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Amazonの出品制限・出品規制とは|注意すべきジャンルや解除方法を紹介

更新日:2023年8月26日

Amazonで出品する際、「出品許可を申請」というボタンが表示され出品できなかった経験はありませんか?せっかく売却目的で仕入れた商品も、Amazonの出品制限・出品規制がかかっていると出品できません。

そこでこの記事では、Amazon出品制限の内容や規制されているジャンル、解除方法などを紹介します。 

朝野拓也
物販総合研究所 楽天せどり講師
この記事の著者:朝野 拓也

1992年 静岡県出身。貯金0円からせどりをスタートし、開始から半年で月商1,000万円、利益200万円を達成した。月間に400件〜600件ほどの取引を行っていて、Amazonや楽天、メルカリなど主要プラットフォームを用いた販売は一通り経験がある。また、副業せどりや転売のやり方を教えるスクールでの指導経験も豊富で、これまでに教えた生徒の数は400名を超える。モットーは、”挑戦”。
▶Twitter: https://twitter.com/asataku999
▶YouTube: 朝野拓也 [物販総合研究所]
朝野拓也のプロフィール

この記事の内容

Amazonの出品制限・出品規制とは何か

Amazonの出品制限・出品規制とは何か

Amazonの出品制限とは、Amazonセラーセントラルが出品者に対してかける販売制限・規制です。特定のブランド・メーカーの出品に対して制限がかけられます。出品制限がかかっている商品は出品できません。

偽物や仕入れ先がわからない商品の販売を防ぎ、ユーザーにAmazonで安心して商品を購入してもらうことが目的の1つとされています。Amazonでは個人や事業者などさまざまな出品者がいるため、出品制限をかけなければ偽物が横行して信頼性を失う恐れがあります。

出品制限は、各ブランドやメーカーとAmazonが分類したジャンルごとに設けられており、商品の卸業者やブランド、メーカー、またはこれらの機関に発行してもらった証拠書類を提出しなければ、一定の商品を販売できません。出品制限がかけられている商品は、Amazonのルールに沿って申請し許可を得ることで販売できる場合があります。

Amazonは出品制限・出品規制の基準を公表していない

Amazonは、出品制限・出品規制の基準を公表していません。出品制限の有無は、品目やカテゴリー、登録アカウントごとに異なります。たとえば、ほかのユーザーが販売している商品でも、自分は出品制限がかかり販売できない場合もあります。ただし、ほかの出品者の情報を集めることは、出品制限がかかる傾向を掴むための手掛かりになるでしょう。

基本的には、新規出品者や実績が少ない出品者には厳しい傾向があります。今からアカウントを開設する場合、出品したい商品に制限がかかる可能性があるため注意が必要です。実際、2017年以降に開設されたアカウントでは、多くの商品に制限がかかっていることが確認されています。

これらを参考にした上で、実際にどのブランド・メーカーに出品制限がかかっているのか、次の項目をご覧ください。

Amazonの出品制限・出品規制を確認する方法

Amazonの出品制限・出品規制を確認する方法

Amazon出品用アカウント登録が済んでいる場合は、出品制限の有無をPCやスマートフォンから確認できます。

AmazonセラーセントラルやAmazon Sellerアプリから確認するか、頻繁に利用する場合には、ショッピングリサーチャーがおすすめです。それぞれを利用した確認手順を解説します。

セラーセントラルの商品登録画面から確認

セラーセントラルの商品登録画面から確認する場合は、次の手順でおこないます。

1.パソコンからセラーセントラルにログインする

2.セラーセントラルの上部にある「在庫」から「商品登録」をクリックする

3.検索窓が現れるので、販売しようと思っている商品のASINコードやJANコードで検索

4.表示された商品名の右に「出品する」ボタンが出ていれば出品可能

出品可能な場合

5.出品制限がかかっており、解除できる可能性のある商品には「出品許可を申請」というボタンが表示される

6.一方、Appleのように出品できないものは、「出品する」のボタンのかわりに「利用できません」と表示される


出品できない場合

カラーやサイズなど仕様が異なる商品がある場合、次の手順で出品制限を確認します。


前述した手順4の検索後、商品名の隣に表示される「バリエーションを表示する」をクリックする
バリエーションごとに「出品制限が適用されます」と書かれたリンクをクリックする
「出品制限が適用されます」部分の下に「出品する」ボタンが出ていれば出品可能

Amazon Sellerアプリから確認する

Amazon Sellerアプリから確認する

Amazon Sellerアプリから出品制限を確認する手順は次の通りです。

  1. スマートフォンからAmazon Sellerアプリを起動する
  2. 「商品登録」をタップする
  3. 検索窓が表示されるので、商品名かJANコードを使って検索する
  4. 検索結果の中から出品したい商品をタップする
  5. 商品画像の中央部分に表示される鍵マークをタップする

鍵マークのタップ後、出品制限がかかっている場合は「出品許可が必要です」「出品許可を申請する」などのボタンが表示されます。一方、出品制限がかかっていない場合は「出品する」というボタンが表示されます。

