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ブックオフ(BOOKOFF)せどりとは?
まずは、ブックオフ(BOOKOFF)せどりの基本的な情報をおさらいします。
ブックオフは、ブックオフグループホールディングス株式会社が展開する有名なリサイクルショップです。全国に800店舗以上を構えているので、中古品を売り買いしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
「せどり」という言葉には、昔から行われてきた古本の転売を意味するという説があります。転売屋が古本屋に並ぶ本の背表紙を見て仕入れを判断していたことが、その由来です。
ブックオフせどりは2012年頃に大流行し、現在に続くせどりブームの元祖として知られています。
過去のブックオフせどりでは、ブックオフで古本を仕入れて、Amazon(アマゾン)に出品するというのが王道のやり方でした。
当時はブックオフに行くと、必ずと言っていいほど、せどりを行う人、いわゆる「せどらー」に出くわす盛況ぶりで、実際に大きな利益を上げた人も多かったと言われています。
8年ほど経過した現在は、ブックオフせどり以外にも新たなやり方が開拓され、せどらーによって得意なジャンルや方法もさまざまです。
とはいえ、現在でもブックオフせどりが完全になくなったというわけではありません。転売する商品によっては、ブックオフを有力な仕入れ先の一つとして活用する人もいます。
ブックオフせどりのメリット
せどりのパターンが増えたことで、せどらーの活躍場所や稼ぎやすいジャンルも常に変化するようになりましたが、どんなやり方にもメリット・デメリットは存在します。
そこで、ブックオフせどりのメリットについて確認してみましょう。
店舗数・商品数が多い
ブックオフせどりの最大のメリットは、店舗数と商品数が多い点です。
もともとブックオフは、街の古本屋というポジションからスタートしたサービスですが、現在は知名度も上がり、800店舗以上を展開するまでに至りました。
マーケットの規模が大きいことは、せどらーが仕入れをする上で重要なポイントとなります。なぜなら、買取希望者が集まりやすくなる分、仕入れ対象となる商品の選択肢が広がるからです。
特に、近年のブックオフは、古本以外にもゲームやおもちゃ、洋服など、扱うジャンルも拡大しています。扱っているジャンルが拡大したことにより、仕入れがしやすくなったと感じるせどらーもいるのではないでしょうか。
例えば、ゲーム目当てで仕入れに行ったついでに、アパレル商品もチェックするといった使い方ができます。
店舗数が多いこともあり、仕入れたい商品がどこかの店舗で販売されていることもあるでしょう。また、どの店舗に行ったとしても、販売価格は同じになっているので、安心して仕入れをすることができます。
ライバルが少ない
ブックオフせどり以外のやり方が発達したことで、せどらーの仕入れ先は、ブックオフだけではなくなりました。
ブックオフ以外でせどりをする人が増えたということは、ブックオフで仕入れをするライバルが減少したことを意味します。他のせどらーが少なければ、商品をじっくり吟味できるので、初心者でも掘り出し物を見つけやすくなったといえるでしょう。
特に、家電量販店などには、せどり慣れした上級者が多い傾向があり、稼ぐにはそれなりの知識が欠かせません。こうした競争の激しいところで難しい勝負をするよりも、ライバルの少ないところで活動した方が成功の確率は上がります。
少ない資金で始められる
ブックオフはリサイクルショップという性質上、仕入れに大金を用意する必要がありません。できるだけ少ない資金でせどりを始めたい人には、商品の安さもメリットとなります。
せどりには、数十万円~数百万円を仕入れに使い、月商数百万円、年商数千万円稼ぐというやり方もありますが、初心者の場合は大きな損失を出すリスクを避けて、少額からスタートするのが賢明です。
ブックオフには、単Cという1冊100円で販売されている本が多くあります。単Cのような安い本を仕入れて、セットにして売ることで利益を上げていくことも可能です。
