メルカリの本人確認はそもそも必要?しないとどうなる?

結論から言うと、メルカリを快適に使うなら、今や本人確認はほぼ必須です。
というのも、メルカリは近年、本人確認の強化を進めていて、「本人確認をしないとできないこと」が順次拡大しているんですね。つまり、本人確認が前提のサービスになってきています。
メルカリが重視しているのは、「正しくご利用いただいているお客さまが不利益を被ることがないよう、安心安全にご利用いただける環境を構築」すること。不正な取引や詐欺などを防ぐためには、本人確認の強化も当然の流れと言えます。
(参考)メルカリ公式|メルカリの安心安全に関する体制強化と新たな補償方針による対応の開始について
【一覧比較】メルカリ本人確認のメリット・デメリット

ここでは、メルカリの本人確認によって、具体的に「何ができて、何ができないのか」をメリット・デメリットに分けて解説します。
メリット:売上金の活用、信頼度アップなど
メルカリの本人確認を済ませることで、以下のようなメリットが得られます。
- 本人確認バッジで信頼UP
- 高額商品の取引ができる
- 売上金を使って支払える
特に、メルカリで販売する人にとっては、本人確認のメリットが大きいです。マイページに「本人確認済」のバッジがつけば、ついていない人よりも信頼感がアップするため売れやすくなります。
また、高額商品の取引や売上金を使った支払いができるなど、取引の幅が広がるのもポイント。メルカリ副業に取り組む方なら、「本人確認をしておいてよかった!」と感じる場面が少なくありません。
本人確認が必要な項目は今後も増える可能性があるため、早めに済ませておくのがおすすめです。
デメリット:個人情報提出の不安と安全性について
逆にメルカリで本人確認をするデメリットは、やはり「個人情報を提出することへの不安」ですよね。
しかし、メルカリはデジタル庁などの関連省庁と連携しながら運営しており、当然ながら厳重な管理体制のもとでセキュリティ対策を行っています。その上で、アカウントの安全性に関する注意点や対策も公開するなど、危険性への対応は徹底されています。
公式が推奨する利用方法で取引をしていれば、トラブルのリスクは抑えることが可能です。
(参考)メルカリ公式|アカウントの安全性(※別タブで開きます)
本人確認に使える書類一覧

メルカリでの本人確認に使える書類は、以下の通りです。
- 日本国籍の人:マイナンバーカード、運転免許証 / 運転経歴証明書
- 外国籍の人:在留カード / 特別永住者証明書(※メルカリモバイルは非対応)
マイナンバーカードなら手続きがスピーディーなのでおすすめです。今後、政府の動きに合わせてメルカリでも本人確認をマイナンバーカードに一本化する予定となっています。
(参考)メルカリ公式|利用可能な本人確認書類・補完書類(※別タブで開きます)
【画像付き】メルカリ本人確認のやり方を解説

メルカリでの本人確認は、以下の3ステップですぐに完了します。
以下、各ステップの進め方を見ていきましょう。
(参考)メルカリ公式|本人確認の手順(日本国籍の方)(※別タブで開きます)
ステップ1:「アプリでかんたん本人確認」を始める

メルカリアプリにログインしたら、ホーム画面の右上から「マイページ」に進み、「アプリでかんたん本人確認」を始めます。
ステップ2:本人確認の方法を選ぶ(おすすめはマイナンバーカード)

メルカリの「アプリでかんたん本人確認」には、以下3つの方式があります。
- マイナンバーカードのICチップを読み取る方法
- Appleウォレットにマイナンバーカードを追加する方法
- 本人確認書類 + 顔画像を撮影する方法
おすすめは、前述の通りマイナンバーカードを利用する方法です。
3つ目のやり方であれば運転免許証なども使えますが、その場合は本人確認書類に加えて「自撮り写真」の提出が必要となります。他の方法に比べて手間がかかる点は、認識しておきましょう。
ステップ3:画面の案内に沿って撮影・情報入力を行う

