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【100人に調査】クラウドファンディングのおすすめサイト徹底解説

更新日:2024年9月23日
【100人に調査】クラウドファンディングのおすすめサイト徹底解説

クラウドファンディングのおすすめサイトは、以下のとおりです。

  • CAMPFIRE
  • Makuake
  • Readyfor
  • FUNDINNO
  • BOOSTER
  • kibidango
  • Kickstarter
  • Indiegogo
  • Green Funding
  • ENjiNE
  • academist

この記事では、クラウドファンディングのプロジェクト立ち上げを100件以上、総支援額2億円越えを達成している成田が、クラウドファンディングのおすすめサイトについて詳しく解説します。

記事の最後では、クラウドファンディングで稼ぐための情報をすべて詰め込んだ「クラファンビジネス成功録マニュアル」を今だけ無料で配布しています。興味がある方は、ぜひ最後までご確認ください。

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物販総合研究所 講師 / 成田式クラファンメソッド
この記事の著者:成田 光

大手物流会社で朝5時に家を出て夜9時に帰る生活を12年間送る。体力的な不安や家族との時間を確保する観点で副業を始め、輸入転売で月利94万円を達成。しかし、ライバルとの価格競争で収益が悪化したため、値下げ競争や在庫リスクのない物販クラウドファンディングに舵を切る。これまで自身が立ち上げた物販クラウドファンディングのプロジェクトは100件以上、総支援額は2億円を超える。
▶著書:けた違いに儲かる先端技法が1冊でわかる 物販×クラウドファンディング 実践大全 
▶クラファン部ブログ: https://zaitaku.crowd-funding.co.jp/
▶Twitter: https://twitter.com/narita_ko_
成田 光のプロフィール

この記事の内容

クラウドファンディング利用者へアンケート

クラウドファンディング利用者へアンケート

クラウドファンディングで開発を応援したり、支援を募ったりしてみたいと思っても、どのサービスを選んだらよいか迷うのではないでしょうか。今回は、実際にクラウドファンディングを経験した方を対象に独自にアンケート調査を行いました

今回のアンケートの対象は次のような方でした。

  • クラウドファンディングを立ち上げた経験が1回でもある方(起案者):50人
  • クラウドファンディングのプロジェクトに支援した経験が1回でもある人(出資・応援購入):100人

アンケート結果からは以下のようなことがわかりました。

  • 人気のあるクラウドファンディングサイト
  • クラウドファンディングを選ぶ際に重視するポイント
  • クラウドファンディングの達成率

それぞれの内容を詳しく解説します。

クラウドファンディングで人気のサイトは「CAMPFIRE」「Makuake」

クラウドファンディングで人気のサイトは「CAMPFIRE」「Makuake」

クラウドファンディングで人気のサイトは「CAMPFIRE」「Makuake」2

今回のアンケートでは、起案者としてクラウドファンディングをした経験のある方と支援者としての経験がある方に回答していただきました。支援者・起案者のどちらからもよく使われていたクラウドファンディングサイトは、1位「CAMPFIRE」、2位「Makuake」でした。

支援者のアンケート結果では、「CAMPFIRE」と「Makuake」の利用者が全体の約4分の3と多くを占めているのが特徴です。また起案者では、「CAMPFIRE」と「Makuake」以外に「Readyfor」「FUNDINNO」などのサービスの利用者も多い傾向が見られました。

このことから、「CAMPFIRE」か「Makuake」は支援者・起案者の双方に利用しやすいサービスでありことがわかり、起案者の場合は目的によってさまざまなサービスを使い分けていると考えられます。

クラウドファンディングを選ぶ際に重視するポイントは「サイト訪問者数・利用者数 」

クラウドファンディングを選ぶ際に重視するポイントは「サイト訪問者数・利用者数 」

クラウドファンディングで起案する場合、利用者が多いほど自分のプロジェクトに共感する人を見つけてもらいやすくなり、成功率や支援金額を上げられる可能性が高くなります。サービスを選ぶときにはサイト訪問者数や利用者数に着目するとよいでしょう。