ブックオフで安い古本のせどりからスタートしても、慣れれば家電や高額のアパレル商品へとレベルアップできます。
ブックオフせどりのデメリット
物事にはメリットもあれば、デメリットもあり、ブックオフせどりも例外ではありません。
そこで、ここではブックオフせどりのデメリットを見ていきましょう。
先行きが読みにくい
近年のブックオフは変化が激しく、先行きが読みにくい面があります。実際、ブックオフはこれまで主力だった古本ジャンルを縮小し、家電やアパレル、高級ブランド品の買取に力を入れたり、店舗数を減らしたりする対応を行っているのです。
ブックオフせどりの変化が激しいのは、メルカリなどのフリマアプリの台頭によって、古本だけでは顧客を集めにくくなったことが一因でしょう。
とはいえ、こうした変化をキャッチして対応すれば、せどりの仕入れ先として活用を継続することは可能です。
検品作業に手間がかかる
せどりでは、買い手の評価がその後の売上を左右するので、販売前の検品が欠かせません。チェックを怠って状態の悪い商品を販売してしまうと、クレームや返品につながるリスクがあります。
しかし、ブックオフはリサイクルショップという特性上、中古品が多く、検品にも手間がかかるのが特徴です。
例えば、値札シールをきれいに剥がしたり、傷や汚れを確認したりする作業は時間が必要になります。本であれば、書き込みがないか確認するのも必須です。本に書き込みがあれば、消しゴムで消すなどする必要があります。
また、仕入れる前に状態を確認することで、売れない商品を買ってしまう失敗も少なくなるでしょう。
検品に慣れるまでは、出品するまでに手間取ることがあることは認識しておく必要があります。
大量仕入れができない
ブックオフせどりで扱う商品は、仕入れ値が低く売値も高くないため、利益率も低くなる傾向があります。利益率が低いアイテムで稼ぐには、薄利多売で勝負するのがセオリーです。
しかし、中古品で同じ商品を大量に仕入れるのは難しく、その点はデメリットと言えるかもしれません。
例えば、新品の商品であれば数十個、数百個単位で仕入れて販売することも可能ですが、ブックオフでは同じ商品が揃うとしても2~3個です。
とはいえ、数が少なければ、希少性が上がるので、売れやすくなります。むしろ、不良在庫を抱えずに済むと考えればメリットといえるかもしれません。
ブックオフせどりは儲からないのか?
これまで解説してきた情報からすると、ブックオフせどりには、まだまだ可能性がありそうですが、世間では「ブックオフせどりは難しい、稼げない」という声も耳にします。
そこで、実情がどうなっているのかを確認していきましょう。
ブックオフせどりの現状
ブックオフせどりは、「もう儲からないので辞めたほうが良い」というのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
確かに、ブックオフせどりが盛り上がっているとは言えないのは事実です。
しかし、人気のピークだった2012年頃から時間もたっているので、状況が変わるのは当然でしょう。常にせどりの方法には、さまざまな変化が起きています。
例えば、仕入れ対象が中古品から新品へと拡大したのも変化の一つです。大量仕入れが難しい中古品よりも、新品の方が数をさばける点で有利とするせどらーもいます。
また、せどり対象の商品ジャンルも幅広くなったのが特徴です。古本がメインだった時代から、家電やカメラ、海外商品などのせどりも普及しています。
さらに、電脳せどりが発達したことも大きな変化です。電脳せどりが発達したことで、ネット上で仕入れを完結できるようになり、店舗を回らないタイプのせどらーも誕生しました。
せどりの方法が変わってもブックオフせどりは、まだまだ稼げる方法の一つです。しっかりと、今後のせどりの流れを把握していくことが大切でしょう。
ブックオフせどりが難しいとされる理由
ブックオフせどりのピークを知るせどらーのなかには、ブックオフの運営方針の変化が仕入れの難易度を上げたという人もいます。
