メルカリ複数アカウントの作り方
現在メルカリでは、アカウント作成時の本人確認と、同一名義の口座が必須となっています。
つまりメルカリで複数アカウントを作成するためには、自分ひとりではどうすることもできず、家族や友人など、誰かに頼むしか方法はありません。
最も頼みやすいのは家族ですが、実は単に家族で個々に利用したくてアカウントを作成しただけでも、複数アカウントの作成とみなされてアカウント停止になった例もあり、家族間ですら難しいのが現状です。
メルカリで家族や友人の複数アカはバレる?バレない?
下記5つが異なっている場合は、メルカリ側からでも複数アカウント運用だと判断できません。
- IPアドレス
- 住所
- 振込先
- 登録端末
- 電話番号
裏を返せば、住所もIPアドレスも同じ、振込先まで親名義で同じ、などとなれば、悪意は無くてもアカウント停止の確率が高まるということです。
IPアドレスというのはネット上の住所のようなもので、同居の家族で同じネット回線を使用していれば当然同一。メルカリではこうしたIPアドレスも判断材料として把握しているのです。
友人に頼むにしても、振込先も友人名義の口座となりますし、万が一アカウント停止になった場合は、迷惑を掛けることにもなります。いずれトラブルになる可能性が高いでしょう。
メルカリで複数アカウントの作成を行うのは、非常にリスクが高いのです。
別居の家族などで、本人の了解を得られる場合であれば、バレずにアカウントを作成できる可能性はありますが、何をきっかけにバレるかわかりません。
例えばアカウント停止になったIPアドレスの住所からメルカリにアクセスしてしまうなど、ふとしたことがきっかけで違う端末であっても同一ユーザーと判断され、売上没収なんてことにもなりかねません。
アカウント永久停止になってしまえば、もう二度とメルカリでアカウントは作成できないでしょう。
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メルカリの本人確認も複アカ運用の妨げに
2020年9月以降、メルカリでの本人確認が強化されています。
現在は「アプリでかんたん本人確認」で手続きをしないと、チャージ利用もできなくなっています。
「アプリでかんたん本人確認」をすると、数日から最大で5日程度の審査期間があり、審査に通過しないと売上金の振込申請もできません。
本人確認に必要なのは、
- 運転免許証または運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 在留カード
- パスポート(2020年2月以降発行のものは利用不可)
このいずれか1つです。
ただし、2020年2月以降に発行されたパスポートは、住所の記載が無くなったため、本人確認書類としては利用できません。
これらの本人確認書類の住所が現時点と異なっている場合は、補完資料として、公共料金の領収書や納税証明書等の書類が必要となります。
また、振込先口座については、必ず本人名義でなければ振込をしてもらえません。
結婚等で改姓した場合でも、名義変更してからでないと振込申請ができないのです。結婚や引っ越しで本人の情報が変更となった場合には、改めて本人確認書類等をアップロードしての手続きが必要となります。
メルカリではこのように、アカウントの不正作成や不正利用の対策として、本人確認を厳重にチェックしていますので、そもそも不正にアカウントを作成すること自体が難しくなっているのです。
メルカリアカウント作成の基本情報は、以下の記事を参照してください。
(関連)メルカリアカウントの作成方法|作り方の手順を画像で説明!
メルカリの利用制限と複数アカウント
メルカリでは、アカウントの利用に厳格な制限があります。まずは利用規約から見ていきましょう。
メルカリの利用制限
メルカリ利用規約には「複数登録の禁止」として、
個人のユーザー及びユーザー登録をされようとする方は、複数のユーザー登録を行うことができないものとします。
引用元: メルカリ利用規約
と記載されています。
メルカリのアカウントには利用制限があり、複数アカウントの作成は禁止されているのです。
誰でも複数のアカウントを作成できるとなると、悪質な出品者が増えたり、自作自演でレビューを書き込む人がいたり、クーポンを多重使用する人がいたり、様々に悪用できてしまいますから、これを禁止する運営側の意図も分からなくはないですね。
アカウントは、削除して別のアカウントを作ることは禁止されています。以下の記事の「メルカリアカウントの再登録や作り直しはできる?」をご参照ください。
(関連)メルカリアカウントの削除・退会する方法は?再登録の手順や注意点も詳しく解説
複垢作成の規約違反はどうなる?
