メルカリで使えるPUDOとは?
PUDOは「プドー」と読み、正式名称は「PUDOステーション」。
PUDOステーション(以下「PUDO」という)とは、ヤマト運輸も出資して設立されたPackcity Japan(パックシティジャパン)株式会社が運営する、オープン型宅配便ロッカーのことです。
PUDOはヤマト運輸のほか、日本郵便や佐川急便とも提携しており、各種荷物の宅配ロッカーとして受け取りや発送に対応しています。
PUDOの設置場所や利用可能時間は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
設置場所 |
|
設置数 | 全国各地4,500ヶ所以上(2022年11月時点) |
利用可能時間 | 基本24時間365日 |
料金 | 配送方法による (メルカリではらくらくメルカリ便の配送料) |
メルカリ発送でPUDOを利用する際に知っておきたいこと
メルカリでPUDOを利用して商品を発送する場合は、以下の点を把握しておきましょう。
- PUDOの設置場所
- 「らくらくメルカリ便」のみ対応
- メルカリでのPUDO利用はアプリ限定
- PUDOの対応サイズ
- PUDO利用時の送料
PUDOの設置場所
PUDOは2022年11月時点で、全国に4,500ヶ所以上設置されています。主な設置場所は以下のとおり。
- ヤマト運輸営業所
- 駅
- 商業施設(スーパー・ドラッグストア・コンビニエンスストア等)
- 駐車場・駐輪場
- 公共施設
自宅近くのPUDOは、以下のヤマト運輸のサイトで検索できます。
→ ヤマト運輸「直営店・取扱店・ドライバー検索」Web検索ページ
→ ヤマト運輸「直営店・取扱店・ドライバー検索」スマホ検索ページ
Web版では「PUDOロッカー」を、スマホでは「PUDOステーション」を選択して検索ください。
「らくらくメルカリ便」のみ対応
メルカリ出品で売れた商品をPUDOから発送する場合は、配送方法を「らくらくメルカリ便」に指定する必要があります。
らくらくメルカリ便以外の配送方法を選択している場合、PUDOからは発送できませんのでご注意を。
らくらくメルカリ便には以下3つの配送方法があり、いずれもPUDO利用で発送可能です。
- ネコポス
- 宅急便コンパクト
- 宅急便
メルカリでのPUDO利用はアプリ限定
メルカリで売れた商品をPUDOで発送する場合は、メルカリアプリでのみ操作可能です。Web版での操作では、PUDOを利用できません。
PUDO利用の場合は、スマホアプリで手続きをしてください。
PUDOの対応サイズ
メルカリでPUDOを利用できる荷物のサイズは、配送方法ごとに以下のとおり決められています。
配送方法 | サイズ | 重さ | PUDO対応サイズ |
---|---|---|---|
ネコポス | A4サイズ (縦23~31.2cm✕横11.5~22.8cm✕厚さ3cm以内) |
1kg以内 | 全サイズ |
宅急便コンパクト (専用梱包材指定あり) |
専用BOX 専用薄型BOX |
制限なし | 全サイズ |
宅急便 |
(PUDO利用は140サイズまで) |
|
100サイズ以下 縦・横・高さの三辺計が100cm以内かつ重量が10kg以内 |
らくらくメルカリ便の中でも宅急便には「140サイズまで」と制限があり、160サイズの配送品はPUDOを利用できませんので注意しましょう。
PUDO利用時の送料
メルカリでPUDOを利用する際にかかる送料は、らくらくメルカリ便でかかる送料のみ。追加料金等はかかりません。
らくらくメルカリ便の配送方法ごとの料金は、以下のとおりです。いずれも全国一律で分かりやすい料金設定となっています。
配送方法 | 配送料金(全国一律・税込) |
---|---|
ネコポス | 210円 |
宅急便コンパクト (専用梱包材指定あり) | 450円 + 専用BOX 70円/枚(再利用不可) |
宅急便 |
|
【メルカリ発送】PUDOの使い方手順
メルカリで売れた商品をPUDOから発送する場合の操作手順を、以下の3つのパートに分けて解説します。
- メルカリアプリでの事前準備
- PUDOでの操作手順
- 発送手続き完了後のメルカリアプリの操作
メルカリアプリでの事前準備
まずはメルカリアプリで発送用のQRコードを準備しましょう。
取引画面の発送場所で、[宅配便ロッカーPUDO]をタップ。
PUDOからの発送方法が記載されているので、内容を確認の上でサイズの指定と品名を入力しましょう。
画面を下にスクロールして、[配送用のQRコードを表示する]をタップします。
以下が取得したQRコードの画面です。QRコードの下には「受付番号」と「パスワード」が表示されています。