そこで、ここでは、ブックオフの店舗内で起きた変化について解説します。
せどらーが注意を受けるようになった
ブックオフの仕入れが難しくなった理由の一つは、ビームせどりを行うせどらーに対して、店員が注意をするようになったことだとされています。
ビームせどりとは、小型のバーコードリーダーで棚にある本のバーコードをピッピッと片っ端からスキャンするリサーチ方法です。
読み取った商品情報はスマホに転送され、アマゾンの中古価格やランキング情報と比較でき、ブックオフでの仕入れの目利きに活用されていました。
しかし、せどらーにとっては便利な方法でも、一般客からすると異様な光景に映ったようです。棚の前を占拠するせどらーの行動に苦情が出るようになったことで、ブックオフ側もビームせどり禁止などの対策に乗り出すことになりました。
店員から注意をされたり、ビームせどり禁止の店舗が増えたりしたことにより、仕入れがやりにくくなったと言われています。
価格設定が工夫されるようになった
ブックオフの値付け方法に「単品管理」が導入されたことも仕入れの難易度を押し上げた一因とされています。
単品管理とは商品1点ごとに価格を設定する方法のことです。
商品一つ一つに値段をつけることは、当たり前に感じるかもしれませんが、かつてのブックオフは棚や商品ジャンルごとに「この棚は全品500円」「ここにある商品は全て2,000円」といった大雑把な値付けをしていました。
それがある時を境に、アマゾン最安値よりも1~2割程度低い値段を設定できるよう、商品のデータが管理されるようになったのです。
商品データが管理されることによって、ブックオフとアマゾンの価格差が縮まり、大きな儲けが期待できる掘り出し物を見つけるのが難しくなりました。
せどらーのなかには、価格差がなくなったことにより、ブックオフでの仕入れを諦めた人もいるようです。
1dayサンクスパスが廃止された
「1dayサンクスパス」の廃止も、当時のせどらーたちにとって大きな打撃となったと言われます。
1dayサンクスパスとは、ブックオフの買い物で貯めたスタンプが10個になると、1日だけどの店舗でも商品を10%OFFで購入できるサービスです。
せどらーは1日に何件ものブックオフをはしごし、ポイントを貯めて1dayサンクスパスを利用していました。そのため、毎日10%安く仕入れることができたのです。
1dayサンクスパスは、より安い値段で仕入れができるため、せどらーたちに愛用されていましたが、2015年8月いっぱいで終了となってしまいました。
ビームせどりへの対策や価格設定の見直しもあり、当時のせどらーたちにとってのブックオフは段々と居心地の悪い場所になっていったことは事実です。
ブックオフせどりで稼ぐ人の特徴
ブックオフせどりの難易度はかつてと比べて上がってはいますが、依然として稼いでいる人もいます。では、稼ぎ続けられる人にはどんな特徴があるのでしょうか。
ブックオフせどりで現在も活躍しているせどらーは、状況の変化に応じて自分のやり方を工夫しています。
ブックオフの事例に限らず、せどりで長く稼ぐには市場動向のチェックと対策が欠かせません。
「ブックオフせどりは稼げない」という情報は、ピーク時のやり方を変えられなかった人たちの主張によるところもあります。
例えば、ブックオフの価格は単品管理がされているとはいっても、商品の状態がよければアマゾンの最安値に合わせる必要はありません。商品の状態に応じて価格設定をうまくすれば、十分儲けが出せます。
ブックオフで購入した商品でどうやって利益を出していくか、市場動向のチェックと対策をしっかりとしておくことで、いくらでも対応はできると考えることが大切です。
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ブックオフせどりの仕入れを成功させるコツ
ブックオフせどりはコツを押さえればまだ稼げますが、具体的な内容がわからなければ行動しようがありません。
そこで、ブックオフせどりで仕入れを成功させるためのポイントを紹介していきます。
