物品販売とは?
物品販売は、大きく「転売」と「オリジナル商品の販売」の2つに分けられます。
転売とは
転売とは、インターネットショッピングサイトや実店舗、フリマサイトなどを通じて一般の人から安価で仕入れた商品に、金額を上乗せして販売することです。
仕入れ価格と販売価格の差で稼ぐ方法で、「せどり」と呼ばれることもあります。
転売で大きく稼ぐためには、リサーチが重要です。
転売を始める前には、商品の相場や市場動向を把握したり、安く販売されている商品や競合の有無をチェックしたりする必要があります。
オリジナル商品の販売
オリジナル商品の販売とは、インターネットショッピングサイトや実店舗、フリマサイトやオークションなどでオリジナル商品を販売することです。
ライブ会場や展示会などで期間限定販売される場合もあります。
オリジナル商品は、企業や団体が工場などで大量生産するケースのほか、個人がハンドメイドで少量生産するケースも増えています。
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物品販売の流れを紹介
転売とオリジナル商品の販売では、物品販売の流れが異なります。
ここからは、それぞれの流れについて説明していきます。
転売
転売は、大まかに説明すると、大きく儲けやすい商品をリサーチし、仕入れて販売するという3つの流れになります。
儲けやすい商品とは、限定品でプレミアム価格になりそうなものやフリマサイトなどで相場を知らない人が安値で売っているもの、新品のセール品などです。
仕入れ先は実店舗のほか、インターネットやフリーマーケットなどがあり、販売は主にインターネット経由で行われます。
転売には儲けが出そうな商品を見極めるスキルが必要です。
最初は難しくても、経験を積んで儲けられる商品の特徴がつかめてくると、リサーチから販売まで1日で完了できるようにもなります。
初心者の場合は、商品の相場がわかるkeepaなどのツールを活用すると、効率的なリサーチが可能です。
オリジナル商品の販売
オリジナル商品の販売には、ハンドメイドのオリジナル商品の販売とOEMがあります。
オリジナル商品の場合は、商品のアイデアをリサーチしたうえで生産計画を立て、サンプル生産、本格製造、販売という流れになります。
完成品を仕入れる転売と異なり、生産計画から本格製造に時間がかかるのがオリジナル商品販売の難点です。
そのため、オリジナル商品販売事業では収入を得るまで時間を要することも多くあります。
ハンドメイド品の場合は、自宅で試作品が作れる手軽さはありますが、相当なクオリティでないと高値が付くことは少ないでしょう。
実際に、始めてから利益を得ることの難しさを実感する人もいます。
加えて、手作業の場合は生産量にも限界があります。
OEMは、外部に自分が企画した商品を製造してもらう方法です。
大量に商品を製造できる一方、自分で工場などに交渉しないといけないうえ、利益が出る単価やロット数なども計算する必要があります。
OEMは初心者にはハードルが高いビジネスであるため、もう少し単純な転売で知見を積んでから始めるほうが無難です。
転売する商品の仕入れ方は?
