副業として一定の人気があるせどり。
アプリを使うと、効率よくせどりを行えます。
しかし、せどりに関するアプリは多く、どれを使えば良いかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではせどり初心者向けを対象に、せどりアプリのメリットやデメリットのほか、アプリの選び方、さらにアプリを使ってやるべきことまで詳しく解説します。
これから自分に合ったアプリを選ぶための参考にしてみてください。
せどりアプリとは?
せどりの基本は、安く買って高く売ることです。
そのため、きちんと利益が出る商品を仕入れる必要があります。
しかし、ある商品に対して実際に利益が出るかどうかを自分で調べるのは難しく、時間や労力もかかるでしょう。
副業としてある程度の利益を出すためにも、商品検索のような事前作業は時間をかけずに効率化していく必要があります。
この効率化を図ってくれるアプリが、せどりアプリなのです。
せどりアプリを使うと、検索した商品が売れ筋のものであるか、あるいは実際に利益が出るのかといった、せどりに不可欠な情報を自動的に表示してくれます。
基本的な使い方は、気になる商品の名前や型番を入力するだけです。
インターネットなどから検索して調べるよりも、早く、効率よくせどりに関する情報を入手できます。
しかも、仕入れ先や販売のサポートなど、せどりの作業に役立つ情報までサポートしてくれるアプリも少なくありません。
なお、アプリには有料と無料のものがあります。一般的には有料のほうが機能的に優れているものが多いといえるでしょう。
せどりアプリのメリット
せどりアプリにはせどりを簡単に行うための機能がいっぱいあります。
紹介する具体的なメリットを理解して、せどりを効率よく進めてみましょう。
作業効率が向上する
せどりアプリを使うと、せどりの作業時間を大幅に削減できます。
特に、初心者のうちは作業時間の削減がとても重要です。
せどり初心者は、どの商品が利益を出してくれるのかといった知識を持っていません。
そのため、せどり向きの商品をリサーチするのに時間がかかります。
なかなかせどりを実施できない、できたとしても利益があがらないようでは、副業としては成り立たないでしょう。
しかも、せどりで商品が売れたあとは、発送や検品を行うための時間も必要になります。
こうした必要な作業時間を確保しながら利益をあげるためにも、せどりの実施では作業効率のアップが不可欠です。
作業時間が短縮できると扱える商品も増えるため、多くの利益を見込めるでしょう。
もちろん、初心者としてせどりに関する知識や情報を身に付けることはとても大切です。
しかし、初心者のうちから利益をあげたいのであれば、せどりの勉強と並行して、知識や情報をアプリに肩代わりしてもらうのが一番の近道といえます。
商品リサーチというもっとも時間のかかる作業を効率化できるメリットは、生かさない手はありません。
仕入れが楽になる
せどり初心者にありがちなのが、仕入れ作業における失敗です。
多くのせどり初心者は商品を選ぶ際に、利益が出るかどうかを精査することはなく、自分の勘だけを頼りにしています。
そのため、思うような利益が出なかったという失敗につながりやすいのです。
確かに、慣れてくると経験に裏付けられた勘でもって目利きができるようになるでしょう。
しかし、せどりの上級者であっても、自分の勘だけを頼りにしているのではなく、商品の情報をきちんと調べたうえでせどりを行っています。
商品の情報を把握したうえでせどりを行うためにも、せどりアプリは必須といえるでしょう。
せどりアプリでは検索した商品についての値動きや、商品の売れ行きといった情報を簡単に確認できます。
こうした情報をもとに仕入れを行えば、自分の勘だけで行うよりも失敗するリスクを減らせるでしょう。
また、検索した情報をもとに商品をリストアップしておけば、売れ筋の商品だけを一気に仕入れることも可能です。
ベテランと同じようにアプリを使いこなして、仕入れを楽に済ませてしまいましょう。
せどりアプリのデメリット
効率よくせどりを行うためには欠かせないせどりアプリにも、いくつかのデメリットがあります。
デメリットの具体的な内容をよく理解して、うまく折り合いを付けながら利用しましょう。
有料のアプリはある程度お金が必要になる
せどりのアプリには、有料のものと無料のものがあります。
