メルカリのキャンセル申請方法は？同意しないとどうなる？

メルカリで取引をキャンセルできるパターン

基本的には、購入ボタンを押してからお互いの評価が完了する前までであれば、双方の相談によってキャンセル可能。

ただし、メルカリでキャンセル申請できるのは、

このいずれかのケースに該当する場合のみです。

気を付けなければならないのは、メルカリの取引キャンセルが成立すると、取引自体が無かったことになり、取引メッセージのやりとりも停止となること。キャンセル以降は相手ユーザーと連絡を取る手段が消滅してしまうのです。

これらの条件や注意点を踏まえて、キャンセルの仕方・手順など見ていきましょう。

メルカリのキャンセル申請方法

購入者側でも出品者側でも、下記の手順で取引のキャンセル申請が可能です。

1. 取引画面を開く
2. ページ最下部の[この取引をキャンセルする]をタップ
3. キャンセル理由を入力する
4. キャンセルの注意点を確認・承諾する
5. 取引相手からが同意するとキャンセルが成立

もしも取引相手がキャンセルに同意しない場合、キャンセルは実行されず、その後の取引メッセージも利用不可となります。

その代わりに、メルカリ事務局へのお問い合わせフォームが表示されますので、事務局に状況を連絡し、事務局側の判断を待ちましょう。

メルカリでキャンセルが発生するケース＆使える例文

メルカリの取引キャンセルは、出品者と購入者で手続きが異なります。

出品者都合でキャンセルする場合

メルカリのキャンセルで、出品者都合の理由としてやむを得ないのは、

などがあるでしょう。

出品者側のこうした都合でメルカリの取引をキャンセルしたい場合は、取引画面にて、購入者に事情を説明して了解を得る必要があります。

出品者都合のキャンセル例文

購入者にキャンセルをお願いするときの例文を記載しておくので参考にしてください。

購入者にお詫びのメッセージを送り、合意を得られれば、取引画面のキャンセル申請フォームから必要事項を入力して申請します。

ちなみに、出品者側からのキャンセルで、出品者に落ち度がある場合は、返金や返品などで対応しなければなりません。

反対に、出品者に落ち度がなければ、キャンセルに応じないという選択肢もあります。

購入者都合でキャンセルする場合

次に、メルカリのキャンセル、購入者都合によるケースを見ていきましょう。

購入者都合でキャンセルがやむを得ない理由としては、

などがあります。

出品者は取引画面にキャンセル申請ボタンが表示されていますが、購入者は、商品の発送までの日数を経過した次の日にならないと表示されません。

キャンセル申請ボタンが表示される前にキャンセルする場合は、出品者か事務局に依頼してキャンセルしてもらう必要があります。

購入者都合のキャンセル例文

出品者にキャンセルをお願いする際は、以下の例文を参考にしてください。

取引メッセージでお詫びをして、出品者が対応してくれれば、キャンセル成立となります。

以下の記事では、購入した商品が発送してもらえないケースについて詳しく解説しています。

（関連）メルカリで商品が発送されない場合いつまで待つべき？キャンセル方法も紹介

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メルカリのキャンセルに相手が同意しないとどうなる？

メルカリのキャンセルでは、出品者都合でも購入者都合でも、どちらかが同意しないければキャンセル申請が成立せず、そのまま取引メッセージも利用できなくなります。

その後は「出品者」と「購入者」のユーザー同士ではなく、事務局の対応となり、ほとんどのケースで、事務局の判断によって取引キャンセルされ、終了します。

返品できる条件など返品への対処法は、以下の記事でも解説していますので併せてご覧ください。

（関連）メルカリの返品への対処法｜返品できる条件や応じてもらえない場合の対処法

メルカリの取引キャンセルでペナルティは発生しない

メルカリで取引をキャンセルしただけでペナルティ対象となることはありません。

メルカリで取引キャンセルになれば、お互いの評価も残らないのでご安心を。

ただし、悪質なキャンセルなど、状況によってはペナルティが発生することもあります。

例えば

など、自己都合で迷惑行為と判断されるようなキャンセルを繰り返すと、事務局からの警告で、利用制限や強制退会になることも。

メルカリキャンセルでペナルティになる回数など、明確なラインは分かりませんので、メルカリでのキャンセルが頻発しないように注意しましょう。

「専用出品」でもキャンセルのトラブルが起こる場合があります。詳しくは以下の記事で解説していますので、トラブルを防ぐ参考にしてください。

（関連）メルカリの専用出品とは？やり方や横取りへの対応も紹介

メルカリで、代金支払い済みの取引がキャンセルになった場合、返金は事務局から直接購入者に支払われますので、出品者側が対応することは何もありません。

メルカリで取引キャンセルした場合は、支払い方法によって返金方法や返金時期も異なります。

以下の返金方法一覧を参考にしてください。

メルペイ残高で支払った場合の返金処理は、キャンセル完了時に実行されますが、その他は日数がかかります。クレジットカードの場合は最長で2ヶ月で、その他の返金は手続きする会社によって異なります。

デビットカードの場合は、2回引き落としになる場合もあるとのことですが、もちろん、いずれも返金となるのでご安心を。ただし、最終的な返金までかなり時間もかかるでしょう。

