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ネットで完結!国内転売を始める前に知っておきたい『ヤフオク仕入れ』のメリット

更新日:2025年3月5日

国内転売『ヤフオク仕入れ』とは?

ヤフオク仕入れとは名前の通りヤフーオクションで商品を仕入れてそれをAmazonなどで販売するという方法です。

ヤフーオクションは知っていると思いますがネットオークションの一つです。ヤフオクは、不要なものを売ったり、欲しいものを競り落としたりするオークションサイトです。なのでネット環境とパソコンがあれば誰でも商品を買うことが可能です。

パソコンが1台あればそれだけでヤフオクから利益のでる商品を見つけることができます。その見つけた商品を落札して支払いをしたらあとは登録してある住所に商品が届くのを待つというネットですべてを完結させることができる仕入れ方法です。

 

ヤフオク仕入れのメリット

ヤフオク仕入れのメリットとしては以下が挙げられます。

  • 市場規模が大きい
  • 安く仕入れられる
  • リピート仕入れできる
  • 中古品や限定品が仕入れやすい
  • まとめて仕入れられる

ヤフオクは利用者数も、出品者の数も、日本国内のオークションサイトでは一番の集客力を誇りで、日本最大級のネットオークションと謳われています。商品が揃っているので、リサーチさえ怠らなければ、何も見つからないことのほうが難しいです。これは、単純に数の理です。

例えばですが、10個しかない市場で稼げる商品を探してもほとんど稼げそうにないですよね。もしも探し出せたとしても、10個の商品を転売実践者で奪い合ってしまったら、即座に飽和してしまうのは目に見えた結果です。

しかし、100万個ある商品の中で稼げる商品を探そうと思ったら、沢山あるのは容易に想像できますよね?

そして、ライバルが多少いた所で、飽和を気にせず転売で稼ぐ事が出来るようになります。このように、市場が多ければ多いほど、稼げる金額が爆発的に上がってくると同時にリスクが非常に低くなってくるという事です。

肝心のヤフオクの出品数ですが、どれくらい出品されているかご存知でしょうか?

なんと、40,000,000点の出品数です。 分かりやすく表記すると、4,000万点です。しかも毎日です。4,000万点の商品の中から利益が出る商品を1日10個や20個発見することを考えたら、非常に簡単だと思いませんか?

ヤフオクは、「ストア」と呼ばれる一般企業も出品者として商品を売りに出していることも多いですが、一般個人の参加者もとても多く、自分が使っていたモノで古くなったり、使わなくなった物をヤフオクで売りに出す人も多いです。一般個人の方は、ヤフオクの相場など殆ど調べないので、格安で商品を落札出来たりすることも、よくあります。

リピート仕入れとは同じ商品を繰り返し販売することを言います。ヤフオクでもリピート仕入れができます。それはキーワードリピート仕入れです。ヤフオクで仕入れ対象になりやすいキーワードを抽出していくと効率的に仕入れをすることができます。

例えば限定 未開封などです。キーワードはジャンルによっても結構変わってきます。本なのかおもちゃなのか家電なのか仕入れがうまくいったらその時のキーワードとジャンルをメモしておくと、次のリサーチにまた同じ商品をすぐに見つけることができるかもしれません。

 

ヤフオク仕入れのデメリット

ヤフオク仕入れのデメリットは以下が挙げられます。

  • 取引連絡が面倒
  • 個人間のやり取り
  • 商品状態が悪い場合がある

ヤフオクは電脳仕入れの王道サイトですので、日本全国のせどらーがライバルになります。売れ筋の商品はヤフオクでもたくさん出品されており、殆どの商品が、Amazonより安い料金で手に入るのですが、Amazonで販売することを考えると、手数料等差し引いて、ギリギリ利益が出ないぐらいの落札価格が多いです。

その為、安定して価格差がある商品を見つけるまで、最初はリサーチに苦労することも多いです。新品と記載があるのに、明らかに汚れていたり、展示品=未使用=新品として出される商品も多くあり新古品という商品も多いです。

アマゾンで販売する際の「新品」は、未開封且つ、外箱含め全ての付属品が揃って新品。などの基準がありますが、ヤフオクにはそういう基準はありません。その為、商品の説明書きと出品画像をよく見て、気になる事は出品者へ質問をして、事前対策を、しっかり行って防方法しかありません。

