタオバオで販売をしようと思ったら規約の問題で中国人の協力が必ず必要になります。

そもそも中国のサイトで販売するのだから中国語ができないとどうしようもないですし、中国人とやり取りするのだから中国語ができないとどうしようもありませんから、中国人の協力は不可欠となります。

つまりその分人件費がかかるということです。

 月にいくら、最初にいくら、売れたらマージンとしていくら。

 この辺は正当な報酬ですからきちんと払う必要があります。

多少の売上では、この人件費を補えないのである程度まとまった売上を出していく必要があります。

これが大変。

人件費を補って、さらに利益を出そうと思ったら相当な努力が必要になります。

 

デメリットばかりではない中国輸出

淘宝(タオバオ)店舗の売上はもちろん利益になりますが、

実は淘宝(タオバオ)出店の最大のメリットは別の点にあります。

これは淘宝(タオバオ)出店店舗の売上自体より大事といっても過言ではありません。

淘宝(タオバオ)で買うお客さんは注文する前に、ほぼ必ずといってよいほど阿里旺旺(アリワンワン)というチャットツールで、店舗に質問をしてきます。

「在庫ありますかー」

「いつ発送してくれますか」などです。

このメッセージにちゃんと返事をしてあげないと淘宝(タオバオ)のお客さんは買ってくれません。

1個、2個の少量のお客さんならノーチャットで買ってくれるお客さんもいますが、数量が多い大口のお客さんはまず必ずチャットで連絡してきます。

一見するといちいちお客さんがチャットで話しかけてくるのは面倒くさい、と思うかもしれません。ですがこれは実はとても貴重な情報源になります。

 こんな日本の商品が欲しいとかお客さんの生の声を聞くことができるのです。

さらに大口で買ってくるお客さんもいます。

このような人達はタオバオで日本の商品を仕入れて、中国向けに販売しています。

このような大口客を捕まえれば要するにタオバオで中国向けの卸もできるのです。

上手く行えば魅力のあるビジネスになります。

 今では日本人の参入者はほとんどいませんので、競合が少ない=独占販売しやすいということになります。

 

タオバオで輸出販売する手順

タオバオ(淘宝)に出店、出品する、そして売れる店を作る大まかな流れは以下の通りです。

  1. タオバオ(淘宝)にアカウント登録をする
  2. アリペイ(支付宝)にアカウント登録をする
  3. アリペイ(支付宝)で個人認証をする
  4. 商品代金受け取り用の中国の銀行口座を開設する

タオバオ(淘宝)出店登録作業完了後の流れ
  1. タオバオ(淘宝)にログインする
  2. タオバオ(淘宝)に商品を出品する

 

まず、

タオバオ(淘宝)にアカウント登録をする

 

中国 輸出 個人

中国 輸出 個人

中国 輸出 個人

中国 輸出 個人

中国 輸出 個人

中国 輸出 個人 

パスワードを入力。

再度パスワードを入力。

タオバオIDを入力。

「提交」をクリック。

以上でタオバオのアカウント登録が完了です。

この時アリペイのアカウントも自動で作成されます。

 

アリペイ(支付宝)にアカウント登録をする

アリペイをご存知ですか?

ebayでいうところのPayPalにあたります。

タオバオでの決済はほとんどがこのアリペイです。

アリペイがなかった時は、金銭授受における詐欺も多かったということで、
第三者機関のアリペイが間に入って決済を安心に行うようになりました。
これはセラーにとってもバイヤーにとってもありがたいことですね。

ただここでも注意が必要です。

焦ってアリペイアカウントを作らないようにしないといけません。

タオバオへの出店申請の際に、タオバオとアリペイの同期が必須なんですが、先にアリペイアカウントを作ってしまっているとうまくタオバオと同期できないといったことも起こるということです。

ですのでまずはアリペイという決済サービスがあるということを覚えておいて、タオバオ出店登録の際にアリペイアカウントを作成するという手順をとることをおすすめ致します。

 

アリペイ(支付宝)で個人認証をする

悪用されるのを防止するためにタオバオ(淘宝)は以前より厳しくなっています。

アリペイ(支付宝)のサイトにパスポートの写真をアップロードして本人確認登録をします。

本人確認完了まで数日かかります。

 

