無在庫転売のメリットとは?
まず始めに、無在庫転売がビジネスとしておすすめな理由をご紹介していきます。
(関連)無在庫転売とは?副業物販にピッタリな無在庫せどりのやり方&仕入先
赤字にならない
無在庫転売のメリットはなんといっても、赤字がでないことです。
無在庫転売とは、商品を仕入れる前に出品し注文を受けてから仕入れるといったビジネスです。
通常の転売の場合には、商品を仕入れてから出品して注文がきたら発送するため、仕入れた商品が売れなければ赤字がでてしまいます。
しかし、無在庫販売の場合にはそもそも注文を受けてから仕入れるため、売れ残るといった心配がありません。
利益が確定してから仕入れることができるため、赤字が出るというリスクを軽減できるのは大きなメリットです。
配送の手間がかからない
配送の手間がかからないことも、無在庫転売のメリットでしょう。
無在庫販売の場合にはそもそも手元に商品がありません。
そのため、注文を受けてから仕入れ先に連絡をすることになります。
この際、仕入れ先に伝えるお届け先を購入してくれた人の住所にすることで、配送の手間がなくなります。
仕入れ先から直接購入者に届けてくれるわけですから、自分自身で梱包や発送をする必要がないのです。
転売をするうえで、梱包や発送といった配送の手配は大きな負担になります。
無在庫販売なら、この手間を省くことができるので手軽に始めることができるのです。
(関連)NETSEA仕入れで無在庫転売ができる!そのやり方とは?
商品を保管しておく必要がない
商品を保管しておくスペースが必要ないことも良い点です。
転売に限らず、商品を売る場合には商品を保管するスペースが必要になります。
転売の利益を増やそうと思うのなら、商品を多く仕入れて保管しておかなければいけないでしょう。
自宅に広いスペースがある場合には保管しておくことも可能ですが、マンションなどに住んでいる場合には難しいのです。
そのため、保管スペースとしてレンタル倉庫を借りたり、別の賃貸を契約したりする必要があり、余計な経費がかかってしまいます。
無在庫販売は注文を受けてから仕入れる方式なので、そもそも在庫を抱える必要がありません。
保管スペースも必要ありませんから、余計な経費をかけることなくビジネスができるでしょう。
無在庫転売ツール比較表&おすすめ4選
ここから4つのおすすめの無在庫転売ツールをご紹介します。
ツール別に比較表をまとめましたので、ご覧ください。
ツール名 | 対応サイト | 月額料金 | 無料お試し | 主要機能 |
---|---|---|---|---|
Trade Trap | Amazon | ¥15,000 | あり | ライバル商品の監視 |
オークタウン | ヤフオク | ¥4,980 | あり | 出品、検索 |
E-Strike | eBay、ヤフオク | ¥14,800 | なし | 出品、検索、在庫管理 |
AppTool | ヤフオク | 原則無料 | あり | 出品、評価 |
※表のツール名をタップすることでツールの詳しい紹介が見れます
ご覧のとおり、対応サイトがツール別で異なっておりますので、利用したい販売先に合ったツールを利用する必要があります。
それぞれのツールの詳しい内容を見ていきましょう。
Trade Trap(トレードトラップ)
電脳せどりのおすすめツール1つ目は、Trade Trap(トレードトラップ)です。
トレードトラップは、Amazon販売で利用できる無在庫転売ツールで、ライバル商品の監視ができます。
無在庫転売はリスクが少ないため、ライバルセラーが多いのが特徴となっています。
そのため、対策をおこなわずに出品すると、ライバルよりも高い価格になってしまい購入してもらえないといった問題が起こるのです。
しかし、トレードトラップならライバルセラーのIDを登録することで、そのセラーの出品情報を監視することができます。
ライバルセラー監視では、商品の価格だけでなく、ランキングやライバルセラー数なども表示してくれるので、どのような商品が売れるか、ライバルの少ない狙い目の商品はあるかなど、さまざまな情報を得ることができます。
安い商品・売れる商品を見つけることが重要な転売に、非常に役立つのです。
在庫監視がおこなえるのも良い点でしょう。トレードトラップには在庫数監視という機能があります。
これは商品を登録することで1日に1回、在庫数や販売価格を取得する機能です。
商品ごとにライバルセラーの数や在庫数、販売価格を知ることができるのはメリットになるでしょう。
ライバルセラーよりも価格を下げることで購入してもらえる確率が高まりますし、上手く運用していくことでライバルセラーが撤退していくことも考えられます。
トレードトラップでは、転売向け商品のリスト化もおこなってくれます。無在庫販売では、需要が高い商品、品薄の商品などを見極めて出品することが重要なのです。