ここからは、転売する商品の仕入れ方について代表的なパターンをいくつか紹介します。
実店舗からの仕入れ
実店舗で仕入れるメリットは、なんといっても自分の目で商品を見極められることです。
実店舗では掘り出し物が見つかる場合もあります。
掘り出し物に出会うコツは、メインストリートから外れているなど立地の悪い店舗や知名度の低い店舗を狙うことです。
ネットちらしや店頭ポスターなどもこまめにチェックしてセール情報を収集しておくことも大切です。
先着順で購入できる人気商品も、希少性から高値で売れる可能性が高いといえます。
ただし、人気商品は売り切れになる可能性も高いので、SNSなどのウェブサイト情報やメルマガなどを通じていち早く情報を入手して出遅れないようにしましょう。
抽選が必要な場合は、家族や友人にも応募してもらうなど人海戦術で抽選確立を上げるのも手です。
Amazonや楽天などECサイトからの仕入れ
大手ECサイトの利点は、利用者が多く商品も豊富なことです。
家にいながら仕入れができ、スマホやパソコンから24時間好きな時間に取引できます。
また、ECサイトには出店審査があるため、信頼度が高い出品者が多くトラブルになりにくいという面では初心者にも安心です。
ECサイトはひとつに絞らず、それぞれのECサイトの安く仕入れられる方法、お得に仕入れられる方法をふまえて使い分けると良いでしょう。
Amazonではタイムセールを行っているほか、ギフト券を使うとお得です。
楽天を使う場合は、お買い物マラソンやポイント10倍などのイベントでポイントを貯めて仕入れに使うと無駄がありません。
Yahoo!ショッピングではプレミアム会員が優遇されます。
プレミアム会員であれば、いつでもTポイントが5倍になりますので登録しておきましょう。
メルカリやラクマなどフリマサイトからの仕入れ
メルカリやラクマなどのフリマサイトの魅力は、売主と直接価格交渉ができることです。
フリマアプリは、一般の人が不用品の処分を目的に利用していることも多くあります。
そのため、相場を知らない人が安く出品していたり、とにかく早く売り切りたい人が大胆な値下げ交渉にも応じてくれたりする可能性があります。
ただし、誰でも簡単に参加できるフリマであるがゆえに、一部リテラシーの低い利用者が存在することも事実です。
事務局を挟むとはいえ、個人同士のやり取りになるのでトラブルが起きそうな取引相手を避ける必要があります。
取引前には出品者のプロフィールから過去の評価一覧をチェックし、悪い評価がないかどうかを確認するようにしましょう。
Yahooオク!などオークションサイトからの仕入れ
Yahooオク!などのオークションサイトから仕入れる方法もあります。
転売して大きな儲けが出そうな商品に入札し、もっとも高い買値をつけることができれば仕入れられます。
オークションは多数のライバルも想定されるため、売り切れを防ぐためにできるだけ出品数が多いオークションサイトを利用するのがコツです。
あらかじめAmazonなどで高い値段で取引されている商品を下調べしたうえで、狙いを定めた商品を検索すると効率的です。
せっかく競り落としても、仕入れた商品の品質が悪いと高値で売れません。
オークションは一般の人が出品しており、まったく同じ商品でも状態が大きく異なる場合もあります。
出品者の評価や商品の詳細情報をよくチェックしてから入札するのが基本です。
オリジナル商品の製造方法は?
ここでは、オリジナル商品の製造方法について説明します。
ハンドメイドとOEMについてそれぞれ詳しく説明します。
ハンドメイドの場合は、あくまで趣味の範疇であればオーダーが入ってから生産するというマイペースな方法でかまいません。
しかし、ビジネスにする場合には、材料費などの経費を抑えたうえで大量生産し、利益を生み出す必要があります。
自分の好きな物を作るのではなく、ターゲットのニーズを分析したうえで適切な商品を企画することも大事です。
さらに、材料集めから製作、販売、発送、経理などをすべてひとりで行うのは手間も時間もかかります。
OEMの場合は、経費を抑えるために人件費が安く小ロットから生産してくれる中国などの会社に外注するのが一般的です。
中国語に不安がある場合は、仕入れなどの仲介を代行してくれる業者を雇う方法もあります。
特に、社員に日本人がいる業者を挟んでおくと、交渉が複雑化してきても安心です。
物品販売の販売方法は?