それと、ヤフオクでのトラブルは、補償もないですし、ヤフオク側で仲介に入ってくれることもありませんので、完全に当事者同士で解決をする必要があります。

・入金したのに商品が届かない。

・海賊版や偽ブランド品だった。

私も海賊版を仕入れてしまった経験があって大変でした。また、事業等で領収書が必要な場合でも、個人の出品者からは領収書をスムーズに発行して貰えない時も多い為、この点は予め諦めていたほうが無難でストレスもないと思います。

 

ヤフオク仕入れの必須ツール『オークファン』

オークファンでできること。

  • ヤフオクの販売履歴を見られる
  • 商品の平均価格を調べられる
  • 自動入札ができる

 

オークファンを使う最大の目的は商品の「落札価格」を知ることです。アマゾンで販売している人が過去相場を知るには「モノレート」ですがヤフオクで販売もしくは仕入れをするにはこのオークファンを有効活用することで格安にて仕入れる事が出来ます。

この落札価格を知るだけでもオークファンを利用するだけの価値はあります。基本的には過去10年間まで戻って検索をかけることが出来ますが私の場合は通常時で3か月前まで最大で過去1年前までしか検索はしません。それ以上調べても無意味だからです。そして「モノレート」と違う最大のメリットは落札された金額・日時まで確認することが出来ます。

自動入札ができるということもオークファンを使っているメリットの一つです。自動入札とは購入者が入札終了の2分前・6分前・10分前・・・・に設定することでパソコンの電源を切っていても終了時刻になると自動的に入札が入ります。基本的には2分前で設定します。

この自動入札のツールはネットで検索すればフリーソフトが無料で手に入りますがやはり無料であるが故に使い勝手が非常に悪いです。なぜならパソコンの電源が入っていないと動作しません。パソコンの電源が入っていて初めて自動入札が可能になります。

なぜ?このような自動入札を使う必要があるかというと、ヤフオクはホントに商品がほしくて購入する人と転売目的で購入する人がいます。そして転売を目的とした人が儲かる商品を見つける最も簡単な方法は入札が入っている商品を目安に探す方法です。終了2分前に自動入札がかかれば他の入札者に見つかることなく格安で商品を落札できる可能性が高くなります。

 

利益が出やすい商品の特徴

利益の出しやすい商品は以下のいずれかに含まれることが多いです。

  • 価格崩壊しにくい商品
  • 売れている履歴がある商品
  • 廃盤や生産終了商品
  • 限定品や定価以上の商品

 

価格崩壊しにくい商品はライバルの少ない商品です。そもそも価格崩壊について知らない人のために簡単に説明しますと、自身の在庫を売りたいがために価格を下げて売れやすい状況を作ろうとして他のセラーもどんどん価格を下げていって価格がどんどん安くなってしまう状態のことです。

価格崩壊した商品はなかなか元の価格には戻りません。価格崩壊しにくい商品を扱うことで赤字にならない商品=利益の出しやすい商品を取り扱うことができます。価格崩壊がしにくい商品は先ほども少し話しに出ましたがライバルの少ない商品が狙い目です。つまりは出品者数の少ない商品を狙っていくことがお勧めです。

売れている履歴がある商品はAmazonが販路であれば「モノレート」や「Keepa」というツールを使って確認していきましょう。ヤフオクが販路であればヤフオク内の「落札相場」や「オークファン」を確認していきましょう。

廃盤や生産終了商品はライバルが少ないです。生産されていない商品なのでヤフオクなどに出品される機会も少ないため必然的にライバルが少なくなります。そのため価格崩壊もしにくく利益の出しやすい商品となっています。

限定盤や定価以上の商品はいわゆる「プレミア商品」です。これもいわば廃盤や生産終了商品を同じ位置にあります。ライバルが少なく価格崩壊もしにくい商品です。逆に仕入れてから販売するまでに価格が上がる可能性もあるため利益の出しやすい商品です。 

 

基本の国内転売リサーチ

国内転売のリサーチをするときはヤフオクから見ていきましょう。たとえAmazonで売れている商品を見つけてもヤフオクに出品されていなければ仕入れることはできません。ですのでヤフオクに出品されている商品がAmazonで価格差があるかどうか、ヤフオク→Amazonの順でリサーチしていくのが一番効率がいいです。