一概にどちらのアプリが優れているというわけではありません。
しかし、有料のせどりアプリは無料のものに比べて機能が充実しているため、活用の幅が広がります。
可能であれば初心者の場合は機能が優れている有料のものを使うと良いでしょう。
無料のものはいつでも利用できる反面、有料のものよりも機能面で劣る傾向にあります。
もちろん、有料のアプリを使うためには費用がかかります。
支払いは月額タイプと買い切りのタイプに分かれるので、購入する際にはよく確認しましょう。
月額タイプは1回あたりの費用が安く済む一方、毎月の費用が発生します。
買い切りタイプは値段が高めに設定されているものの、支払いは1度きりです。
初期投資をあまりかけたくない初心者にとって、有料アプリは厳しい選択となるかもしれません。
しかし、アプリによって値段や支払い方法が異なるので、場合によってはそれほど負担をかけずに入手できるでしょう。
使えるようになるまで時間がかかる
どれだけ機能的に優れたせどりアプリを持っていても、きちんと使いこなせなくては意味がありません。
正しくせどりアプリを使用できていない場合、正確なせどりのデータが残せなくなってしまいます。
そうすると、取引履歴を今後の参考にするのが難しくなるでしょう。
また、せっかく機能的に優れている有料アプリを購入しても、使いこなせていないのであれば意味がありません。
お金をかけた意味が薄れてしまいます。
せどりアプリを正しく使うためには、使用方法に慣れる必要があります。
けれども、はじめてせどりアプリを使用する場合、価格の比較方法をはじめとする独特のコンテンツに悩む可能性があります。
また、普段アプリをあまり使用しないという人も、操作方法の習得に時間がかかるでしょう。
人によって操作方法の習得期間は異なるものの、慣れるまでに多少なりとも時間がかかるのがデメリットです。
しかし、アプリの習得期間を回避する方法は基本的にありません。
今後のせどり作業を効率よく進めるために、多少時間をかけてでも操作方法や効果の出る使い方をきちんと覚えていきましょう。
せどりアプリを選ぶときのポイント
せどりアプリにはさまざまな種類があります。
数ある中から使えるアプリを選ぶためにも、次に紹介するポイントをきちんと意識しておきましょう。
せどりアプリを使いたいときを明確にする
まず、せどりアプリを使って何をしたいのかを明確にしましょう。
せどりアプリにはせどりに関連するさまざまな機能が備わっています。
しかし、アプリごとに強みとしている機能は異なるものです。
ただ評判だけをもとにアプリを選んでみても、アプリの特徴と使用者のニーズが異なっていると、うまく機能を生かせられません。
目当てのアプリを見つけるためにも、せどりにおいてどの作業を効率化したいのかをよく考えることが大切です。
せどりにおける主な作業は、商品リサーチ、仕入れ先の決定、そして販売のサポートです。
初心者の場合は利益を出すまでの期間中、こうした作業をくり返すこととなります。
ひとつひとつの作業に時間がかかることも少なくありません。
しかし、ある程度せどりを実施したら、自分がもっとも効率化したい作業が見えてくることでしょう。
そうすれば、あとは目的にあったアプリを探すだけです。
目的に合致したアプリを用意できれば、一気に作業効率がアップし、利益をあげられる可能性があります。
使うアプリは必要最低限にする
特定の機能に強いせどりアプリには、無料のものも多くあります。
無料であれば使いたいだけ使えるため、アプリを複数インストールして機能ごとに使い分ければ良いと思う人もいるでしょう。
しかし、せどりアプリの機能は日々向上しており、1つのアプリで必要な機能を幅広くカバーしているものも多くあります。
ある特定のアプリでなければ使用できないような機能はまずありません。
仮にあったとしても、利益を劇的に左右するとはいえないものがほとんどです。
そのため、使用するアプリは基本的に1つあれば十分です。
複数のアプリを使うことにあまりメリットはなく、むしろデメリットとなる可能性があります。
たとえば、複数のアプリを持っていると重複する機能が出てきます。
そのため、同時に使っていると逆にせどりの作業効率を下げてしまうこともあるのです。
また、機能が重複していることで、使わなくなるアプリも出てくるでしょう。