物品販売では販売先の候補もたくさんあります。
ここからは、それぞれの販売先候補の特徴について詳しく説明します。
ECサイトでの販売
AmazonやYahoo!ショッピングのECサイトを使って販売するメリットは、集客力が高いことです。
ECサイトの知名度が高いので、自身で販売サイトを立ち上げ、宣伝集客を行う必要がなく、すぐに販売を始められるのが魅力です。
ただし、商品数が膨大なので、自分の商品がヒットしやすくなる工夫が求められます。
また、人気の商品であれば複数の業者が同時に取り扱っている可能性も高く、価格競争も激しくなるでしょう。
ユーザーのほうで価格が安い順に並び替える機能もあるため、価格設定が高いと商品をクリックすらしてもらえない場合もあります。
フリマサイト・オークションでの販売
メルカリやラクマなどのフリマサイト、オークションでの販売の魅力は、スマホ1台で取引が完結できる圧倒的な手軽さにあります。
サービスごとに主な利用者の年齢層も異なり、ユーザー数が多いフリマサイトのメルカリは若年齢層の利用が多く、ヤフオクでは中高年層の利用が目立ちます。
商品販売においては、ターゲット戦略が重要です。
ユーザー層の違いに着目して、商品のターゲット層にマッチしたサービスを選びましょう。
メルカリでは、転売や違反行為があれば事務局に通報され、場合によってはアカウントを停止されてしまう可能性があるのでやり方には注意が必要です。
たとえば、手元にない商品をAmazonなどから取り寄せて売ったり、営利目的で高額で転売したりといった行為は、発覚しやく通報されやすい代表例です。
このほか、メルカリに手数料を払わなくて済むように、直接取引を持ちかけることも固く禁止されています。
メルカリの事務局でも、違法な取引がないか日々パトロールを行っており、見つかると一方的に商品を削除されてしまうこともあります。
自身で立ち上げたネットショップでの販売
利益率の観点から、自身でネットショップを立ち上げる人も多くいます。
大手ECサイトのシステムに縛られることなく、手数料も発生しません。
ただし、集客のハードルは高く、SEO対策やウェブ広告の出稿、SNSでの拡散などの工夫が必要になります。
自分ですべてをこなす自信がない場合は、代行サービスを使うのも手です。
たとえば、「BASE」のような出店手数料無料で、集客・販促機能つきの開設サービスを選ぶと手間もかからず、余分な経費も抑えられます。
開設までの手続きも簡単です。ショップのURLを取得した後、決済手段の選択、自身の情報入力、商品登録を行います。
豊富なテンプレートの中からショップデザインを決めてカスタマイズすれば、すぐに公開できます。
物品販売で稼ぐコツは?
最後に、物品販売で賢く稼ぐコツを紹介します。
大きく利益を上げたい人は、次の2つのポイントを意識しましょう。
高く売れる商品を徹底的にリサーチする
まずは、高く売れる商品を徹底的にリサーチしておくことです。
ニュースやトレンド情報に日々目を通し、話題の商品や市場ニーズへの感度を上げておきましょう。
初心者の場合は、Amazonのモノレートが強い味方になります。
モノレートを使えば、Amazonに掲載されている商品のランキングだけでなく価格変動も確認できますし、出品者数も無料で閲覧できます。
ECサイトやフリマサイト、オークションサイトの「検索機能」や「売れている順番に並び替える機能」も利用し、需要が高い商品を調べることも大事です。
プレミアム価格になっている商品や今後プレミアム価格になりそうな商品もチェックしましょう。
限定品や非売品、在庫切れ、生産中止、記念品、コラボ商品などのキーワードで検索していくと、該当する商品を見つけやすくなります。
経費と時間の無駄をなくす
経費と時間の無駄をなくし、効率の良いビジネスを行うことも重要です。
たとえば、高額な出店手数料や販売手数料が発生するサイトは、売り上げが少ないうちは避けるべきでしょう。
経費削減のカギは、仕入れ先のキャンペーンやクレジットカードのポイント制度などを上手に利用して、自分なりの節約ポイントを見つけることです。
効率化を図るうえでは、時間配分を見直すことも大事です。
たとえば、自分がやらなくても良い仕入れ配送を家族や友人に頼んだり、リーズナブルな業者に外注したりすれば、肝心のリサーチなどに時間を割けます。
AmazonのFBAサービスを使うのも方法のひとつです。
FBAサービスを使えば、在庫管理から注文処理、配送や返品など一連の手続きをすべてAmazonが代行してくれます。
利用した分の発送代行手数料と在庫保管手数料はかかりますが、大量に商品をさばくケースではむしろコストカットになる場合もあります。
自宅に膨大な在庫を保管しておく必要もありません。
物品販売は難しくない!リサーチを徹底して効率よく稼ごう
物品販売は、スマホやパソコンを使えば個人でも参入できます。
効率よく稼ぐには、仕入れ先や販売先の特徴やメリットを押さえておく必要があります。
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