複数店舗を回る
一口に「ブックオフ」と言っても、実は店舗の種類は複数あり、力を入れている商品ジャンルも異なっています。まずは、それらを把握した上で、複数店舗回ってみるのがコツの一つです。
では、店舗ごとの特徴を見ていきましょう。
BOOKOFF
「BOOKOFF(ブックオフ)」は最も基本的なタイプの店舗で、歴史も一番長いのが特徴です。
扱う商品は本、CD・DVD、ゲーム類が中心ですが、店舗によっては中古のトレカやスマホも置いています。
BOOKOFFには直営店とフランチャイズ店があり、せどりの仕入れはフランチャイズ店の方がやりやすいでしょう。なぜなら直営店に比べて、店舗のルールや価格設定が緩い傾向にあるからです。
直営店とフランチャイズ店の違いは、看板の色で見分けられます。BOOKOFFの看板デザインには左右に矢印がついており、先が赤いのがフランチャイズ店、先が青いのが直営店です。中には、看板デザインの矢印の先が赤いのに、直営店という場合もあるので、あくまでも目安にしてください。
また、出かける前にチェックしたい場合はホームページの店舗URLでも確認することができます。URL内にある「shop」の後ろに入っている数字が1から始まっていればフランチャイズ店、2から始まっていれば直営店という意味です。
BOOKOFF SUPER BAZAAR
「BOOKOFF SUPER BAZAAR(ブックオフスーパーバザー)」は、ブックオフグループが展開する店舗のなかで最も品ぞろえが豊富な大型店です。
通常のBOOKOFFが扱う商品に加えて、アパレル、スポーツ用品、ベビー用品、生活雑貨、楽器、ブランド品と数十万点のアイテムを揃えています。
BOOKOFF SUPER BAZAARの魅力は、とにかく来店者数が多いことです。店舗に足を運ぶ人が多いということは買取希望者も大勢いるため、仕入れ用の商品も豊富に選べます。
特にアパレル系のアイテムを狙うなら、1店舗は押さえておきたいところです。アパレル用品は200円から、子供服は100円から販売しています。
あまり店舗数は多くありませんが、生活圏内に店舗がないか、探してみるとよいでしょう。
BOOKOFF PLUS
「BOOKOFF PLUS(ブックオフプラス)」は、BOOKOFFとBOOKOFF SUPER BAZAARのいいとこ取りをしたようなスタイルの店舗です。
本、CD・DVD、ゲームなどの商品に加えて、アパレル系のアイテムも手に入ります。
BOOKOFF SUPER BAZAARが近くにないという人でも、BOOKOFF PLUSがあれば、ファッションアイテムの仕入れができるでしょう。
また、BOOKOFF SUPER BAZAAR同様に、レディースアイテムが200円から販売されているなど、格安での仕入れが可能です。
店舗によってはブランド品なども扱っているので、有力な仕入れ先になるでしょう。
BOOKOFF Online
「BOOKOFF Online(ブックオフオンライン)」は、ブックオフの公式通販サイトです。
電脳せどり派で、ブックオフを仕入れに活用したい人は、特に重宝します。店舗せどりと違って店員の目を気にする必要がないので、じっくり商品を選んだり、好きなだけアマゾンと比較できたりするのが魅力です。
BOOKOFF Onlineで販売しているものは、本やCD・DVD、ゲームがあり150万点以上の在庫から商品を探すことができます。
また、BOOKOFF Onlineでは、狙った商品が値下げされた時にお知らせメールを受け取れる設定も可能です。
さらに、欲しい商品をブックマーク登録しておくと、入荷された時点で教えてくれる機能もあり利用しやすいでしょう。
仕入れのタイミングを見極める
ブックオフはリサイクルショップなので、店舗に足を運ぶタイミングによって出会える商品が変わるのが特徴です。
そこで、より多くのアイテムをチェックできたり、安く買えたりする狙い目の時期を紹介していきます。
年末年始
リサイクルショップでは買取希望者が増えるほど、店舗内の商品が充実します。つまり、人が不要品を一気に処分したくなる時期が仕入れにおすすめのタイミングということです。