規模の多いサイトを選んだ場合でも自分のプロジェクトの提案内容とサイトの傾向が合っていなければ、利用者数が多くても共感されにくくなります。サービスを選ぶ際には、ジャンルの似ているプロジェクトがあるか検索して、達成しているかチェックするのもおすすめです。

クラウドファンディングの達成率は全体の半数以上

クラウドファンディングの達成率は全体の半数以上

クラウドファンディングで資金を調達したい場合、プロジェクトを達成させる必要があります。実際に起案者として参加した方のアンケートによると、以下のように半数を超える人が達成した経験がありました

  • 達成:56%
  • 未達成:44%

一般的に、クラウドファンディングの達成率は20~40%といわれています。今回アンケートに回答した方は、半数以上の方がプロジェクトを達成させた経験がありました。

ジャンルや内容によっては、はじめから達成するのは難しい場合もあります。未達成になった場合でも、金額やリターンの内容、プロジェクトページの見せ方などを改善して達成できるかもしれません。

クラウドファンディングを選ぶ際のポイント

クラウドファンディングを選ぶ際のポイント

クラウドファンディングのサイトは数多くあり、それぞれに特徴が異なります。どのサイトでプロジェクトを立ち上げたらいいか迷う場合には、以下のようなポイントに注目して選ぶとよいでしょう。

ここではそれぞれのポイントについて解説し、おすすめのサービスも紹介します。

手数料

手数料

(参考)https://my-best.com/11648(※別タブで開きます)

クラウドファンディングサービスを利用するための手数料は、10%~20%の場合が多いです。この手数料以外にも決済手数料4%~5%がかかる場合があり、サービスによっては手数料に含まれる場合があります。

多くのクラウドファンディングサービスで初期費用がかからずに利用できますが、プロジェクトが達成したときに調達した金額に応じて手数料が必要です。

未達成の場合は費用がかからない場合が多く、初めてクラウドファンディングを利用する場合や初期費用を抑えたい小規模なビジネスでも、利用しやすい仕組みになっています。

手数料を抑えてクラウドファンディングを選びたい場合は、以下のサイトがおすすめです。

【手数料が低いクラウドファンディングサービス】

サービス名 手数料
for Good 無料(手数料は支援者が少しずつ負担して支援している)
kibidango 10%
CAMPFIRE 17%

手数料は、多くの場合に調達した資金が入金される際に差し引かれます

初心者のうちはすぐに大きな支援が得られるかわからないため、起案にかかる費用はなるべく抑えたいものです。けれども手数料が高いサービスはその分手厚いサポートが受けられるなど使いやすい可能性もあります。

サービスを選ぶ場合は、手数料だけに注目せず他の特徴も比較して選びましょう。

手数料について詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

(関連)【2024年最新】クラウドファンディングの手数料一覧を徹底比較

審査スピード

審査スピード

プロジェクトの準備から資金が得られるまでには、少なくとも2~3か月かかります。なるべく早く資金を調達したい場合には、審査が速いサービスを選ぶのもおすすめです。

サイトによっては、審査を受けている期間中はプロジェクトページの編集ができない場合もあるなど、準備が進められない場合もあるので急いで準備したい場合はあらかじめ確認しておきましょう。

【審査スピードが速いクラウドファンディングサービス】

サービス名 審査にかかる日数
CAMPFIRE 最短即日~5日程度
(土日祝日とCAMPFIREが定める休業期間を除く)
READYFOR 2〜3営業日

入金スピード

入金スピード

開催期間が終了しても、すぐに獲得した金額が入金されるわけではありません。プロジェクトが終了した翌月末に入金されるのが一般的です。早めに資金が必要な場合や期限が迫っている支払いがある場合には、入金スピードの速いサービスを選ぶようにしましょう。