中国 輸出 個人

中国 輸出 個人

 

あとは支付宝(アリペイ)の画面が表示されるので、名前、パスポート番号、銀行口座情報、住所等の個人情報を入力します。

支付宝(アリペイ)側での実名認証が完了すると、実名認証完了という文字が上記の画面に表示されるようになります。

 

商品代金受け取り用の中国の銀行口座を開設する

 

中国 輸出 個人

中国でのビジネスに必須であるのが、中国銀行の口座です。

もちろん日本でいうところの三井住友や三菱東京UFJのようなメガバンクは

中国銀行以外にもありますので、こだわる必要な無いと思います。

タオバオをはじめとする中国のプラットフォームの決済には中国の銀行口座がないとビジネスがスタートできません。

ここで大切なことは、中国本土の口座が必要だということです。

例えば大阪心斎橋にある中国銀行。

実はこれはNGなんです。

出店申請を出すときに中国本土で作った銀行口座でないと承認を受けられないというハードルが存在します。
なので1度は必ず中国へ足を運ぶ必要がありますね。

ただ逆を言えば、これがあるだけで、多くの日本人セラーといきなり差をつけられてしまうということでもあります。

タオバオに限らず、中国でのビジネスには本土の口座が必須です。

次の休暇の渡航先はきまりましたね。

上記の1~4が完了すると自分の商品をタオバオ(淘宝)で出品できるようになります。

その後は商品出品、売れる店作りをしていきます。

 

中国向け個人輸出 基本のリサーチ方法

まずタオバオで「日本」と検索します。

次に売れている順番に並び替えます。

販売数を確認します。

中国 輸出 個人

 

「リサーチ」が命であることはタオバオ輸出でも輸入ビジネスでも、同じことです。

タオバオはリサーチがしやすいです。

何故かというと月間販売個数が商品ごとに常に更新されているからです。

 赤枠が今月売れた個数です。

まずはここを確認して売れているもの、売れている物を扱っているセラーを把握しましょう。

ちなみに、商品代は¥と表示されていますが、これは日本円ではなく中国元のことです。

次に、商品を販売している店の出品を見ます。

セラーリサーチですね。

このセラーは他に何を扱っているのかを見ます。

日本商品を見つければ、国内サイトで仕入れ先を探します。

楽天・アマゾン・ヤフー・フリマアプリ

最後に、利益を計算し、利益が出る商品を出品します。

 

  

初心者向けの販売商品ジャンル

ベビー用品

恐らくこうした話題についてよく知っている方は、「中国向けに日本の紙おむつ」が人気で、転売商材として買い占められることが多々あるという話題を聞いたことがあると思われます。

中国では現在都市部を中心に成金的な志向が消え始め、持続的な幸福のための健康志向とでもいう消費の仕方が広まってきています。

特にお金をある程度持ち始めた家庭や一族は、子供への再投資を熱心に行う傾向があり、その中でも赤ちゃんの頃の基礎体力を都市部の汚染環境でもしっかりつけようと、ベビー用品にはしっかりとしたお金をかけるようになっています。

その一つの例として有名なのが赤ちゃんのオムツでもあります。

中国製品は接着剤に劇薬が入っているなんていう噂が冗談半分に流れており、製品の品質に信頼をおけない中国人家庭が購入しています。

オムツ以外にもベビー用品の需要は大きいです。

特にほ乳瓶と粉ミルクは中国へ輸出しても利益が一定は望める安定した人気商材です。

どちらも乳児が口に直接触れるものであるため、より安全性の高い製品が求められています。

ほ乳瓶は口の触れるゴム部分まで日本製であることが売れる条件の一つです。

粉ミルクは言わずもがなでMade in Japanのものが信頼度も高く売りやすいです。

ベビー用品の内直接乳児の身体に触れるような製品は、日本製への信頼感が非常に高く、多少高値でも中国へ輸出して売ることが出来ます。

 