また、商品にバーコードがあればより簡単に調べられます。Amazon Sellerアプリを起動し、右上のカメラマークをタップしてバーコードを読み取るだけで商品検索が可能です。バーコードの読み取り後は、前述した手順3の検索窓を使った方法と同様の手順で確認してください。

ショッピングリサーチャーを利用する

ショッピングリサーチャーを利用する

出品制限・出品規制の確認の手間を省きたい場合、Google Chromeの拡張機能であるショッピングリサーチャーを利用します。

ショッピングリサーチャーは Chromウェブストアから「 Chromに追加」することでインストールできます。出品制限を確認する手順は以下の通りです。

  1. ショッピングリサーチャーを追加すると、商品検索をした際に以下のようなアイコンが表示される

  2. 画像の出品ボタンをクリックすると次の画面が表示される

 amazon-selling-limit_09

以下の画面が表示された場合は出品可能です。

併せて商品のコンディションを確認しましょう。

 amazon-selling-limit_11

以下の画像のように、コンディションを選択して「出品許可を申請」の表示があると出品制限がかかっていると判断しましょう。

amazon-selling-limit_10

出品制限・出品規制を解除して商品を販売しよう

出品制限がかかっている商品でも手順を踏み制限解除の手続きを取ることにより販売できる場合があります。ここからは、本題の出品制限・出品規制の解除方法について解説します。

出品制限・出品規制の解除方法

1.「出品する」のアイコンをクリック後「出品許可申請」から解除の申請ができる

2.「出品許可申請」ボタンをクリック

出品制限・出品規制の解除方法

3.「出品許可申請をする」ボタンをクリック

出品制限・出品規制の解除方法2

4.提出書類の種類を選び、連絡先を入力する

5.提出書類は、商品の購入に対しメーカーまたは卸業者が発行した請求書か、メーカー(ブランド)からの販売を許可する書類から選択する

6.連絡先を入力して送信すれば完了


請求書は10点以上を購入したことが証明できるものが必要です。

ただし、販売許可に関する書類についても、大手メーカーが小規模の販売者に対して個別に対応するとは考えにくいため、これらの書類を入手するのは難しく、この方法での解除は現実的ではありません。

販売実績が認められる場合の解除方法

ある程度Amazonマーケットプレイスでの販売実績がある場合、1クリックで出品許可申請を解除できるケースがあります。

  1. 「出品許可を申請する」クリックする
  2. 「申請が承認されました」と表示される

このように1クリックで解除されるには、目安として半年以上の安定した販売実績が必要である可能性が高い。ただし、明確な実績の基準は明らかにされていないため、1度試してみるのも1つの手です。


いずれにせよ販売実績を積み、Amazonからその実績が認められれば、出品制限が解除できます。メーカーや卸業者との取引が難しく請求書が手に入れられない、ブランドの販売許可証が手に入れられない場合は、販売実績を積んだ上で出品許可申請を出しましょう。

【裏技】簡単に卸業者の請求書を手に入れる方法

出品制限・出品規制解除には裏技があります。それは、メーカー出品規制の解除に必要な請求書を発行してくれる卸業者に依頼することです。発行してもらう請求書には次の条件を満たす必要があります。

  • 180日以内に発行された請求書
  • 出品者のアカウント屋号・住所が記載されていること
  • 販売業者の名前と住所が記載されていること
  • 合計10点以上の商品を購入した証明

詳しい卸業者については、上記の動画で明らかにしています。

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Amazonで出品制限・出品規制されているブランド・メーカー一覧

Amazonで出品制限・出品規制されているブランド・メーカー一覧

Amazonはさまざま商品に出品制限・出品規制をかけています。
この項目では、実際に制限・規制が確認できたブランドやメーカーをジャンル別に紹介します。

アパレル系ブランド・メーカー一覧

出品制限がかけられているアパレル系ブランド・メーカーは、次を参考にしてください。

  • A BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)
  • Abercrombie & Fitch(アバクロンビー&フィッチ)
  • adidas(アディダス)
  • BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
  • BURBERRY(バーバリー)
  • CALVIN KLEIN(カルバンクライン)
  • CANADA GOOSE(カナダグーズ)
  • Chloe(クロエ)
  • Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)
  • COACH(コーチ)
  • Daniel Wellington(ダニエル・ウェリントン)
  • Dior(ディオール)
  • Dunhill(ダンヒル)
  • Ed Hardy(エド・ハーディ)
  • emu(エミュー)
  • FENDI(フェンディ)
  • FJALL RAVEN(フェールラーベン)
  • Giorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)
  • GOYARD(ゴヤール)
  • GUCCI(グッチ)
  • GUESSS(ゲス)
  • HUNTER(ハンター)
  • IL BISONTE(イル・ビゾンテ)
  • LeSportsac(レスポートサック)
  • LONGCHAMP(ロンシャン)
  • LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
  • MARC BY MARC JACOBS(マーク・フェイコブス)
  • Mila schon(ミラ・ショーン)
  • MINNETONKA(ミネトンカ)
  • MONCLER(モンクレール)
  • NEW BALANCE(ニューバランス)
  • NIKE(ナイキ)
  • Orobianco(オロビアンコ)
  • PANERAI(パネライ)
  • Paul Smith(ポール・スミス)
  • Polo Ralph Lauren(ポロ・ラルフローレン)
  • RAY-BAN(レイバン)
  • Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)
  • TATRAS(タトラス)
  • TIFFANY(ティファニー)
  • TOD’S(トッズ)
  • TOMS SHOES(トムCHAN LUU(チャン・ルー)
  • TORY BURCH(トリー・バーチ)
  • VANS(バンズ)
  • Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)