また、サービスによっては通常の入金日より早く行える早期振込のプランが利用できる場合もあるので、急ぎの場合は利用を検討してみてください。

【入金スピードが速いクラウドファンディングサービス】

サービス名 入金日
ACT NOW 成立後14営業日前後
GREEN FUNDING 翌月15日/翌月末
READYFOR 「早期入金オプション」(有料)
支援募集終了日の翌週第3営業日に入金

サポートの充実

サポートの充実

プロジェクトに慣れないうちは、クラウドファンディングサービスのサポートを活用するのもおすすめです。

サポートは無料と有料のものがあり、さまざまなアドバイスや便利なツールが利用できるため、プロジェクトを達成しやすくなります。

以下は、各サービスが提供しているおもなサポートです。

  • メールサポート
  • プロジェクトの分析ツール
  • スケジュール管理
  • プロジェクトページのアドバイス
  • リターン設計のアドバイス

この他にも、関連サイトでプロジェクトを紹介してもらえたり、店舗やECサイトでの販売支援を行ったりと、各サイトの強みを活かしたサポートもあります。

サポートを上手に活用すればプロジェクトの達成率が上がることも多いので、確実に成果を上げたい場合はサポート内容に着目して選んでください。

【サポートが充実しているクラウドファンディングサービス】

サービス名 サポート例
GREEN FUNDING 店舗での体験展示・達成後の販売やイベントの開催
CAMPFIRE 画像制作・動画制作・リターン品制作など有料オプションが充実
READYFOR サポートプラン・コンサルティングプランなどサポートを強化したプランも選べる

サイト訪問者数・利用者数

サイト訪問者数・利用者数

利用者数の多いサイトならば、そのぶん自分のプロジェクトを見てもらえる機会が多くなります

また支援者は一度登録したサービス内で繰り返し支援者を探すことも多いため、利用者が多いサービスのほうが支援につながる可能性が高いでしょう。

利用者数は公式サイトに公開されている場合が多いです。サイトによって登録者数やプロジェクト数、サイト訪問者数など基準がそれぞれ異なる場合が多いので、利用者数だけでなく他の特徴も比較して選ぶようにしましょう。

【サイト利用者が多いクラウドファンディングサービス】

サービス名 サイト訪問者数・利用者数
Makuake 3か月間のアクセスユーザー数900万人以上
CAMPFIRE 累計支援者数は約1020万人(2023年9月まで)

クラウドファンディングのおすすめサイトランキング

クラウドファンディングのおすすめサイトランキング

アンケートでは、実際にクラウドファンディングを経験した方がどのサービスを利用していたかを答えてもらいました。回答者が起案者として利用したクラウドファンディングサービスのランキングは、以下のとおりです。

【アンケート回答者が利用したサイトランキング】

順位 サービス名 割合(%)
1位 CAMPFIRE 40
2位 Makuake 26
3位 Readyfor 8
4位 FUNDINNO 6
5位 BOOSTER 6
6位 kibidango 4
7位 Kickstarter 2
8位 Indiegogo 2
9位 Green Funding 2
10位 ENjiNE 2
11位 academist 2

それぞれのサービスの特徴と利用者の体験談を紹介しますので、サイト選びの参考にしてください。

CAMPFIRE

CAMPFIRE

今回のアンケートで最も多く利用されていたクラウドファンディングサービスは、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)でした。

CAMPFIREは国内大手のクラウドファンディングサイトの一つで、個人でも法人でも利用できます。サイトの規模が大きく、プロジェクトのジャンルも豊富なため、誰でも挑戦しやすいのが特徴です。

誰でも簡単にプロジェクトぺージが作成できる仕組みが整っていることや、プロジェクトに専任のスタッフが付くことなど、初心者でも挑戦しやすいサービスです。

CAMPFIRE(※別タブで開きます)

【起案者体験談】

リターンの魅力を高める工夫を行いました。たとえば3つ挙げると、1つは限定性の強調です。リターンの中には「限定○○個」といった数量限定のものを設定し、希少価値を高めるということをしました。