ヤフオクの検索窓に例えば「炊飯器」と入力します。

ヤフオク 転売 仕入れ

 

すると新品中古の色んな種類の炊飯器が表示されます。新品を仕入れるのであれば商品状態を「新品」に絞り込みます。

ヤフオク 転売 仕入れ

 

 表示された新品商品の型番をコピーしてAmazonの検索窓に貼り付けます。

ヤフオク 転売 仕入れ

 

ヤフオク 転売 仕入れ

 

すると型番検索した商品がヒットするので商品をクリックして商品ページを開きます。この時にている型番と間違えないようにします。画像左の商品が該当の商品です。

ヤフオク 転売 仕入れ

 

現在Amazonではこの商品の新品は19,085円です。
ヤフオクの価格が8,250円なので10,835円の価格差があります。価格差があることはわかりましたが、売れていなければ意味がないのでこの商品が売れているか確認します。

ヤフオク 転売 仕入れ

 

これは「Keepa」と呼ばれるグラフです。グーグルクロームの拡張機能です。追加していない方は追加しておきましょう。

Keepaの追加

Amazonには「Amazonランキング」というものがあります。売れている商品ほどランキングが高くなります。つまりは売れるとランキングが上がります。このKeepaで表示されているのは過去1ヶ月間の売れ行きです。
緑の線が上に行くとランキングは下がり、緑の線が下降するとランキングは上がります。緑の線が下降しているところで商品が売れたという予測ができます。
この下降の数=ギザギザの数が売れた個数になります。1ヶ月間で20個以上売れていることがわかります。

ヤフオク 転売 仕入れ

 

価格差があって売れていることがわかりました。
では次はこれを販売したらどれくらいの利益を得ることができるかを計算していきます。計算には「FBA料金シミュレーター」を使用していきます。


検索窓に「型番」か「ASIN」を入力します。ASINは商品ページの真ん中付近んの登録情報の中にあります。検索窓に型番かASINを入力して「検索」をクリックします。

ヤフオク 転売 仕入れ

 

ヤフオク 転売 仕入れ

 

すると商品がヒットするので販売価格を入力します。
今回は新品価格と同じ19,085円と入力します。すると純利益の部分に16,462円と表示されます。

これは19,085円で販売した時に手数料などが引かれた自分の手元に入ってくる入金額です。

16,462円が入金額になるので、もし10,000円でこの商品を落札できれば6,462円の利益、12,000円で落札できれば4,462円の利益を得ることができるということです。仕入れる際に価格、送料も必ず引いて計算していきましょう。

ヤフオク 転売 仕入れ

 

以上が基礎的なリサーチの一連の流れです。
商品リサーチをする時は自分の知っている商品を仕入れようと思いがちですが物販をする上で一番重要なので自分が知っているではなくて、「必要とされているものを販売する」つまり需要のあるものを販売するということです。

売れているかをKeepaで確認し需要のあるものを仕入れていきましょう。

 

ヤフオク仕入れ商品の転売先と特徴

ヤフオクで仕入れた商品は基本的にAmazonで販売していきますが販売する場所は幾つかあります。ですので各販売場所(プラットフォーム)についての特徴について説明していきます。

販売できるプラットフォームとしては以下があります。

  • Amazon.co.jp
  • 楽天市場
  • ヤフーショッピング
  • 楽天市場
  • フリル
  • メルカリ
  • ラクマ

Amazon.co.jpですがこれは日本のAmazonです。ほとんどの商品が販売できます。またネット上で一番価格が高いので仕入れた商品を転売する際に一番販売しやすく、多くの方がAmazon.co.jpで販売しています。

1つの商品ページに複数の出品者が参入する「あいのり出品」という形をしており、商品ページはすでにできているため特に販売するためのスキルなどは必要ありません。初心者が転売を始めるにあたり一番始めやすいことでも知られています。

楽天市場はAmazon.co.jpの次に売れているプラットフォームです。Amazon同様にほとんどの商品が販売できます。ただAmazonは販売するためのスキルが不要ですが、楽天市場は同じ商品でも商品ページがいくつも存在するため販売するためのスキルが必要になってきます。