個人で調べるには限度がありますが、トレードトラップなら独自のアルゴリズムで転売向けの商品をリスト化してくれます。
例えばAmazonで品切れになっている商品、販売していない商品もしくは予約受付中の商品などの情報を取得してくれるので、効率的に無在庫転売がおこなえるのです。
オークタウン
オークタウンは、ヤフオク販売で利用できる出品ツールです。
オークタウンの特徴は、なんと言ってもヤフオクへの大量一括出品の管理に特化していることでしょう。
そのため、ヤフオクで無在庫転売をおこないたい場合には向いているツールです。
オークタウンでは大量一括出品ができる機能があります。
Excelフォームで商品編集をして出品できるので、無在庫転売が初めての人でも簡単に出品することができるのです。
また、簡単出品にも対応しています。
簡単出品とは出品時のパターンが保存できる機能です。
パターンを保存できることによって、面倒な商品情報入力を省くことができるのは、大きなメリットでしょう。
商品情報をその都度入力していくと、時間が多くかかってしまいます。
オークタウンの簡単出品を使うことで、時間を大幅に節約することができますから、副業として無在庫転売をしたい人にもぴったりです。
予約出品の機能もあります。本業の合間に無在庫転売をしているケースでは、なかなか出品の時間が取れない場合もあるでしょう。
そのような場合には予約出品を使うと便利です。
予約出品は、24時間365日いつでも簡単に出品することができます。
複数の商品を同時出品する、10分や1時間といった間隔で出品していくといった自動連続出品にも対応しています。
予約設定さえしておけば、夜中や早朝の出品も可能なので自分の思い通りの時間に出品することができるでしょう。
→ オークタウン
E-Strike(イーストライク)
E-Strike(イーストライク)は、eBay販売、ヤフオク販売で利用できる無在庫販売全体を管理できるツールとして知られています。
出品やコメントの管理、在庫管理などだけではなく、アカウント編集までイーストライクからできるため、非常に利便性の高いツールなのです。
サポート体制が充実していることも安心できるポイントになります。
イーストライクでは、専属のサポートスタッフが在籍しています。そのため、迅速なサポートが期待できるのです。
また、初めて使う人に向けて図解マニュアルも提供しているので、無在庫販売初心者の人でも使いやすくなっています。
利用者に寄り添ったサービスを展開していることも魅力のひとつでしょう。
例えばイーストライクでは、ユーザー同士が交流できる環境が整っています。
無在庫転売をする際に、本当にこれでいいのかと不安になったり、無在庫転売の先輩に相談をしたいと思ったりすることもあるでしょう。
そのようなときに、イーストライクなら簡単に交流することができます。
イーストライクでは専用SNSや掲示板などのサービスをおこなっています。そのため、気軽に情報交換や相談ができるのです。
情報を共有したり交換したりすることで、お互いに良い影響を与え合うことができ、物販ビジネスが活性化します。
また、対面セミナーも開催しています。
対面セミナーで実際に交流することで、無在庫転売の不安や疑問点を解消できるのはメリットでしょう。
中国輸入代行サービスが使えるのも、イーストライクの特徴です。
中国輸入をしたいけれどもどうしたらいいかわからない、不安感があるという人も多いでしょう。
そのような際に、イーストライクを使うと簡単に中国輸入がおこなえます。
商品URLを送るだけで、仕入れ先なども探してくれますから、非常に手軽なのです。
月額料金や初期費用は一切かかりませんので、安心して代行サービスを使うことができるでしょう。
条件によっては出品代行にも対応するなど、万全のサポート体制が整っています。
AppTool(アップツール)
AppTool(アップツール)は、ヤフオク販売で利用できる出品、評価ツールです。
AppToolは、作業画面が非常にシンプルなので、初心者でも使いやすいのが特徴です。
クラウド上に保存されるため、PCだけではなくタブレットやスマホからの操作も可能です。
いつどこからでも出品管理ができるため、忙しい人にもぴったりでしょう。
再出品作業の時短ができることも、AppToolの強みです。
AppToolでは、一括処理をおこなうことができます。
出品、再出品、評価、注目、取り消し、早期終了といった作業が、一括で処理できるのです。
商品1つにつき約1秒の高速処理を実現しているため、作業時間を大幅に短縮することができるでしょう。
無在庫転売ツールの選び方
無在庫販売を効率的におこなうためには、より良い自分に合ったツールを選ぶ必要があります。
無料ツールか有料ツールか?