2つ目はパーソナライズです。一部のリターンには、支援者の名前やメッセージを入れるなど、パーソナライズできるものを用意しました。たとえば、サイン入りのグッズや、支援者の名前が記載されたプロジェクトの公式サイトへの掲載などです。

そして最後は、体験型リターンです。物品だけでなく、支援者が直接プロジェクトに関与できる体験型リターンを用意しました。たとえば、プロジェクトのメンバーと一緒に活動するイベントや、オンラインでの特別講義などです。

(男性 20歳〜30歳未満 フリーター)

【支援者体験談】

ラジオでたまたま聴いてたのが桜の食品類を扱うお店の方で、お花見時期にイベントで販売をするのが主流だったのが、コロナ禍で花見とかイベント系が一切なくなり、食べ物系なので賞味期限もあるので、なんとかしたいという話をされてました。

私自身、桜も好きなので支援もしたかったのと、友人がとくに桜グッズが好きな子がいたので、その子に紹介することができて友人から感謝されて、たまたまだったけどよいご縁ができてよかったなという記憶があります。

(女性 40歳〜50歳未満 デザイン業)

Makuake

Makuake

2位のMakuakeは、サイバーエージェントグループが運営するクラウドファンディングサービスです。新しい商品やサービスのデビューに特化し、新しいものを購入したい方やものづくりを応援したい方のアクセスを集めやすいプラットフォームです。

支援を募るだけでなく、商品化を検討している商品の反応を見るテストマーケティングの場としても活用されています

Makuakeでは、プロジェクトごとに担当のキュレーターがつき実施から広報などのサポートが受けられます。クラウドファンディングを初めて起案する方にも向いているサービスです。

Makuake(※別タブで開きます)

【起案者体験談】

クラウドファンディングで目標を達成するためには、より多くの人に知ってもらってより多くの人から共感を得ることが最重要だと考えましたので、インスタグラムやXなどのSNSを活用しました。とにかくSNSを活用する頻度を多くしました。1日に何度も投稿したり、定期的に投稿したりとSNSをフル活用しました。

(男性  40歳〜50歳未満 行政書士)

【支援者体験談】

これまで音楽関連の業界を経験してきた人達が製作したヘッドフォンに興味を持った。これまでの経験をもとにヘッドフォンを技術品としてだけではなく芸術品的な感覚でデザイン、音質を仕上げてきたという点が気になり、どのようなサウンドに仕上がっているか試してみたいと思い、約10万円程度支援した。制作過程でも情報を定期的に配信してくれたので、ワクワク感があった。

(男性 40歳〜50歳未満 自営業)

Readyfor

Readyfor

Readyfor(レディーフォー)は、2011年に日本発のクラウドファンディングサービスとしてスタートしました。「みんなの想いを集め、社会を良くするお金の流れをつくる」を目標に掲げ、社会貢献活動をあと押ししています。そのためReadyforでは、国際協力や福祉、災害支援、動物保護などの寄付型のプロジェクトが多数立ち上げられているのが特徴です。

プロジェクトの掲載は無料で、プロジェクトが達成した場合のみ手数料が差し引かれる仕組みです。プロジェクトが成立しない場合の心配が少ないので、あまり費用をかけたくない小規模のプロジェクトや初めてのクラウドファンディングにおすすめのサービスです。

Readyfor(※別タブで開きます)

【起案者体験談】

基本的に個人で行うボランティア活動の資金として、約50万円の目標を達成した。より多くの資金を集めたかったが、オールオアナッシングのルールがあったため、まずは友人や知り合いを通じて確実に集められそうな金額を細かく計算し、クラファンサイトの運営スタッフの方にもアドバイスをいただきながら設定した。また設定金額については、ページ内で使用用途を明確に示すよう心がけた。設定金額・資金の必要性を理解してもらうことで、支援者に信頼してもらい実際に支援を受けることができたと思う。

(女性 30歳〜40歳未満 自営業)