特に年末年始は大掃除の時期なので、12?1月は狙い目となります。
買取を希望する人によっては、いらなくなった本や洋服を段ボールに詰めて持ち込む場合も少なくありません。
しかも、年末年始はブックオフのセール時期と重なる点もポイントです。例えば、店内の本が全品20%OFFになるウルトラセールや冬物クリアランスセール、新春セールなどが目白押しとなっています。
ただし、この時期のブックオフは混み合うので、商品を選ぶときはマナーを守るようにしましょう。
具体的なセール実施日は、時期が近づいてきたらブックオフホームページで確認してみてください。
引っ越しシーズン
進学や就職、人事異動などで引っ越し需要が高まるシーズンも買取希望者が増えるので狙い目です。
代表的な時期は、3月の新年度直前や9月の人事異動のタイミングです。9月は3月に比べると激しい動きはありませんが、転勤などで引っ越しをする人たちが買取を希望する可能性があります。
また、ブックオフでは3月に決算セールも行ったりしますので、安く仕入れることもできるでしょう。
ブックオフは店舗によって出張買取サービスも展開しているので、引っ越し準備中に大量の不要品を処分する手段として活用された場合、年末年始よりもいい物が仕入れられるかもしれません。
引っ越しで人が動きやすい時期は、ブックオフを仕入れ先とするせどらーも来店頻度が上がるので、乗り遅れずにチェックするのがコツです。
セール時期
ブックオフは定期的に大規模なセールを実施しています。例えば、年末年始に行われるウルトラセールもその一つです。
開催時期は、お正月・GW・お盆の年3回が慣例となっており、20%OFFの価格で本の購入が可能となります。本のせどりをする人にとっては、重要な仕入れタイミングとして外せません。
また、毎月15日と29日にはいちごとブックの日として購入金額によるサービス券の配布や割引が実施されています。買取価格もUPするので売りたい人が集まりやすく、商品も充実する傾向です。
その他、地域や店舗ごとに展開されるセールも活用しましょう。
細かい店舗ごとの情報はホームページで確認できるので、近くで利用できそうな店舗があれば、チェックすることをおすすめします。
棚卸し後
棚卸しは店内の在庫を全て確認する作業のことで、商品を正確に把握するため、定期的に実施されます。ブックオフの場合は毎月24~26日頃と期末にあたる3月末~4月の頭です。
棚卸し期間中は、作業を混乱させないために新しいアイテムの品出しをストップします。そのため、仕入れのタイミングとしてはおすすめできません。
しかし、棚卸しの直後は狙い目となります。なぜなら、棚卸しが終わると一気に新しい商品を追加するのが一般的だからです。
商品数が多くなれば、その分仕入れの選択肢も増えるので、お得に利用できる可能性も高まるでしょう。
棚卸しなどの仕入れ先の動きを把握しているかどうかで売上も変わってきます。せどりで稼ぐなら、情報収集には手を抜かないようにしましょう。
値札シールの仕組みを知る
ブックオフでは、値札シールの仕組みも知っておくと仕入れの判断に役立ちます。ブックオフの値札シールは、入荷した時期によって4つに色分けされるのが特徴です。
具体的には1~3月に入荷した商品は黒枠、4~6月は緑枠、7~9月が青枠、10~12月が赤枠となります。
例えば、7月初旬に仕入れに行ったと考えてみましょう。
商品を手に取ったときに値札シールが黒枠だった場合、入荷は1~3月ですから、半年程度売れ残っていることがわかります。売れ残っているのがわかっている商品を仕入れても、儲けられる可能性は低いかもしれません。
逆に、青枠(7?9月)のシールが貼られている商品は、その月に入荷したばかりなので、チェックする価値があるということです。入荷時期が新しければ新しいほど、利益が出やすい商品になる可能性は高まります。
基本的には、長期間売れていない商品は、リサーチしないやり方で問題ありません。