無在庫転売に使えるツールは、さまざまなものがあります。
無在庫転売の規模によっては、無料のもので十分なケースもあるでしょう。
しかし、規模が大きい場合には、高機能のツールを使ったほうが効率的です。
どのくらいの規模で無在庫転売をするのか、かけられる経費はどの程度なのかをはっきりさせることが、ツール選びの第一歩です。
必要な物販機能は揃っているか?
ツールの機能を比較することも大切になります。
ツールによって特色は違い、力を入れている機能も違ってきます。
さまざまな機能があったとしても、使うことがなければ意味がありません。自分に必要な機能なのかどうかを把握するようにしましょう。
例えばヤフオクをメインに無在庫転売をおこなうのなら、ヤフオクへの出品が楽にできる機能が備わっているものを選ぶといったように、自分にとって重要な機能をピックアップすると選びやすくなります。
使い勝手はいいか?
使い勝手の良さもポイントになります。
高機能のツールであっても、使いこなせないのでは宝の持ち腐れです。
そのため、使い勝手の良さや扱いこなせるかどうかも、きちんと比較すると安心です。
初心者であるのなら、操作画面がシンプルなものを選ぶなど、使いやすさを中心に選ぶことが求められます。
無在庫転売でツールを使う際の注意点
無在庫販売をおこなう上で便利なツールは多くありますが、ツールを使う際には注意すべきこともあります。
完全自動化はできないと認識する
ツールは、あくまでも無在庫転売の作業を効率化させるためのものです。
ツールさえあれば稼げるようになるというものではありませんし、ツールで仕入れから販売、発送、評価までを完全自動化できるものでもありません。
全ての作業を手放しにして、自動物販で稼ごうと思っている人は考えを改めたほうがいいでしょう。
爆死の可能性もゼロじゃないと認識する
ツールに頼りすぎると、自分自身でコントロールできなくなるため、突然起こるトラブルに対応できないなどの問題が起こる可能性もあります。
具体的には、
- 商品が売れたものの仕入れられる店舗がない
- 商品価格が高騰して販売価格よりも仕入れ価格が高くなってしまった
などの問題です。
ツールで稼ぐといった意識ではなく、作業を効率化させるための手段なのだといった意識を強く持つことが重要です。
価格競争に巻き込まれる可能性があることを認識する
自動リサーチにも注意が必要になります。
自動リサーチは情報収集のためには優秀な機能なのですが、それだけに頼ってしまうのはよくありません。
自動リサーチでは、ライバルの多い商品を出品してしまう可能性が高いのです。
例えばAmazonの売れ筋商品をリサーチし、ヤフオクへと出品するといった方法をとるとしましょう。
この場合、同じツールを使っているライバルと同じ商品を出品してしまう危険性があります。
ライバルが多ければ多いほど、売れない状況になりますし、価格競争によって利益も小さくなる末路が待ち受けています。
ライバルが多い商品を出品し続けることによって、結果的に商品が売れなくなり稼げなくなってしまうのです。
ツールに頼りすぎないことが大切
ツールは作業を効率化させるために必要なものだと考えて、ツールに頼りすぎず自分自身で考え判断する習慣をつけておくことも大切です。
ツールによって、出品やアカウント管理などの手間は大幅に軽減できます。
そのため、ツールを使うことで省略できる部分や時短できる部分は、ためらわずに効率化してしまって構いません。
しかし、どのような商品を扱うか、ライバルセラーの動向から戦略を練るなどの工夫は自分自身でおこなわなければ、安定して稼ぐことは難しいでしょう。
ツールを使う部分と、自分で考えて判断する部分をしっかりと区別して、より稼げるように工夫することが大切です。
ツールで時間を効率化しよう!
無在庫販売で多くの商品を扱う場合には、自分1人で管理することは難しくなります。
商品管理を行う際には、ツールは非常に便利な存在でしょう。
ツールにはさまざまなものがありますから、自分に合ったものや必要な機能が揃ったツールを選ぶことが重要です。
物販総合研究所なども活用して、無在庫転売で効率的に稼いでいきましょう。