【支援者体験談】

知人が新規事業の立ち上げでクラウドファンディングを始めた。普段は自分が支援するだけだったが、お世話になった方だったのでSNSでの宣伝にも協力した。

最終的にプロジェクトは成功して、施設の運営も順調に進んでいるようで、力になれたことを身近に実感できた

(男性  30歳〜40歳未満 会社員)

FUNDINNO

FUNDINNO

FUNDINNO(ファンディーノ)は、日本で初めて株式投資型のクラウドファンディングを始めたサービスです。株式投資型のクラウドファンディングでは、国内シェア1位を誇ります。

株式投資型のクラウドファンディングは、上場していないベンチャー企業の株主として応援できる支援です。投資は1口約10万円から投資を始められ、資金調達したい側は通常1億円未満の資金を集められる可能性もあります。

またベンチャー企業への投資はエンジェル税制の対象となるため、節税効果も期待できるでしょう。

FUNDINNOでリターンを工夫して融資を得た方の体験談を紹介します。

FUNDINNO(※別タブで開きます)

【起案者体験談】

ユニークで個性的なリターンが目標達成に大きく貢献しました。

限定版の商品や、製品開発に参加できる権利、プロジェクトの背後にあるストーリーを体験できるイベントへの招待など、支援者が他では手に入らない価値を感じられるリターンを提供しました。

(男性 20歳〜30歳未満 会社員)

BOOSTER

BOOSTER

BOOSTER(ブースター)は、全国でファッションビルを展開するPARCOCAMPFIREが共同で運営する購入型のクラウドファンディングサービスです。

ECサイトにはないようなプロダクトや、ファッション・アート・パフォーマンスなどの個性あるプロジェクトが数多く立ち上げられています。

基本のベーシックプランのほかに大型プロジェクト向けのバリュープラン、準備から手厚くサポートが受けられるフルサポートプランなど3つのプランから選択することが可能です。起案に時間が割けない方や、準備や立ち上げに自信がない方もサポートを活用すれば気軽に始められるでしょう。

アンケートでは実際に応援しているゲームメーカーのリターンを受け取った方の満足の声がありました。

BOOSTER(※別タブで開きます)

【起案者体験談】

目標金額に見合った充実した内容のリターンを用意しましたし、顔出しをしながらSNSを使って必死にアピールを行って、出資者から少しでも信頼を得られるように努力をしました。

(男性 40歳〜50歳未満 会社員)

【支援者体験談】

応援しているゲームメーカーが、過去の名作ゲームをリメイクして発売するためのクラウドファンディングを開催していたので、思い切って20万円支援しました。

ゲームの製作状況をキメ細やかに知らせてくれていたので信頼することができました。

支援のリターンとしてゲームのキャラクターデザイナーの方の直筆のイラスト色紙と、感謝の言葉が書かれたメッセージカードをいただくことができたのでうれしかったです。昔からずっとファンだったので額縁に入れて玄関に飾っています。

発売されたゲームのエンディングのスタッフロールにスペシャルサンクスとして、私の名前が掲載されているのを見て感動しました。

(男性 40歳〜50歳未満 会社員)

kibidango

kibidango

kibidango(きびだんご)は、雑貨や日用品・ガジェットなどのプロジェクトが揃う購入型のプラットフォームです。

kibidangoの大きな特徴はプロジェクトの成功率が高い点です。一般的にクラウドファンディングの成功率は40%前後といわれていますが、kibidangoの成功率は81%と業界でも注目される結果を出しています

また、手数料が10%と他のサービスより低く設定されていることは、費用を抑えたい起案者にとってはうれしいポイントでしょう。

さらに、kibidangoにはEC機能がありショッピングを通じて事業者のビジネスをサポートしています。プロジェクト成立後はショッピングページで支援者以外にも販売できる販路があるのも魅力です。

Kibidango(※別タブで開きます)

【支援者体験談】

知人の知り合いが、ゲーム好きです。彼はいろいろな大会に出て、ベスト4に入ったりしていました。その彼がTVゲームを作ると宣言しクラウドファンディングで支援を求めてきました。利子・配当収入が期待できそうでしたので拠出しました。期待通りのリターンがありました。