また、シールの色は値下げタイミングを見極めるのにも有効です。ブックオフで売られている商品のなかには値下げによって色の違う2枚の値札シールが重ねて貼られていることがあります。
例えば、7月初旬に、緑枠(4?6月)1,000円のシールの上に青枠(7?9月)500円のシールが貼られていたら、値下げされたばかりだとわかります。
物によっては、その値下げによって儲けの出る商品になっている可能性があるので、チェックしてみましょう。
会員サービスを使う
会員サービスを賢く利用するのもコツの一つです。ブックオフには、会員サービスがあります。
無料の会員サービスを利用すると、購入・買取時100円につき1ポイントが付与される仕組みです。
このポイントを貯めて使用することにより、実質的な仕入れ金額を抑えることが可能になります。
貯まったポイントは、1ポイントにつき1円で利用可能で、仕入れ時の支払い金額を減らせることは大きな魅力があります。
仕入れを安く済ませるために、無料の会員サービスを積極的に利用しましょう。
また、セールの情報や会員限定サービスを受けられる場合があることも、会員サービスを利用するメリットです。
プレミア商品を見つける
プレミア商品を見つけて転売することもコツの一つです。プレミア商品とは、正規の価格よりもプレミアムがついて高く売れる可能性がある商品のことを言います。
普通の人には、一般的な価格程度の価値しか認められないものであっても、一部のマニアや収集家などは、高い価格でも手に入れたいと考える商品がプレミア商品です。
プレミア商品であれば、中古でも高値で取引されるケースは珍しくなく、たった1つの商品であっても大きな利幅を取って販売できる可能性があります。
特に、「限定版」「限定品」などはその傾向が顕著です。また、出版社などの倒産により廃番になった商品もプレミア化することがあります。
仕入れを行う場合は、「プレミア商品を見つける」という意識が大切です。
【ジャンル別】ブックオフせどりのおすすめ商品リスト
ブックオフでは幅広いジャンルのアイテムを扱っていますが、せどりに挑戦するなら最初は自分の好きな分野や仕入れ値が高くないものを選ぶとリスクが低くおすすめです。
そこでここでは、ジャンルごとの狙い目商品について紹介します。
以下がブックオフせどりでのおすすめ商品のリストです。
- 本
- CD・DVD・ゲーム
- おもちゃ
- 洋服
- 家電
本
ブックオフは古本以外の分野にも力を入れつつありますが、本は依然として王道のジャンルです。
ただし、商品数が非常に多いので、ポイントを絞って効率的に見て回りましょう。具体的には「単C棚」と「プロパー棚」の2つを狙っていきます。
単C棚は「単品Cランク」の単行本や文庫本が置かれている棚で、全ての商品が税抜100円なのが特徴です。
単C棚から、マンガの全巻セット本として売れそうなアイテムを仕入れるのが、ブックオフせどり流となります。特に、映画化・アニメ化などのタイアップ系は需要が高まりやすく、おすすめです。
一方、プロパー棚には新品の5~6割程度の価格の商品が置かれています。ブックオフが値段を下げなくても売れると判断したアイテムなので、チェックする価値があるでしょう。
目利きができるジャンルの本があれば、単C棚よりも高い利益率で稼げます。
その他には、発売から1年以内の中古雑誌も注目です。人気アイドルが表紙のものはファンの需要が期待できるかもしれません。
特に、発売時から人気があり、アマゾンでも欠品している雑誌が見つかった場合は仕入れのチャンスです。付録の有無を確認して問題なければ、高額転売できる可能性があります。
CD・DVD・ゲーム
CDやDVD、ゲームもブックオフせどりでは本と並ぶお馴染みのジャンルです。
CDは、初回限定版や未開封の商品を、需要に合わせて選んでいきます。
アーティストの引退やスキャンダルなどのニュースが需要を生むこともあるので、トレンド情報をまめにチェックして仕入れのタイミングを逃さないのがコツです。
DVDの場合は、単品よりも人気ドラマのBOXセットの方が売れる傾向にあります。単品で販売している場合には、セットにしてから転売をするとよいでしょう。