しかも、アプリの数だけ操作方法を覚えるのに時間がかかります。
使わない可能性のあるアプリの操作方法を覚えるくらいなら、アプリを1つに絞ってせどりの実務作業に時間を使ったほうが早く利益をあげられるでしょう。
無理に有料のものを使わない
先に紹介したように、有料のアプリは機能が充実しているため、初心者のうちは有料のものを選んでおけば間違いはありません。
無料のものよりも性能が優れていることが多く、しかも動作が安定しているので、操作上のフラストレーションがたまりにくいというメリットがあります。
しかし、当然ながら有料のアプリを用意したからといって、必ずしも利益をあげられるとは限りません。
導入目的に合致したものをきちんと選択すれば、無料のアプリでも十分に作業効率を図ることが可能です。
また、有料アプリが持つ機能を無料アプリで代用できるケースも少なくありません。
自分に合わなかった場合でも、無料アプリならいくらでも試用が可能です。
そのため、費用などの観点から有料のアプリを導入するのが難しい場合は、無理に使用しないようにしましょう。
たとえば、一定の利益が出るようになってから有料アプリに切り替えるといったように、金銭的な余裕が出てきてからじっくり選び直してみるのも一つです。
せどりアプリを使うときにやるべきこと
せどりアプリを導入したら、ぜひとも行って欲しいことがあります。
これから紹介する2つの行動は、いずれもせどりの作業効率化をアップさせるために欠かせないものです。
一朝一夕では難しいものもあるので、こつこつと習慣化していきましょう。
仕入れリストをつくる
初心者の場合、せどりアプリの活用と並行して仕入れリストをつくってみましょう。
仕入れリストとは、せどりで実際に仕入れた商品をリスト化したものです。
リストには商品名や価格といった基本的な情報を入力します。
また、JANコードのような製品コードも欠かせません。
製品コードを記載しておけば、もう一度仕入れる際にもコードをコピペするだけで済みます。
つまり、アプリがなくてもリストさえあればせどりを行えるようになるのです。
なお、リストに記載する価格は仕入れ価格のほか、販売価格や実際に売れた価格も記載しておきましょう。
そうすることによって、売れる商品だけを集めた自分だけの仕入れリストが完成します。
確かに、せどりアプリは新しい商品を開拓するときには非常に有効なツールです。
しかし、既に利益を出した実績がある商品について、アプリでわざわざ調べ直す必要はありません。
むしろ売れ筋商品がわかっているのであれば、せどりアプリに頼るのは逆に非効率だといえるのです。
利益を出せる商品をリスト化しておけば、あとはリストをもとにせどりをくり返すことで、効率よく、安定した利益を生み出せる可能性があります。
スキルを高める
初心者のうちは、仕入れ先や売れ筋商品などについての知識がほとんどありません。
しかし、勉強してからせどりを行うのでは非効率だといえるでしょう。
せっかくせどりアプリが商品に関する有益な情報をもたらしてくれるのですから、利用しない手はありません。
せどりアプリをつくって商品の情報を分析していくと、どのような傾向の商品が利益を生み出すのかが理解できるようになります。
つまり、せどりに関する目利きが養えるようになるのです。
商品の分析には、先に紹介した仕入れリストと合わせて活用するのも有効です。
仕入れた商品の情報をリストへどんどん記録していき、高い利益が出た商品の情報を比較してみましょう。
すると、商品や仕入れ先、ジャンルなどの共通点が見えてくることがあります。
そうして利益を出す商品のポイントが理解できれば、しめたものです。
知識や相場観に基づいて商品を選べるようになると、せどりアプリを活用しなくても作業できるようになります。
今までよりも効率よく作業が進むだけではなく、新規商品の開拓にも時間をかけなくて済むようになるでしょう。
せどりアプリで作業を楽にしよう!
せどりアプリを使うことによって、せどりにおける作業効率をアップさせ、作業時間を有意義に使用できるようになります。
紹介した内容を参考にしてせどりアプリを導入し、自在にせどりができる状態を目指してください。
なお、物販総合研究所では、せどりを実践したうえで選別を行った有益な情報のほか、物販ビジネスに必要なアプリを提供しています。
ぜひメールアドレスを登録して情報を入手し、せどりを成功に導きましょう。