(男性  20歳〜30歳未満 会社員)

Kickstarter

Kickstarter

Kickstarterは、2009年にスタートしたアメリカのクラウドファンディングサービスです。ゲーム・映画・音楽・ガジェットなどクリエイティブなプロジェクトを得意として、これまでに26万件以上のプロジェクトを成功させた経験があります。

プロジェクトの起案は日本語で行えますが、質問やコメントへの対応や活動報告は英語で行う必要があります。英語力に不安がある場合は、公式に認定を受けているkibidangoのサポートを受けることも可能です。

(参考)Kickstarter(キックスターター)での挑戦をお手伝いします | Kibidango(※別タブで開きます)

Kickstarter(※別タブで開きます)

【起案者体験談】

自分の熱い思いを伝えることは大切ですが、支援者と温度差がありすぎると支援してもらえないので、熱量が強くなりすぎないように気を付けました。文章を作成するときは、過去にクラウドファンディングで成功している方に目を通してもらいました。客観性が大切だと思います。

(女性 30歳〜40歳未満 パーソナルトレーナー)

【支援者体験談】

子どもたちにおにぎりを無料で配布できるようになりたいので、クラウドファンディングで資金調達している経営者とお会いしてお話を聞きました。経営者が幼少期の頃に家庭が貧しく、近所の人からおにぎりをもらっていたので、今度は自分が子どもたちにおにぎりを配布できるようになりたいとのことでした。地域限定でサービスを提供するのであれば資金調達しなくても自己資金でできるとのことでしたが、サービスの範囲を広げたいのでクラウドファンディングに踏み切ったそうです。夢があって素敵だと思ったので支援しました。(女性 30歳〜40歳未満 パーソナルトレーナー)

Indiegogo

Indiegogo

Indiegogo(インディゴーゴー)は、サンフランシスコに拠点を置くアメリカのクラウドファンディングサービスです。ガジェットなど最新技術のプロダクトを手軽な価格で手に入れられる場合があり、日本でも多くの方が出資者として参加しています。

海外展開へのサポートに力を入れているため、バイリンガルスタッフによる日本語サポートサービスや海外市場での製品展開のサポートも受けられるのがメリットです。

Indiegogo(※別タブで開きます)

Green Funding

Green Funding

Green Funding(グリーンファンディング)は、TSUTAYA蔦屋書店などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループによる購入型のクラウドファンディングサービスです。

家電やガジェットを中心に出版やアートなどのジャンルのプロジェクトが多く立ち上げられています。クラウドファンディング中の製品はTSUTAYA店舗で展示することも可能で、プロジェクト終了後の販売イベント開催などグループならではの豊富なサポートが受けられるのが魅力です。

また、Green Fundingはプロジェクトの成功率を重視し、これまで80%以上プロジェクトを達成させる実績を持っています。

GREENFUNDING(※別タブで開きます)

【起案者体験談】

実現可能な金額に設定することによって、チーム全体の結束力が深まった。毎日の支援者の変動を気にするようになるので、自然とアイデア・意見交換ができるようになった。

(男性 40歳〜50歳未満 自営業)

【支援者体験談】

楽天でいつも買っている野菜の農家さんを支援、リターンの農産物が魅力的だったので少額ながら支援した。

(男性 40歳〜50歳未満 フリーランス)

ENjiNE

ENjiNE

ENjiNE(エンジン)は、まだ実現していない新しい商品やサービスを持つオーナーをサポートする購入型クラウドファンディングサービスです。80%を超える成功率平均調達額200万円という実績があります。

LINE公式パートナーで大量のユーザーへの告知や日本経済新聞が運営するサイトへの掲載など、幅広いユーザーの目に届く可能性が高いのが魅力です。

ENjiNE(※別タブで開きます)

