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メルカリの返品への対処法|返品できる条件や応じてもらえない場合の対処法

更新日:2023年11月18日
メルカリの返品の流れ|返品したいと言われたら?拒否は可能?

メルカリで購入した商品を返品できる条件は以下のとおりです。

  • 注文した商品ではない場合
  • 商品に画像や説明文にはない破損(配送時についたものも含めて)や特徴がある場合
  • ブランドの模造品・偽物または非正規品の場合

上記にあてはまる場合は、出品者に返品依頼のメッセージを送りましょう。

この記事では、メルカリで毎月150件以上の取引を行っており、物販の講師を努める神岡がメルカリの返品方法について詳しく解説しています。

返品を行う際に必ず知っておきたい注意点も記載しているので興味がある人はぜひ最後までご確認ください。

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神岡進也
物販総合研究所 メルカリ物販 / 韓国輸出講師
この記事の著者:神岡 進也

1984年 静岡県出身。2012年に副業として物販ビジネスを開始し、中国輸入、せどり、BUYMAなどを経験。2016年からebayや中国のアリババで仕入れた商品をメルカリで販売する物販を実践中。メルカリでは毎月100件〜150件の取引を行い、30万円から50万円ほどの利益を上げ続けている。現在は、これまでの経験をもとにYouTubeでもメルカリ物販についてのノウハウを積極的に発信し続けている。
▶Twitter: https://twitter.com/kamioka0909
▶YouTube: 神岡進也 [物販総合研究所]
神岡 進也のプロフィール

この記事の内容

【購入者側】メルカリで返品できる条件

【購入者側】メルカリで返品できる条件

ECサイトなどとは違い、個人間の取引になるメルカリは、返品できるか気になっている人も多いのではないでしょうか?

下記の条件を満たしていれば、泣き寝入りせずに返品は可能です。

  • 注文した商品ではない
  • 商品に画像や説明文にはない破損(配送時についたものも含めて)や特徴がある
  • ブランドの模造品・偽物または非正規品

このように、購入者に非がなく正当性のある理由であれば返品できます。

正規品として購入したにもかかわらず非正規品や模造品が届いたら、販売者に問い合わせましょう。

また、商品を開けた段階で、破損している場合も直前に落とすなどしていなければ購入者に非はありません。

ただし、画像や商品説明文に破損がある旨が記載されている場合を除きます。

逆に、「いざ商品を実際に見てみたらイメージと違った」「やっぱり必要なくなった」という場合は購入者の自己都合となるので返品は不可になります。

【出品者側】メルカリで返品に応じる必要がある場合

【出品者側】メルカリで返品に応じる必要がある場合

購入者から返品依頼がきた場合、無条件で対応しなければならないということはありません。

例えば「破損があったから返品してほしい」と連絡があっても、商品画像や説明文に記載済みの破損だった場合は、購入者の詳細確認不足となり返品拒否できます。

こうした明らかな購入者都合の場合は対応しなくても問題ありませんが、下記のような状況で返品が発生した場合は必須です。

  • 梱包の甘さが原因による破損
  • 非正規品・模造品を送った
  • 画像や説明文に不備がある、またはわかりにくい

万が一梱包が十分だったにも関わらず、発送中に破損してしまった場合は、運送会社やメルカリ運営から補償が出るケースもあるので梱包の状態は把握しておきましょう。

状態を詳しく確認した場合は、購入者に頼んで画像を送ってもらうのも1つの手段です。

販売者・運送会社どちらの非かわからなくとも、上記のような理由で返品依頼がきたら、真摯かつ迅速な対応を心がけましょう。

はじめの返品依頼がくると動揺して冷静な判断ができないこともあります。

以下の動画では、出品商品が多くなれば避けて通れない返品依頼について、「取引完了前」「取引完了後」「配送中の破損等」のパターンに分けて詳しく解説しています。

返品依頼は、対応を間違えると大きなトラブルに発展する可能性があるので、ぜひ最後までご覧になって参考にしてください。

 

 

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メルカリでの返品手順

メルカリでの返品手順

メルカリ初心者だと、「返品したいけど方法がわからない」という人もいるのではないでしょうか。

この章では、メルカリでの返品手順を詳しく紹介します。

出品者へ返品依頼のメッセージを送る

まず出品者へ返品依頼のメッセージを送ります。受け取り評価をしてしまうと取引が完了してしまうので、その前にメッセージを送りましょう

模造品が届いたり破損があったりすると、気が動転して出品者を責めるような感情的な文章を送ってしまう人もいますが、トラブルに発展しないためにも冷静な文章を心がけることが重要です。

メッセージには発送のお礼と返品したい旨・その理由を記載しましょう。

返品に同意するメッセージを待つ

出品者が過失を認めて返品に応じる場合は、同意する旨を記載したメッセージが送られてきます

メッセージ通知が送られてくることを待ってから、その後のステップに進みましょう。

返品送料の負担を購入者・出品者側で決める

返品対応に双方の同意が得られたら、返品送料の負担をどちらがするかを相談します。

基本的に過失がある出品者側が負担する場合がほとんどです。 購入者側が負担する場合は、「購入する商品を間違えたから返品させてほしい」という購入者都合による返品のときです。