続いて、選んだ方式に沿って撮影・情報入力をしていきます。以下、マイナンバーカード読み取り方式と自撮り方式の手順をそれぞれ解説します。
【最短1分】マイナンバーカード読み取り方式の場合
マイナンバーカードを使う場合、メルカリの本人確認は最短1分で完了します。以下、画像付きで手順を見ていきましょう。
1.本人確認書類の選択画面で「審査時間なしで本人確認」の「マイナンバーカード」を選ぶ



5.4桁のパスコードを設定する

以上で、メルカリアプリでのマイナンバーカードを使った本人確認は完了です!
なお、iPhoneのAppleウォレットにマイナンバーカードを登録している人は、そちらの利用も可能! 詳しくは以下の公式ページをチェックしてみてください。
(参考)メルカリ公式|メルカリアプリの本人確認でiPhoneのマイナンバーカードが使えるようになりました(※別タブで開きます)
【免許証など】自撮り方式の場合
続いて、免許証などの本人確認書類と自撮りをあわせて提出する「自撮り方式」の手順を解説します。
1.本人確認書類の選択画面で、「自撮りで本人確認」の中から用意した書類を選ぶ
2.指示に沿って本人確認書類をスマホで撮影する



3.本人情報を入力する

4.4桁のパスコードを設定する

自撮り方式での本人確認は以上で完了です!
メルカリの本人確認ができない・承認されない時の原因と対処法

メルカリアプリでの本人確認が不承認となった場合、不備を正して再申請する必要があります。以下、不承認となった場合のよくある3つの原因と対処法を解説します。
原因1:入力情報と書類の不一致
1つ目のよくある原因は、入力情報と書類に不一致があるケースです。
住所や氏名、生年月日は、入力した情報が本人確認書類と一致していないと当然ながら不承認になります。再提出時には、書類に合わせて情報を正しく入力しましょう。
原因2:写真が不鮮明・ブレている
2つ目は、提出した写真が不鮮明だったりブレていたりするケース。画像から内容が確認できないため、不承認になることがあります。
例えば、以下のようなケースが挙げられます。
- 部屋が暗くて文字が読めない
- ピントが合っていない
- 光が反射して見えない
再提出時にはピントや影、光に注意して撮影しましょう。
原因3:書類の間違いや有効期限切れ
提出した書類に間違いがあったり有効期限が切れていたりする場合も、当然ながら不承認になります。
書類の間違いや有効期限切れがあった場合は、メルカリが認める本人確認書類の中で、有効期限内のものを用意した上で再申請しましょう。
よくある質問【FAQ】

最後に、メルカリの本人確認についてよくある以下3つの質問に回答します。
疑問点を解消して、スムーズに本人確認を済ませましょう!
審査には何日かかりますか?
メルカリの本人確認では、審査に平均で1~2日、最大5日程度かかります。
ただし、申し込み状況によっては5日以上かかるケースもあるとされているため、余裕を持って進めておきたいところです。特にメルカリ副業に取り組む方は、取引の直前に慌てることがないよう、早めに済ませておきましょう。
本人確認はキャンセルできますか?
メルカリの本人確認は、申し込んだ後の取り消しやキャンセルができません。基本的には本人確認を済ませておくのがおすすめですが、この記事でご紹介したメリット・デメリットを理解した上で判断しましょう。
なお、メルカリは複数アカウントの作成を禁止しています。メルカリでの複数アカウント運用については、以下の記事で詳しく解説しています。
(関連)メルカリの複数アカウント|本人確認さえ突破すれば2つ持てる?
本人確認が完了したかどこで確認できますか?
本人確認が承認されると、アプリに通知が来て、以下の通りマイページに「本人確認済」のバッジがつきます。メルカリユーザーからの信頼度をアップさせたい人は、ぜひつけておきたいですね。

メルカリの本人確認は簡単!早めに済ませて便利に使おう!

今回は、メルカリの本人確認について解説しました。最後に、大切なポイントを振り返っておきましょう。
- メルカリを快適に使い続けるなら本人確認はほぼ必須
- 売上金の活用や信頼度アップなどメリットがたくさん
- 手順はとてもカンタンで、最短1分で完了する
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、一度済ませてしまえば、メルカリがもっと安全で便利なアプリになります。この記事を参考に、さっそく本人確認を済ませて、メルカリをもっと楽しんでくださいね。
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