メルカリで配送用のQRコードを生成したら、次はPUDOステーションでロッカーの操作画面を操作します。
発送伝票は荷物の回収後にヤマト運輸の担当者が貼り付けするため、出品者が用意する必要はありません。
PUDOでの操作手順
発送の事前準備が整ったら、次はPUDOの画面で操作します。
PUDOステーションの操作画面で「発送」ボタンをタップ。
「QRコードをスキャンするか、受付番号・認証番号を入力してください」と表示されます。
メルカリの2次元コードを、画面下にあるスキャナー部分で読み取ります。読み取りできない場合は、QRコードの下に記載されている「受付番号」と「パスワード」でも操作可能です。
次に、引き受けできない荷物など注意事項が表示されますので、内容を確認の上、問題がなければ「確認しました」のボタンをタップします。
配達日の指定を選択して、「次へ」をタップ。ネコポスでは日時指定ができませんので、「指定なし」のまま「次へ」をタップします。
配達時間帯の指定を選択して、「次へ」をタップ。ネコポスでは日時指定ができませんので、「指定なし」を選択します。
日時指定の確認画面になるので、内容を確認して間違いなければ「次へ」をタップ。
続いて、荷物を入れるボックスのサイズを選択します。
PUDOのロッカーには、S・M・Lの3種類あり、サイズは以下のとおり。高さだけが異なります。
PUDOロッカーのサイズ | 横幅 × 奥行き × 高さ | 高さ |
---|---|---|
S | 44cm ✕ 55cm | 8.5cm |
M | 18cm | |
L | 37cm |
ロッカーの扉が開いたら、荷物を入れます。送り状は不要ですので、そのまま入れましょう。
ロッカーの扉を閉め、「確認しました」のボタンをタップします。
以下が最終確認画面です。①PUDOでの受付番号が表示されるので、カメラやメモ等で控えてから②「OK」ボタンをタップすれば、発送手続き完了です。
「お荷物は正常に登録されました」の画面になり、①荷物の伝票番号が表示されます。伝票番号は、荷物の問い合わせに必要な番号です。こちらもカメラやメモ等で控えておきましょう。②「終了」で画面を閉じます。
発送手続き完了後のメルカリアプリの操作
PUDOでの発送手続きが完了したら、メルカリの取引画面の[商品の発送をしたので、発送通知をする]をタップし、さらに表示される画面で[発送しました]をタップします。
これでPUDOを利用してのメルカリ発送が完了しました。後は購入者に商品が届き、先方からの受取評価を待つだけです。
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PUDOを利用する際の注意点
PUDOから荷物を発送する際は、以下の点に注意が必要です。
- ロッカーに入らないものは利用不可
- 設置場所によって24時間対応でないことがある
- 発送に対応していないPUDOもある
- ロッカーの空きがなければ利用できない
- PUDO発送で表示される受付番号を必ず控える
荷物を持参したのに発送できなかったなどのトラブルを避けるためにも、これらの注意事項はしっかり把握しておきましょう。
ロッカーに入らないものは利用不可
サイズオーバーや特殊な形状で、荷物がロッカーに入らないことがあります。
ロッカーに収まらない荷物はPUDOで預かってもらえませんので、ヤマト運輸の営業所やコンビニの窓口で手続きしましょう。
設置場所によって24時間対応でないことがある
屋外設置のPUDOであれば、24時間365日いつでも利用可能ですが、深夜や早朝、休日で設置している施設が閉まっている間、利用できないこともあります。
24時間対応か、土日祝日に利用できるか、PUDO設置場所を検索するサイトで事前に確認しておくと安心です。
発送に対応していないPUDOもある
PUDOステーションは全国各地に設置されていますが、中には発送に対応していないPUDOステーションもあります。利用前に発送できるかどうか、PUDO検索の際に併せて確認しておきましょう。
ロッカーの空きがなければ利用できない
ロッカー数には限りがあります。空いたロッカーがなかった場合に備えて、近隣のPUDOステーションもチェックしておくと安心です。
PUDO発送で表示される受付番号を必ず控える
PUDOステーションから商品を発送する場合、控えなどは発行されず、出品者の手元に残るのはPUDOの操作画面に表示される「受付番号」だけです。万が一のトラブルに備えて、忘れずに控えておきましょう。
メルカリの発送でPUDOを利用する際によくある質問
メルカリで売れた商品をPUDOから発送するにあたって、よくある質問をまとめて紹介します。
メルカリでPUDOから発送する場合の送り状や伝票は?