【起案者体験談】

自身の考える案件をわかりやすく明確化し文章を書くよう工夫しました。

(男性 40歳〜50歳未満 不動産業)

academist

academist

academist(アカデミスト)は、日本初の学術系クラウドファンディングサイト寄付型購入型のプロジェクトに挑戦できます

クラウドファンディングを行うことで一時的な研究資金を集めことができる他に、プロジェクトの方式によっては毎月継続して支援金を受け取ることも可能です。

また、研究内容を多くの人に知ってもらいファンを作る方法としても活用されています。

アカデミスト(※別タブで開きます)

【起案者体験談】

研究目的やその背景を端的に書き、研究を継続する上での現状の課題を詳細に伝えました。とくに学術や研究分野は何にどこにどのくらいお金が必要なのか見えにくい業界のため、その点についても説明するようにしました。

(男性 20歳〜30歳未満 研究者(ポスドク))

 

 

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クラウドファンディングで知っておきたい基礎知識

プロジェクトに挑戦したいと考えている場合は、まず以下の内容について確認しておきましょう。

クラウドファンディングのやり方や種類を把握して、自分の商品や目的に合ったクラウドファンディングを行うと効果につながりやすくなるでしょう。

ここでは、クラウドファンディングの基礎知識について解説します。

クラウドファンディングのやり方・始め方

クラウドファンディングのプロジェクトは、以下の流れで進行します。

  • 目標金額の設定
  • クラウドファンディングサービスの選定
  • プロジェクトの登録
  • プロジェクトの審査
  • プロジェクト開始・終了
  • 賛同者・支援者への状況報告
  • 支援者へのお礼

はじめに必要な金額やどのようなプロジェクトを立ち上げたいかを確認し、内容に合ったクラウドファンディングサービスを選択してください。

プロジェクトを登録した後は、審査が行われます。なお、どのような基準で審査されるのかは、公表されていない場合が多いですが、プロジェクトが社会的に問題がないか、成功の見通しがあるかなど複数の項目でチェックされるのが一般的です。

審査が通ればプロジェクトを開始できます。プロジェクト達成後は、資金から手数料を除いた金額が口座に振り込まれます。

終了したからといってすべてが終わるわけでなく、達成後は支援者へのお礼の手紙やリターンの発送などの作業が残っているのを忘れないようにしましょう。

クラウドファンディングのやり方については、以下の記事も参考にしてください。

(関連)「クラウドファンディング やり方」

クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングというと、新商品やサービスのリターンがあるものを思い浮かべる場合が多いですが、そのほかにも種類があります。

【クラウドファンディングの種類】

種類 特徴
購入型
  • 商品やサービスを予約や購入する形で支援する。プロジェクトが成功すると起案者は商品やサービスを製造・提供し、リターン品が支援者に届く
  • 支援者はいち早く商品を試せ、起案者は在庫を抱えずに市場調査ができるのがメリット
寄付型
  • 購入型と異なり、商品やサービスのリターン品の提供がない。お礼の手紙などが届けられる場合もある
  • 支援者は税制上の寄付金控除が受けられるメリットがある
  • 起案者はリターン品の費用がかからないメリットがあるが、共感されるプロジェクトでなければ支援が得にくい
株式投資型
  • スタートアップ企業など上場していない企業にクラウドファンディングを通じて投資できる仕組み
  • 企業が成長すれば支援者に利益がある。ただし投資した資金が減る場合や失う場合もあるのでリスクを理解する
  • 支援者はエンジェル税制の対象となるので、節税効果を得られるメリットがある
  • 起案者にとっては設立したばかり実績の少ない企業でもまとまった資金を得られる可能性がある

クラウドファンディングの種類は、この他に「不動産投資型」や「ふるさと納税型」など複数あります。種類については、以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。