ゲーム類の場合は、ゲーム機本体もゲームソフトも仕入れ対象として有効です。当然、外箱やケースなどの付属品が揃っているほど価値が高くなるので、確認はしっかりすることをおすすめします。
特に、ゲーム機の場合は本体だけでは売れにくいので、コントローラーが付いていたり、コードが揃っていたりするかを確認しましょう。
また、ゲームソフトは在庫数の関係で、特定の店舗だけ値下げされることも少なくありません。ゲームソフトでも、販売停止になりプレミア化しているものもあるため、しっかりとリサーチするとよいでしょう。
複数の店舗を回りながら価格を比べてみるのも手段の一つです。ただし、ゲーム系はライバルせどらーも多い人気のジャンルなので、儲かる商品を見つけるには根気が必要です。
おもちゃ
ブックオフでは、掘り出し物のおもちゃが割安で売られていることもあります。
例えば、タカラトミーの鉄道おもちゃ「プラレール」やミニカーの「トミカ」は子供から大人までファンがいる、長年の人気商品です。せどりでも売りやすいアイテムとして知られているので、見かけたらチェックしましょう。
おもちゃに詳しい人は、プラモデルやフィギュアなどのマニア向け商品を仕入れるのも有効です。マニア向けの商品を仕入れる場合には、事前にしっかりとリサーチしましょう。
ただし、おもちゃのせどりでは基本的に未開封のものを狙った方が稼げます。開封済みのおもちゃは部品が欠けている可能性があり、買い手がつきにくいからです。
ブックオフはリサイクルショップですが、未使用品の買取も行っています。おもちゃの棚を見るときは、値札をよく見て未開封であることを確認するのがポイントです。
洋服
不要になった洋服をメルカリなどのフリマサイトで売る方法が盛り上がりを見せているように、ブックオフでもアパレル商品の充実度が増しています。
せどらーのなかには本やゲームといったジャンルよりも、古着のせどりに力を入れる人もいるほどです。
ブックオフでメンズアイテムを狙う場合は、スポーツ系やストリート系のブランドがよいでしょう。例えば、アディダスやナイキの商品などです。
レディースであれば、ブランド品よりもデザイン性を重視した方が仕入れしやすくなります。レディースの場合、ブランド数が非常に多く、選ぶのに手間がかかってしまうからです。
ノーブランドでも見た目が気に入れば、買う人もいるので、おしゃれに見えるかどうかに着目してみましょう。特にレディースのトップスは需要が高くおすすめです。
また、質が良い割には安売りされているジーンズは利益率が高くなる傾向があります。
ただし、人気ブランド品には偽物が紛れている可能性もあるので、目利きが重要なポイントです。
子供服は、ブックオフせどりしたものは売れないため、避けた方がよいでしょう。
家電
一般的に家電のせどりは仕入れ資金がかかるため、難易度が高めのジャンルとされますが、ブックオフであれば、少ない資金でも挑戦できる可能性があります。
ポイントは季節家電を狙って仕入れをすることです。例えば、夏前に扇風機、冬前に加湿器を扱うと買い手がつきやすくなります。
ただし、中古家電は価値の見極めが難しい部分もあるので、ブックオフせどり初心者や目利きに自信のない人は未使用品を仕入れましょう。
他にも訳あり品を狙って仕入れるのもよい方法です。訳あり品の中でも動作不良のあるものは仕入れられませんが、汚れが目立つだけのものは仕入れて、清掃して売るとよいでしょう。
また、ブックオフの家電は他ジャンルとは違って、店舗ごとの値段に差が出やすいのが特徴です。相場よりも値付けが甘い店舗が見つかれば、その分利益率を高く保てます。
家電せどりの経験値も上がるので、興味のある人は挑戦してみるといいかもしれません。
ブックオフせどりの注意点
ブックオフせどりはコツをしっかり押さえれば、初心者でも儲けを出すことが可能です。
とはいえ、何も考えずにせどりに挑戦すると失敗するリスクも高くなるので、最後に注意点を紹介します。
店舗のルール・マナーを守る