いかにその商品がいいのかを商品説明、画像を駆使して説明していかなければならないので初心者には参入障壁は少し高めです。上級者向け。

ヤフーショッピングは楽天市場と同様で初心者には参入障壁が高めです。ただ楽天市場に比べると初期費用なども安いので中級者に向いていると言えます。

フリルはフリマアプリです。フリマアプリとはフリーマーケット方式のプラットフォームです。主にファッション系の商品の取り扱いが多いのでファッション系の商品を販売するに適したプラットフォームです。初心者向け。

メルカリはフリル同様フリーマーケット方式のプラットフォームです。ただフリルと違いファッション系だけでなくほとんどの商品を販売することができます。Amazonの次に参入しやすい初心者向けのプラットフォームです。フリマアプリの中では一番集客力のあるプラットフォーム。

ラクマは楽天が提供しているフリーマーケット方式のプラットフォームです。メルカリの次に大きなフリマアプリです。ほとんどの商品を販売することができますが、メルカリに比べると集客力はかなり落ちます。他のすべてのプラットフォームには商品を販売すると販売手数料をいうものが課せられます。

ただ、ラクマでは販売手数料が無料となっているので販売価格が他のプラットフォームよりも安くなっても販売手数料がかからないので多く利益を上げることもできます。初心者向け。

 

より利益を上げるためのポイント

ヤフオクで仕入れてAmazonで販売する、これだけでも利益を上げていくことは可能です。ただ、より利益を上げていくためにいくつかポイントがあります。

 

  • 複数のプラットフォームで販売する
  • 不良在庫は定期的に処分する
  • 売れた商品をリピート仕入れする
  • 仕入れ金額をあらかじめ決めておく

 

基本的にAmazonで販売を行っていきますが、メルカリなどでも利益の上がる商品であればAmazonで販売しながらメルカリにも出品していきます。
物販では「早く売る」というのが大きなポイントになってくるので早く販売するためにも複数の販路を設けておくことで早く在庫をはけることが可能になります。

上記でも言ったように物販では早く売ることが大きなポイントです。
売れない在庫を抱えておくことは赤字同然です。早めに損切りしていきましょう。

 

例えば仕入れ金額10,000円の商品があったとします。
販売が15,000円の場合は5,000円の粗利が出ます。
しかし、これが売れなければ仕入れ金額の10,000円は赤字と同じです。

15,000円で売れなければ値下げして売れる価格にしていきます。どんどん値下がりして販売価格が10,000円になってしまったら利益はゼロです。利益が出ないだけならいいのですが、販売価格が9,000円になってしまったら1,000円の赤字が発生します。

赤字を恐れて10,000円のままにしておくと他のセラーが9,000円だったらいつまでたっても売れません。3ヶ月後に10,000円で売れたとしても仕入れ金額の10,000円は3ヶ月間で利益ゼロです。

 

もし、1,000円赤字の9,000円で早めに損切りしていれば9,000円はすぐに手元に戻ってきます。この手元に戻ってきた9,000円で仕入れをして販売を行っていけば、最初は1,000円の赤字が出ていても仕入れ、販売を繰り返せば3ヶ月後には1,000円、2,000円、3,000円と利益を上げることは可能になります。

ですので売れない在庫は早めに見極めて、赤字でもいいので損切りし、次回の仕入れに回していくことが、より利益を上げていく上では重要な決断となります。

売れた商品、利益の出た商品は積極的にリピートしていきましょう。他の売れる商品、利益の出る商品をリサーチしていくよりも効率的に仕入れができます。
同じ時間の中でどれだけ仕入れができるかで売り上げ、利益は変わってきます。
時間効率を意識して時給単位で実践していくことが利益を上げるためには必要なことになります。

仕入れ金額はあらかじめ決めておきましょう。仕入れ金額のボーダーを決めておくことで深追いをしなくなります。
ヤフオクでは入札によって落札できるか決まってきます。

自分が入札した金額を他の入札者が高値更新した場合、どうしても負けたくないだとかいう感情が入ってきます。
しかし自分のボーダーを越えられたら利益は出ない価格になってしまっています。

落札できても利益は出ないので、利益の出ない商品を仕入れて販売しなければならなくなります。手間と時間を考えると非常に効率が悪いので仕入れ金額はあらかじめ決めておき、深追いをしない、これを徹底しておくようにしましょう。

 

物販初心者が参入しやすく、副業としても人気の国内転売。
非常にシンプルで簡単ではあるので誰でも稼げます。要点を抑えてより効率的に稼げていけたらいいですね。