浄水器

ベビー用品にも関連しているのですが、日本の蛇口に取り付けるタイプの浄水器も数多く売れている中国向け商材です。

中国の水道水事情は改善著しいものにはなっているのですが、いまだに鉄さびなどが剥がれて水の中に混ざることも多く、先進国水準にはもう一歩という都市が多いのが現状です。

ミネラルウォーターも販売されていますが、あまりアジア系の人には慣れない硬水が多めで、普段の飲料水として使えるものは数多くありません。

また単純に価格も結構します。

特に浄水器の需要がある層は、先ほどの粉ミルクを溶かすのにはミネラルウォーターを使えない、使ってられないという人たちに対してです。

子供用の飲料水にちゃんとしたものを与えたいという考えの方が購入していく傾向にあるようです。

 この浄水器の需要は中国のみならず東南アジアでも大きいので、うまく販路を広げられれば利益が大きく出せることでしょう。

 

水筒

これは日本製に限らず、外国製の水筒が中国では流行っているようです。

特に中国製の水筒に具体的な問題が起こったというわけではないのですが、

日本の公害問題のように重金属の身体被害などの健康への影響の意識が都市部を中心に高まっており、金属製の製品についても中国製品への不安が高まっているようです。

その中でも水筒は日本製が選択肢としては上位にくるジャンルで、国内でもセールで安く購入できるタイミングが多いため、輸出商材として結構期待できるものです。

 

時計

こちらは完全に贅沢品としての需要です。

模造品が多い中国国内よりも正規品がしっかり流通している日本で時計を購入する富裕層が多いです。

高額なものだと中国国内の販売価格と3~40万ぐらい離れていても、正規品を確実に購入するためにお金を出します。

ですが、確実に正規品を欲しがるため、日本国内から通販・輸出で例え正規品を扱ったとしてもあまり売れ行きは良くありません。

正規品を中国への輸出で儲けを上げるには、相当な販売ルートを持たないと売り続けるのは難しいでしょう。

 

栄養補助食品

 海外製の栄養補助食品も今は人気です。

ベビー用品とまでは行きませんが、子供向けの発育補助食品や大人の栄養補助としてサプリメントなどの特集が雑誌やネットを中心にされているのをよく見ます。

日本の製品では「肝油」が子供向けの栄養補助食品の定番として取り上げられる機会が多くなっています。

といったもその他の製品を見ると海外製のものが多数を占めていますが。

もしも海外製の栄養補助食品を含めて安く仕入れることが出来れば、このジャンルでもある程度利益を上げることができるでしょう。

「肝油」メインでその他日本製の商品だけを扱うと、利益率も消化率も非効率なものになる可能性が高いかもしれません。

 

携帯電話

日本ではキャッシュバックが問題になっているスマートフォンですが、その影響で通信費や購入費を合わせても、キャッシュバック+中国へのスマホ転売利益を上回ることがなく、収益を上げることが出来ます。

 スマートフォンは買取業者が多く存在するので、その他のせどり商材よりも相場が見やすく売りやすいのですが、スマートフォンの契約についての知識が必要になります。

中国に現在輸出せどり的な形で売れる製品にはこのようなものがあります。

時期によってその需要は異なりますが、製品の品質が高くて安全面に定評のあるものが高い需要を持っているようです。

 

まとめ 

タオバオへの出品は中国という広大なマーケットに対してアプローチできる

素晴らしいプラットフォームです。

でも、何をどうして始めればいいのかわからないという方が多い分野だと思います。

もしかすると、一番可能性を感じるけど、一番とっつきにくいんじゃないの?と感じている方もいるかもしれませんね。

 まず、だれでもやる気さえあればできるんだということを頭に入れて、進めた方がいいと思います。

一歩ずつ前進すれば、目の前には14億人の市場が待っています。

また、ebayのように全世界のお客様ではなく、そのほとんどが中国のお客様です。

つまり、ニーズに統一性のあるお客様が14億人いるということです。

中国という国柄もありますし、わからないことを解決しないまま前に進めていくのは危険です。

しかし、今から地道に行動していけば、あとから参入してくる人に大きなアドバンテージを持てる可能性は大いにあると思います。