メルカリの利用規約に違反したことが判明した場合には、
- 取引キャンセル
- 商品削除
- 利用制限
- 売上金没収
といったペナルティを受ける可能性があります。
メルカリで、複数アカウントを作成することは、大きなリスクになるということを覚えておきましょう。
メルカリで複数アカウントを作成するメリット
メルカリで複数アカウントを作るメリットは、以下のとおり。
- 多くの商品を出品できる
- ジャンルごとに専門店化が可能
- アカウントごとにキャンペーン・クーポンを利用できる
- アカウント停止のリスク対策
メルカリでの複数アカウント作成は規約違反でペナルティ対象となりますが、それでも他のアカウントを作成して出品している方はどうしてリスクを取ってまで複数アカウントを運用するのか、その理由を見ていきましょう。
多くの商品を出品できる
メルカリでは、個人出品が基本であり、一度に大量出品をして業者と判断されるとアカウント停止になるというリスクがあります。
複数アカウントを作成して出品を分散させれば、このリスクを避けられます。
ジャンルごとに専門店化が可能
複数のアカウントがあれば、専門店のようにジャンルを絞って、商品ジャンルをアピールしながら販売することができます。
一貫性のないジャンルを取り扱っているアカウントより、専門性が高いアカウントの方が信頼性アップに繋がります。
このためには、複数のアカウントが必要なのでしょう。
アカウントごとにキャンペーン・クーポンを利用できる
メルカリでは定期的にキャンペーン開催やクーポン配布があり、これを利用できれば安く仕入れができるなど、メリットが大きいですね。
1回限りの限定クーポンも、複数のアカウントがあれば、その数だけ利用できるというわけです。
アカウント停止のリスク対策
規約違反の方法で「アカウント停止のリスク対策」というのも、ちょっと違和感があるかもしれませんが、メルカリでは時に不合理な理由でアカウント停止になるケースもあるのです。
その場合に、他のアカウントが生きていれば、なんとか復活できるでしょう。
リスク回避のために別アカウントを持っていたいという気持ちは分からなくもないですね。
メリットとしてまとめましたが、いずれも規約違反であり、デメリットがありますのでご注意ください。
メルカリで複数アカウントを作成するデメリット
メルカリで複数アカウントを作るデメリットは、以下のとおり。
- アカウント停止のリスクがある
- 売上金が没収になる可能性も
- 家族や友人に迷惑がかかることも
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
アカウント停止のリスクがある
メルカリでは「複数アカウントを使用している」と運営に判断されれば、アカウント停止となります。
理由がどうあれ、メルカリ運営が判断すれば、アカウント停止のリスクがあるのです。
例えば利用規約を知らず、家族でアカウントを分けるつもりで複数作成したとか、パスワードなどログイン情報を忘れてしまったために新しくアカウントを作成した、なんていうケースでも、アカウント停止となったという実例があります。
メルカリの複数アカウント作成は、かなり厳重にチェックされていることが分かりますよね。
メルカリのアカウント停止は、期間を定めた一定期間の停止もありますが、永久停止もあり得ます。複数アカウントで稼ぐつもりが、アカウント停止になってはお話になりません。
売上金が没収になる可能性も
アカウント停止となれば、それまでにコツコツと貯めた評価や、売上金など、全てを失う可能性もあります。
アカウントの永久停止となれば、新しくアカウントを作成することはほぼ不可能と言えるでしょう。
また、自分以外の名前を使い、メルカリで複数アカウントを作成する場合には、相手にもリスクがあります。
家族や友人に迷惑がかかることも
メルカリでは、ユーザー登録は必ず本人が行うよう、利用規約にも記載があります。
ユーザー登録は、必ず本人が行ってください。また、ユーザー登録の際は、必ず正確な情報を入力してください。
引用元: メルカリ利用規約
他人になりすましてアカウントを利用する本人はもちろん規約違反ですが、家族や友人の名前でメルカリアカウントを複数作成したり、借りたりする行為は、家族や友人側の規約違反にもなるということです。
こうしたトラブルは、大切な人との関係を壊してしまう可能性さえある、ということを理解しておきましょう。
メルカリの複数アカウントに関するQ&A
メルカリの複数アカウント運用に関するよくある質問と、その答えをまとめました。
複数アカウントを検討している方は、ぜひお目通しください。
メルカリアカウントは何個まで?
メルカリアカウントは、1人1個までとなっております。複数アカウントが発覚した場合、アカウント停止などのペナルティが課せられる可能性がありますので、2つ目以降はアカウントを作成しないようにしましょう。
メルカリでアカウントを2つ作ってしまったらどうすればいい?
メルカリでの複数アカウント運用が禁止されていると知らずに2つ目のアカウントを作ってしまった場合は、素直にメルカリに経緯と謝罪の連絡を入れましょう。
内容によってペナルティの有無も変わってきますが、自己申告せずに後から発覚して売上を没収されてしまうよりは痛手が少ないはずです。
メルカリの複数アカウントがバレるとどんなペナルティがある?
メルカリの複数アカウントがバレると、アカウントが停止になる可能性が極めて高いです。また、複数アカウント運用が理由でアカウントが停止になると復活も望みにくいため、今後一切メルカリを利用できなくなるというリスクがあります。
メルカリ複数アカウント作成は違法?逮捕される?
メルカリアカウントの不正作成が原因で、逮捕に至った事例もあります。不正にメルカリアカウントを作成し、そのアカウントをネットオークションで販売していて逮捕された、という事例です。
メルカリアカウントは、携帯ショップのデモ機を利用して不正に作成していたとのこと。
このメンバーは「電磁的記録不正作出」と「電磁的記録不正供用」の疑いで逮捕されています。
(参考) 朝日新聞DIGITAL
嘘の情報でアカウントを作成すれば、このように逮捕される可能性もあるのです。
メルカリの複数アカウントは知らなかったは通らない
メルカリでは本人確認の強化をしていることから、アカウントを分けたいと思っても、複アカ作成は非常に難しくなっているのが現状です。
これほど厳しいチェックがなされていなかった頃には、メルカリアカウントの売買も行われていたのですが、逮捕者が出たことからこうした案件も見られなくなりました。
万が一、「メルカリアカウント売ります」といったメッセージを見つけても、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性が高いので、避けるべきでしょう。
メルカリの複数アカウント作成は、知らなかったでは済まされないリスクがあります。
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