商品発送、キャンセル申請の依頼をする

発送方法まで出品者と相談・合意も得られたら、返品対象の商品を発送します

このとき、商品が到着したらキャンセル申請をしてもらいたい旨を伝えておくと、スムーズに進みます。

返品したい商品を発送する

返品したい商品を発送するときは、相手の届け先を事前にメッセージで確認し、追跡サービスをつけておきましょう。

追跡サービスをつけておくと、「送った」「送らない」で揉めることもなく、クレーム・トラブルに発展しにくくなります

出品者からキャンセル申請が届くので同意して終了

返品した商品に問題がなければ、出品者がキャンセル申請をしてくれるので、同意するボタンをタップして一旦取引をキャンセルしましょう。

その後の返金手続きはメルカリ側が行ってくれるので、返金されるのを待ちます

メルカリの返品についての注意点

メルカリの返品を行ううえで、注意すべきポイントが4つあります。

返品を求めるメッセージを送る前にチェックしておきましょう。

返品前に受け取り評価をしない

受け取り評価を入力してしまうと、その時点で取引と出品者への代金の入金も完了してしまいます。そうなると返金処理の手間が増えてしまうので、その分お金が返ってくるまでに時間がかかります。

商品が手元に届いたからといって、すぐに受け取り評価はせず、中身の確認はもちろん説明文との相違や破損がないかをまずチェックする癖をつけましょう。

返品は匿名配送できない

返品の場合は、匿名配送やプライバシー配送を含めたメルカリ便が選択できません

出品者からの発送が匿名配送の場合は、メッセージで配送先を教えてもらいましょう。

個人情報なので、不信感を抱かれないためにも、匿名配送やプライバシー配送が利用できない旨を伝えることも大切です。

当然、購入者側も氏名・住所を伝えることになることを承知しておきましょう。

出品者・購入者双方の同意がないと返品できない

返品は出品者・購入者同士の合意のもとのみ成立します。たとえ出品者の住所がわかっていて、購入者に非がない場合であっても相談・交渉なしに商品を返送するのはやめましょう

出品者側からすれば、自分が送ったはずの商品が突然返送されれば驚くだけでなく、購入者への印象もよくありません。

メッセージを送ってから音沙汰がない場合は、メルカリ運営への相談をおすすめします。

発送時の商品破損の場合は事務局へ連絡

発送時の商品破損の原因として、下記の2つが考えられます。

  • 梱包が不十分
  • 配送中に過度な衝撃を与えた

梱包が不十分な場合は、出品者の過失ですが、配送中の衝撃が原因であれば運送業者の責任です。

メルカリ便を利用していた場合、補償してもらえる可能性があるので、運営に報告しましょう。

破損していたからといって、出品者の責任として決めつけて判断してしまうと出品者側もあまりいい気分ではありません。

思わぬトラブルに発展する場合もあるので、破損に気づいたらまず商品にふさわしい梱包方法をとっているか、箱にぶつけた跡などはないかをチェックしておくとよいでしょう。

また、補償を受ける証明として発送に使われた梱包資材の確認が必要な場合もあるので、返品手続きが完了するまで保管しておくことをおすすめします。

その他のメルカリでよくあるトラブル事例については、以下の記事で詳しく解説しています。併せてお読みいただき、不安を取り除いてメルカリを積極的に活用しましょう。

よくある質問

国内大手のフリマアプリとして高い知名度を誇るメルカリですが、慣れていない人にとっては個人間でのやり取りとあって、不安や疑問も多いことでしょう。

そんな悩みを解決すべく、メルカリの返品でよくある質問と回答をご紹介します。

メルカリの返品送料は着払いが基本?

購入者・出品者のどちらが返品送料を負担するかは、返品が発生した原因によって変わります。

商品の破損や、説明文の不足などの出品者有責の場合は、出品者が送料を負担します。

一方で、「商品が到着したが不要だった」「間違えて違う商品を購入してしまった」などの理由から、送料を負担してでも返品したい場合は自己都合なので購入者が送料を負担してください。

メルカリの利用規約で定められているわけはありませんが、返品を発生させた側が責任をもって送料を負担するのが筋といえるでしょう。

メルカリの返品送料はどうなる?

メルカリの返品送料は、返品を発生させた側が支払うのが基本です。

しかし、場合によっては事務局が負担してくれるケースもあります。返品の相談中に相手と連絡が取れなくなった場合や、話し合いがされず一方的に着払いで返品された場合が該当します。

メルカリの返品は匿名でできる?

メルカリの返品は匿名配送の利用ができません。プライバシー配送もできないので、出品者側は相手に住所・氏名を伝える必要があります。

購入者も配送時に自分の氏名・住所を記載する必要があるので、承知しておきましょう。

メルカリで評価後に返品をすることはできる?

評価後に商品を返品したり、取引のキャンセルはできません

評価後は取引メッセージも利用できなくなりますので、どうしてもという場合には、メルカリ事務局に問い合わせを行いましょう。

メルカリで返品できないと言われたときはどうする?

返品できない理由を確認した上で、商品の不備が明らかに出品者側の責任であると考えられる場合には、事務局に問い合わせて介入してもらうとよいでしょう。

メルカリの返品で住所教えたくないときはどうする?

郵便局やコンビニ留めを利用することで、出品者の住所を購入者に伝えることなく返送商品を受け取ることが可能です。

メルカリの返品は出品者と話し合おう

メルカリの返品方法について解説しました。

  • メルカリで返品できる条件を確認してから返品依頼をする
  • 返品する場合は相手に住所がバレるリスクがある
  • 返品前に受け取り評価をすると手続きの手間がかかるのでNG

上記を理解して、メルカリの返品手続きを進めましょう。

 

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