かつてブックオフせどりがブームになっていた頃、ビームせどりが横行し、一般客から買い物がしにくいという声が上がっていたのはすでに述べた通りです。
自分勝手な行動は、結果的に将来の仕入れチャンスをつぶしてしまう可能性もあります。
現在でも、せどり対策を実施している店舗はあるので、仕入れの際は店内のルールやマナーを守りましょう。
基本的にビームせどりをするのは難しいと考えておいた方が賢明です。他のお客さんの迷惑にならないように商品を選ぶことが大切になります。
また、事前にネットで店舗の位置を確認しておき、順序よく回るようにしておくと効率がよいでしょう。
利益率より回転率を優先する
せどりをする際は、儲けを出すために利益率と回転率を意識するのがセオリーです。
ただし、ブックオフせどりでは利益率よりも、回転率を優先しましょう。元々、仕入れ値が高くない分、販売しても高額になりにくく、利益率を追求するのが難しいからです。
高く売りたいばかりに相場を無視した価格設定をしても、結局売れ残ってしまっては意味がありません。薄利多売のせどりでは、割り切る姿勢が稼ぐポイントです。
回転率が高ければ仕入れても売れていくので、在庫を抱える心配も少なくなります。
特に初心者の場合は、数をこなすことでせどりの経験値を上げることが重要です。多少の失敗はあるかもしれませんが、まずは売り切ることを意識して続けると、比較的短期間でやり方が身につきます。
数をこなしていくことで、より高額の商品を仕入れて大きな利益を狙うチャンスにも恵まれやすくなるでしょう。
商品のコンディションを確認する
中古品がメインのリサイクルショップでは、仕入れる前に商品のコンディションをよく確認しましょう。状態の悪い商品は、クレームや返品の原因となりやすいからです。
また、よいコンディションで仕入れができれば、アマゾン最安値よりも高い値段で売れる可能性も出てきます。
仕入れの際は自分が購入者のつもりで、その商品を買う気になるかどうかを意識するのがポイントです。
もし、コンディションの悪いものを仕入れる場合には、自分がメンテナンスをして綺麗にできるかがポイントとなります。簡単な清掃で十分なものに関しては、仕入れる価値があるでしょう。
買い手の満足度が高ければ、その分出品者としての評価も上がっていきます。そうすれば、より多くの購入者と取引する機会を得られるでしょう。
物販は買ってくれる人がいてこそ成り立つビジネスです。常に相手の立場に立つ姿勢を忘れてはなりません。
ブックオフ以外の仕入れ先も確保する
ブックオフせどりに少し慣れてきたら、他のリサイクルショップも積極的に見てみることをおすすめします。
なぜなら、仕入れ先が1つしかない状態では、上手くいかない時に利益が激減する可能性があるからです。
例えば、家電や雑貨に強いハードオフや、幅広いジャンルの商品を扱うセカンドストリート、CD・DVDに特化したディスクユニオンは有力な選択肢になるでしょう。
また、チェーン店以外にも地元密着型のリサイクルショップを知っていれば、チェック対象です。地域の店舗ではライバルのせどらーが少ない分、掘り出し物が見つけやすくなります。
どこのリサイクルショップで、どのような商品がお得に購入できるのかを知っておくことも大切です。地図アプリも活用しながら、自分の知らない店舗が近くにないか確認してみましょう。
ブックオフせどりは工夫次第でまだ稼げる!
ブックオフせどりは、現在の転売ブームを生み出した基本の形として知られます。
時代の流れで他のせどり方法を選択する人も増えましたが、ブックオフは今でも、初心者が少ない資金でせどりデビューできる場所であることには変わりありません。むしろライバルが少なくなった分、チャンスが広がったとも考えられます。
ブックオフせどりは、薄利多売で利益を出していくせどり方法です。大きな利益を狙うというよりも、コツコツと売上を積み上げていける商品を選ぶとよいでしょう。
取り扱われる商品ジャンルも拡大傾向にあるので、ブックオフせどりは工夫次第でまだまだ稼ぐことが可能です。
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