家電系ブランド・メーカー一覧

出品制限がかけられている家電系ブランド・メーカーは次の通りです。

  • Apple(アップル)
  • beats(ビーツ)
  • BenQ Japan(ベンキュージャパン)
  • Philips(フィリップス)
  • Brother(ベンキュージャパン)
  • Canon(キャノン)
  • Casio(カシオ)
  • DJI(ディージェーアイ)
  • ELECOM(エレコム)
  • EPSON(エプソン)
  • FUJIFILM(フジフィルム)
  • GoPro(ゴープロ)
  • Microsoft(マイクロソフト)
  • Nikon(ニコン)
  • Panasonic(パナソニック)
  • PENTAX(ペンタックス)
  • RICOH(リコー)
  • SanDisc(サンディスク)
  • Sennheiser(センハイザー)
  • Shop Japan(ショップジャパン)
  • SIGMA(シグマ)
  • SONY(ソニー)
  • TAMRON(タムロン)
  • Tanita(タニタ)
  • THERMOS(サーモス)
  • YAMAHA(ヤマハ)
  • 象印(ゾウジルシ)

おもちゃ・ホビー系ブランド・メーカー一覧

おもちゃ系・ホビー系には、次のようなブランド・メーカーに出品制限がかけられています。

  • Bandai(バンダイ)
  • Ergobaby(エルゴベビー)
  • GOOD SMILE COMPANY(グッドスマイルカンパニー)
  • Hoppetta(ホッペタ)
  • LEGO(レゴ)
  • LEGOシリーズ
  • People(ピープル)
  • SEGA TOYS(セガトイズ)
  • STUDIO GHIBLI(スタジオジブリ)
  • TAKARA TOMY(タカラトミー)
  • アンパンマンシリーズ
  • ガンダムフィギュアシリーズ
  • たまごっちシリーズ
  • ディズニーシリーズ
  • トーマスシリーズ
  • プラレールシリーズ
  • ぽぽちゃんシリーズ
  • りかちゃんシリーズ

ヘルス&ビューティ系ブランド・メーカー一覧

出品制限がかけられているヘルス&ビューティ系のブランド・メーカーは次の通りです。

  • Celvoke(セルヴォーク)
  • ecostore(エコストア)
  • Essie(エッシー)
  • F organics(エッフェオーガニック)
  • giovanni(ジョヴァンニ)
  • HUMBLE BRUSH(ハンブルブラッシュ)
  • L’Artisan Parfumeur(ラルチザンパフューム)
  • LAB SERIES(ラボシリーズ)
  • MDNA SKIN(エムディーエヌエースキン)
  • NYX(ニックス)
  • PENHALIGON’S(ペンハリガン)
  • RANCÉ(ランセ)
  • to/one(トーン)

メディア系ブランド・メーカー一覧

出品制限がかけられているメディア系ブランド・メーカーは次の通りです。

  • COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT(コロムビアミュージックエンターテイメント)
  • J STORM(ジェーストーム)
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(ウォルト・ディズニー・ジャパン・カブシキガイシャ)
  • 東宝(トーホウ)

ベビー・マタニティ系ブランド・メーカー一覧

出品制限がかけられているベビー・マタニティ系ブランド・メーカーは次の通りです。

  • Hoppetta(ホッペッタ)
  • Ergobaby(エルゴベビー)

スポーツ&アウトドア系ブランド・メーカー一覧

出品制限がかけられているスポーツ&アウトドア系ブランド・メーカーは次をご覧ください。

  • Coleman(コールマン)

出品制限・出品規制の解除は卸売業を活用して効率的に行おう

出品制限・出品規制の解除は卸売業を活用して効率的に行おう

ここまで、Amazonの出品制限・出品規制の概要や実際に記載されているブランド・メーカー、解除方法などについて解説しました。出品制限・出品規制における確認の手間を省くには、ショッピングリサーチャーを活用しましょう。

解除はAmazonが正規に定めている解除方法でもおこなえますが、大手メーカーの場合は対応してもらえず、難しい可能性があります。実績を構築するか、請求書を発行してくれる卸売業者を活用して出品制限・出品規制を解除しましょう。

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