メルカリ発送でPUDOを利用する場合は、送り状も伝票も不要です。ロッカーには梱包した商品をそのまま入れましょう。
荷物を引き受け後に、ヤマト運輸の担当者がラベルを貼り付けしてくれます。
PUDOで送れるサイズは?
メルカリ発送でPUDOを利用できるのは、「ネコポス」と「宅急便コンパクト」の全サイズと、宅急便の140サイズまでです。
宅急便の160サイズには対応していません。
PUDOに預けた場合の発送はいつ?
PUDOから発送する場合、15時までに納品すれば当日発送。15時過ぎに納品した場合は翌日配送となります。
メルカリでPUDOから発送する場合の箱は?
メルカリ発送でPUDOを利用する場合、「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」の3つの配送方法がありますが、この中で専用梱包材が必須なのは「宅急便コンパクト」のみ。
宅急便コンパクトの専用梱包材は、宅急便コンパクト用としては最初の1回しか利用できず、再利用した場合は宅急便としての扱いになります。
「ネコポス」と「宅急便」は、封筒やダンボールなど手持ちの梱包材を使用できます。
PUDOが利用できる時間帯は?
PUDOは24時間365日利用可能ですが、設置場所によっては利用できない日時が発生する場合もあります。
24時間や土日祝日に利用できるかどうかは、PUDO検索画面で確認できます。
PUDOは複数の商品を入れられますか?
PUDOで発送する場合は、1取引につき1つのロッカーが必要です。複数取引の商品を発送する場合はその取引の数だけロッカーに空きがなければ発送できません。
数が多いときはまとめて窓口に持参することをおすすめします。
PUDOでのQRコードの読み取り方法は?
PUDOの操作画面のすぐ下に、QRコードを読み取るためのスキャナーがあります。
発送で利用する場合は、PUDOの発送ボタンをタップした後に、画面に指示が出たタイミングでQRコードを読み取りましょう。
PUDOは誰でも使えますか?
メルカリ利用でPUDOを利用する場合、メルカリでQRコードを発行できれば誰でも荷物を発送できます。ヤマト運輸の会員サービス「クロネコメンバーズ」への会員登録も不要です。
メルカリでPUDOを利用する場合Webサイトでも操作できますか?
メルカリでPUDOを利用する際は、メルカリアプリでのみ操作可能で、メルカリのWebサイトでは利用できません。
メルカリ発送でのPUDOの使い方はアプリで簡単!
メルカリで売れた商品を発送する際、窓口の営業時間内に行けないこともあるでしょう。宅配ロッカー「PUDO」を利用すれば、24時間365日いつでもQRコードを読み取るほか、簡単な操作だけで発送手続きが完了します。
メルカリ出品はPUDO利用など、出品者の利便性も高く、使い勝手が高いことが大きなメリット。
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