(関連)「クラウドファンディング 種類」

クラウドファンディングと税金の関係

クラウドファンディングで税金がかかるかどうかは、支援者と起案者の立場の違いや購入型や寄付型といった種類の違いによって異なります

クラウドファンディングと税金の関係を以下の表にまとめました。

【クラウドファンディングと税金】

種類 支援者 起案者
購入型 課税なし 所得税の対象
寄付型 課税なし 個人からの寄付:贈与税の対象
法人からの寄付:所得税の対象、起案者が法人の場合は法人税の対象
株式投資型 課税なし 課税なし

投資型のクラウドファンディングは、出資した時点では課税の対象にはなりません。ただし、支援者が分配金や配当を受け取ったり、起案者が事業で利益を出したりした場合、所得税の課税対象になります。

クラウドファンディングと税金の関係については、以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。

(関連)クラウドファンディングにかかる税金と節税対策

よくある質問

クラウドファンディングを始めることを検討している方は、以下のような疑問を持つことが多いでしょう。

それぞれの質問に回答していきます。

クラウドファンディングの欠点は?

支援者と起案者の双方にメリットが多いクラウドファンディングですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 資金を得られるまでの期間が長い
  • プロジェクトの方式によっては、達成しない場合に返金が必要になる
  • 公開したアイデアが盗用される可能性がある
  • 支援者とのコミュニケーションでトラブルが起こる可能性がある

また、クラウドファンディングでは資金を得られるまでに数か月かかるのが一般的です。

プロジェクトの方式によっては、達成しなかった場合には資金が得られない場合もあります。事業の資金を調達するのが目的の場合は、スケジュールや資金繰りを計画的に進めることが大切です。

クラウドファンディングで禁止されていることは?

クラウドファンディングの禁止事項はサービスごとに定められています。おもな禁止事項は以下のとおりです。

  • 法令等を遵守していない又はそのおそれがある場合
  • 犯罪を助長するおそれがある場合
  • 知的財産権を侵害するおそれのある表現
  • 差別や偏見を助長する目的のもの
  • 政治活動や宗教活動を目的とする認められる場合 など

またサービスによっては、以下の内容も禁止されています。

  • 他社のクラウドファンディングサイトで実施したプロジェクトを実施すること(Makuake)
  • 金融商品取引法が適用されるおそれがあるプロジェクトやリターンも禁止(CAMPFIRE)

プロジェクトを計画する前には、利用規約などで禁止事項をきちんと確認しておきましょう。

(参考)CAMPFIRE利用規約(※別タブで開きます)

(参考)GREEN FUNDING - クラウドファンディング(※別タブで開きます)

(参考)利用規約 (投資家) - FUNDINNO(※別タブで開きます)

(参考)Makuakeを活用した方がいい理由5選(※別タブで開きます)

クラウドファンディングが達成しない場合は?

クラウドファンディングで目標を達成しなかった場合は、基本的に支援金は支援者に返金されます。ただし、選択している方式によっては支援金が受け取れる場合があります

おもなクラウドファンディングの方式は、次の2種類です。

【クラウドファンディングの2種類の方式】

方式 達成しない場合
All-or-Nothing方式 支援金はすべて返金される
All-in方式 支援金が1円でもあれば、目標に達しなくても集まった金額が起案者に支払われる

少額でも支援金を受け取った場合は、クラウドファンディングサービスの手数料の支払いや支援者へのリターンの提供が発生します。受け取った金額によっては、赤字になる可能性もあるのです。

また、方式はプロジェクトが始まってからは変更できないので、よく考えて方式を選択しましょう。

クラウドファンディングのサイト選びは「ポイントを押さえること」が重要!

この記事では、クラウドファンディングのおすすめサイトについて詳しく解説しました。

上記のポイントを理解して、自分に合うサイトを見つけてみてください。

物販総合研究所では、クラウドファンディングで稼ぐための情報をわかりやすくまとめた「クラファンビジネス成功録マニュアル」を今だけ無料で配布しています。

  • クラウドファンディングで儲かるサイト利用法
  • クラウドファンディングで成功する黄金律

上記について詳しく解説しています。興味がある方は、ぜひ以下のバナーから無料でマニュアルをダウンロードしてください。

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