（参考） メルカリガイド

メルカリでキャンセルを発生させないためにできること

メルカリでキャンセルとなると、販売機会の損失になるだけでなく、手間やトラブルで時間も失います。

気軽に利用できるのが魅力のメルカリですが、出品時も購入時も内容をしっかり確認して、慎重に取引したいですね。

出品時の注意点

メルカリ出品で、購入者からキャンセルされたり、自己都合で出品のキャンセルをしなくて済むように、以下の点に注意しましょう。

せっかく購入してもらったのに、キャンセルするのはもったいないですよね。トラブルにならないよう、できる努力はしておきましょう。

以下の記事では、安全に梱包する方法を詳しく解説しています。梱包も、トラブル回避の一つの方法です。

（関連）【商品別】メルカリの梱包方法全まとめ｜服・本などケース別にルールを紹介

購入時の注意点

メルカリで購入する際に、キャンセルとならないよう気をつけることは以下のとおりです。

いろいろな商品を見ていると、外せない条件など、うっかり見落としてしまうこともありますよね。購入ボタンを押す前に、冷静に最終確認を行いましょう。

以下の記事では、トラブルの事例を紹介していますので、参考にしてください。

（関連）【体験談あり】メルカリのトラブル事例8選と対策｜「疲れた」とならないために今すぐできること

メルカリのキャンセル申請に関する疑問Q&A

ここからはメルカリのキャンセル申請に関する疑問について紹介します。

メルカリでキャンセル申請後はいつまでメッセージのやりとりができる？

メルカリでキャンセル申請後、事務局がキャンセルを認め、キャンセルを実行した場合には、その時点でメッセージ機能も利用できなくなります。

メルカリでキャンセルしたらお金はどうなる？

キャンセルが成立すると、商品代金や送料、手数料を含めた金額が返金されます。取引自体がなかったものになると考えると分かりやすいでしょう。

メルカリで商品発送後にキャンセルされたら？

商品自体に不備がある場合には、キャンセルに応じる必要があります。商品自体に不備がなく、購入者都合によるキャンセルと判断できる場合には、事務局に連絡を行い、判断を仰ぎましょう。

メルカリのキャンセルで「返品不要」と言われたら？

キャンセルにお互いが合意した場合、商品によっては「返送不要」と出品者からメッセージが来ることがあります。「送料や手間などの兼ね合いで、商品返送なしでキャンセルに応じます」という意味ですので、商品破棄にお金がかかるといった場合以外は、返送不要の条件でキャンセルを受けると良いでしょう。

メルカリのキャンセル申請ができない場合はどうする？

メルカリでキャンセル申請フォームが表示されるタイミングは購入者・出品者によって異なります。

出品者の場合
常時、取引画面の最下部にキャンセル申請フォームが表示されます。

購入者の場合
商品画面で確認できる 「発送までの日数」を経過した翌日0:00に、取引画面の最下部にキャンセル申請フォームが表示されます。

例：1月1日 12:30に購入手続き（購入者が支払いを完了）した場合

「1〜2日で発送」の場合
発送期限：1月3日 12:30
フォームの表示：1月4日 0:00
「2〜3日で発送」の場合
発送期限：1月4日 12:30
フォームの表示：1月5日 0:00
「4〜7日で発送」の場合
発送期限：1月8日 12:30
フォームの表示：1月9日 0:00
フォームの表示がない場合は、出品者に申請を依頼いただくことをご検討ください。
※「お問い合わせ」から事務局までご連絡いただくことも可能ですが、お問い合わせには順次対応しているため、お時間がかかる場合がございます

引用元：キャンセル申請フォームが表示されるタイミング（メルカリ）

購入者側でキャンセル申請フォームが表示されない場合は、出品者に申請を依頼するとよいでしょう。

メルカリのキャンセル申請は取り消しできる？

メルカリでキャンセルを申請した場合、ユーザーのみでは取り消しはできません。

キャンセル後、取引メッセージの利用はできません。
キャンセル後は、取引画面および取引メッセージの閲覧・投稿ができなくなり、取引相手との連絡手段がなくなります。

キャンセル申請時は上記を考慮し、お手続きください。

引用元：取引のキャンセル方法（メルカリ）

公式の説明にある通り、メルカリ事務局に問い合わせを行って対応することを検討しましょう。

メルカリのキャンセル申請が拒否されたときの対応は？

出品者から購入者にキャンセル申請を行って同意しなかった場合、キャンセル申請は不成立となります。メルカリ事務局が間に入り、仲裁を行ってくれるため対応を待ちましょう。

また、購入者から出品者がキャンセル申請を行う際は、メルカリ利用規約第11条5項『キャンセル及び商品の瑕疵(かし)』に該当しているかが重要になります。

商品の瑕疵(かし)に該当する場合は、返金や返品に応じる義務があるますが、それ以外は申請に応じる必要はないと理解しておきましょう。

（参考） メルカリ利用規約

メルカリのキャンセル申請は慎重に行おう

メルカリでキャンセル申請を行うことは可能ですが、キャンセル申請後は購入者とのやりとりが不可能になるので注意しましょう。

また購入者側からのキャンセル申請は、出品者の同意が必要です。今回紹介した例文を利用して出品者に相談をすると良いでしょう。

メルカリの利用に慣れている場合は、メルカリを使って副業を初めてみてはいかがでしょうか？

メルカリせどりについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてください。

（関連）メルカリせどりで稼ぐ方法｜メルカリで売る転売のやり方とは？

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